今回はエロあるけど……
エロは苦手です。
※その日の内に訂正。流石にバスタオル11枚はねぇわ…。
第1ピリオドが終了して、ヒデツグがマリーダ・クルスの2Pカラーと思ってしまった人物、ムコウダ・マイはガンプラを回収してから会場の玄関先にまで出ていた。
そしてライダースーツを改造して某クルス中尉のようなパイロットスーツのコスプレをしているが、胸の部分は以前にヒデツグ達がキンタとトラブってた時と同じように無乳と言える。
彼女が会場の玄関まで出て来たのは、大腿部のポケットからスマホを取りだしたことかもらも解るようにスマホを操作し、通信するためだ、
トワタが拵えた会場は外壁に鉛でも仕込んでいるのか、電波状況が非常に悪かったのである。
一度は会場の外に出たマイだったが、空模様は今にも雨が降って来そうな鈍色だ。玄関まで退がり、空模様に気を付けながらスマホで楽しむことにした彼女である。
彼女がするのはスマホアプリの歴史異譚恋愛モノ……俗に言うギャルゲをするためだ。
現代からタイムスリップをしたOLが、戦国時代で織田信長の妾か正妻になるか姫将もとい女武将になるか、現代に帰って来るかという内容なのだが、ムコウダ・マイは何度やっても正妻にはなれず、それ以外のエンディングを迎えている。
彼女は織田信長以外の攻略対象も出して欲しいと、間々思うことがある。しかし信長はキャラが濃いせいか、旧世紀から度々こういったゲームの攻略対象にされているのだ。
もうちょっとゲーム製作会社やプログラマーには「ワキ」にも目を向けた欲しいものだと思う。
「喜べ、今宵はお前を我が寝所に呼んでやろう」
という信長の台詞に対する選択肢に
「用があるならお前から来い」
という選択肢は無いから。
「き、急に困ります」
を選ぶ。
選択肢が3つ程度しか無いのは問題だ。プレイヤーの心情や答えを的確に示す方法が無いのだから。
マイは子供の頃、ゲーム製作会社に就職して自分がプレイしたいと夢想したゲームを作るのが夢だった。
だが、関数も一次関数の問題がやっと解ける程度という、プログラマーを目指すには致命的弱点が露呈したので夢は夢で終わってしまった。
そんな時、以前にスポーツ用品店の駐車場で会った男が彼女の目に入った。
* * * *
バックブリーカーでガンプラをへし折られたキンタは激オコだろう。
そう考えるヒデツグは、試合終了早々に会場から離れようと考えていたが、グロリアやレイを探さないといけないし、ピンクのオッサンが提案した策もある。
激オコキンタの前に出るのは嫌だったが、亡霊爺さんの呪いを放ったままにしておくと、今度は何が起こるか分からない。
亡霊爺さんの呪いをキンタに背負って貰うことにしたヒデツグである。
ニンジャではないが、アンブッシュは人生の基本である。ヒトは産まれてから最低一度はアンブッシュしなければならないと、物の本にもあるようにヒデツグは会場の玄関でキンタを待ち伏せていた。
玄関先で待機していると、キンタ他2人が走って会場から出ようとしているのが見える。
何か急いでいるようだが、キンタの都合などヒデツグには関係ない。
「やいコラッ! キンタ! 使えないガンプラを使ってんじゃねぇよ!」
敢えて反感を買うような言葉をぶつける。
本当は怖くて仕方ないのだが、亡霊爺さんが憑き続けるのも怖い。その選択の先にあるのは確実的な不幸だ。
キンタは対戦相手のゴッグがヒデツグの所有だと気付き、顔を真っ赤にして掴み掛かってきた。
胸倉を片手で掴んで持ちあげ、しっかりマウントしているから殴られても先日のようなダメージコントロールは難しい。キンタが右腕を振り上げ、その拳で以て殴ろうとするがそれを止めたのはニットだった。
「キンタ! ポリ公来ちゃうぞ!」
ヒデツグを助けようと言う義侠心からではなく、単に逃げてる最中に関係ないことをするなという忠告だった。
とりあえず、今の内にミッション達成である。キンタが何処に逃げようと、今し方憑けた亡霊爺さんがこれから様々な不幸を運んでくるだろう。今現在危機的な状況にあるのはヒデツグだが、彼は成し遂げた結果にほくそ笑む。
