オークのブヒオを探すために、真・光の教団の闘技場に潜入したビアンカとタバサ。しかしそこでは人間の女を使ったレースが行われており、ふたりはモンスターの馬としてレースに出場させられる。
ビアンカとタバサは白壁の円形闘技場の前に立っていた。真・光の教団が神殿の隣に建てたもので、ふたりが以前神殿に来た時には影も形もなかった。
このような巨大な建築物を建て得る教団の組織力に、ビアンカは底知れぬ力を感じて背筋に寒気が走る。
(すごく立派な建物。神殿みたいに大きいわ。でも、嫌な予感がする……)
闘技場の正門前には、フードを被った異形の者たちが数人で周囲を警戒していた。
「おお、ぱふぱふ親子じゃねえか。闘技場に何か用か?」
門番の一人は、先日ビアンカに犬をけしかけた蛇手男だった。
「ここですごく給料がいい仕事があるって聞いたから、働きに来たの。ぱふぱふ娘だけじゃ稼ぎが足りなくて」
用意してきた言い訳をビアンカはよどみなく話す。自分をぱふぱふ娘と勘違いしている相手なら、嘘もつきやすい。
「へへっ、こりゃ強欲なこった。ぱふぱふ娘でしこたま稼いだそうじゃねえか。それでもまだ足りないってなぁ」
また無理難題をふっかけてくると思い、ビアンカは緊張する。
「へへ、確かにここにはもっと稼げる職があるぜ。ついてきな」
しかし蛇手男は案外すんなりと門の中へと入れてくれた。正門から入った後、大きな女性の像を両脇に配置した正面玄関のそばに、地下へと続く階段があった。
「こっちだよ、おい」
蛇手男は地下への階段にいざなう。素直に付いていくビアンカとタバサ。階段は薄暗く、カビのにおいがする。階段を数十段ほど降りると、そこは人が2人並んで歩ける程度の狭い通路であった。
「おめえらのような女がいくらいても足りねえくらいだ。歓迎するぜ」
蛇手男は暗い通路を先導していく。しかしここは女が働く歓楽街と言うより、牢屋やダンジョンのような陰鬱とした雰囲気だ。
「ママ、こんなところに女の子が働くところがあるのかしら……?」
タバサは小声でビアンカに話しかける。確かに、あまりにも前の勤務先のぱふぱふ小屋周囲とは違う雰囲気に、疑わしさを感じ始めるビアンカ。
「へへ、ここがお前らの宿舎だぜ」
連れてこられた先は、薄暗い牢屋だった。うなだれた半裸の若い女性が数人居り、全員が手足を鎖で繋がれていた。明らかにHなサービスをするお店ではない。
「だ、騙したわね!」
ビアンカは蛇手男をにらむ。
「へへ、騙してなんかいねえさ。金がたんまり稼げるのは本当だ。でも金を稼いでここを出るまでに、たいてい頭がおかしくなるか死んじまうからな。しかたがなく鎖で保護してやっているのさ。さ、開いている鎖があるからよ、繋いでやるぜ」
(戦えばこんな奴ら、間違いなく倒せるけど……まだブヒオの居場所も突き止めていないし、我慢だわ)
ビアンカはタバサに目配せする。タバサは意を汲み、こくりと小さく頷いた。
ふたりはなすがままに、ペットに着ける様な首輪をつけられ、鎖で壁に繋がれてしまった。
「ええ、あんた自分の意志でここに来たの? 本気?」
辛うじて胸と陰部が隠れるような布を纏った周囲の女たちはビアンカとタバサを心配してくれた。みな若く容貌の美しい女ばかりであった。
「わ、わたしたち、稼げるお店があるって聞いたから来たのよ……」
オークを探しに来たとは言えず、ビアンカはまた嘘をつく。
「その噂に騙されてきたのね……エッチなお店くらいだったらいいけど、ここでやっていることはわたしたち人間の女にモンスターをけしかけて、モンスターがそれを見世物として楽しむところよ。見世物のこと、『交尾ショー』って連中は言っているわ。確かにお金はたくさん支給されることになってるけど、帳簿に付けるだけで直接渡してくれたことなんてないのよ。見世物の時以外はずっとここに居るから使う場所なんてないし、それで死んだら没収。お金を手にしてここを出た女なんていままで居ないのよ。実際は奴隷そのもの……」
