曖昧な感じの世界感説明は次回です。
その時に、まぁ……色々出てきて「ホントにビルドファイターズかよ」って思われるかも知れませんが、
退かないでくださいね?
タグにも「独自世界観」とあるんで。
アニメのビルドファイターズは近未来が舞台でしたが、このBFは結構未来です。
その男は3年前程前にヒデツグが始めた副業で、トラブルを起こした相手の男だった。
神奈川の外れにある廃病院で、大学の卒業記念に肝試しを計画し、残留思念が見れても除霊が出来ないヒデツグを呼び、ボディーガード兼霊の解説を頼んだのである。
ヒデツグの副業はミリシャ漁業組合のインターネットサイトを間借りしていたが、サイトの分かりやすい所に除霊は不可能であることを書いてある。
『霊』というキーワードだけで、他は何も見ずに当該の場所とヒデツグを探したと思われるが、ヒデツグは今一度、除霊は出来ないことを伝える。
その代わり、この場所には確かに霊がいることを教えた。それも、ヤバいタイプの霊であることを。
そしたら何やらDQN共は盛り上がりった。
意味が分からないのだが、盛り上がったのである。
そして、行くから付いて来てくれ……とか言い始めた。
耳が悪いのか頭が悪いのか、或いはその両方かは知らないが、もちろんヒデツグが同道する気はない。
その事を伝え、此処までの足代…つまり出張費を請求するとヒデツグを詐欺師と言う。
何の詐欺なのだかサッパリ解らないが、そのDQN共の契約不履行と中傷のせいで,中規模はあったミリシャ漁業組合からは次々とメンバーが抜けて行ったのである。
メンバーが抜けて行った原因はそれだけではないが、切欠を作ったのは確かにこいつらだ。
「だから、お前は殴られる前にカエレ」
ヒデツグはスーツ姿の元DQNに言う。あんなDQNに内定を出す企業があったとは驚きだが、ヒデツグの前に二度顔を出せるDQNの神経にも驚く。
「そうはいきません!」
DQNは丁寧になってはいるが、ウザさがパワーアップしていた。
「ハルカが……僕の恋人がとり憑かれて3年もするんです!」
このDQNカップル。ヒデツグがあれほど警告したにも関わらず廃病院に行ったらしい。
ヒデツグがそのことを問うと、案の定肯定した。
「じゃあ自己責任だな。愛の力でその内何とかなるよ」
「そ、その内って、一体いつ頃っ?」
「知るかよバカ」
「バ~カ」と言った方が腹立ちそうだが、アイダもいるので止めておいたヒデツグだ。
「そもそも何で俺に言うの? 除霊、出来ないって知ってるはずだが?」
「ニワさんなら霊能力者の知り合いも居るのではないかと」
「ねぇよ!」
霊が見えるというだけでも稀有な才能だ。除霊ともなると、寺なり宗教施設に頼むしかないのではなかろうか。
「テレビ局に教えたらさー、面白がって何とかしてくれるじゃない?」
「面白がって」は悪意から付けた修飾語だが、「憑かれた翌週には頼んだ」とのこと。
番組としては除霊に成功した風を装っているが、ハルカという人物は未だに悪霊に苦しんでいるようだ。
「リーダー、承けてやって良いんじゃないか? リーダーは愛の神の信徒だろう?」
側にいたジャギ様がそんなことを言う。
「ってかジャギ様。どうして知ってる?」
「オダさんから聞いたらんだよ」
「だがちょっと無理だな」
「なんで?」
「たった今、復讐の神パラさんに改宗したから」
普段、信仰心の強いヒデツグだが宗教観は旧来の日本人であった。
「どうかお願いします。今回こそ、必ずお礼はしますので」
旧DQNのメガネ君の言葉に、ヒデツグの凝り固まった一念はあっけなく崩れた。「それを先に言ってくれりゃァ良いんだよ」である。
* * * *
