次の分もだいたい書いてあるのですが、ガンプラバトルしてない……。
というかジム系が活躍してない。
でもジムが主役機です。
ガンダムじゃなくてジムが主役機の小説です。
アカリが言うに、ハシビロコウの如くヒデツグを睨んでいたのは脱色疑惑のある娘…オニヅカ・エリカの母親であり、またPTA会長をやってる女性だという。
そしてアカリの話は、またややこしい話だ。
ヒデツグが吉祥寺でアカリらを録画していたことを、オニヅカ・エリカは知っているというのだ。
先のアカリへの話も、談笑などではなくアカリへの頼み事だったという。
「ええー……でもオニヅカ・エリカちゃんは万引きなんてしてないんだろう?」
ヒデツグは吉祥寺に行った時、ドラッグストアの店長に防犯カメラを見せて貰っている。結果としてオニヅカ・エリカは万引きなどしておらず、ちゃんとお金を出して買った化粧水が入ったビニール袋を店内で廃棄して万引きを偽装している。
あの日から連日、ヒデツグは疲労困憊であった。
プールで泳いだ時点で体力の半分以上は使い、アイダとミオをイき狂わせるために取っておいた体力でアカリを追跡。
シーマに救急車を呼び、闇金を警察に突き出してその足で新宿のネカフェに帰って着手金無料の弁護士事務所を探した。
次の日にはシーマから借金していた金融機関を聞き出してシーマ宅を家探し。必要書類を見つけて弁護士に相談しに行ったのである。
今は弁護士と金融機関で調停中で、裁判になったら弁護士本人に代理人を務めて貰い、数ヶ月以内には結果が出るだろう。
まぁそんなワケで、ヒデツグがエリカの母親に睨まれる理由などないのだ。無いのだから、今度会ったら良く話さなければならない。
そもそも録画した映像など、アカリに土下座されてしまった時点で消去している。残りはアイダとミオのハメ撮り動画という、卑猥なものしかない。
いや、PTAの会長なのだから、女子生徒に逆ナンされていたことに問題があったのか?
それも含めて誤解を解く必要がある。
* * * *
シーマ宅に着くと、アカリとはお別れだ。
「アカリ、そんじゃお休み~」
ちゃんを抜いているのは、もはや親子関係でありロリコンならぬドーターコンプレックス…言うなればドタコンっぽい呼び方を辞めたためだ。
「お休みなさい。お父さん」
そのアカリの一言に、ヒデツグは妙な寂しさを感じた。
暗い部屋の中に、以前なら母親である華子が待っていたのだ。
しかし彼女はいま入院中である。受験生である15歳の娘を置いて入院しなければならない事情があったのだ。
ヒデツグが15歳の時は……まぁヒデツグは骨の病気で入院してたし、今のアカリの時期には退院して実家で死に物狂いの追い上げしてた。
寂しさとは無縁である。
アカリは昨日も誰もいない暗い部屋の中に帰っている。心細くはなかっただろうか?
