正ヒロインがいるのに妹相手にエロエロしている主人公ですが、まぁエロ小説のハーレムモノなので堪忍して下さい。
ヒロイン、まだまだ出ますのさ。
ヒデツグはミオのマンションの、外からの窃写を気にしないで済む内側の部屋で寝ていた。それが、今ではミオの上に乗って腰を振っている。
力強く腰を振り、打ち付ける度にミオの嬌声が響き、彼女の秘所から分泌される愛液が二人の身体を汚す。
「お、お兄ちゃんっ、私またイっちゃ……!」
「よぉし、ミオ。出すぞ!兄ちゃんの子種を受けってくれ!」
ミオの腰を抱き寄せるように腕を回すと、ヒデツグは男根の根元まで妹の女陰に沈めた。
「来てっ。ヒデ兄ィ!私の一番奥にヒデ兄ィの赤ちゃん汁擦り着けてっ、ヒデ兄ィのものにしてぇ!!」
言い終わるかという時に、昨夜を除けば一ヶ月以上機会が無くて溜めた精子をミオの胎内に噴出した。
「やぁぁん…。ヒデ兄ィの…ヤケドしそうなくらい熱ぃ……」
ミオの言葉を聞き、それとなく口角を上げたヒデツグが、男根を女陰から抜いて今度はミオを後ろから抱いてベッドに寝転んだ。
「ミオがあんまりエロ可愛いから猛っちゃったよ。ミオちゃんはまだ出来るかな~?」
背面位でミオの爆乳を揉みながら、悪戯っぽい声色で挑発しながら自前の肉竿をミオの秘裂に擦り付ける。
朝早くから兄妹のセックスは、ミオの起き駆けのフェラチオから始まった。そもそも、兄妹が恋人か新婚の夫婦のような関係に至ったのも、10年前にミオが起き駆けフェラチオしたのが原因である。
「もぅ、お兄ちゃんったら。そんなにセックスしてたら避妊してても出来ちゃうよ」
「あぁ、そうだな。もうこの際、ゲノム編集に頼っちゃおうか」
冗談交じりにそんなことを言うと、ミオは瞳を輝かせた。
「えっ。良いの? お兄ちゃんと子供作って…産んでっ?」
冗談半分言ったことを、ミオが本気にしたんじゃないかと感じたヒデツグは慌てた。
「やっ……え、…あぁ。その…………ごめん、ミオ」
ヒデツグは、口にしてしまった冗談でミオに期待を抱かせたことを、彼女を腹の上から降ろし、自身もベッドの下に移動して徹底的に頭を下げて謝る。
だがミオは、表情を曇らせたままだ。
「お兄ちゃん」
「あ、はい」
ミオが徐に言うのは「同じようなことをアイダにも言って無駄に期待させてないか?」ということだった。
「まぁ、その内結婚するのは約束しているんだけど……」
「それで、お兄ちゃんはガンプラバトル以外で何か努力してる?」
そんなことを言われて、ヒデツグは困ってしまった。ガンプラバトル以外の能といえば、高校地理と公民の教員免許しかない。この2教科の教師を希望する者は巨万《ごまん》と居る。
ヒデツグが付け入る隙は、ガンプラバトルの世界大会以上に無いのだ。
「すぐに結論を出す必要は無いよ。でも、ちゃんとアイダさんと結婚できるように考えておいてね」
それは、どうにかして普通に働けということだろうか? 冷静になって考えてみれば、プラフスキー粒子の生成技術をPPFEが秘匿し独占していた時に比べ、現在はヤジマ・ニールセン夫妻によって無重力空間でのみ生成できることが明らかになっている。
仮に再び枯渇しても、一時の間の辛抱で済むのだ。ガンプラバトルという分野を監督するヤジマグループから、出禁でも喰わない限り大丈夫なのだろう。
ならば、今は程々にガンプラバトルをして生活に困らない収入を得ながら第二の道……いや、今でも時折履歴書を気になった企業に出して弾かれることがあるから、第三の道を探す必要がある。
「なんか、店でも出すか……」
おにぎりとカレー程度なら、ヒデツグも美味く作れる。その二品のみで勝負するのは、至極リスクが高いのだけれども。
「まぁ、頭に入ったようだね」
ミオはまるで姉のような口ぶりで、ヒデツグの前に立った。
普段は甘々な妹キャラだが、時折このように頼りがいが出てくる。
「それじゃ、エッチの続き始めようか♪」
「わっ!?」
そう言ってミオがヒデツグの手を引き、ベッドに倒れ込む。
「お兄ちゃんって背面位好きだよねー」
「まぁ、そりゃあミオの中に挿れながら爆乳を揉めるからなぁ」