一仕事終えたミオは、同性のマネージャーが運転する黒い軽ワゴンタイプの車に乗り込んだ。
「アミちゃん、次お願いねー」
運転とは言ったが、今の時代の車は大概自動運転なので、アミちゃんことアミテット・フレンジェットがは運転席に乗って前方を確認するだけである。
「あ……ごめん。次はメッテレで怪奇モノのスタジオ収録があるんだけどさ、2時間も時間が空いちゃってて……」
アミテットは現在ミオのマネージャーだが、元々は同じ事務所に所属していたグラビアアイドルだった。
同事務所は同期のアイドルから頭角を現した者がいた場合、それ以外のアイドルを切り捨てるという情け容赦ない方針を立てていて、ミオが頭角を現したことで切り捨てられた1人である。
どうやら、事務所は売れなかった者は「その程度の者」の利用価値のない者と見ているらしい。中には他の事務所に移ってからブレイクする者もいたりしたが、多くの場合は一般人に戻って普通の生活を続けている。
アミの場合はインドネシアから親の反対を押し切って渡ってきたから、戻る場所がなかった。同期として仲が良くなってたミオは、それを不憫に思ってマネージャーとして雇ったのである。
そんな彼女だから、やり手とは言えず時折ミオのスケジュールに穴を空けることがあった。
しかし、ミオが余り気にしている風はない。それどころかアミは元同期のグラドルだ。以前に兄がデートの途中で彼女と妹を放って、十代半ばの少女達を尾行するという危ない行為を始めた日に、ミオはアイダという兄の彼女と映画を見た後でラブホに行き、彼女と楽しんでいた。
ゲーム等を楽しんだ訳ではない。まぁセックスをスポーツと捉えることもあるが、ミオは同性である兄貴の彼女と肌と貝を擦り合わせたのである。
ミオは、実のところそっちのケもある。
そのうち兄があの軆を孕ませるのだと思うと、なんだか悔しいと思うってしまうくらいだ。
「そうだねぇ……。じゃあアミちゃん。ちょっとホテル行こ」
「えっ、なんで?」
「アミちゃんに新しい世界を見せてあげようかと」
アミテット、この雇い主がなにを言っているのか解らない。ホテルで2時間も何をするのか。
2時間ならばカラオケボックスかゲームセンターで暇を潰した方が面白いんじゃないかと思うのだが、アミには解らないのだ。
その時、ミオの携帯電話が鳴り響いた。
* * * *
渋々…を装い、喜々として依頼を受けたヒデツグが来たのは千葉県の外れにある診療施設だ。病院と言うには規模が小さく、個人経営というわけでもないのでこのような呼び方になっている。
霊にとり憑かれたハルカという人物は、この施設に入所しているという。ハルカという名前であるが、実際の所は男か女かも判らない。その良い例がジャギ様だ。あれはサキというのが本名だ。
恋人と言うからには女と仮定することも出来るが、近年では同性のカップルというのも間々見られる。ヒデツグの人生の中でも、時折見ることがあった。
アレは、見てるだけでキツイ。見ないようにしているが、どうしても目に入ってしまうのだから敵わない。
今回は間近で見る事になるから、その様な事態は勘弁願う。そうなったら迷惑料として余計に請求するしかない。
世間は同性カップルに寛容になったようだが、ヒデツグのように「見るのだけでも嫌」という者は存在する。それを理解しようとせず、価値観を押し付けようとするのはエゴだとヒデツグは断ずる。
いや、リベラルというヤツは自分側は相手の価値観を理解しているのを「装う」が、実のところそんな価値観はどうでも良い。自らの価値観が唯一にして至高だと思い込んで、他人の価値観を踏み荒らす。
ヒデツグは、日頃からそんな風に感じていた。