ビアンカの隣に繋がれた亜麻色の髪をした20代頃の女は、諦めに似た表情を浮かべる。
交尾ショーとは、女たちをモンスターが凌辱するところを見物するというものだろうか。女を奴隷扱いし、あまつさえ慰み物にするとは。ビアンカの表情が怒りで険しくなる。
以前このセントベレスにあった光の教団は、奴隷を酷使し神殿を建てた。労働力として奴隷を使役したが、ここまでおおっぴらに快楽のために奴隷を虐げることはなかっただろう。この真・光の教団は、光の教団よりも悪逆非道な組織らしい。
「ここにはモンスターがいっぱい居るみたいだけど。わたしたちの管理をしているのはみんなモンスターみたいね」
「そうよ。そこもかしこもモンスターだらけ。最近、モンスターなんか見たこともなかったのにね。わたしたちを管理しているモンスター以外にも、私たちにけしかけるようなペットみたいなモンスターもいるのよ」
「……例えば、どんなモンスター? 醜いオークとか居たりして」
ビアンカはブヒオに関して探りを入れる。
「醜いオーク? 居たわ! 顔面にあざがあって、毛が無いブサイクなオークが。わたしにけしかけられたけど、急においおい泣き初めて。結局何も出来ずに引っ張られて行ったけどね」
(ブヒオだわ! やっぱりここに居たのね……)
ビアンカはようやく手掛かりを得て、ふと涙腺が緩む。しかし、教団に見世物として囚われているとはただ事ではない。
「どうしたの? 急に泣いちゃって……」
「い、いえ、ここに来る途中に襲われそうになったからそのオークを思い出して怖くて……」
とっさにビアンカは取り繕う。
「可愛そうに。大変な目に遭ったのね……でも今日はまた運が悪かったわね。今日は特別なレースが開かれるのよ。わたしたち、みんなそのレースに参加させられるの。人としての尊厳を踏みにじられるひどいレースよ……口に出すのもおぞましいわ」
周囲の女たちも生気を失った表情をしている。おぞましいとはレースで一体何をさせられるのだろうか。
「お前ら、レースの時間だ。おい、ぱふぱふ親子も初出馬だぞ。こいよ」
さきほどの蛇手男が大勢のスモールグールを引き連れ、カギの束を持って牢屋にずかずかと入ってきた。
スモールグールは長い舌をチロチロと出し入れしながら、女たちを細い目で物色するように眺め、ニヤニヤと笑っている。見た目こそ小さいが獰猛なモンスターだ。
スモールグールが壁の拘束具を外し、それぞれが女たちの首輪につながれた鎖を持ち、まるで飼い主のように傲然とした様子で連行して行く。もちろんビアンカとタバサも一緒だ。
「ママ、ブヒオさんもそのレースにでてくるかもしれないし、おとなしく従って様子を見ようよ」
タバサは小声でビアンカに耳打ちをする。
ビアンカはこくりと頷く。このモンスターたちを倒すことなぞ、ビアンカとタバサにとって造作もない事である。しかしブヒオを探し出すまでは派手なことはできない。
「へへ、何の相談ダ? 逃げようったっテ、無駄なことだゼ。逃げようとした奴は、捕まって処刑されて、タルで海に捨てられるんだゼ」
スモールグールがビアンカの尻をぺちぺちと叩きながら脅してくる。みればスモールグールたちは、全裸に近い女たちを連行しながら乳や尻を揉みしだき、長い舌で嘗め回している。
女たちはスモールグールたちの性的いたずらに反抗もできず、哀れな屠殺前の家畜のようにうなだれ、薄暗い通路を奥へと連れて行かれる。
廊下を進んだ奥に、豪華で悪魔の模様がついた物々しい大扉があった。
「よし、おめえら、パドックでは元気そうにすんだぞ。勝てそうだって客に思わせるのが大事だ。観客に体を見せやすいように服を脱ぎな」
蛇手男は女たちにはっぱをかけ、服とは言い難いぼろ切れを脱がせる。女たちは全裸に首輪という屈辱的な格好になる。