「なに笑ってんだテメ!」
言いながら、無精髭の顔が目を吊り上げて拳を振り上げた。
キンタのやたらデカい拳がヒデツグの顔面を捉えようという時、その腕を掴む者がいる。
「ム、ムコウダ!?」
格好こそ違うが、それは正に先日ヒデツグ達を助けた女性――と、その足にしがみ付く亡霊爺さんの半分。
「いやちょっ、危なぃっ!」
ヒデツグが口走った時、亡霊爺さんが働いたのか金具の限界だったのか、彼女がコスプレ用に改造したライダースーツのチャックが勢いよく弾け飛び、豪速でキンタに命中した。
そして弾けるようにいてサラシを巻いた爆乳が顕れたのである。
このチャックボーンからのメガスマッシャ―が彼女にとっての不運らしい。一緒にキンタにも「ボーン」とチャックが当たる不運が起きたが、彼には更なる不運が待っていた。
「っ! キンタッ、見てんじゃねぇぞ!!」
露わになった爆乳をキンタ(と腰巾着)が凝視してたことにムコウダは怒り、その顔面を殴るやら投げ飛ばすやら……。どうやら彼女は自分の大き過ぎる胸にコンプレックスを持っているらしい。
惜しいことだが、この件には触れないようにしようと心に決めたヒデツグである。
* * * *
ムコウダに理不尽とも言える制裁を受けたキンタとその仲間達は、方々の体で駐車場の方角に逃げていった。
なんやかんやお決まりの台詞を吐いて逃亡していったが、滑舌が悪いので良く聞こえなかった。
それよりもヒデツグにはする事がある。
「ど、どうも。またすいませんね。助けて貰っちゃって」
「構わない。それよりお前、キンタに喧嘩売るなんて良い度胸してるな」
キンタに即効性の不幸が舞い込むとは思わなかったが、あのまま放っておいても亡霊爺さんがいつ臨時嫁と友人のセフレがヒデツグが受ける不幸に巻き込まれないとも限らない。
だからこそ、多少の怪我は覚悟して行為だった。
「まぁちょっと私にも捨て置けない事がありましたから」
はぐらかすが、早くムコウダの足に絡み付いている亡霊爺さんの残り半分を取りたい。
半分になっているから、ヒデツグの力でも取れるはずである。
見た目麗しい女性が不幸になるのをヒデツグは容認しない。
そもそも、亡霊爺さんが半分に千切れたのも、ヒデツグがグロリアとレイを不幸に巻き込むかも知れないと恐れての結果だ。
全部取るつもりで半分に千切れちゃったが、流石にキンタでも全部押し付けるのは悪いかなぁ……などと考えて、半分を会場玄関に置いていたのである。
そしたら嬉しいことになってしまった。
ムコウダは爆乳にコンプレックスを持っているから余りジロジロ見れないが、背丈はヒデツグと同じ175cmにバスト98cmm、ウェストは58cmのIカップである。
今はサラシで巻き直し、ライダースーツで作ったパイロットスーツをテープで止めて無乳に戻っているが、爆乳の形が崩れるから本当に止めてもらいたい。
言葉にすると怖いから言わないが。
「大した矜持だが、今の静岡は前に言った通りだから無理はしないように」
ミハさんことミハエルが言いそうなことを言われてしまった。ムコウダという女性は
「はい、今後は気を付けてます……あ、
マイから見れば、やや雑な…ともすれば少し乱暴なに足に付いているという毛玉を払う高校生くらいの男だ。
しかしヒデツグからしたら、半分にしたことでこんな簡単にとれちゃうのかよ、と心配になるくらいの亡霊爺さんを取ったに過ぎない。
「ハイ、取れました」と、あっという間に取れてしまうので、ヒデツグは居直してグロリアにメールを入れる。
「もう取れたの?」
マイには何も取れたようには見えないだろう。見えないんじぁ仕方ないが、ムコウダという女性がこれから色々恥ずかしい目(等色々あるだろうが)に遭うのを阻止したのだとヒデツグは言いたい。
「えぇ、取れました。安心して下さい」
そして爆乳は抑え込まないで下さいとも言いたい。