だから、可能性が0.1%でもあれば警戒しなくてはならない。廃病院に肝試しに行ったDQN共の中に女の姿はなかった。だからヒデツグが恐れる可能性は0.1%どころかではないのだ。
「ニワさん。除霊の方法というのは?」
「可能性があるから来たんだよ。まぁ可能かどうか知らんけど」
ヒデツグの態度は、未だ元DQNメガネに冷たい。人間が簡単に恨みを忘れられたら、復讐の神など神に成りえない得ないのだ。
診療所は全体的に暖かく、柱こそあるが今現在は仕切りはない。
精神的に不安定な患者が多く入所するので、自傷行為や自殺を防ぐ目的で看護師の目が届きやすい開放的な造りとなっているのである。
仕切りが必要な時は倉庫から出して個室を作れるような造りとなっているが、現在そのような患者はいないようである。
ヒデツグが大部屋に入ると、目標の人物を見つけることができた。すると自分の懸念が幸いにも外れていたことが解る。
憑かれていたのはセミロングの黒髪を持った女性だ。メガネ君、どうやら他のDQNとは違う日に再び彼女と廃病院を訪れたらしい。
その女性は身体を起こしてベッドに座っている状態だが、その背中には男か女か解らない虚空のようにポッカリ空いた暗黒色の眼を見開きいて、干からびた老人の残留思念が憑いている。
「おいメガネ」
「は、はあ?」
「彼女連れて別の日に行ってんじゃねぇーよバカ。だからこういうことになるんだよ」
「すいません……」
ヒデツグにしか見えない霊が憑いている彼女の隣に、丸椅子を移して座り、彼女の手を摩るメガネ。だが次に彼は言う。
「あ、ニワさん。除霊の方法とは?」
「俺も知らん。ちょっと待っとれ」
この時、ヒデツグはミオの伝手で除霊できる人物を探して貰っている。「どこに居る?」と携帯のメールに返信が来たから、この診療施設を教えたのである。
もちろん、最初のヒデツグからの発信には、謝罪の文が繰り返されていた。
「ど、どういうことです?」
「俺に聞くなよ。そもそもお前は俺を疑っちゃいけない立場だろうが」
普段、気の良いヒデツグだが、恨みを持った人間には非常に厳しい。だが、謝礼を寄越すというのだから余り無下にも出来ない。
先程ミオに送った救援メールは、再び謝罪の一文から始まり、そして「除霊が出来る特殊能力者を知らないか?」ということを聞いたのだ。
その後で再びやり取りがあり、先程「被害者の居場所は何処か?」ということを聞かれたので、ヒデツグ達が今居る施設の場所を伝えたのである。
「ニワさん、彼女……僕の恋人ですが、今どうなってるか分かりますか?」
「背中に干からびた年寄りがしがみ憑いてる。中々気味悪いから見せられないのが残念だ」
どうしても会話に嫌味が入ってしまうヒデツグだ。
そのヒデツグの場合、昔から時折ではあものの見慣れているから慣れている。母もミオも見えるはずなのだが、ヒデツグからの目撃証言が一番多い。
「恋人に憑いた霊って、何なんでしょうか?」
メガネの疑問こそヒデツグが知った事じゃない。無いのだが、これは簡単に推察できるのでついつい答えてしまった。
「地縛霊じゃないかな。彼女さんは霊感があるか、或は霊に好かれやすい体質だったんじゃないの?」
これもメガネが知る筈もない。その時施設の外に車が止まる音がした。
見れば、黒い軽ワゴン車が施設の前に止まり、そこから帽子を目深に被った女性が出て来て施設の玄関に向かっている。
「あれ? もしや……」
帽子の女性は受付を手早く済ませると、即座にヒデツグ達がいる部屋のベッドに向かった。明らかに生きている人間じゃないのが女性の背中にくっ付いているのだ、誰かに聞かないでも取るべき対象と救出すべき対象は判る。
「ミ、ミオ!? おまっ」
「急いでるの! 次の収録あるから!」
