※この作品はR-18です。

記憶を無くした提督が成長していく様です   作:鳳 政宗

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第36話 提督の過去⑪ 決断

長門「順調だな。」

 

加賀「えぇ。提督に連絡をしましょう。」

 

 

 

加賀「…繋がらない。」

 

長門「なんだと?」

 

加賀「繋がらない、というよりは提督が連絡に応答しないわ。」

 

長門「明石は!?明石なら提督の側にいるだろう?」

 

ビスマルク「出ないわね。さっきから反応がないわ。」

 

長門「…急ぐぞ!」

 

 

 

 

長門達が戻る少し前

 

鳳「いい感じだな。姫級や鬼級が出てこなかったのが気になるが…。」

 

明石「他の艦娘からの情報だと、基地の周囲にも見当たらなかったって言ってますしね。」

 

鳳「だといいんだが…。」

 

明石「そうです…うわっ!?」

 

 

 

明石が何か言おうとした時、船に振動が走った。

 

鳳「何だ!?敵襲か!?」

 

明石「これは…そんな!?」

 

どうやら深海棲艦に襲撃を受けた様だった。それも1つや2つの反応ではなく、かなりの数の潜水艦に囲まれていた。

 

鳳「クソっ。どうしてここが…。」

 

明石「話は後です!早く長門さん達に連絡を…。」

 

鳳「…繋がらないな。」

 

明石「そんな!?」

 

どうやら先程の砲撃で通信設備を破壊された様で、こちらからは一切の通信が出来なくなっていた。

 

明石「どうしたら…」

 

鳳「…明石。艤装の準備は出来るか?」

 

明石「私の艤装なら既に準備は…ってまさか?」

 

鳳「予定外だが、準備はしていた甲斐があるだろ?」

 

明石「危険です!練習はしていたとはいえ、いきなり…」

 

鳳「だからこその奥の手、だろ?」

 

明石「…わかりました。」

 

 

 

鳳(さぁ…上手くやれるかな。)

 

 

 

 

 

明石「準備できました!提督、早く!」

 

鳳「あぁ!」

 

明石が準備を進める間にも敵襲は続き、この船が沈むのも時間の問題であった。

 

その間に今回の出撃に関するデータを纏め、いつでも脱出できる準備は終えた。

 

明石「…本当にいいんですね?」

 

鳳「構わない。後のことはどうにかなるさ。」

 

 

 

明石と共に機密保持の為に爆破のタイマーをセットし、艤装を保管してる場所へ向かった。

 

既に準備されていた艤装を見つめ、改めて明石の技術力に驚かされた。

 

鳳「時間が無い。行くぞ!」

 

艤装を装備し、明石と共に船から脱出した。

 

鳳(これからの事はわからない。これを装備した事でもう普通の生活は送れないだろう。…まぁ細かい事は後でどうにかしよう。今は生き残る事が大事だ。)

 

脱出する寸前、明石が長門達に通信をしているのが見えた。艤装を装備した事で直接通信をする事が出来たのか。

 

船を出た時には既に深海棲艦に囲まれていた。ネームド深海棲艦が居ないのが唯一の救いか。駆逐艦や潜水艦が待ち構えていた。

 

 

 

鳳「さぁ…始めようか。」

 

そう呟き、目の前にいる深海棲艦に主砲を構えた。




大変お待たせ致しました。1月半ばに更新すると言いながら更に1ヶ月経過した事をお詫び致します。

投稿したつもりが出来てなかったのと書いたデータが紛失してしまい、再度書き直していました^^;

以後気を付けます。
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