そう考えた時、ヒデツグは自分がすべき行動を決めた。
「よしっ、今日は親としてここで過ごそう」
「えっ、いいの?」
「あぁ、母さんにはアカリに寂しい思いをさせないって約束したし」
シーマと話した内容を思いだし、ちょっと違ったかなと思うヒデツグである。
その後、深夜にも渡ってアカリの受験勉強は進んだ。
ヒデツグなんかは夜食のラーメンを出すワケだが、その時にもエリカの話が出た。
アカリ曰く、以前は普通の友人でエリカは弟か妹が欲しいとアカリに話していたらしい。今の時代で独りっ子というのは課税対象になるが、所得税と違って「もし居たらこれくらいの養育費が掛かる」分を払うので、所得の高い家庭には子供が少ないことが多い。
ヒデツグの実家は4人兄弟だが、べつに貧乏子沢山を地で行っているわけではない。心霊が現実のものだという認識が世にあるせいか、民俗学者の父に儲けの良い仕事が集まって養育するのに資金面の苦労がないだけである。
父の専門というか、研究する分野は東南アジアから日本に渡って来た蛇神信仰とその民族であって、幽霊やら心霊とは違うのだが……。
「お父さん。ケータイで撮った動画ってもう消したの?」
全ての麺を啜り終えたアカリが聞いてくる。
「消したよ。もうデータの影も形もないよ」
ケータイを出して見せてやろうかと思ったヒデツグだが、アイダやミオのハメ撮り動画がある。
青少年のアカリには、絶対に見せてはならない。
「ちょっと見せてよ」
ヒデツグを疑っているわけではないのだろうが、アカリは確認の為に言ってきた。
「ダメです。絶対に駄目!」
「なんで?」
「怖いの映ってるから。4月になったら静岡に行かなきゃならないし、それ以前にもアカリを独りにしなきゃいけないことがあるからダメ」
幼児などの未就業時が見れば行われていることの異常さに恐怖を感じるかも知れない。だが実際は、アカリがどんな反応を示し、どんな影響が起こるか解らないからヒデツグが怖いのである。
ミオといえば飛ぶ鳥を落とす勢いで活動をし続けるグラドルで、更にはシーマには未だ存在を言っていない今カノのアイダが映っているのだ。
「心霊ビデオ? それくらい大丈夫なのに」
言うアカリを余所に、ヒデツグは食べ終わった丼を片付ける。
* * * *
夜食を食べ終えたら勉強の続きだが、オッサンならまだしも年頃の女の子が夜中にラーメンなぞ食べて大丈夫なのか? なぞと、受験とは関係ないことを考えながらヒデツグは船を漕いでいた。
実際に室内で船を漕いでいるわけではない。眠くてこっくりこっくり首を落とさないようにしている様を言う意味の慣用句だ。
要は、ヒデツグは眠いのである。
これも、健康的とは言えないが日頃から規則正しい生活をしてきたせいである。
しかし、アカリの勉強を見てなければならない。もし解らないところがあればヒデツグが教えなければならない。
だが今の時期に解らない部分があって大丈夫なのか? それこそ教科書を見直して1から勉強した方が……いや、解き方を教えるのが手っ取り早い。根本から教えればいいわけで、しかしそれは教科書見ながらやるのと変わりない気も…………
Zzzzzzz………。
そんな感じに、ヒデツグは睡魔に絡めとられてしまった。
直ぐに目が覚めたのは、夢の中でジオン水泳部のスイマーにケータイ出したままだと言うことを教えてもらったからだ。
「はぁぅああ!?」
ちょっと近所迷惑なんじゃないかというほど勢い良く起きるヒデツグ。目に入ったのは、ガラケーを見ながら顔を赤くするアカリの姿だ。
「ちょっ! アカァーリ!?」
「お、お父さん。これ…………」
かくかくしかじか――――
ピンクに見える赤毛の子は以前から付き合い、婚約までしている子でミオ似のロリ顔の子は実際にミオで僕の妹です。
そんな風に、ヒデツグは包み隠さず話すしかなかった。今の世の中、強姦は玉ごと取られる去勢刑で、準強姦でも棒の半分をカットされてしまうものだからだ。
それが16歳以下が被害者だと、語るのも恐ろしい刑罰になってしまう。
ミオは24歳だが、14歳にも見えるので真実を喋らなければヒデツグは暫く塀の内側に留め置かれてしまうだろう。
「モモカ・ミオが……私の伯母さんなの?」
「うん、そう」
「じゃあお父さん」
アイダに関して気にするところはないのか、モモカ・ミオというビッグネームに拘るアカリである。
「私ともエッチできるよね?」
「!!?」
拘ると思ったら、実の妹は良くて義理の娘は駄目なのか? ということだった。
* * * *
「パパ!」
「パパはやめれ!」
いかにも援助交際っぽくなってしまう。
「じゃあお父さん!なんで実の妹は良くて……っ」
「わ、わかった!ちょっと待て!」
しばしアカリに待って貰ってここで一度クールダウン。準強姦罪以上に問われるのは、合意なく相手に獣欲を払らした結果である。
今、最も問題になっているのはアカリが15歳ということだ。
中学3年生の15歳……このくらいの年頃ならオナニーくらいしているだろうか?
