ナルト世界の闇は深いな。
とりあえず柱間は正座しとけ(´・ω・`)
感動的に消えていった先代二人の火影を見送り、残った山賊の死体を荼毘に付そうとしたサイゾウは突如としてあることを思い出した。
「しまった!柱間様ぶん殴るの忘れてた!」
そのとんでもない暴言に反応したのは、このなかでもサイゾウを警戒する扉間の弟子がひとり『水戸門ホムラ』である。
「…暫定的だが、お前はもう五代目火影なのだぞ。それを先代に敬意も見せない言動、やはりお前を“影”とするのは早かったとわたしに思わせる気か?」
まるで目にしたもの全てが射竦められるような視線がサイゾウに向けられるが、サイゾウはそれを受けて苦虫を噛み潰したような表情を向ける。
「…綱手姉さんに博打を教えたのは“初代火影様”だと伺っています。水戸門殿、昨年度における綱手姫への“特別編成予算”。いかほどでしたか?」
「…貴様に教える筋合いは「あるでしょう。俺は暫定的とはいえ火影です」…年度予算の六パーセントだ」
逆にサイゾウの言葉で射竦められるホムラだが、彼が言いたいことを理解したのかサイゾウ以上に微妙な表情になる。
「扉間様の遺言で、千手の資産は里の資産として組み込まれています。その金額は莫大なものであり、今日(こんにち)の木の葉を作る一助となったことは認めましょう。なので里の予算から千手への予算を編成するのをとやかく言うつもりはありません。で・す・が!なにごとにも限度はあります。綱手姉さん、今後金銭でのやり取りを行う他里の賭場への出入りは禁止です」
「な!?あたしに死ねと言うのかサイゾウ…!」
まるで信じていた者に裏切られたとでも言うように、綱手はその場に崩れ落ちそうになる。
「そんなんで死ぬなバカオッパイ!…今後は俺が経営する木の葉の店以外での賭博は禁止します。代わりに種銭は俺が負担しますし、年に一度でしたら他の賭場にも“俺が同伴であれば”赴くことを許しましょう」
深くため息をつきながら、サイゾウは頬を膨らます綱手を呼び寄せ頭を撫でる。するとみるみるうちに機嫌を直していく綱手だったが、周囲の視線があることに気づいてどこか気まずそうに頬を染める。
ちなみに賭場の経営をはじめたのは、二年前に返した以上の額の借金を綱手があっさり作ったことが原因である。
「ぬうう…!やはりエロ弟子め、綱手を寝とりよったな!ゆるさーん!!」
「寝とるも何も、綱手は元からあんたのこと恋愛対象として眼中にないでしょ」
憤る自来也へ冷静につっこみを入れる大蛇丸。ヒルゼンはそんな三竦みを見て爆笑している。
火影という重しが取れて幾分か気も楽になっているらしい。
「金がないのは息ができないのと同じことです。扉間様が言うように里を要として見るなら、まずは十分に息をさせねばなりません。俺が火影になった以上、優先順位をつけて種々(しゅじゅ)の問題に対処させていただく!」
戦後数年が経過したとはいえ、木の葉の里には多くの問題が残っている。
まずは今言ったように里の経済状況。綱手の博打で割かれていた金額は実際問題洒落にならず、ただでさえ名門一族と名もない下忍との間で格差が広がっているというのに、なにかの拍子に表沙汰になれば暴動になりかねない。
思いきり博打ができないことに不満げな綱手だが、その分のストレスは閨で晴らしてもらおうとサイゾウは考えながら、彼女のオッパイを舐めるように見ていたりする。
それに気づいた綱手が思わず想像して顔を真っ赤にし、自来也の顔が見ちゃいられないほどひどくなったり、大蛇丸が「ラーメン食べたいわね」と現実逃避始めたりとひと悶着を通り越してひどい有り様だったが、ひとまず戦後の経済状況を資料としてまとめるよう頼まれたホムラは「…遠慮の無さだけは扉間様そっくりだな」とぼやきながら、資料整理の為退出した。
ちなみにうたたねコハルは巻き込まれないよう逃げるつもりだったが、現在サイゾウに捕まり各一族ごとの人数や戦力としての規模を資料としてまとめるように言われて辟易している。これをヒルゼンも手伝うといい、彼を案じてダンゾウもその後を追った。
「さて、問題は文字通り山積みだな。あ、お三方にもそれぞれ手伝っていただきますよ」
「嫌だのォ。わしは執筆活動が忙しいのでな。そろそろまた、旅にでも出るとするかの」
鼻をほじりながらふてくされる自来也だったが、サイゾウは容赦しない。
そそくさと近寄り、何事か耳打ちすると自来也の目の色が変わった。