「ちょっと知り合いとはぐれちゃいまして……。この前一緒に居た2人なんですがね」
「姉ではなかったのか」
「いえ、違いますよ」
レイの方はともかく、グロリアは明らかに外国人である。
ガラケーを操作するヒデツグを見て、マイは言う。
「最近は連絡できる電卓があるのか」
「いえ、これ携帯電話ですから」
0から9までの文字盤と液晶が付いてはいるが、旧世紀に世に出たスマホのご先祖様なのである。
* * * *
本戦でヒデツグとグロリアやレイがかち合った時、彼等は遠慮なく全力で戦うことを事前に約束していた。
バトルで相手のファイターに手心加えるというのは、一線級ファイターの中で無礼に当たることとされている。更にはヒデツグやグロリアは賞金目当てで参加しているのだ。場合によっては八百長でトワタに訴えらる可能性もあった。
しかし、ヒデツグはグロリアが経済に困窮するアザディスタンの出身であることを知り、彼女が故郷に仕送りしている事実を知ってしまった。なので「準優勝くらいでも良いかな」くらいに考えてしまったのだ。
しかし、その考えを改めさせたのは他でもないグロリアだった。
彼女は言う。
「貴方は勝ちなさい。勝てるんだから実力通りに勝ちなさい」
本戦出場者は、額の差はあれ全員が賞金を受け取れる。
優勝は666万円と大型ガンプラ3体。準優勝はその半額にフジヤマハイランドの招待チケットだ。
3位は準優勝の3分の1の金額。4位は3位の4分の1……といったように、下位になる程賞金額は減って行くのだが、本戦出場者は全員が賞金を受け取れるのである。
今嫁のフリーダムやハーディガンを叩きのめして賞金を得ることに戸惑いを感じていたヒデツグだが、それがグロリアのファイターとしての矜持であると認め、彼女と当たった時は遠慮なくジム系のガンプラで戦いに赴く覚悟である。
……その筈であった。
「えっ! ちょっ! 負けたぁ?」
グロリアとレイと再会した時、ヒデツグは彼女らが第1ピリオドで敗退した知らせを受ける。
「ごめんなさい……。まさかあんなのが居るとは」
「ヒデツグも、クリアパーツでできたネモには気を付けて」
話を聞くと、レイが緑色の半透明のネモォを呼び覚ましてしまったらしい。
全てのパーツがクリアパーツで出来たガンプラは、旧世紀にバの付く玩具屋からMGサイズで3種類発売されていたのをヒデツグは知っている。
ザクとシャアザクと初代ガンダムなのだが、HGサイズでフルクリアパーツのネモは聞いたことがない。
「ヒデツグは見た目が良いから、リアルでも気を付けて」
中身はオッサンめいているが、見てくれだけは美少年のヒデツグである。
「って、何をどう気を付ければ良いの!?」
「ヤツ……ゲイヴンは常に
「
○ォ―リーを探せってレベルじゃない難易度である。
「大丈夫。ゲイヴンは本当に
「見つけるより先に捕まるよね!?」
だいたい皆そう思う。
しかし、それで捕まらないのがゲイヴンの恐ろしさの一端らしい。
「まぁ良いでしょう」
何となし、間を取るためにヒデツグがコトリと呟いた台詞であるが、それに続けて彼は言う。
「クリアパーツのガンプラ使いなら、疑似的なイオリ・セイです。試合してみたい相手ですね。ただし、当たっても勝ちますよ」
ヒデツグは静岡大会を控え、新しいガンプラを組んできた。その中には未熟ながらもスクラッチしてきたガンプラもあるから、グロリアが知らない実力を未だに隠し持っているかも知れない。
ゲイヴンに勝てる可能性は未知数だが、ヒデツグの実力の底も未知数なのだ。
「解った」
言いながら、グロリアはヒデツグを抱き締める。
「でも約束して。無理はしないって」
ここまで甘ったるいものではなかったが、先程マイにも言われたことだ。
「
ゲイヴンと言うのが名前か渾名かは知らないが、グロリアが繰り返し注意するように言うことから相当警戒する必要がある相手であることが感じられる。
それにしても……と、ヒデツグは思う。
グロリアは敗退後にどうするのだろうか?
