ということであとがきで作品紹介してますのでよかったら見てください。
あと【!】や【……】などの使い方に関して長らく勘違いしていました。この話だけ訂正するのも違和感があるので、次回以降から直します。
それでは本編をどうぞ。
不協和音はまだ続きます。
大蛇丸は、自身を貫いたのが半霊体である須佐能乎であることにすぐ気づいた。
「…くっ!《封術吸引》!」
内臓への甚大なダメージをあえて無視して、大蛇丸は須佐能乎のチャクラを吸収することで対処しようとする───が。
「無駄だ…」
イタチの須佐能乎に宿った宝剣《十拳剣》は同時に封印術でもある。
その特性を利用し、大蛇丸が輪廻眼を発動することを阻害していた。
「母さんを離せぇ!!」
しかし、イタチが大蛇丸を完全に封印しようとする寸前“状態2”まで変身した竜人を思わせる姿の君麻呂が、《鉄線花の舞》をもって須佐能乎の持つ剣をへし折る。
しかし須佐能乎の武器を破壊されたにも関わらず、イタチはまるで動揺せずただ静かに君麻呂を見つめている。
「ぐぅ…!!」
状態2。それは君麻呂が大蛇丸に無許可で重吾の持つ仙術チャクラを操る細胞を呪印を用いて取り込んだことによる強化形態。
だが如何に君麻呂が才能に溢れていようとも、重吾の細胞を無理矢理取り込んだ副作用は大きく、君麻呂は変身する度に肉体へ尋常ではない負担を課していた。
消耗していたところに加えて変身してしまった君麻呂は、その反動に耐えきれず気絶してしまう。
「…強き少年。お前の姿は生涯覚えていよう…《天照》!!」
血の涙を流しながら、気絶した君麻呂へトドメを刺そうとするイタチ。
しかしそれは、その前に立ちふさがった重吾によって防がれる。
「ぐおおおおおおおおっっ!!」
全身を焼かれる痛みに喘ぎながら、重吾はまるで脱皮するように肉体の表面を脱ぎ捨て幼子のような姿となってかろうじて黒炎から逃れる。
「《颱遁・大突風壁》!!」
少しでも距離と時間を稼ごうと、復帰した幻幽丸がなけなしのチャクラでイタチを須佐能乎ごと押し退ける。
が、それもわずかな時間しか稼ぐことが叶わない。
散らされた風の向こうには、再び《天照》を発動しようとするイタチの姿があった。
「……………………………《外道っ!転成の術》っ!!!!」
大蛇丸のその声は不思議とその場にいた全員へ届き、次の瞬間イタチは予想だにしない強烈な斥力波によって吹き飛ばされた。
確実に空いたはずの傷口が、集まる“塵”によって塞がっていく。
枯渇したはずのチャクラは塵と共に集まる自然エネルギーによって大蛇丸自身のものへと変換されていく。
「その術は…!」
イタチはその眼にわずかばかりの理性の光を覗かせながら、思わずといった風情で呟く。
「…さあ、どうしてかしらね。あの子達が殺されると思ったら、こうしていたわ。…ふっ、私の最後の舞台よ。精々盛り上げてちょうだい!!《口寄せの術》!!」
言いつつ大蛇丸は口寄せによってマンダに匹敵する大蛇を四体召喚する。
それぞれから発せられる濃密な殺気。
警戒するイタチは、気がつけば足元が血の海に変わっていることに気づく。その血は、他でもない大蛇丸から流されていた。
「《血封印・蛇睨潜縛》!」
大蛇丸が唱えると同時、等間隔に並んだ大蛇四体から放たれた視線に晒されイタチは身動きが取れなくなる。
同時に結界が発動したのか、周囲の景色が塗り変わっていく。
「《月読》!!」
だがイタチは月読によって四体のうち一つを無力化し、閉じかけた結界を須佐能乎でこじ開けていく。
「ちょっと反則すぎるわよ…!!」
無理矢理結界術を破るイタチに戦慄しながらも、大蛇丸はさらに連続で口寄せを行い、大小様々な蛇をイタチへと差し向ける。
そのどれもがイタチの須佐能乎、あるいは手裏剣や天照によって無力化されていく。
大蛇丸は蛇の合間を縫うようにして草薙の剣を取り出すとイタチに切りかかり、イタチもそれを手にした苦無で受け止める。
「《神羅天征》!!」
「《八咫鏡》!!」
一転集中で放たれた斥力波を、イタチは須佐能乎に構えさせた盾《八咫鏡》で防ぎ反射しようと試みる。
しかし通常の性質変化忍術と違う輪廻眼の力に互いの術は拮抗し、やがて激しい破裂音と共に衝撃波が周囲を吹き飛ばす。