ちなみにヒデツグが15歳の時にはオナニーだの自慰だのという言葉くらいは知っていたが実践したことはない。
アカリはどうであるうか? ムラムラし過ぎて勉強が手につかないのであれば問題だ。手伝うくらいならセーフではなかろうか?
「アカリ!」
「なに?」
「自慰とか、オナニーとかって知ってる?」
「!!」
結果として、アカリはオナニーを知っており実際何度もしているらしいのだが、最近は気持ち良くイケてないという。
(親に話してて良い内容じゃねぇ……)
と思うヒデツグだが、存外アカリが性欲の塊であることを知ることができた。
「いやらしい子だって思った?」
「いや、アカリの年頃らなそんなもんだよ」
中学生の性欲は人それぞれだが、全体的に強い。
先日ググったところ、明確な答えを得ることはできなかったが結論として導きだした答えがそれだ。
そもそも人間と兎は年がら年中発情期なのだから、エロくないのが生物としておかしいという極論である。
「じゃあアカリ、オナニーじゃダメなの? 見ててあげるから」
「ええ……」
敢えて言わずとも解る。親父が言って良い台詞じゃァない。しかしアカリは当惑するばかりではなかった。
「お……お父さん、手伝って…」
実に、いやらしい子である。
心の底で歓喜しちゃってるヒデツグがいたりする。
* * * *
「よーし、じゃあ最初は軽くやるからな」
クッションに座ったアカリを背後から抱えるように抱き、ヒデツグは露出させた巨乳に手をやる。
筆者の社会的安全の為に付け加えるが、アカリは
中学3年生のアカリは
18歳以上の女性でも、義理とは言え娘であるから下の方には手を出さない。その辺りはアカリ当人でやってもらうことにしている。
「このことは、2人だけの内緒だからな?」
「うん」
「モモカ・ミオが叔母さんってのも、友達には内緒だからな?」
「わかってるよ、お父さん」
女神のような肉体とは言え、娘に対して愛欲は禁物。
相手がアイダやミオなら
軽く乳首を摘むだけで、アカリの軆は小刻みに震えた。やはり自分でするのと他人にされるのでは感覚が違うらしい。乳輪をなぞりながら大腿を服の上から撫でると、それだけで可愛い声を挙げて絶頂に達してしまう。
こ、これは……あっけなさ過ぎる。まぁ娘なのだから何時までも卑猥な行為を続けて良いというものではない。あのまま長々続けていたらヒデツグの男棒も勃っていたかも知れないし、これで良かったのである。
「フフ、お父さん。高校に入学して私が16歳になったら続きもしようね」
アカリは、そんなことを安心しきって寝直すヒデツグの背にメスの顔で言ったのである。
* * * *
次の日の午前中。
ヒデツグの姿は新宿の寝床としているネカフェに居た。
パソコンを使用する必要があるからで、店員から貸し出し用のデータ通信用ケーブルを借りる。
これでガラケー内の動画ファイルを一度パソコンに移し、PDのファイルもパソに移す。
そして今までガラケーにあった動画ファイルをPDに移し、PDにあった動画をフリーメールの動画ファイルとして保存しておく。
ミオとアイダのハメ撮り動画を閉鎖ファイルに移してパソコンに残さないのは、クラッカーを心配してのことだ。大事な彼女と愛する妹の今後に関わることだから、手元に残してもパソには残さないのである。
そのまま新宿DOMEに行くと、久しくジャギ様と出会う。
「おう、リーダー。久々。最近どうしたんだ?」
「あんまり遊んでる暇なかったからな」
ここにきて、ジャギ様は自分のやっていることが仕事とは言えず、遊びであることを再認識してショックを受けたようだ。
まぁ遊んで給料もらってる身分だから仕方ないのだが。
