「と、このように、この世界にはカレン王女が治める『アーヴェンタ王国』、カシマ姉妹殿下が治める『日の出ノ国』、魔王が治める『魔王領域』、ヘンタイが治める『オッパイパン』の四つの大国を中心に多くの国と地域が存在します」
「センセー、大国の中に一つだけあからさまに出オチのような名前の国があったんですが、それについて俺はどう突っ込めばいいんですか?」
「ふむ、そうですね……では、そこら辺のメイドのオマ×コにでもぶち込んでください」
「いや、別にそういう意味じゃないんだけど……ていうか、現在進行形で俺のナニはカレンがしゃぶっているし……」
「じゅじゅっ、じゅぽり、じゅるじゅるっ」
アーヴェンタ王国の王城、その大きな一室で、オウカは椅子に腰かけながら授業と奉仕を受けていた。
その空間は壁一面が本で埋め尽くされており、人によっては図書館とも書斎ともとれるような部屋だった。しかし、実際のところこの部屋は、オウカの目の前で教鞭……という名目でバイブを指示棒のように手に取る女の趣味部屋でしかなかった。
女の名前は魔導士ジーコ。海色の髪に宝石のような髪飾りをちりばめてお団子頭にまとめているというのに、それを学帽で隠すように被ったメガネの女性だ。
魔導士という肩書に準じているのか、どこか魔法使いのようなローブを羽織っている。
ここで魔導士という言葉が出てきたが、オウカが作ったこの世界には魔法という概念が存在する。と言っても、それらの魔法はそれほど規模の大きいものではなく、攻撃魔法に分類される火の魔法もボーリング大の大きさの火球を放つのが精々だった。
その攻撃魔法でさえも野宿でもしたときに、マッチ代わりに使う程度らしいなので、正直生活に利便性が多少加わるだけだという。
「残念ですがオウカ様、その認識は訂正すべきです。魔法とは生活ではなく、性活が彩るために存在する概念なのですから」
そう、この世界でいう魔法とは、性に関することを中心に重きを置いていた。
そしてそんな世界で魔導士という称号を得ている彼女は、そんな性魔法を使うのに優れている人間だという証拠だった。
しかし、そんなことよりも……。
「人の考えていることを素で読み解くなよ……」
「いえ、単に私がオウカ様のことを四六時中考えて観察しているだけですので、どうかお気になさらず」
「うん、お前もいい感じに屈折してるね。あっ、カレン出るぞ」
びゅぼっ、びゅびゅっ、ビュー、どぴゅっ……!
「じゅるううううっ、ごくごくっ、チュウッ、チュパッ! ふぅ、げぷっ、失礼しました。オウカ様のお勉強中のナチュラルどぴゅどぴゅ、大変力強かったです」
「おう、ありがとうさん。まあ、多分そういう設定なんだろうが、この城で俺の性力についていける女ってカレンぐらいだもんなぁ。嫁便器として優秀すぎるぜ」
「ふわぁ、オウカ様に褒められました!」
昨晩だってオウカの相手を務めたというのに、精飲の務めを立派に果たしたカレンの頭をオウカは撫でた。口元に少しだけ精子をつけたまま、カレンは照れたような笑顔ではにかむ。そんなカレンの笑顔を見てオウカはこの場で一戦始めたくなった。
が、この場にいるのは二人だけではない。
「ゴホンッ、オウカ様? 確かにあなたは四六時中いつでもどこでも好き放題やるだけの権限を持っていますが、今はこの世界についての授業の時間です。どうせこれが終わったら城下にでも出てオマ×コ漁りでもするんでしょから、少し自重してください」
確かにジーコの言う通り、オウカはこの授業が終わったあとにでも城下で町人を相手に楽しむ予定だ。しかし、それにしても昨日ツバメに言った意思と感情の重要性に関する言葉は、瞬く間に街中に広まったらしく、人間関係的に女たちの遠慮が減ったような気がする。
なんというか、あれだ。今まで崇めるばかりの崇高だった存在が思ったよりも気さくな人間だったせいか、話しかけても大丈夫だと気づいた……みたいな。
そういう意味では、ジーコのこの対応もそうなのだろう。
「オウカ様、これはあれですよ。ジーコも混ざりたいって言ってるみたいですよ?」
「言ってません! 確かにオウカ様への奉仕は至上の幸福ではありますが、正直、魔導士という立場の私としては、オウカ様にこのように授業をするのも幸せなのです。まあ、どうしてもオマ×コをしたいというのであれば、授業の邪魔にならないように王女カレンもオナホケースに徹してください」