「なんて戦いだ…!」
幻幽丸は目の前で起きている戦いを見て、自身が持つ“小太郎”の名に恥じぬ研鑽を必ず成し遂げると誰に言うでもなく誓った。
それはまさしく次元違いの戦い。
状況は大蛇丸が確実に押している───にも関わらず、それを見る君麻呂の胸中は穏やかではない。
大蛇丸が使った術を知らないにも関わらず、彼はそれが決して使っていい類いのものではないと確信していた。
「…どうする、君麻呂!」
「母さんを援護したいが、正直足手まといにしかならない…!悔しいが、ここはいったん距離を取って…なんだあれは!?」
少年達が対応を相談する中、突如として里の一角に巨大な水球が発生する。
見れば、水球からは時折見覚えのある血の斬撃が飛んでいる様子から見て対応しているのが再不斬だとわかる。
「次から次へと…!」
君麻呂は消耗したチャクラと肉体を癒すために大蛇丸特性の兵糧丸を一息にかみ砕き飲みこむが、とても回復には足りない。
現状、重吾は肉体の大半を失い戦線離脱。幻幽丸はチャクラを使いすぎて立っているのがやっとであり、君麻呂自身も状態2を使った反動からまともに動けない状況だった。
「…くっ!いったん引くぞ!」
君麻呂にとっては耐えがたい苦渋の決断。それでも目の前で戦う“母”の強さを信じて、今は仲間の安全を優先させた。
───それが、大蛇丸の最後の戦いになるとは知らずに。
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“怪人”と“鬼人”。
ふたりの対峙は驚くほどに穏やかなものだった。
音隠れの外れで何とはなしに再開した二人は、優雅に向かい合って茶を飲んでいた。
「…さて、鬼鮫よ。追い忍で来た、ってわけじゃなさそうだが、何の用だ」
再不斬は背後に刺した断刀に手をやるでもなく、実にリラックスした佇まいで無造作に訪ねる。
「…そうですね。こうして貴方とお茶を酌み交わすことになったのは行幸でしたが、私の役目はそこにいる“人柱力”です。できれば戦うことなく渡していただきたいんですが、いかがでしょうか」
鬼鮫は、自身へお茶を運んできてくれた緑髪の少女へ微笑む。凶相がゆえにその表情からは恐怖しか感じないが、笑顔を向けられた七尾の人柱力フーは戸惑っている。
「…お前達“暁”の目的は知っている。すべての尾獣をひとつにした伝説の魔獣“十尾”の復活。それが何を意味するのか、何を目的にしているのか…お前はわかっていて、それでもなおその子を渡せと、そう言うのか」
再不斬はあくまで真摯に、鬼鮫へと問いかける。
鬼鮫はそんな再不斬の態度に困ったような嬉しいような表情を浮かべ、立ち上がる。
「…あなたは変わりましたね、いい意味で。…そこでバニーガールをしているお嬢さんのおかげですか?」
再不斬の背後には、フーを庇うように立つバニーガールの格好をした白が立っている。…よく見れば再不斬の首筋にキスマークがあるが、鬼鮫はあえて見ない振りをした。
「ああ、そうだ。こいつが、白がいるから俺は変われた。…なあ鬼鮫、今からでも遅くない。“暁”を抜けろ。ここならお前を守ってやれる」
「私を…守る…?」
思わぬ言葉に鬼鮫は問い返すように再不斬の言葉を繰り返し、しかしすぐにその戸惑いは止まぬ哄笑へと変わった。
「はははっ…!はっはっはっはっはっはっは…!!はっはっはっはっは!!わたしを…!守るだなんて…!」
笑い声が止まらない鬼鮫。その様子を見る白の目は氷のように冷たい。だがフーには、笑う鬼鮫がまるで泣いているように見えた。
「…再不斬さん、遅いんですよ。私の手は、全身は血に染まっている! 否、染まりすぎている…!!今さら私に救いなど、遅すぎるんですよ!!」
一転して激昂するようにチャクラを解放する鬼鮫。さきほどまでお茶を飲んでいた湯飲みが吹き飛ぶが、再不斬はそれを器用に受け止めると、自分のと合わせて背後の白とフーに渡す。
「どんな“救い”も、遅すぎることなんてないさ…」
言いつつ、再不斬は断刀を構える。
解放したチャクラが鬼を象り、鬼斬り包丁が朱に染まっていく。
「くおおおおっ!!」
「ぬんっ!」
布で包まれていた大刀・鮫肌を振りかぶり、再不斬へ向けて振り下ろす鬼鮫。