何時ぞやのようにカロッゾめいた鉄仮面を付けて無いミオが、ヒデツグとメガネの恋人の間に割って入ると「フンガッ」とハルカの背中から干物な老人地縛霊を引き剥がした。
「えぇぇぇ~!? そんな簡単に!」
ミオは用事が終わると何も言わずに施設を出て行く。そして来た時のように車に乗って走り去っていくのが診療所の窓から見えた。
「い、今の……モモカ・ミオ?」
メガネは彼女から憑き物が消えたことより、閃光のように現れて嵐のように去っていったグラビアアイドルを気にする。いや、モモカ・ミオ本人だったかも分からない。モモカ・ミオ似の高名な霊媒師という可能性もあるのだ。
「ニワさん?」
「あー……ちょっと知り合いの知り合いが知り合い多くてさ、結構なパイプがあるんだよ」
ヒデツグはそれを言うだけに留まる。実際、妹の芸能界の知り合いが芸能通で、その知り合いの芸能人かそれに類する人物に知り合いが多いと仮定でればヒデツグの言うことは嘘ではない。正確でないだけだ。
だがモモカ・ミオという妹が、仕事を放りだしてここまで来ることが予想外だった。ミオのパイプから霊媒師でも紹介して派遣してくれと頼んだが、まさかミオ本人が来て「物理」とも言える方法で霊を払うとは思わなかった。
取り敢えず、メガネの恋人から霊が払われたから「お礼」の話に入ろうとヒデツグがベッドからメガネに向き直った時、短い悲鳴が聞こえた。
誰かと思えば、霊を払われた恋人からだ。
「どうしたのっ!」
先程まで霊に憑かれて苦しんでいたのだから、メガネも慌てた態度で恋人に問う。
「こ、この人。背中に何か憑いてる!」
ハルカが指し示す先にいるのはヒデツグ。
彼の背中に、先程の干乾びた老人霊が憑いているというのだ。
* * * *
やはり、ハルカの目には、残留思念が見えるようである。
だがヒデツグやミオのように「しっかり見える」というものではなく、それとなくぼやけて見えるらしい。
「な、何てこった!」
ヒデツグは背中に手を伸ばそうとするが、関節が固いので背中に手が届かない。メガネに取ってもらおうかと考えたが、メガネは取るどころか見ることもできないし、取ろうとしてもその手は空を切るだけである。
ハルカはどうにか触り、引っ張ることもできるのだが力が足りなかった。
「こ、これどうしよッ!?」
急いでミオにメールを入れて暫くすると、「なんとか鍛えて自分で取って」とのこと。ヒデツグは除霊が物理で成されることに驚きつつも、自分が産まれ持ち課された呪いに頭を悩ませた。
するとヒデツグの携帯にミオから電話が掛かって来た。
「もしもし! ミオ! コレどうしよっ」
ヒデツグも命が掛かっているかも知れないから必死ではある。
『鍛えて! お兄ちゃんなら暫く大丈夫だとは思うけど、何時までも憑けてて良いもんじゃないから早めに取って!』
「鍛えると呪いが発動するんですけど!?」
受話器の向こうで一瞬二の句が次げずに唸っていたミオだが、彼女は言う。
『呪われない程度に鍛えて! 次に会った時に取るから、それまで待ってて』
それだけを言うと、ミオからの電話は切れた。掛け直してみても既に電話中で繋がらない。どうやら仕事の忙しい時に来てくれたようだ。
「ヤバイ。どうしよ」
しばらくは大丈夫だとミオは言っていたが、しばらくとはどの程度の間なのか。それが過ぎたらハルカのように、ベッドで寝た切りになってしまうのか。
小学生の高学年時と中2の終わりから中3の途中まで、病院のベッドに縛り付けられていたヒデツグとしては、あんな退屈な思いをするのはもう嫌である。
両親の保護の下でガンプラを作りまくっていたが、今は自立した一人の男だ。ガンプラを買ってる余裕はないし、入院したらベッド代だってかかってしまう。