そしてビアンカとタバサに近づき、ビアンカとタバサの太股を掴み、揉みながら醜悪に笑う。
「へへ、ぱふぱふ親子さんよ、いい脚してんじゃねえか。結構いい勝負するかもな。このレースをやるのは初めてだろうから説明しとくな。このスモールグールたちがお前ら女に乗るんだ。まあ騎手みたいなもんだ。それでお前ら女たちが四つん這いになってトラックを回る。お前らは馬そのものだな。そこで回りの女を抜き去り、闘技場を一周して一等賞になったら勝ちだ。勝ったらそれはいいことが起きる。簡単だろう?」
レースは人間が馬で、モンスターが騎手という聞いたこともないような凄まじい見世物のようだ。
(こんな見世物に出るなんて……ああ、ブヒオ、どこにいるの……あなたを見つけるまで、わたし諦めないわ……)
ビアンカはブヒオのことを想い、何とか絶望に陥らないように自分を鼓舞する。
「よし、選手入場だ。頑張れよ!」
蛇手男は、その蛇手で勢いよくビアンカの尻をぺちんと叩く。
大きな門がゆっくりと開く。開くと同時に、闘技場の喧騒がどっとビアンカ達の耳に入ってくる。観客席はモンスターで満員になっていた。
モンスターたちはビアンカたちをはやし立てる。猛獣の檻もかくやというありさまだ。さらに楽隊のモンスターが銅鑼を鳴らす。
闘技場は、砂が敷き詰められており、白線で楕円のトラックが作られていた。
スモールグールたちが、女たちの首輪に繋がった鎖を引き、品定めをしやすいように観客席に沿って周り始める。女たちは四つん這いにさせられハイハイの要領で這わせられていた。全裸で四つん這いになっているため、女性器が丸見えである。
「おお、待ちわびたぞ! 早く走れ!」
「 俺はあのパツキンおかっぱの女に賭けるぞ! 若いし速そうだ」
「俺はあの乳がでかい新入りに賭けるぞ!」
「マンコ! マンコ、イッパイ!」
モンスターたちは、円形闘技場の観客席からビアンカたちを見下ろし、好き勝手に品評している。
群衆をかき分け一匹の黄色のスライムが観衆の最前列に踊りでてくる。そしてビアンカに大声を出して絡んできた。
「お前、俺たちスライムがオラクルベリーのカジノデ、どんなにひどいことをされたカ、知ってるカ。俺ハ、黄色のスライムとして改造されタ。無理やり黄色に着色されたンダ。俺ハ、馬の小便を飲まされて黄色スライムにされたンダ!」
それを聞いた周囲のモンスターがどっと笑う。
「お前ラ、笑うところじゃないゾ! 毎日小便を飲まされテ、もう黄色が取れなくなったンダ。小便を飲まされテ、レースの見世物にされたンダ! だから仕返しするンダ! 人間のメスを使ったレースに俺が賭けるんダ! お前ラ人間がしたようニ!!」
ぷるぷると怒りで黄色いボディを揺らすスライム。
(ああ、リュカとカジノに行ってスライムレースをしたことがあるけど、そんなに酷いことをされてたのね……わたし、無邪気に賭けてたわ。これって因果応報なのかも)
後悔と不安、惨めさが混じった感情がビアンカを襲う。
ビアンカは観客席にブヒオが居ないか目を凝らすが、それらしき者は見当たらない。モンスターたちは皆、殺気立って女たちを嘗め回すように見ている者ばかりだ。
女たちのお披露目が終わり、スタートラインに女たちはずらりと四つん這いの恰好で並べられる。その背後には、騎手であるスモールグールがニヤつきながら鎖を持って立っている。
「位置について、ようい、スタート!」
蛇手男の掛け声と同時に大きな銅鑼がなり、レースは開始された。
背後には立っていたモンスターたちは、女たちの背中に跨るのではなく、一斉にズブリとペニスを女性器に挿入した。
「な、なにするのよ? レースするんじゃないの?」
予告なしの突然のペニスの挿入に戸惑うビアンカ。