ヒデツグの本音を言えば静岡大会が終わるまで居て欲しいし、彼女とは何度も夜の楽しみを送りたい。
しかし彼女は賞金を稼いで故郷に仕送りしなくてはならない。
「グロリアさん……」
ヒデツグが彼女を抱き止めたままその瞳を見つめると、グロリアはヒデツグが言いたいこと、聞きたいことを理解したらしい。
或は、その言葉を口にするのが当然の成り行きなのかも知れない。
「ごめん。貴方の妻役は、もう終わりね」
* *
その日の内にレイのレンタカーでグロリアを牧之原の富士山静岡宇宙港まで送る。
グロリアが調べた大会の中には、静岡大会後の香港の前に台湾の高雄で行われるバトルロワイヤル方式の大会も存在した。
大会は明日だが、今日の内に航宙シャトルで高雄港まで行けば予選まで充分間に合うのだ。
宇宙燃料で地上300km0まで上がり、そこから目的地に向かう方法だから世界中のどこの地域でも最短30分から1時間程度で着いてしまう。
「ガンプラバトルやってれば、またいつか会うわよ」
「そ、そうですよねぇ」
グロリアに同意するヒデツグだが、彼はグロリアに深く心を預け過ぎた。
今生の別れではないことは判っているのだが、心の中に彼女を留めておきたい。
或は彼女の心の中にヒデツグを留めて欲しいと思ったのかは定かではない。
だから、別れ際にヒデツグは言ってしまった。
「グロリアさん、色々なことが今よりも良くなったら、俺の子供産んで貰えませんか?」
考えてみれば「自分の子供を産んでくれ」とは、プロポーズとしては最低の部類に入るんじゃないかと思うのだが、それがグロリアと付き合った上で彼女に一番求めたいことだ。
それに対してグロリアも、ほんのり顔を紅潮させながらも応えた。
「えぇ、私も子供を産むなら貴方の子を産みたいし、その時になったら正式に結婚してね」
本来ならば今夜にでも子作りの真似事をする予定だったのだが、それが出来なくなった今では2人とも欲求不満が残る。そんな彼等に今出来る最後の行為といえば、誰も見てない場所での濃厚な接吻だった。
空は相変わらず鈍色で何時雨が降るとも知れぬ。
そんな空の下の駐車場で、グロリアは今年の初めから心を寄せることになった男と暫く味わえない至福の時間に浸るのだった。
* * * *
宇宙港に行く際、レイは静岡大会が終わるまで静岡に在留することから、ヒデツグは大会が終わるまでレイの部屋に泊めてもらうことになった。
グロリアの口添えが有ったか否かは解らないが、宇宙港から帰る時のレイの素振りを見てもグロリアの口添えがあろうが無かろうが泊めて貰えてたように思える。
「ヒデツグさん、帰ったらお風呂にする? 御飯にする? それとも……」
「あー、ちょっとカプル修復の目星を付けたいかなと……。筋トレもありますし」
美女に迫られて嬉しくない訳がないが、グロリアが去ったことで今一積極的になれない。
まぁ基本、女好きなのでレイの湯上り姿を見れば矢も楯もたまらずにその気になるのだろうが。
1時間ほど掛けて帰ると既に陽は落ちて、2人は自炊して夕飯にする。
早い話、普段通りの生活である。2人の共同作業はそれとなく同棲する恋人か夫婦にも見えるが、簡単に心移りするとグロリアに悪いのでレイには悪いが夜の相手は我慢しようかとも考える。