しかも、この病室に入った時にハルカは意識すらなかった。廃人状態になるのも勘弁願いたい。
今の筋力では原因が取り払えない以上、憑かれた先輩であるハルカに詳しく話を聞くしかない。憑かれた当初、どうなったのかを。
「気分が悪くなって、それから……」
絶賛、ヒデツグの気分は最悪である。面白がって肝試しする誰かのせいで。
「信号が全部赤になりましたね」
「そりゃ地味に嫌だな……」
「あと良く渋滞に巻き込まれるようになりました。電車は動かなくなるし」
「えぇっ!? そりゃ困るよ!」
明後日から静岡大会があるのだ。これを交通機関の問題で欠場するわけにはいかない。ヒデツグはすぐに新宿に戻るため、乗ってきたメガネの車を再び出して貰った。
明日の昼過ぎにでも行くつもりだったが、電車が遅れて出場不可ということがないように2日前の今から静岡に行くのだ。
そのつもりだったが、メガネの車が貰い事故を起こしてしまった。
「ゲっ! 自動運転もアテにならんな!?」
自動運転で走行中の車同士の事故というのは、無い事もないが滅多にない。車のオペレーション方式が違う者同士だと起こることもあるが、それだって極めて少ない。それで事故が起きてしまったのだ。
とはいえ、交通マナーを守ってシートベルトをしているヒデツグもメガネも、相手の車の運転手にも怪我はなかった。
* * * *
交通道徳が日本の中で頗る悪い名古屋に居そうな苗字をしているが、父の出身は長野で自分自身の産まれ故郷が東京であるヒデツグは、メガネが警察との事故処理で動けないことから謝礼と謝罪の5万円を受け取って公共の交通機関で新宿まで急ぐ。
ハルカは信号は全部赤になると言っていたが、確かにその通りだ。
ヒデツグが乗るバスは信号の度に止まり、ヒデツグは心の中で運転手とバスに乗っている他の乗客に謝った。
土地勘は皆無だが、道を行く人に道を聞く程度のコミュニケーション能力は持っているヒデツグは、その日の完全に陽が暮れた時に新宿DOMEに辿り着くことが出来た。
ヒデツグが見つけた組合のメンバーはジャギ様だ。
「ジャ、ジャギ様ー。アイダちゃんは?」
「おう。おかえりー」
そしてアイダはもう帰ったという。朝から来て夜までいるジャギ様が特殊なのだ。
「ぐぬぬ……まぁそれならそれで良い。何かあっちゃ困るからな」
「どゆことだ?」
「俺、今とり憑かれているんだよ。背中に爺さんか婆さんの霊が見えない?」
「見えねぇよッ! なんでそんなモン持って来るんだよォ!?」
「好きで持って来たんじゃねぇって!」
ホンのちょっぴり期待したジャギ様だが駄目だった。
ヒデツグは用意しておいた大型のバックパックにスタークジェガンとゴックを入れると、ジャギ様にスマホの動画を撮るように言う。
自分が帰って来れなかった時の為の、いわば遺言だ。次のリーダーはコヤス、副リーダーはジャギ様である。
「リーダー、そんなに拙いモンが憑いてるのか?」
「下手すれば廃人になりそうだけど、その前には取る。取りたい」
「取るって、どうやって?」
「筋肉で」
「そういうモンなの!?」
ヒデツグが知っている
ヒデツグは新宿駅に行き、コインロッカーに預けておいた素ジム、陸ジム、寒ジム、そしてサイコカプルを出してバックパックに詰め込む。
上手く……というか、余程のことが無ければ来週中には再び新宿に戻って来ているはずだ。
ヒデツグは旅の安全を愛の神、復讐の神、古来から日本に住む八百万の神に祈ると、鈍行で小田原に向かう小田原急線に乗り込んだ。
今のところ3月下旬が一番長くなっていますが、
4月これより長くなると思います。
pixv版ではメインヒロインが登場する所ですので。