「そ、そそそんなこと言われたくらいでわしの心は変わらないぞ!」
言葉と裏腹に自来也の顔色はドスケベそのものと言った具合にだらしなく歪んでいる。
そういったところが綱手にフラレる原因だろうに、と大蛇丸とサイゾウは思ったが、サイゾウはさらに懐から色とりどりのチケットを取り出す。
「では、ここにある“特別優待券”でいかがです。それぞれ店は違えど、一枚でどこの店でも好きな子を指名できます。あ、予約は必要ですけどね。…選り取りみどりですよ!」
「サイゾウ、わしが間違っていた。お前こそ、わしの後を次ぐ“二代目木の葉の狂気”よ!」
「ろくでもないわね、それ」
大蛇丸につっこまれるようではおしまいであるが、ドスケベふたりは満足そうに握手している。
「ではドスケベ師匠、この書類にサインを!」
「任せとけエロ弟子!S級任務の十個や二十個、わしがお茶の子さいさいで片付けてくれるわ!!」
いつの間に用意したのか、サイゾウが用意した書類を読みもせずサインする自来也。
「…悪魔の契約書だな、あれ」
「ほんとにバカね。アレであたしと互角なんだから、忍の強さってわからないわ」
三忍の残る二人にバカにされながら、自来也は今更ながら書類に添付された資料を読みふける。なお、契約書は口寄せ空間に転送済みである。
「ア、アカデミーの臨時講師だとぉ!おいサイゾウ!なんでわしがアカデミーの講師などせにゃならんのだ!」
「木の葉において、九尾事件で損耗した上忍及び中忍の補充は急務。だからといって速成教育で無理矢理上忍にしたところで、そんな者に上位任務をやらせるわけには行きません。そこで!ミナトを育成したあなたの実績を買ってアカデミーで講師をしていただきます。目標は上忍十人、中忍五十人。強さは最低限で構いません。必要なのは分析力と判断力。政治的な案件にも関わることの多い上忍には、強さよりも特にそれが求められます。そして少なくともそれだけの人数が上忍になれば、下忍を率いての任務分配も効率があがり、現時点のように中忍が無理矢理下忍三個小隊を率いるような体制を無くすことができます。…これは、あなただからこそ頼めることなんですよ、自来也師匠」
一息に言い切ったサイゾウは、おだやかな表情で自来也を見つめる。
一応言っておくが、契約書にはすでにサインされており、万が一自来也がこの任務を放棄した場合彼の印税収入の半分が木の葉の里に納められることになっている。
どちらに転んでも損はないが、できれば受けてほしいとサイゾウは自来也を見ながら彼の決断を待つ。
「…仕方ないのォ。言っておくがわしはスパルタだぞ。付いてこれない者は容赦なく切り捨てるからの」
「それで構いません。半端な覚悟で部下を率いられても迷惑ですから。一応空いたものからローテーションを組ませて講義を受けさせるつもりです。実際に講義をはじめてもらうのは俺の火影就任を待ってもらう形にはなりますが、準備は今のうちからはじめてください」
自来也は自分の知らないところで収入が守られたことに気づかず、苦笑いを浮かべながら退出した。久方ぶりに人に教えるにあたって、色々と用意するものがあるとのことだったが、その手に先程のチケットが数枚握られていたのは言うまでもない。
「で、あたしは何をすればいいのかしら“火影様”」
「まだ暫定ですよ…自分が師匠って呼ばれないからってイジケないでください大蛇丸先生。あなたと綱手姉さんには、三代目の治療方法を考えてもらいます。…できるだけ早急に」
サイゾウの深刻そうな様子に大蛇丸も綱手もはっとした様子でサイゾウを見つめ直す。
「…そう、あまり時間がないのね」
大蛇丸は表面上冷静に、しかし拳を握りしめるその様子からは激しい悔しさを滲ませる。
「だがどうするつもりだサイゾウ。おじいさまの細胞を移植するには、猿飛先生は弱り過ぎているんだろう?」
綱手は懸念されるヒルゼンへの負担をどうするのかサイゾウに問う。大蛇丸はなにかを期待するように黙したままだ。
「まだハッキリと何ができるかはわかっていませんが、ひとまず輪廻眼が伝説の通りなら生命のコントロールが可能なはずです。最初に考えていたのは治活再生の応用でガンに侵された細胞を柱間細胞に置き換えていく方法でした。けどこれは拒絶反応を抑制するのにかなりの投薬が必要になりますので、リスクも大きい。けれど、俺の予想通りなら拒絶反応は輪廻眼の生命コントロールで抑えられるはずです」
