※この作品はR-18です。

記憶を無くした提督が成長していく様です   作:鳳 政宗

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第19話 とある出会い⑦~邂逅~

長門「ある程度進撃したが特に動きがないな。」

 

山城「そうね。提督も言ってたけど警戒は必要よ。」

 

長門「それもそうだが…。」

 

榛名「敵もこちらの動きを警戒しているのではないですか?」

 

長門「あぁ、そうだな…ッツ!周辺警戒!」

 

長門が何か話そうとしていたが、何かがこちらに接近している様で、艦娘達は気を引き締めた。

 

長門「あれは…早速のお出ましか!」

 

出現した敵を見てみると、提督の情報通り空母ヲ級改flagshipを中心としたかなりの規模の戦力だった。戦艦ル級や駆逐イ級、雷巡チ級等が多数確認できた。そして…

 

長門「な、なぜここにあいつらが…」

 

長門達が見かけたそれは巨大な角を頭に持ち、これまた巨大な艤装があった。その艤装はとても凶悪で近づくもの全てを粉砕出来そうであった。側にはそれを小さくした様な深海棲艦が居た。

 

名前を港湾棲姫と北方棲姫。とても凶悪なコンビは近くに戦艦級の深海棲艦を従えていた。

 

港湾棲姫「クルナ…ト……イッテイル…ノニ……」

 

北方棲姫「コナイデ…ッテ…イッテル…ノ…?」

 

恐らく向こうもこちらを確認したのであろう。周囲の深海棲艦も同時にこちらへ凄まじい威力の砲撃を行ってきた。

 

長門「ビックセブンの力、侮るなよ!」

 

こちらも負けじと戦艦級は砲撃を始め、一航戦を中心とした空母勢は艦載機を発進させた。

 

赤城「艦載機のみなさん、用意はいい?」

 

加賀「ここは譲れません。」

 

龍驤「艦載機のみんなぁー、お仕事お仕事ー!」

 

多数の空母勢を中心としたこちらの戦力なら、制空権を確保するのは難しくなかった。中には対空砲火で応戦する敵もいたが、航空戦である程度の戦力は削げた様であった。

 

山城「出だしは好調のようね。このまま突破しましょう。」

 

山城の言葉を皮切りに、艦娘達は各々の持てる火力を全面にぶつけていった。

 

 

 

 

どれくらい時間が経っただろうか。敵は主力級を除いてほぼ全滅。空母ヲ級改flagshipは小破、港湾棲姫、北方棲姫も中破程度には損害を与えた。対してこちらは空母勢と重巡以下が小破、戦艦級はほぼ無傷という比較的理想といえる感じだった。

 

長門「このまま押し切るぞ!」

 

空母勢が後方から艦載機で支援しながら戦艦が空母ヲ級改flagshipを砲撃、長門と山城、金剛型は港湾棲姫と北方棲姫に攻撃を仕掛けた。

 

港湾棲姫「ナニモ…ナニモ…ワカッテナイ」

 

北方棲姫「ゼロ…オイテケ…」

 

このまま押し切れば殲滅できる、そう感じた。

 

長門「後一押しだ!皆踏ん張れよ!」

 

 

 

 

 

 

 

どのくらいの時間が過ぎただろうか。敵は姫級と空母ヲ級改flagshipが大破、それ以外の敵は撃沈か撤退に追い込んだ。

 

ビスマルク「なんとかなったわね…。」

 

長門「そうだな。前線基地の方にも別働隊が向かった形跡はない。我々の勝利だ。」

 

ビスマルク「えぇ…ん?」

 

長門「どうした?」

 

ビスマルク「何か聞こえない?」

 

長門「そういえば…あのヲ級からか?」

 

ビスマルク「…え!?」

 

長門「なんだ!?」

 

ビスマルク「あのヲ級…もしかして!」




遂に作戦を完遂した艦娘達。ビスマルクがヲ級に対して何か気づいた模様。果たして何に気づいたのか…。
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