再びミオを後ろから抱き竦めるようにして、自分の腹の上に妹を乗せたヒデツグが両手で彼女の爆乳を搾乳するように揉みしだく。
「もう、おっぱいなんて出ないよ」
「う~ん、これだけ大きいなら…と思ったんだが」
「出るようにするには赤ちゃん産まないとねぇ。ねえ?お兄ちゃん。私と赤ちゃん作ったらおっぱい飲み放題だよ?」
再び子作りの話をされたヒデツグは、なんだか詰られてるような気がした。
「ホントにごめん」
「いいよ。でもお兄ちゃん、おっぱい好きだよねぇ」
「まぁそれは仕方ない。今の世の中、巨乳さんが大多数だからな」と呟く。
現在、日本女性の多くは欧米化した食生活と共に、それが十代以上続いたことと、とある製薬会社から発売されたサプリメントでCカップ未満が極少数となっている。
その意味で、「貧乳は希少価値」という言葉は間違いなく真実と言えるのだ。
ヒデツグに、ミオは畳み掛けるように言う。
「お兄ちゃん、お姉ちゃんのことも好きだったんじゃない?」
「えぇ……そんなこと」
ヒデツグの5歳年上の姉……ニワ・シズネ、日本名で丹羽・静音は、ヒデツグが17歳の時に社会人になり、現在は父の出生地でもある長野県の北部、所謂《いわゆる》北信で警察官をやっている。
ミオ程あからさまなグラマラスな体型ではないが、やはり胸が大きくスタイルの良い女性だ。もう暫く会っていないが、幼少期からヒデツグにとって母と並んで憧れの人ではあった。
小中学生時代に級友から聞いた「お前んちのかーちゃんとねーちゃん、スッゲー美人だな」という言葉は、勲章のようにヒデツグの心に残っている。
「まー、姉ちゃん32歳だし、美人だからさ、俺らが知らないだけで、もう婚約者とかいるんじゃないかなぁ」
主義でもあり、その精神状態のヒデツグは否定という嘘ではなく、姉の事情を推察することで話題からの逃走を図る。
ミオは何か言いたげだったが「じゃあ良いよ」と答えるに留まった。
「午前中、あと二回はイかせてよ」
昨日、外国から帰ってきたばかりだというのに元気な娘である。
「それで午後はデートしようよ」
「いや、ちょっと待って。マンション前でマスコミとかいるだろ!?」
「解ってるよ。だからお兄ちゃんも協力して」
「な、何を……?」
ミオに何をさせられるのか、皆目検討がつかないヒデツグは狼狽《うろたえ》る。
「そうそう。グラドルがガンプラバトルする企画が今度テレビであるんだけどさ、ガンプラ選ぶの手伝ってよ」
ヒデツグはミオの言葉を聞いて、そこまでやるか、と呆れた。昨今は猫も杓子もガンプラである。
大丈夫か。この国?
* * * * * *
ミオとヒデツグは、マンション前でミオが外出するのを待っていたマスコミ関係者に、紙コップに入った温かいココアを出してから、お台場のダイバーシティ東京に向かった。
驚いたのは、マンション上階の窓から少し見ただけなのに、ミオは全ての取材陣の人数を把握していたことだ。
流石はKO卒と言うべきか……いや、ミオが天才なだけかも……と、取材陣の一人一人に「今後とも妹を宜しくお願いします」と頭を下げて回った重シスコンのヒデツグは思う。
結局のところ、ミオの自宅に泊まったのが兄であることと、イメージアップを図ったミオの作戦なのだが、イメージアップそのものはヒデツグの為のものだった。
「取材の方が寒そうだからと、兄が」と言いながら、ミオは面識のあるマスコミ関係者にココアが入った紙コップを渡しているのをヒデツグは見ている。
実際、ヒデツグは東京の都心一沿で有名なのだが、その名声は良い物ではない。
以前、幕張でグロリアに話したように、心霊関係の仕事で大いに世間の不興を買っていたのだ。
ヒデツグは霊が見えて、たまに会話が出来るだけで除霊は出来ない。
霊がいたら「あぁ、確かに居ますね」で終わりなのである。
明らかに危険な存在があれば、感覚として感じただけで行かないこともある。
実を言うと、ヒデツグはこの特殊技能で金を稼ごうとコヤスのブログの隅にサイトに間借りしているヒデツグのページを開けば真っ先に目に入る注意書きにも書いてあるし、出張しなければならない場合は交通費を請求することも書いてある。
だが、そこの広告を最初に見た者達は違った。