再不斬はそれをなんなく受け止め、峰に蹴りを入れることで鬼鮫ごと鮫肌をのけ反らせる。
「なんですとっ!?」
「どうした、チャクラが“削れねえ”か?」
言いながら、再不斬は次々と斬撃を鮫肌へと加えていく。
「その刀が“生きている”のは先刻承知。だったら食欲がなくなるくらいにビビらせてやるまでよ…!!」
再不斬から迸るのは、百の命を奪って生まれた修羅の気配。
鬼と呼ばれた男の本気の殺意に、鮫肌は怯えていた。
「くっ…!こんなことが!!」
本領を発揮できない鮫肌を操る鬼鮫は、自身の不利を悟り距離を開こうとするがなかなかうまくいかない。
「食らいなっ!《紅時雨》!」
再不斬の振るう断刀から、無数の血で出来た千本が降り注ぐ。
鬼鮫はそれを鮫肌で受けず、あえて自身の肌で受けきると、それによって出来た隙を用いて鮫肌と融合する。
「まさか早々この姿を晒すことになるとは思いませんでしたよ…!!」
大刀・鮫肌。その刀の特性はチャクラを削り取り吸収することにあるが、なによりも驚異的なのは相性のいい担い手と融合する能力にあった。
鬼鮫はチャクラを練り、自身にとって最も有利な戦場を作り出す。
「《水遁・大爆水衝波の術》!!」
鬼鮫の口から鉄砲水を思わせるほどの大量の水が吐き出され、再不斬に迫る。
「白っ!!」
「はい!」
バニーガールの格好をした白は即座に自身の周囲へ氷遁による結界を作り出し、大爆水衝波による津波を防ぐ。
再不斬自身はそれに巻き込まれるも、激しい濁流のなかでもすぐに体勢を取り戻す。が、すでに鬼鮫はすさまじい速度で再不斬へ接近している。
「《血斬り》!!」
しかし再不斬は水中で重さが増したとは思えない速度で断刀を振るい、血による質量を伴った斬撃を鬼鮫へと飛ばし巨大な水玉と化している大爆水衝波を切り裂く。
水玉はすぐに再生されるものの、連続で飛ぶ斬撃を放ち続ける再不斬に鬼鮫は近づくことができないでいた。
だが近付くことができないのであれば、近づかなければいい。
「《水遁・千食鮫の術》!」
水中を無数の鮫が飛び交うように再不斬へと迫る。
チャクラで作られた鮫は次々と再不斬へ襲いかかり、断刀によって切り捨てられていく。
(…ちっ、このまま水中で戦うのは得策じゃねえな。さすがに鮫肌と融合した鬼鮫相手じゃ向こうが有利すぎる。だがまあ、これで詰みだ!)
再不斬は血の斬撃によって水球の正確なサイズを割り出していた。
それによって判明した水球の大きさを把握した再不斬は、水球の外に飛ばした血の斬撃を媒介に四体の水遁影分身へと変化させる。
「「「「《水遁・水龍弾の術!!》」」」」
それぞれが四方に散った赤い水遁影分身達は、鬼鮫の作った大爆水衝波の水を媒介に特大の水龍弾を作り出す。
「はあっ!!」
上空へと打ち上げられた巨大な水の龍によって巨大な水球はあっという間に小さくなっていき、再不斬の気合いによって残りの水も弾けとんでしまう。
「おのれっ!?」
「終わりだ!《堕天水龍斬》!!」
上空高く飛び上がった再不斬が、断刀へさきほど打ち上げた水龍弾を纏わせ圧縮する。
「《水遁・大鮫弾の術》!!」
しかし鬼鮫もまた残ったチャクラによって自身最大の切り札を発動。相手のチャクラを吸収する鮫肌の特性をもった、巨大な鮫の形を象った忍術が鬼鮫を食い尽くさんとその巨大な顎(あぎと)を開き迫る。
───だが鬼鮫は忘れていた。この場には、彼を愛する少年がいたことを。
「《氷遁・氷華の術》」
小さな千本が結界を解いた白の手から放たれると、大鮫弾に命中したそれはあっという間に巨大鮫を凍りつかせていく。
「ちぇええええりゃああああああああっっ!!!!!!」
チャクラを食らう特性を凍らされたことで失った巨大鮫は切り裂かれ、再不斬はそのまま眼下の鬼鮫をも切り裂いた。
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周囲一帯が水に濡れた音隠れの一角は、津波の被害にでもあったかのごとく変わり果てている。
潰れた家屋、崩れた道、どれも直すのには一朝一夕ではいかないだろう。
そんな中、再不斬は体を肩口から両断され死にかけている鬼鮫を見下ろしていた。
「…フ、フフ。負けましたねぇ…ゴフッ…!」