「…なるほど、たしか伝説には死者をも蘇らせたとあったわね。けどどうやって検証するつもり?都合よく柱間細胞の被験者が現れてくれるとは思えないけど」
「実験はこれまで捕らえてきた盗賊どもで行います。数は十分ありますので、大蛇丸先生にはその補助を。綱手姉さんは、方法が確立されるまでの間三代目の延命をお願いします」
サイゾウは現在のヒルゼンから感じられる生命力を見て、一ヶ月ほどで寿命が来ると考えていた。
「時間との勝負です。恐らく期限は一ヶ月無いと考えていいでしょう。なにか他に使える方法や妙案が浮かべばどんな些細なことでも言ってください。可能な限り検証します」
「そうね、じゃあ早速動くとしましょうか。サイゾウ、あたしが使っている木の葉の研究室を使うわよ。それと“音”からテンゾウを呼んでおきなさい。血に依らず柱間細胞を制御できる唯一の存在よ、必ず参考になるわ。…なによりあたしの作った里でイチャイチャしまくってるあのバカップルの片割れにいい加減仕事させないとね」
テンゾウとは、かつて初代火影千手柱間の細胞を制御できる忍を得るために行われた、何度目かの実験で唯一の生き残りである。
大蛇丸もかつてその実験に参加したが、危うく樹木に取り込まれそうになり片腕を切り落とすことで事なきを得たことがあった。
テンゾウは唯一細胞の制御に成功した者で、一時は暗部の根に所属する忍だったが、任務中に出会ったイブリ一族の少女ユキミに一目惚れし、里を抜けるような形で音の忍となっていた。
その後、チャクラの防護で守らなければ風に吹かれるだけでも死んでしまうイブリ一族の目となり足となり活躍していたテンゾウは、新たな里を興そうと様々な忍をスカウトしている最中だった大蛇丸と遭遇。一時は戦闘になるものの、テンゾウを心配して後を追い、チャクラ切れから死にかけていたユキミを大蛇丸が助けたことで和解。
その後イブリ一族ごと保護され、音隠れの忍として新生したテンゾウ。
今となっては音隠れの『守り刀十傑衆』の一人として所属する傍ら、ユキミと常日頃からイチャついて大蛇丸を辟易させていた。
ちなみにイブリ一族の特異体質はかつてサイゾウを実験している過程で出来た新薬で制御させることに成功している。
「ああ、テンゾウくんですか。…結局その名前にしたんですね、彼」
暗部の忍だった頃の彼を知るサイゾウは、音隠れで働く彼にプレゼントとして初代火影が振るった刀二振りを送ろうかと考えていた。
守り刀を名乗るなら、半端な武器では示しがつかないだろうと。
「じゃああたしは行くぞ。サイゾウ、あまり無理はするなよ。…それと、今夜三人で待ってるからな」
一足先に帰宅せんとする綱手。扉をくぐる寸前、少し頬を赤らめサイゾウに向かってポツリと呟くと、慌てるように帰っていった。
「三人…!ぬふ、ぬっふふふふ…!」
自来也に負けず劣らずなスケベ顔を披露するサイゾウを前に大蛇丸は「塩ラーメンもいいわね」などと考え疲れた様子で部屋を去っていった。
その場には、しばらく妄想で股間を膨らませたサイゾウと…
「…はぁはぁ、サイゾウさん」
…覗き見する卯月朝顔が残った。
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「あっ…!もっ、むり、むりだからぁ…!」
必死に懇願する綱手の声も空しく、腰を全力で振り続けるサイゾウには届かない。
綱手の隣には全身を白濁した汁に包まれ、女陰(めいん)と肛門をぱっくりと開くほどに攻めぬかれたノノウが幸せそうな顔で気絶している。
綱手もサイゾウもすでに何度も達していたが、徐々に体力と気力の限界が近づいてくる綱手と違いサイゾウはまるで今はじめたかのように逸物をいきり立たせている。
ノノウが前後不覚になるまでの間乳房を揉みしだくだけでイカされ続けた綱手の体はすでに敏感を通り越していて、もはや潮を吹いているのか失禁しているかの判別さえ本人にはつかなくなっている。
「出すよっ…!姉さんっ…!」
後ろから突かれ続けている綱手の背後から、自分の腰を振りながら、逃がさぬように綱手
の腰を掴まえるサイゾウは、不意打ちのように綱手の耳元まで急接近してささやく。
「あいっ…!いいいいぃぃぃぃ…!!」
その瞬間、より深く入った逸物に子宮をえぐられ達した綱手は、悲鳴をあげながら全身の力が抜けていくのを感じ、失神した。