「だ、そうだ。そういえば、俺もこの世界に来たばっかりだったせいか、激しいプレイしかしていなかったなー。ま、たまにはそういうのもいいんじゃねーの?」
「かしこまりました。では、王女カレン、ただいまよりオウカ様のオチ×ポケースとしてオウカ様の癒しになります」
カレンは蜜が滴るクレバスをゆっくりと下ろしていき、オウカの肉棒をゆっくりと飲み込んでいった。そして、対面座位で落ちることがないようにオウカに抱き着いた。普段は挿入したら即激しいピストン運動を開始していたわけだが、なるほど、このようにじっくりと膣の温かさと形を感じるのも悪くはないと思った。
「では、授業を再開します。オウカの疑問というのは、ヘンタイが治めるオッパイパンについてでしたね?」
「ああ、そもそもヘンタイって呼ばれているけど、そいつは名前なのか?」
「いえ、私たちが魔王を魔王と呼んでいるように、ヘンタイもヘンタイと呼ばれているだけでして、本名は別に存在するのです。まあ、お国柄の影響からあまりいい印象を抱く人間は少ないですが」
はて? 基本的にこの世界の在り方と言えば、どう考えても変態的というか、非常識なものだが、そんなこの世界の住民にヘンタイとまで呼ばれる要因はなんなのだろう? しかも、それが国規模だというから驚きだ。
「オッパイパンに暮らす人間は、他国の人間からこう呼ばれていますレズリアンと」
「オーケーすべて把握したぞ」
名前がすべてを物語っていた。
しかし、それでもオウカには、それが変態と呼ばれる要因になるほどのものだとは思えないのだが……。
「ああ、一応言っておきますが、別に私たちも同性愛は別にいいんですよ? ぶっちゃけるとオウカ様を除いて男性がいないので、異性同士での恋愛に発展するのはおかしなことではないのですから。ただ……」
「ふぅー、ふぅー、オッパイパンに暮らす人たちというのは、頭のネジが一本足りない気がするといいますか、ちょっと犯罪者チックな危険性を直感してしまうんですよね……」
「参考までにオッパイパンの人たちを象徴する言葉として、こんなものがあります」
ジーコは、バイブをチョークに持ち替えて黒板に文字を書き始めた。
異世界だというのに、ご都合主義的に分かりやすく日本語で書かれたそこには、こんなことが書かれていた。
『アンダー十二歳ボディは至高。ゆえに我、国を為す』
と。
「なんだろう、俺、オッパイパンの人達とは仲良くできそうだ」
しかし、オウカのその言葉にジーコは、苦虫を噛みつぶしたような顔をしている。
「いえ、分かっているんです。オウカ様はそういうお方なのだと。しかし、他の国にも巨乳から貧乳まで多くの女性がいますが、完全な合法ロリ体型となりますと、存在しているのはオッパイパンの人達だけなのです。その、正直オウカ様が完全にこの国の性癖に染まってしまいますと、他の国の人間にとってはなんといいますか……ものすごく悔しいんですよね……」
「……もしかして、だからヘンタイとか、レズリアンなんて言うことで俺の意識があまりいかないようにしているとか?」
「はい、僭越ながらそういうことであります……」
ジーコは、どこか自分を恥じるように顔を俯かせた。
オウカはこの話を聞いて、素直にこう思った。
(それ、逆効果じゃないのかなー)
正直、同性愛者だろうと幼児体型の持ち主だろうと、この世界に存在する限りオウカへの気持ちはすでに決定してしまっている。それならば、オウカが愛さない理由も興味を持たない理由もない。オウカはこの世界すべての女性を手に入れるつもりだからだ。
もし、オウカの意識を向けにないように仕向けたいなら、完全に隠すか、普通の国として扱うかのどちらかだ。
しかしまあ、
「それを設定したのも俺なんだもんなぁ……」
ゆえに、ジーコが恥じるのもお門違いではあるのだが、きっと聞く耳は持たないだろう。
「よし、今度、騎士団を連れてオッパイパンにちょっと遊びに行こう」
「ハァー、まあこの話をするとそうなる予感があったのですが……」
「ンッ、オウカ様だから仕方ないですよ、ジーコ」
「分かっていますよ、王女カレン。ならば、私の役目は簡単です」
ジーコは魔法使いのようなローブをはだけると、その豊満な肉体をオウカに押し付けてきた。なんとなく予想はしていたが、ローブの下には何も着ていなかったようだ。
「では、オウカ様。授業料として、オウカ様のお身体へご奉仕させていただきます」
どうやら、世界の授業は終わり、次は保健体育の授業をするようだ。