「へへ、知らなかったのカ? こうやって騎手がチンポを入れテ、突くごとにおめえら馬が一歩進むってルールだヨ。ひと突きで一歩だからナ?進みすぎても失格、進まなくても失格だからナ。気をつけろヨ」
スモールグールはビアンカの首輪から伸びた鎖を両手で持ち、ペニスは女性器に挿入し、脚でビアンカの両足大腿部を挟み込み、体勢を保持している。かなり無理な体勢だが、その強靭な脚力のおかげかスモールグールはビクともしない。
「よし、まず一歩だ。オラッ、突くぞっ!」
『パンッ!』
スモールグールのペニスが、勢い良くビアンカの子宮口を突く。
「んっ……!」
くぐもった声を出すビアンカ。そして、ルール通りに一歩前に四つん這いで進む。
「よ~し、よしよし。いい調子ダ。そんな感じデ、俺が突いたら一歩前進ダ。今度はゆっくり突くゾ」
『ヌチャリ……』
スモールグールはゆっくりとペニスを突く。ビアンカの膣とスモールグールのボコボコした奇妙な形のペニスが擦れて、淫猥な音がする。
「へへ……俺がゴール前にイッちまったラ、それで失格だからナ。最初はゆっくり行くゼ……」
『ヌッチャ、ヌッチャ、ヌッチャ……』
ゆっくりとしたペースで挿入されるペニス。ビアンカは挿入に合わせ、歩を進めている。
タバサも周囲の女も、哀れにもモンスターの馬として、モンスターの挿入に合わせてのたりのたりと歩を進めている。騎手のモンスターが激しく腰を振れば振るほど、女は前進するという仕掛けだ。
『ぺんぺぽ、ぺんぺぽ、ぺんぺぽ、ぺんぺぽ、ぷぁぷぁぷぁ~、ぷぁぷぁぷぁ~……』
モンスターの楽隊による、気の抜けたBGMが鳴り響く。まったくオラクルベリーのスライムレースと同じ音楽だった。
音楽にあわせ、ゆっくりを腰を動かす御者のモンスターたち。にゅっちゃ、にゅっちゃとペニスの挿入を繰り返し、それに合わせて四つん這いになった女たちが動く様は異様であった。それをみて、観客席のモンスターたちは歓声を上げる。
「お、おちんちんすごいっ、気持ちいい!」
ビアンカを含む他の女たちが苦悶の表情で歩をすすめているが、タバサは勝手に盛り上がっているようだ。
「オイ、おめえやる気あるのはいいガ、あまり腰をグイグイ動かすなヨ。俺が振り落とされるかイッちまったらそこで失格なんだゾ?」
ビアンカはタバサに注意している暇はなかった。腰を尻に打ち付けられると同時に手足を進めるというのは意外と難しい。
最後のコーナー曲がり、あとはゴールまで一直線の道を残すのみ。曲のテンポが速くなっていく。それに伴い、御者の腰遣いが激しくなる。スピードが上がると、スモールグールが引っ張っている鎖が強く引かれ、首輪で首が締まってしまいそうになる。
『パンッ! パンッ! パンッ!』
リズミカルに鞭で追い立てられるかのごとく、激しく速く御者の腰が女の臀部に叩き付けられ、そのたびに手足を前に出す女たち。
しかしあまりにもピストンが早すぎて手足の動きが追い付かずにもつれて転んでしまう女もいる。
ビアンカとタバサは何とかピストン挿入に耐えながら、前へ進んでいた。
「ママ、す、すごいっ、すっごい気持ちいいのっ! スモールグールさんのオチンチンでズコズコされて、アクメしちゃうのぉっ♥」
「お、おいっ、馬鹿女! マンコ締め付けすぎダ! 俺がイッたら負けなんだゾ? オイ、聞いているのカ!?」
「あ、あぎぃっ♥ タバサ気持ちいいよぉっ、そんなにされたらいっちゃうよぉっ♥」
タバサはスモールグールの言うことなど耳に入らず、レース中にも関わらず飛び切りのアクメを決める。達すると同時にタバサの膣はきゅうっとスモールグールのペニスをさらに締め付ける。
「ま、また締め付けやがっテ…! さすがに限界だゾッ! イ、イクッ!」
『どびゅるっ、どびゅる!』
タバサの膣内に勢いよくスモールグールのザーメンが注ぎ込まれる。タバサは絶頂し、そのまま膝で体勢を支えることができずに、うつ伏せの形に潰れてしまった。