そしてレイが風呂に入っている間、カプルの製作ノートを見たヒデツグは驚愕した。
今まで1度も見た事がなかったということ自体驚きなのだが、書いて以来初めて見るノートの字が下手過ぎて読めなかったのである。
普段はもっと綺麗な字の筈だ。なぜ読めないほど汚い字で製作ノートを書いてしまったのか……。
ヒデツグが過去を思い返すと、同じような字を子供の時に書いていた記憶がある。あれはそう……理科の授業の時だ。
この300年の間に次々と新発見が起きるから、速記をしなくてならなかったのを覚えている。他の授業の時の字は読めるから、理科の時は速記+薬品の匂いで頭をやられたのではなかろうか?
そんな推理をしいると、レイが風呂場から上がって来た。
セミロングの髪をハーフタオルで包み、魅惑的且つ女神的豊満な女体をバスタオル1枚で包み隠している。バスタオルからはみ出て立派な谷間を作る北半球が眩しい……!
「どう、目星付きました?」
全然付いていないが、これでは付けようが無い。起こったことをそのまま答え、そしてヒデツグは今現在の技術でガンプラ修復を諦めたこと伝えた。
これにはレイも苦笑いである。
「あらら。じゃあどうします?」
「勿論、やります。軆を冷やさないように待ってて下さい」
今夜の筋トレは取り止めである。
いや、セックスというスポーツで汗を流すから、これだけは行うことになるのだ。
* * * *
ヒデツグが風呂を上がったあと、レイとの行為は立位でのキスから始まった。
暖色系の上着を着て彼女の唇を、やや強引に奪うとレイから舌を入れて来た。
見た目より遥かに積極的なのは昨日からのことでヒデツグは驚かず、舌に舌を絡めることで応える。
「んっ……ヒデツグさん、上手………」
「レイさんみたいな美人が相手ですからね。喜んで貰わないといけませんから」
言いながら、ヒデツグはレイのバスタオルを捲って彼女の臀部に手を這わせた。そして抱き寄せると、彼女の柔らかい肉体がヒデツグの貧弱な胸板に当たる。
「ヒデツグさん?」
ヒデツグの両手は、レイの尻を撫でていたと思うと揉み始めた。
「以前、モノの本にこうして汗をかくと子宮が降りて妊娠し易くなるってありましてね」
汗をかくかどうかは別だが、確かに目の前の男との数年振りのセックスで感じているから子宮は降りて来易いだろう。
「でも、パルビル飲んでるから妊娠しないわよ」
催淫作用を含む避妊薬を飲んでいるのなら、ヒデツグが余計なことをしなくても子宮は降りてくるだろう。
「それじゃぁ、もうちょっとキスの続きを」
再びレイの頭を撫でながら、後ろから髪をかき上げる。その間にも舌を絡めて静かにキスを続けている。
と、思うと、ヒデツグはレイのバスタオルの下から乳房を弄り、揉み始めた。
まだ秘所は弄られてないが、パルビルの効能かヒデツグの手淫の成果か湿り気を帯び始める。もう、バスタオルで隠す必要はないかも知れない。
次第にレイはベッドに押し倒され、全身を肌蹴てしまった。
隠す物も、守るモノもない産まれたままの姿だ。これからの事を期待しながら息して、胸を上下させてしまう。
「ヒデツグさん……」
「えぇ、良いですよ。でもちゃんと濡れてるか、もうちょっと確認を」
ヒデツグは控え目な陰毛に隠されたレイの秘所を手で探し当て、そこに隠されているクリトリスを剥く。
「レイさんのここ、可愛いですね」
