18禁ダムのサブタイは怠けようかなぁ……と、思ったんですが、外伝的な部分くらいは頑張りますかねぇ。
ろくでもないのが来る予感ですが。
マダガスカルで残党軍を叩いた後、ヒデツグとコヤスは残党軍の人員を村に引き渡し、大陸横断艇でアフリカ大陸縦断を目指し、今は夕方のサハラ砂漠を走っている。
この先、当分は何処に行く予定も無い。なので一度はコヤスのリクエストに応えてエチオピアに行く事にしたが、エチオピアの宿泊施設に心当たりの無い彼等は行先をイタリアに変える。
コヤスは遺跡観光なぞと主張しているが、その実、嫁さん捜しであろうことは明白である。ティターンズ時代にエチオピアには美女が多いと話すことが有ったヒデツグにはお見通しだ。
だが、本人のコヤスには嫁候補がいた筈である。なので、宿泊先に困った時にヒデツグは欧州旅行を主張し、イタリアに行くことになったのだ。軍を脱退した今でもコヤスとヒデツグの力関係は以前の階級のままである。
「ってかコヤスッ! お前何故生きてる!?」
大体皆、知りたいところである。
だがコヤスは意外そうな顔をしてこう言った。
「やだなぁ、中尉。モビルスーツ戦で人が死ぬワケ無いでしょ」
戦争ってそんなにスポーツライクな物だっただろうか。
一年戦争中に人類の内でかなりの数が死んだと思うけど、あれはまさか病死? 衰弱死?
そういえば、この前のジオン残党軍を掃討した時に、ライフル兵や砲兵は疎か、撃破した敵モビルスーツパイロットまでもバツの悪そうな顔して普通に捕虜になっていた。
コントで感電した後みたいにアフロヘアになっていたが、あれはアイツらが機動武道伝的な強化人間なんじゃなくて一般平民の時から備わってるパッシブスキル的な物なのか?
まぁ、今考えても解らないし疲れるだけだから、この現象について考えるのは後にしよう。
「っていうかコヤス。以前にジュピトリスで協力者になったスタイリッシュ巨乳さんがいるだろうか。言い寄るなら彼女にしろよ」
ヒデツグはグリプス戦役の最末期に、黒柳○子っぽい髪型の木星帰り男が乗っていたジュピトリスから、ニュータイプ専用動けるデブ型モビルスーツの兄弟機を、その搭乗員でダークエ●フっぽい褐色肌の銀髪巨乳美女のハートごと盗み出している。
●ークエルフっぽいが、耳は普通のヒトである。まぁ普通とは少し違うかも知れないが、ヒトだ。
ヒデツグが女性の扱いが特別上手いというので無く、巨乳美女がチョロかったのである。更に言えば惚れっぽい……というか痴女っぽいところがあった。
ヒデツグには+αもないのに、短時間で巨乳美女を心服、もとい調教する事に成功している。
彼女の子宮内にたっぷりと子種を残したのは、今思い返すだけでも汗顔モノである。
だが魅力溢れる美女をジュピトリスに残しても行けなかった。妊娠してしまったかも知れないし、男なら責任は取らねばならなかった。
拉致っぽいが、実際は合意の上で行為い連れて行ったが、直後に徹子ヘアの木星帰りが乗った動けるデブ型モビルスーツ型がジュピトリスに突っ込んで、爆散してしまった。
惜しい事をしたものである。徹子がモビルスーツをまともに動かせないと知っていたら、兄弟機のニュータイプ専用肥満体系機を頂戴していったのに。
「いやぁ、あの巨乳さんは中尉に惚れ込んでますし」
「そなの?」
「そっスよ。気付かなかったんスか?」
「いや、あの娘は危ういから連れて来たけどさ、それは全然知らなかった」
「中尉から一押しすりゃすぐっスよ」
「それは困ったな。私にはアイダがいるんだが」
「なんと!? デキてたんですかっ! 俺達のポンコツ姫と」
「他人《ヒト》の彼女を……まぁまだ彼女って訳じゃないけどさ。とにかくポンコツって言うなよ。たまに粗忽なところはあるけど直ってきてるし、一所懸命だし……」
「一所懸命ねぇ……」
コヤスが溜め息混じりに呟くと、ヒデツグも渋面を作ってしまう。
「もうちょっと肩の力を抜いてくれると良いんだけどなあ」
褐色肌の巨乳美女は直前か直後に避妊薬でも飲んでいたのか、幸いにして妊娠することはなかった。直後に飲めるような薬局にも立ち寄ってないし、直前に飲んだと考えるのが自然だろう。
