※この作品はR-18です。

記憶を無くした提督が成長していく様です   作:鳳 政宗

3 / 51
第3話 艦娘との交流 ①

その日は朝から大忙しだった。

 

朝の演説から始まり、それが終わると今度は大淀から秘書艦を選ぶよう言われた。

 

鳳「秘書艦?」

 

大淀「はい。鎮守府の提督になった方にはそれぞれ1名ずつ秘書艦を選んで頂いてます。今すぐ、とは言いませんがなるべく早く選んでください。因みに誰を選んでも大丈夫ですよ。」

 

鳳「なるほど。秘書艦か…。」

 

この2日でまともに接したのは大淀、電、大和、長門であった。大淀はどうやら秘書艦に指名出来ない様なので、別にその他の人物でも良さそうだが、どうせなら多少でも接した事のある方が良いだろう。

 

そう判断した鳳はこの中から選ぶ事にした。

 

電は1番最初に接した人物。とても気さくで接しやすく、咄嗟の判断も申し分ない。しかしどこか頼りない感じがするのは気のせいだろうか。

 

次に接したのは大和。と言ってもまともに接した、と言うよりは電と会話していたのを横から聞いて、多少会話しただけだった。こちらは、あまり接してない故に大和という人物を理解していないのか、どこか頼りない感じがした。

 

最後は長門。俺を提督にするのを提案した人物。咄嗟の判断力も申し分ないし、誇り高く、誰からも頼られてる人物である。

 

鳳「秘書艦を選ぶなら…長門かな。ここの艦娘とはあまり接してないからなんとも言えないけど、1番頼れそうだし、なにより機転がきく。俺を提督にしようと考えたのも長門なら、俺を指名した責任でも取ってもらおうか」

 

大淀「分かりました。では秘書艦は長門でよろしいですね?」

 

鳳「あぁ。長門なら任せても大丈夫だろう。」

 

こうして俺は長門を秘書艦に任命する事にした。

 

 

 

 

長門「私が秘書艦か。」

 

大淀と話し終えた俺は司令室に来た長門に秘書艦に任命する旨を伝えた。

 

長門「わかった。前任の提督の秘書艦も務めていたからな。この長門、是非秘書艦を努めさせてもらう。」

 

鳳「よろしく頼む。…と言っても何もわからないから最初は長門に頼ることにするよ」

 

長門「確かに何もわからないのは仕方ない事だ。近々、提督は大本営に出向く事になる。その時に正式に提督に就任するだろう。」

 

鳳「その大本営にはいつ向かうんだ?」

 

長門「恐らく明日か明後日にでも呼ばれるだろう。その時までに、ある程度の事は覚えてもらいたい。」

 

こうして俺は大本営に呼ばれる日まで、大まかな作業は長門に任せつつ、この鎮守府の事や提督の仕事を覚える事にした。

 

1通りの事を終えると時刻は昼過ぎであった。そういえば朝食は司令室で取ったが昼食はどうしようか。そう考えた俺は他の艦娘との交流も含めて食堂へ向かうことにした。

 

昼食時と言うこともあり、食堂内はかなりの人数がいた。長門と一緒に食堂に向かった鳳は始めこそ気づかれなかったが暫くすると誰かが気づいたらしく、何人かが近くに寄ってきた。

 

金剛「ヘーイテートクぅ〜。この鎮守府はどうですカ〜?」

 

少しカタコトのこの娘は金剛型 1番艦 戦艦の金剛。英国から来たらしく、俗に言う帰国子女であった。

 

鳳「あぁ、まだ2日しか経ってないからなんとも言えないね。風紀が乱れてる、とかは無さそうだし。特に問題はない、としか」

 

金剛「そうなんですカ〜。これからもヨロシクデース!」

 

鳳「こちらこそよろしく。」

 

その他の艦娘とも会話をしながら鳳は午後の予定を立てた。

 

といっても大抵の事は長門と大淀がこなしているので、今は艦娘との交流を深める事にした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。