「たく、気をやりやがって。良いところだったのに負けちまったよ!」
タバサに騎乗していたスモールグールはペチンとタバサを尻を叩く。
「しゅ、しゅみませぇん……♥ でも気持ちよかったのぉ……」
腹這いになったまま、タバサはよだれをたらし絶頂の余韻に浸っていた。
「オイ、娘が失格になっちまったゾ! おめえはけっぱれヨ!」
ビアンカに騎乗しているスモールグールは、ビアンカの尻をはたく。
「わ、わかりましたっ! が、がんばりますっ!」
ビアンカは必死に手足を前に出す。スモールグールの巨大なペニスで子宮口を突かれるたび、快楽の波がビアンカにおそいかかる。
しかし、じっとそれに耐えて手足を前に出していく。
ラストスパートで素早くなるピストン運動に合わせ、ビアンカの手足の運動は早くなる。ビアンカはスピードを上げる。
ビアンカは他の女を追い抜き、とうとうトップに躍り出る。
しかしそのスピードに騎手のスモールグールはあっぷあっぷだ。
「オオ、駄目ダ、ちょっと速すぎるゾッ! チ、チンポが抜けちまうゾッ!」
激しく動く臀部を掴み切れず、スモールグールのペニスがヌポンと抜けてスモールグールはそのままビアンカから転げ落ちる。
「……ゴールッ!」
しかしゴールラインをぎりぎり超えた所で落ちたため、ビアンカはトップのままゴールすることができたのであった。
「ったくヨォ、勝てたのはいいけどヨ、転げ落ちて体を打っちまったヨ。おめえのオマンコが緩すぎて体勢がいまいち保てなかったゼ。ナア?」
スモールグールは、レースで息も絶え絶えのビアンカの尻をペチンと叩く。
「ゴールと同時に中で射精するのが気持ちいいんだけどナ。今日はぶっかけで勘弁してやるゼ」
スモールグールは勃起したペニスをペチペチとビアンカの顔面に押し当てる。
「オラッ、舌出セ! 顔でザーメン受け止めろヨ! ウイニングぶっかけだからピースしろヨ! 観客の皆様に見えるようにナ!」
ビアンカはしぶしぶ舌を出し、両手でピースサインをする。
「オラ、勝ったんだから笑顔ダ、馬鹿女!」
ビアンカは言う通りに、ぎこちない笑顔を作る。
「へへ、馬鹿みたいな顔しやがっテ。ご褒美の魔物のザーメンかけるゾッ!」
作り笑顔のビアンカの顔に、スモールグールのザーメンが大量にぶっかけられる。舌を出してぶっかけられたため、スモールグールのザーメンが口の中にたくさん入る。
「へへ、そのままザーメンよく噛んでみロ」
『くちゃっ……、くちゃっ……』
淫猥なザーメン咀嚼音が響く。すえた匂いでビアンカは嘔吐しそうだ。
「よく噛んだナ? ホレ、飲みこメ!」
ごくりと嚥下するビアンカ。
「どうダ、ザーメン残してないカ? ベロ出セ!」
ビアンカは舌をべろりと呆けた顔で出す。思わずゲプリとげっぷがでる。ビアンカは顔を赤らめる。
「へへ、俺のザーメンでげっぷしたナ! 美味しかったカ? 勝利のザーメンはよオ」
ビアンカの痴態を見ていた観客のモンスターたちはどっと笑う。
ビアンカは、ぱふぱふ娘に身をやつしこのような凌辱を甘受しても、ブヒオを探し出せてはいない自分の境遇に思わず涙が出る。
「へへ、俺のザーメン泣くほど美味しかったカ? ホレ、もう一回ピースしてみロ!」
「スモールグール様のザーメン美味しかったです……」
また無理矢理笑顔をつくり、ピースサインをつくるビアンカ。どこから見てもモンスターの性奴隷である。
蛇手男がザーメン塗れになったビアンカをにやつきながら見下ろす。
「おい、喜べ女。レースで勝った褒美に、イブール二世様がご覧になるショーに特別に出演できることになったぞ。滅多にないことだ。頑張って役目を果たせよ」
「わ、わかりました……頑張ります……」
ビアンカは素直に返事をする。おそらく今日のような辱めを受けるのだろう。しかしブヒオがそこにいるかもしれない可能性を考え、ぐっと堪えるのであった。