ヒデツグは将来的にはアイダとの結婚も考えているので助かったが、どうしてあの瞬間、あれほど惹かれ合ってしまったのか。謎である。
「ってかコヤス、今度から『ガンダム』と名の付くモビルスーツには乗るな。アレはコストが掛かるだけで使えん」
「そっすねぇ。どんだけ高性能かと期待したんスが、金が掛かるだけの機体でしたね」
「そーだろ。そーだろ。連邦も下らないことに金掛けたよ」
ヒデツグが考える戦争に於ける絶対的優位性を保てる条件は、少数にコストを掛けるより過去の戦歴をバックアップして量産機に等しくコストを掛け、戦線を維持していくことだ。
なのに、連邦もジオンも少数の成功例に縋って少人数のパイロットにコストを掛けている。これをナンセンスなことだとヒデツグは考える。
ニュータイプと呼ばれる特殊技能持ちを殊更称賛し、彼等に合ったMSを建造する。しかしそれもニュータイプあってこそ意味のある事だ。
自分達の努力を徒労に終わらせない為にも、連邦軍はジオンの研究を基礎に人工のニュータイプを作りだす研究を始めた。
その被験者に選ばれたのがヒデツグとコヤスだ。
「俺らがあのまま残ってたら、どうなってたでしょうねぇ」
「考えるのも恐ろしいな。精神外圧だけでもアレだけ腹立たしいといのに」
「腹立たしいものスか?」
「そりゃもう」
御蔭で医師の横っ面を張り倒してテーザー銃を喰らってしまったくらいである。コヤスには、別の方法を用いられたようで理解されなかった。
「あそこにいたコ、この前大型モビルスーツでホンコンをズタボロにしてましたからねぇ」
「まぁあんな所にいればストレス溜まるって」
ストレス解消で街を破壊されては堪らないのだが、それがサイコ“ガンダム”の被害と聞いたらヒデツグが再びガンダムというモビルスーツをディスっていただろう。
「あ、レーダーに反応」
「遅いよ! ミノ粉!?」
「いや、お喋りでうっかりしてました」
「Oh……」
コヤスが言うには、スピードから見てジオンのパトロール機・或は偵察機のルッグンのようだ。
レーダーに反応は有りはしたが、以前に襲撃した先のジオン残党には「奪うなら有る場所から奪え」と苦情を言われたので、ルッグンなんて一年戦争の代物を使っている(恐らく)ジオン残党に進路を向けることは出来ない。
「でもまぁ良いわ。捨ておこう」
「良いんすか? 見逃しちゃって」
「ほら、今行ったら“エロ”なんて名前のジオン残党兵とか出て来そうじゃん。でも絶対オッサンだよ。面倒なんだよね。そういうの」
物語の種類としては、エロに触れずにいることはできないのである。しかもエロという名前の持ち主はオッサンである。物語を進めるのに地獄の苦しみが待っているだろう。
「まぁ、エゥーゴのガンダムチームに任せようか」
「中尉、なんかメタいっス」
何か超越的なことを言っただろうか? 何を言っているのかこの勤め人は……。
そんな思考しながら、ヒデツグは西に沈んで行きながら、そらを赤く染め上がた太陽を見送っていた。
「最近、私たちは働き過ぎだよ。グリプス戦役が終わってから真っ先にペズンに御邪魔してモビルスーツ頂いたり、メールシュトローム作戦の戦場宙域でゴミ拾いしてたり」
「ペズンの機体はともかく、ジャンクパーツは予想以上に金になりませんでしたねぇ」
「その間にハマーンがダブリンにコロニー落としちゃってるし」
「宇宙の人って地球に物落とすのが好きっすよね」
デラーズ紛争の最終期、コロニー落としを敢行したデラーズ軍に対して、ヒデツグは当時の愛機、RGM-79のジム・ガンでスペースコロニー一基を大気圏で燃え尽きる前にスペースデブリと帰している。
ティターンズからスカウトが来る前の話だ。
「アフリカに来てから連邦の基地の物資を少しばかり頂戴したり、残党軍基地を壊滅させたり……」
会話がかみ合ってないように聞こえるが、この二人の場合は何処かで一致する。
「そういやハマーン・カーンのシルエット、何かに似てるな」
「ヘルメットを脱いだ時の髪が大変そうっすよね」
「そうか、あの髪が大変なことになりそうだな」