ちゅぽんっ、と。
どこか間が抜けた音ながら、耳朶(じだ)を通りすぎ脳まで響くそれに全身を刺激されたカエデは、自身の興奮を隠そうともせず、息を切らせながら仰向けに転がり膝を抱えた状態でサイゾウを誘う。
「あ、あ、サイゾウ、様…!」
泣きながら、カエデは必死にねだる。
ノノウと綱手がイジられている間、彼女は自分の豆をイジることすら禁じられ発狂寸前にまで追い詰められていた。
すでに彼女の女陰は洪水のようにトロトロとした愛液を垂れ流し、膣口に至っては物欲しげに何度も何度も口を開いては閉じてを繰り返し、その都度愛液が漏れ尻たぶを流れていく。
「カエデ、愛してるぞ」
挿入しながら真正面で言われた言葉に、カエデは冗談抜きで失神と覚醒を繰り返した。
光と闇。白と黒。
自分の視界を目まぐるしいほどに変化させたその言葉は、カエデの意識のみならず女陰にも表れていた。
「うぐっ…!」
こらえきれず、カエデの膣内(なか)に入れただけで限界を迎えたサイゾウ。
収縮し続けるカエデの女陰は射精するサイゾウの逸物を、これだけ濡れているにも関わらず決して離そうとせず、砂漠で一滴の水を得たように必死で吸い付いていた。
「はっ…!かはっ…!」
達しすぎたせいで過呼吸になってしまったカエデは、未だ脳をとろかせる快感に支配され呼吸を忘れてしまいそうになる。
「ん…!んむっ、んく、ん…」
そんなカエデの現状を察したサイゾウが、深く深くカエデにキスをする。
強制的に吐き出そうとする呼吸を無理矢理止められ、しばらくは息苦しさがカエデを苦しめたが、すぐに楽になる。
そんなカエデを愛しむように、サイゾウは彼女の呼吸を落ち着かせようと静かなキスを繰り返す。
カエデはキスを交わす度に達して失神してしまいそうになるが、それでも必死に耐え、サイゾウの顔を見つめ続ける。
もう、どこへも行ってしまわないように。
「見張らずとも、俺はどこへも行かぬよ」
ちなみにカエデを抱くときにサイゾウの口調が古風になってしまうのは、かつてカエデとの初夜を迎える際“見届け役”である老婆から言葉遣いを直すように言われ、必死で身に付けた結果自然と口から出てしまうためであった。
「しゃいひょうひゃあ、しゅき、しゅきらのぉ…」
甘えるように、ねだるように。
カエデは腰を動かし、自らの膣に入ったままのサイゾウの逸物を刺激する。
「ぬ…!また出てしまったぞ。だがカエデ、まるで萎えそうにないんだ。このまま俺が満足するまで、抱かせてくれ…」
口づけを交わしながらカエデに願うようにして告げるサイゾウへの、カエデの返答は明白だった。
一度ギリギリまで逸物を抜き、腰を下ろしてカエデ自身の入るギリギリまでサイゾウの逸物を迎え入れる。
子宮口にまで達してしまったカエデは唇を震わせながら耐えると、にっこりと笑ってサイゾウへ極上の笑顔を向けた。
「何度でも、どれだけでも、好きなだけわたくしを抱いてくださいまし。あなたの愛を、わたくしに好きなだけ注いでくださいませ」
その笑顔にサイゾウはもう一度射精すると、猛然と動き出す。
自分が満足するために。
カエデは悲鳴にもならぬ叫びを息に変えて吐く。
必死に伸ばした両足が広げられ、全身が女陰と化したような錯覚を覚えながら、カエデはまどろむようにして気を失い、再び目を覚ます。
覚醒と失神。
それらの合わせ技を覚えてしまったカエデは、この夜から毎晩サイゾウにねだるようになるのだった。
実際問題厄介な任務その他を暗部に投げすぎ。
依頼の難易度とか、たぶん必死こいて調べてくるんだろうなあ…
あと名家はいいけど、各一族ごとに街があるみたい。木の葉ってようは某合衆国みたいな統治に近いんだろうか。
補足★説明
・自来也が貰ったチケット
サイゾウが厳選した風俗のVIP専用チケット。
それはもうサービスしてもらえる。
・テンゾウ
ヤマト隊長、抜け忍になってるの巻き。
・音隠れの里
保護者丸の興した別名『迫害された一族の見本市』。
うずまき一族もわりといたりする。
原作と違い実験体にしているわけではないので、雰囲気自体が悪いものじゃない。
実質的に木の葉の傘下組織。じゃなきゃテンゾウくん死んでます。
・音の守り刀十傑衆
草薙の剣コレクションを配られた里でも特に優秀な忍らの総称。
メンバーがちょっとした暁。
・盗賊に人権はない
某美少女魔導師の名言も、この世界だと本気でろくな意味じゃない