学生最後の思い出作り……とか称して、ヒデツグに出張を願い出た学生の集団は、よりにもよって重大事故が何件も起きた心霊スポットにヒデツグを呼びだし、肝試しと言って現場まで同行させようとする。
あまつさえ「何か出たら除霊宜しく」だ。
注意書きの最初の一文も読んでいない物言いに、ヒデツグは呆れたものである。
結局、除霊は無理で行き先に危険な存在があることを伝え、同行を断ると、今度は「詐欺」だとクレーム付ける始末。
命が大事なので詐欺で結構。
出張費の脚代を請求したら、やはりというか「仕事してないのに払えるか」と言われたものである。
再び景気が上向いて来た時期であったが「こいつら絶対に内定貰えてねぇ」という連中からの被害は、それだけに留まらなかった。
SNSや短文投稿サイトで、事の一部分をかい摘まんで被害らしい被害もないのに被害を訴える有様。
サイトは弄ってないので学生側の落ち度も明らかになったが、それすら問題発覚後に改竄したと出張し、そこに二次元覇王流の超常的な強さに手を焼き、ジムの神様に敗北したヒデツグの元職場の者が、「ヒデツグはチート行為常習犯」と声を併せたことで、ヒデツグとミリシャ漁業組合への中傷は始まった。
少数ながら集まっていたチームメンバーは、中傷に耐え切れず一人、また一人と辞め、残るメンバーは最古参のコヤス一人となってしまった。
「意味解らんわ。俺のGPベースをパソに繋げば解るだろうに」
ヒデツグは何度かGPベースをパーソナルコンピュータに繋げ、自身とジムの潔白を示して来た。
ジムの神様の強さと、波動砲を始めとした二次元覇王流の技は、ヒデツグがジムの神様への祈りとプラフスキー粒子による反動でガンプラがダメージを受ける覚悟を折り込んだことで起きる奇跡だ。
しかし、それはGPベースでデータ化されるようなものではない。
ヒデツグは自身が気が付かない内にそんな領域に到達しているとは思わなかった。
また、ヒデツグを批判する者達も、批判対象がそんな高みにいるとは思わない。
彼らは単に、ヒデツグが不正行為を認めて謝罪することを望んでいるのだ。
* * * * * *
かつてRG1/1 RX-78-2 ガンダムの立像や、同スケールのRX-0 ユニコーンガンダム立像が存在したGUNDAM BASEの玄関先とも言える近さの場所に、現在はRG1/1 MSZ-006 Zガンダム立像が存在した。
昼間は3時間に1度の間隔でデュアルアイが光り、首が動いている。聞く話によれば、夜はライトアップされる上に1時間毎に壁映像の演出も行われるそうだ。
昼間に来たヒデツグ兄妹は、仕事が押し迫っている訳ではないが3時間ものんびりとしている訳にも行かない。ガンプラ販売スペースに移動して、商品棚を見て回ること暫し。
「ミオはどんなガンプラが良いんだ?」
「うーん、お兄ちゃんはどんなのが良いと思う?」
質問に質問で答えられてもヒデツグは困る。
正直「ジムが良いと思う」のだが、こればかりはミオが好きな物を選んでもらうしかない。
実際のところ、ヒデツグがガンプラバトルで勝てるのは機体への「愛情」くらいに考えているのだから、好きな物を選んでくれた方が良いのである。
「あ、コレなんてどうよ?」
ヒデツグが選んでミオに示したのは、ベアッガイ系列のガンプラだ。パンダッガイである。
「うぅん、これは……媚びた感じがするから嫌」
アイドルの口からその言葉が出るのってどーなのよ? というところだが、昔ミオがパンダのことを「あざとい感じが嫌」とか言ってたのを思い出した。白か黒かハッキリしろとも言っていた。
ミオは結構、自分の主張ははっきり言う強い女性であるのだ。
「まぁ、勝利を目指すならパンダッガイは小さいしな」と、敢えてあざとさを狙ったヒデツグの目論見は一撃で砕け散ったのである。
「あ、これ美味しそう」
決してガンプラに対して言ってはいけない言葉を吐いて、ミオが商品棚から取り上げたのはRMS-108 マラサイだ。赤い外装は良い感じに茹でられた甲殻類に見えなくもない。
隣にUC版の緑のマラサイもあって、こっちのパッケージの方が強そうなのだが、ミオはティターンズで使用された赤マラサイを選んだ。本気で食べたい方を選んだ可能性がある。