一応、意見の一致をみたところで既に大陸横断艇の外は闇に包まれていた。
アマルフィのアドリア海に面したホテルの一室。
その部屋から突き出たベランダで、ヒデツグは今後のスケジュールを考えながら携帯端末に予定を組入れていた。
ちなみに、ホバー機能が付いている大陸横断艇だがエンジンを止めると沈むので、海岸の広いスペースに停めさせてもらっている。
年中地球圏中を転戦し多くを持てない彼にとって、メモが出来る携帯端末というのは非常に便利な道具だ。
本来は通信用の端末なのだが、ヒデツグには数世代前の端末を使い続けている。
愛着とか、そんなセンチメンタルなものではない。単に金が掛かるのだ。
今のままの方が使い勝手が良いというのもあるが、一銭でも節約したいのである。
本拠地の農業型コロニーに残したアイダと結婚し、静かに暮らしていく為だ。
そういうつもりで今の生業を始めたのだが、グリプス戦争の末期には実に危険なことをしてしまった。
もし褐色肌の巨乳美女がヒデツグの子を孕んだりしたら、アイダとの結婚の約束を破ってしまうことになる。
褐色さんに会ったのは、ジュピトリスに潜入し頂戴するモビルスーツの探索中でのことだったが、セキュリティが低くて値打ちが有りそうな機体に乗ったら褐色さんがいたのである。
焦ったのはヒデツグだ。言い訳のしようがないのだが、取り敢えず話をしようとしたところ、エロ同人誌みたいに薄いパイロットスーツを着た褐色さんに唇を奪われたのである。
会って一秒でディープキスである。
どこエロゲですかと言いたい。
その直後、媚薬でも盛られたかのような種付けセックスである。
敢えて今一度言おう。エロ同人誌みたいに!
アイダには申し訳ないのだが、グリプス戦争終局時は他の女に種付けセックスしながら乗り切っていたのだ。
未だに名前を知らないエロ褐色銀髪巨乳さんとコヤスは、部屋の中で遊んでいる。
面白い番組は何もやってないが、唯一テレビのある部屋で大人の遊びをしているのである。
子供の遊びではない。低年齢化が進んでるとはいえ、責任能力のない子供がするのは良くない。
保健の授業で先生が言ってたしマジで。
今にして思う。グリプス戦争の末期に背面座位でパイロットスーツ越しに、勃起する乳首を扱きながら、子種で子宮と膣を満たしても妊娠しなかったのは無重力だったからではないか? と。
あと女性パイロットは下着を着けずに素肌に直接パイロットスーツを着るのか?
これは今度アイダに聞くとして、無重力では妊娠しないという話は以前にも聞いたことがある。
あれは旧時代の動物実験の成果の話だったろうか。
無重力では妊娠しないという仮定が真実なら、今度アイダとニホンの温泉旅行に行く時にでも宇宙では生で中出しセックスが楽しめる。
以前からアイダには時折子作りをせがまれているが、それは安定した生活を手に入れてからである。
それに対して今は1Gだ。
コヤスは褐色巨乳さんとの間に、一児設ける可能性がある。どうするんだ、アイツ?
何れにせよ絶対的に信頼出来るアイダに留守番を頼んでいるのだ。今回の分は、近い内に埋め合わせなければならない。
「動くな! 手を上げろ!」
突如、アサルトライフルを構えた複数の男がベランダに乗り込んできた。
「アルエエエエエ! 何ごとっ!?」
モブだからヘルメットを被っていて顔は確認出来ないが、気付かれずにここまで侵入した手際の良さを見ると軍や警察の特殊部隊かも知れない。
「ヒデツグ・タンバだな! 貴様には黙秘権が無い!」
だから嫌われるんだよ地球連邦は! よっぽど言ってやろうかと思ったが、この警官が何の資料を見てヒデツグの名を知ったのかも気になった。
「思いっきり間違えてますよ……名前」
飢狼は亀更新ですが、無論憶えてます。
しっかりやります。次は温泉旅館で血の雨が降る話です。
というか、別作品の話をここでして良いものなんですかねぇ……。
まぁ、同じ18禁ってことで勘弁して下さい。
というか、そろそろビルドファイターズ始めます。
次の次か、その次からビルドファイターズの筈です。
ですが、ハマーンで手古摺ったら申し訳ありません……。