「そ、そうですか?」
「えぇ、そこまで数知らないんですけど、可愛いです」
静岡に来る前で直近の経験が隠れ痴女のサエコだ。彼女のクリトリスに対する感想も「可愛い」だったりするのは内緒である。実際、ヒデツグにとって美女の秘所部分に隠されているものは何だって愛おしい存在なのだ。
「じゃあ、すっかり濡れてるんで
ヒデツグは穿いている寝間着であるハーフパンツを脱ぐと、20cmばかりの男根をレイの秘所に近付けた。最初は正体位である。まずは美女の顔が快感に悶える様を見ていきたい。
「は、はい。来てください」
律儀に何処ぞのシャクティ・カリンのような返し方をするレイは、礼儀正しい娘さんである。
最初はレイの上に覆い被さるように乗って唇付けを交わし、次にレイの大きな乳房を撫でる。
吸い付くような肌だ。この魅力的肢体の女性に自分の子供を身籠らせたいと思うのは男なら正常な考えだろう。
ヒデツグはそっと、優しく自身の男根をレイの淫裂に当てた。すると蜜壺は濡れている。
「レイさん……」
グロリアに抱いていたのと同じ感情をレイにも抱いてしまうのは、女好き故だろう。
男根を淫裂にあてがって、腰に軽く力を入れると亀頭が愛液に包まれながら、彼女のナカに
どうも、レイは濡れやすい体質のようだ。
腰を前後ゆっくりに動かし、一度はポルチオまで男根を到達させる。
レイが初体験ではないのは昨日の内に解っている。そんな彼女の肉壁はヒデツグの逸物を歓迎するかのように、また最初から精を搾り取ろうと締め付けた。
「レイさんの軆、凄くイイね」
ヒデツグが彼女の顔を見ながら褒めると、レイは無言でキスという喜びの返答を返す。
* * * *
レイもトレーニングしているのか、極上の女体の胎内に3度は精を放ったヒデツグが、今は背面座位という彼の好きな体位でレイを抱き、肉棒を突き上げている。
既にお互い4回は絶頂に導き合っているのに、こういう時だけヒデツグの体力は良く保つものである。
レイの背中を抱きながら突き上げ、一息吐いたら顔を寄せ合い啄むようにキスをする。その光景は、ただのセックスフレンドというより愛情を寄せ合う恋人同士にも見える。
「ヒデツグさん、今度のガンプラどんなの作るの?」
背中に居て、自分を抱える男にレイは訊ねる。するとヒデツグはレイの両乳首を摘んでから答えた。
「とりあえず、腰のとこを改造したいんですよね。考えてるのはジェスタにサイサリスみたいなサーベル基部を付けるのとか」
マウントの方式を変えるのだろうが、レイが考えても素人には難しい改造なんじゃないかと思う。
「柄部分は可動できるようにしたいですねぇ」
ヒデツグのイメージにあるのはGP01のコアファイターなのだが、あのビームガンはサーベルにもなった筈。
そんなことを言いながら、ヒデツグはレイの乳首を軽く引き、回して弄ぶ。余り強く摘んだり引っ張るとレイが痛がるだろうから、軽く優しくするのを忘れない。
「ふふ、ヒデツグさん。好きですよ」
それまで相思相愛だった恋人同士のように、睦事を呟くレイにヒデツグは愛撫とキスで応えた。
2人の夜は、まだ終わらない。
今回ちょっと長くなりました。
しかし進みが遅い……。遅くなっております。
まぁ静岡大会が終わるまでは鈍足進行です。
終わっても暫く静岡ですが。