どこか清々しさを感じるほどに晴れやかな表情で、鬼鮫は再不斬を見上げる。
「白がいなけりゃ負けてたさ。お前はやっぱり天才だよ」
「ぐ…っ!かつての天才にそう言ってもらえるとは…うれしい、ですね…」
かつて鬼鮫は再不斬に憧れた。
血霧の里を変えようと、ひとり孤独な戦いを強いられていた再不斬。
そんな彼に倣おうと、自分もまた孤独な戦いを続けてきた鬼鮫。
どこで違ってしまったのかと、鬼鮫は意味のないことを考えて、やめた。
そんなことよりも、彼は今だからこそ伝えねばならないことがあった。
「再不斬さん、ぐっ…!聞いてください!心臓の呪印を切り裂かれた今だからこそ、あなたに、伝えなければならないことが、あるんです…ぐぼっ…!」
「わかった。言ってみろ」
血を吐き、指一本動かせない状況で鬼鮫は再不斬へ後を託すことにした。
唯一“暁”において洗脳も改造も受けていない彼にしかできないことだったからだ。
再不斬は鬼鮫の手を握り、彼の口許へと近づく。
「…はぁ、はぁ、はぁ…“暁”を今支配しているのは、うちはマダラを名乗る男ではありません…!ヤツに取りついた、もっとどす黒い、“悪意”そのもの…!これを、渡しておきます…!き、気をつけてください再不斬さん、決して…どんな相手が現れて、も…!」
耳の中から出した小さな巻物を再不斬へ渡し、鬼鮫は事切れた。
再不斬はそんな彼の目をそっと閉じると、黙って立ち上がる。
「…行くぞ白、フー。中央へ行って守りを固める」
「はいっス!」
「わかりました、再不斬さん」
鬼人は怪人を弔い音を駆ける。
この里は、かつてのように失わないと。
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「…なるほど、やはり中枢を攻めてくる別動隊がいましたか」
「落ち着いている場合ではなかろう!俺は出るぞ!!」
冷静に窓の外を見据え、空を浮かぶ六体のペインを見つめながら呟く九郎。
そんな彼を諌めるのは、かつて岩隠れに所属していた人柱力ハン。
『蒸気忍者』の異名を誇る彼だが、里ではその容姿と人柱力であることから嫌われており、行く宛もなく黄昏ていたところを見た目美女の大蛇丸にスカウトされ音隠れへやって来ていた。
彼もまた、心底大蛇丸に惚れ込んでおり、また己の容姿を馬鹿にしない音隠れの里を心から愛していた。
例え敵の狙いが自分にあるとしても、この場所を襲う相手がいるならば命懸けで戦う。
ハンには、その覚悟がすでに出来ていた。
「すでに大蛇丸様が戦場に出ていらっしゃる以上、この場での最高責任者は私です。指示には従っていただきます。あなたの出番はもっと後です」
「そうですよ、ハンさん。まずは俺達が出ます。たぶんハンさんの出番無いですけどね」
「ふん、そういうことだ。美甘を傷つけようとするヤツらは俺がぶった切ってやる…!」
ハンを諌める九郎に同調するように出てきたのは、満月とレンヤ。
ある意味では音隠れの最高戦力とも言える彼ら二人の登場に、人柱力と言えどもハンはたじろぐ。
「いいえ、お二人もまだです。今上空のペインの中央にいるのはどうやら天道。で、あるならば。“あの仕掛け”を使った方が手っ取り早いので」
「…あー、あれですか。でもいいんですか?サイゾウさんが眠っている以上、もう一度設置するのは難しいですよ」
「構いません。それにあの方のことですから、ここが危機に陥っているなら絶対に起きます」
「そいつに関しちゃ俺も否定しねえな。もし眠ったままでいるつもりなら、俺が殺してやるよ」
三者三様にリアクションを返す中、ひとりだけ“あの仕掛け”の意味がわからないハンが思わずといった風に九郎へ尋ねる。
「なあ九郎殿、あの仕掛けとは一体?」
「すぐにわかります。皆さん、どうやらそろそろ来ますよ。仕掛けの発動に合わせて全周囲を警戒してください。ハンさんはここでチャクラを練り、不測の事態への準備を」
眼鏡をかけた細面の男大崎九郎。彼はその観察力からペイン天道の放つ術を見切り、ひとつの仕掛けを発動準備させていた。
そうとも知らず、上空のペイン天道はチャクラを高めていく。
「何もわからず消えてなくなるといい…《神羅天征》!!」