ただ、赤マラサイだけだと武装面に不安があるのでヒデツグは愛する妹の為に、もう一品買い足すことを考えた。茹でられる前の緑マラサイか、或は他のものにするか……。
そこでヒデツグは度々自分が世話になった、ケンプフファーを買うことにした。ミキシングしても良いし、ショットガンは改造無しでも有用な武装である。
* * * * * *
ミオとヒデツグは、その足でミリシャ漁業組合が所在する新宿バトルドームに向かった。
工作室もあるし、ミオならここでガンプラ制作について改造に関する指南を受けれるだろうと、ヒデツグの考えである。
その代わり、ヒデツグはガンプラの中で組み上げが面倒なマラサイの腕脚パーツと共に、第二工作室に移動しようとする。
「お兄ちゃん、どこ行くの?」
マラサイのパーツとケンプファーの箱を持って移動しようとした兄をミオが留める。
「いや、ほら。俺ここじゃ評判良くないし」
ヒデツグの実力をフェリーニのように認めている者も少数いるのだが、大多数は先の通りだ。
ヒデツグは「チートのヒデツグ」として嬉しくない名が通ってしまっている。ところがミオは、声をくぐもらせて「お兄ちゃん、それじゃデートにならないでしょ?」と、主張。
来る前にカフェでも寄るのだったと内心嘆息するヒデツグだが、ここで妹の評判を下げる訳には行かない。
心を鬼にして「ガンプラは本来、一人で作るものだからダメ」とか、適当な理由をでっちあげて移動した。が、困ったことはまだ続く。
説明書がミオの元にあることだ。
まぁ、PCパーツは必要な物だけキープしてあるし、説明書が無くともガンプラ制作に慣れているヒデツグからすれば、セオリー通りに作っていけるのだが……。
「…………ちょっとワケ解らん」
ミオが仕事で使うガンプラだから、下手に間違えて差し込み部分を劣化させる訳には行かない。へし折ったりしたら事である。
仕方ないのでケンプファーの武装から先に作るのだが、そんな時にコヤスが来た。
「お、コヤッさん。こんちは」
「中尉、それどころじゃないっスよ!モモカ・ミオす!モモカ・ミオが来てるんっスよ!」
それ、俺の妹です……と、言って良いものなのか否か。
いや、ここは対ショック姿勢が必要である。せめてチームメンバーであるコヤスくらいには真実を知ってもらおう。
「あぁ、実はですね。コヤっさん…………」
かくかくしかじか――――
ヒデツグに事情を聞いて、第一工作室に移動したヒデツグは、ギャラリーを取り巻くミオを目にする。
案の定、自意識のあるヤツがミオにあれこれ教えて懇切丁寧にガンプラ作りを教えていたのである。
「そんじゃ私、ミオに手足パーツ届けて来るから」
ランナーとポリキャップを持って人垣を掻き分け、ミオの元まで到達したヒデツグは「はい、手足の部品」と「PCパーツ」と、部品を渡してくる。
見れば、ランナーから切り取った部分を紙ヤスリで綺麗にしている。ヒデツグ、このヤスリ掛けの意味合いが理解不能で、今までやったことがない。
話は反れるが、ランナーから切り取ったゲート跡の部分に最初に掛けるべきは金属ヤスリだ。そのあと、目が粗い紙ヤスリで綺麗にしたあと、段々目の細かい紙ヤスリで綺麗にしていくのである。
「………………………………うん」
敢えてミオには何も言葉を掛けずに、退散するヒデツグ。
「中尉、どゆことス?」
「いや、あんな他人が大勢いるなかで妹に声を掛けるのとかさ、恥ずかしいでしょ」
「ってか、ホントに妹さんなんスか?」
どうやらコヤスの中に、一つの疑念が生まれたらしい。コヤスは「巨乳大好きリーダーが、爆乳グラドルに一言程度しか声を掛けなかった事が信じられない」ようだ。
「だ、だってさ。衆人観衆の中で兄妹に声って掛け難いでしょっ? 心情的にッ!」
コヤスは独りっ子なので、そういう感覚は解らないという。
ミリシャ漁業組合に発生した疑念を、どう処理するか頭を悩ませ続けるヒデツグであった。
前半でヒデツグの淫乱度が5%上がりました。
さておき、人物そのものは登場してませんが名前だけヒデツグの姉が出て来ました。
そのうち登場予定です。
PIXVで書いてた時は、設定上兄貴だけだったんですがね…。まぁエロ小説ですし。