そのままジャギ様のザクⅣを僚機にして一戦。相手は素早い陸戦仕様のガ・ゾウム部隊だったが(カスタム機)、試運転を兼ねたゴッグで最強伝説を飾る。二次元覇王流を使うまでもない勝利だった。
今少し、機動力に余裕があるからプラ板で装甲を強化してみるのも面白い。
昼飯を食べた後の午後は府中でシーマの見舞いだ。
府中で食べることも考えたが、DOME周辺の飯屋のラーメンの方が安くて速い。
手早くムシャっと食べて、ヒデツグは府中に向かった。
* * * *
昨夜の事を思うと、シーマとは若干ながら顔を合わすのは気まずい。
しかし、あれは仕方ないのだ。変にムラムラして勉強に身が入らないのは困る。
「こんちわーっす」
シーマは昨日と同じ、病室の窓から外を見ていたがヒデツグが来ると笑って迎えてくれる。そして思いも寄らない事を言う。
「今日、朝の内にアイダって子がきたよ」
「な、なんと!?」
「良い子じゃないか? 幸せにしておやり」
「えええ……しかし、やっぱりこういうのって先にした約束の方が優先されるし……」
自分の経済力ではシーマとアカリを支えるのが精一杯である。そう思ったヒデツグだからそんな言葉しか出ないが
「なに言ってんだい。アイダって子はアンタとアンタとの子供を支えるって言ってたよ」
アイダにとっては、ヒデツグなど完全にヒモでも良いと言うのか。否、アイダは努力の末の幸運を信じ、実践してきた。ヒデツグの努力を信じているのである。何せ、今は甲斐性さえあれば重婚可能な世の中だ。ヒデツグも頑張るしかない。
「あ……はい、頑張ります」
「あぁ、それで好し。それじゃこれお食べ」
そう言ってシーマが差し出したのは、なんの変哲もないように見える饅頭だ。
「アイダって子の差し入れだよ」
見れば、シーマの頭床台には三重のアンテナショップで売られているプリン饅頭の入っていると思しき縦横に大きいバッグがあった。このバッグも含めての売り物なのだろう。リッチで気を遣う娘である。
「バイト先の子供達にも差し入れてやれってさ」
* * * *
午後5時になって、ヒデツグのバイトは始った。
昨日の分を取り戻す為、アカリのクラスでは不必要な脇の話はせずに通したが、ヒデツグにとっては不完全燃焼である。
日本の将来を担う若者には、授業範囲のことはある程度知っててもらいたいのだ。その為には本物の教師にでもなるしかないのだが、ヒデツグが持っている教員免許は歴史ではない。
教員になろうという希望者が多い地理と公民だ。私立の学校ならともかく、ヒデツグが実際に教壇に立つことはないであろう。
2人との結婚の為には大金取りにならなくてはいけないし。
9時に補講が終わると、ヒデツグは生徒達へプリン饅頭を配る。
受け取らずに帰る生徒がいないように、他の教員にも協力してもらっているのだ。
「シーマ様のお父さんて若いしイケメンで優しいよね」
どうやらアカリも学校ではシーマ様と呼ばれているらしい。苗字が志摩だからこれは仕方ないのか。それはさて置き、昨日は動画のことでエリカから頼まれごとをされていたアカリだが、今日は実にフレンドリーだ。
アイダのプリン饅頭の御蔭か、動画は既にこの世にないことをエリカに教えたためか、いずれにせよ良い事である。
宇宙世紀じゃ誤解が悲劇を生みまくった。それに比べればなんと優しく尊い世界であることか。
学校の廊下に出てそんな会話を聞いていると、不意にヒデツグに声を掛ける人物が居た。
「ちょっと貴方」
誰かと思って振り返ると、昨日の教育ママっぽい黒淵メガネの美熟女。
「どういうつもりなの?」
「……何がデスカ?」
ヒデツグは、そう答えるしか出来なかった。
今回でロリコンのヶも出てきた感じの主人公です。
まぁそんな小説です。
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