最大威力の神羅天征が中央府上空で発動し、巨大な斥力波が音隠れそのものを押し潰さんと迫る。
「残念でしたね。《竹遁反転壁》発動」
九郎が手元の札にチャクラを注ぐと、里の街路樹として機能していた竹が一瞬で成長し、その枝葉を繋げていく。
わずかな間で里を覆うほどの広さとなった竹林の枝葉はそのまま神羅天征を受け止めると、竹遁の特性を最大級に利用して斥力波を跳ね返す。
「情報がわかっているほど、恐ろしいことはありません。ましてや貴方達ペインの能力はネタバレが過ぎます。出来ることは全てこちらで把握済み…さて、次はどう出ますか?」
かつてサイゾウをして破格の待遇で迎えられた大崎九郎。
最低限のチャクラコントロールを教えられただけだった彼だが、今や《分神の術》すら可能とする。
“暁”にとって最大の障害となる男が、その敵意の鎌首を持ち上げる。
上空にて、ほぼ全員が斥力波の餌食となり粉々に吹っ飛んだペイン六道を見据えて、大崎は呟く。
さらに上空では、ペイン天道が大気圏を突破していた。
【【【MHV新作紹介】】】
【短編】僕のヒーローアカデミア異伝【Laughing joke】
https://novel.syosetu.org/127975/
【短編】エルフの耳を舐める少年【BL注意】
https://novel.syosetu.org/128332/
【連載】俺のハーレムアカデミア
https://novel.syosetu.org/128104/
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・・・本編あとがき・・・
やっぱネタバレしてちゃダメよね、って話(´・ω・`)
ちなみに天道が仕掛けてくるのが《天碍震星》だった場合、もうちょっと苦戦してました。
あと最近ペイン畜生道ちゃんにハマった。くちよせのじゅちゅ!
そしてアニオリであのペインになった女の子には生きてた頃の活躍があったとか!
これはもうぬふぅするしかありませんなぁ(ジュビロスマイル)
はーい、以下は久々の術とか技の解説です。
補足★説明
・《外道転成の術》
本来使うつもりのなかった大蛇丸の切り札。その効果は…
・《血封印・蛇睨潜縛》
大量の血と口寄せした大蛇らによる大蛇丸の最強封印術。蛇による麻痺と、大蛇丸の血による呪縛で相手を未来永劫結界の中へと封印する忍術。残念ながらチート忍者イタチの前にあっさり破られる。
・《紅時雨》
血で作った千本。白の真似。
・《血斬り》
見た目は赤い月牙天衝。血を媒介にしているので、それを使って水遁影分身も作れる。
・《堕天水龍斬》
名前に意味はない。ネーミングは再不斬さんによる即興。圧縮した水で相手をぶった斬る。
・《氷遁・氷華の術》
恐ろしいほどのチャクラが込められたひとつの千本が飛び、刺さった対象を一瞬で凍りつかせる。
・七尾の人柱力フーちゃん
元気なロリ。再不斬さんに初恋中。白には気づかれてる。音にいたのは滝隠れからの留学という名目で送られた人質であるため。…とはいえ本人はそんなこと微塵も気にしておらず気楽に過ごしている。
・五尾の人柱力ハンさん
醜男。普通に不細工。そのせいで里でいじめられていたが、美女(大蛇丸)にスカウトされたことであっさり里を捨てて音隠れへ。このせいで岩隠れと音隠れは険悪だが、本人はそのことを気にしなくてもいいと大蛇丸に言われて余計に惚れ込んでいる。…他と違い大蛇丸が男だと知らない。
・《竹遁反転壁》
サイゾウが残した音隠れを守るシステム。神羅天征の威力と効果範囲を早い内から見抜いていたサイゾウが、大規模忍術への対抗策として音隠れに仕込んでおいた防衛装置。中央府にある厳重に管理された起動符にチャクラを注ぐことで発動し、質量をもった術でなければ完璧に反射できる。ただし一回のみ。ペイン天道は肉体こそ無事だったが大気圏を離脱して吹っ飛んでいった。
・大崎九郎
相変わらずのチート。チャクラコントロールを身に付けてからは反則な頭脳に磨きがかかった。
上空にいるペインの動きと天道の挙動から相手が神羅天征を発動してくること察知。あっさり撃退して見せた。
ちなみにこの事件より前だと手紙二枚で岩隠れの大部隊を壊滅させたりと、元ネタさながらの活躍もしていたりする。