※この作品はR-18です。

外れ世界の落書き小説   作:アウトサイド

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第八話 出会い×物語=始動

『――――れか』

 

 時刻は夜。夕食を終えた後だった。声が聞こえる。鼓膜を揺らすのではなく、直接頭に響いてくるような声が。そして、それはとても必死さを窺える懸命な叫びだった。

 

『誰か聞こえませんか!?』

 

 しかし、その声は一方通行。こちらの思いは届くことはない。

 

『もし聞こえている人がいるのならお願いです! 誰か、誰か魔法の力を貸してください!』

 

 そんな言葉を残し、その声は途切れた。

 

「…………そして物語は始まるってか?」

 

「? ご主人様、どうかなさいましたか?」

 

「いや、何でもないよ。桃子はそのままパイズリ奉仕を続けて」

 

「はい♥ ご主人様♥」

 

 ずりゅずりゅっ!

 

「んっ、この二年で奉仕がうまくなったんじゃないの? さすが淫乱人妻は違うねぇ」

 

 自分の肉棒を挟み、激しく揺れる肉布団おっぱいを突っつく。

 

「いやん♥ 言わないでくださいよぉ♥ これも全てはご主人様のためなんですからぁ♥」

 

 下半身が快感に包まれる中、俺は天井を見上げ、考える。この世界に転生をしてから二年が経過し、俺は五年生に。なのはたちは三年生に変わった。教師側からのなんらかの意図なのか、なのはたちは原作通り同じクラスになったり、俺はこのたった二年間で地球中の美女美熟女美少女美幼女を犯しつくした。万能性の高いこの能力からしてみたら二年で次元世界一つを制覇することなど容易かった。

 いや、そもそもが俺の手の物であった状態だったのだ。実質、吹っ切ってからは一日と経たずにこの世界は俺に陥落していた。それもすべては俺が施したある大改変によるものなのだが……。

 

「まあ、別に世界全てを治めたっつても感慨やなんかはないわけで」

 

 俺にとってはこの三年間は準備運動のような、プロローグのようなものだ。日常系の話は十分退屈しなかったが、それでもやはり魔法や本編への興味は尽きない。

 

「あっ、出すよ」

 

「んごぉっ♥ んぶぶぅぅ♥♥」

 

 まあ、全ては明日からだ。今はこのアヘ顔を晒している性奴隷を気が済むまで犯しぬいてやろう。

 

 

 

 

 

 

 

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「ご主人様、今朝おかしな夢を見たの」

 

「ふーん、どんな夢だい? あ、美由希ちょっと性処理にまんこを使わせて」

 

「はい♥ ご主人様♥」

 

 朝食を食べ終えて一番になのはが話したのは夢のことだった。十中八九、昨日の念話が関係していることだろうが、俺は素知らぬ顔で尋ねることにした。

 

「えっと、暗い森で不気味な影と戦う女の子(・・・)の夢なんだけど……変にはっきりと覚えていて、少し怖い感じだったの」

 

「なるほどね。もしかしたら何かを暗示してるんじゃないかな? あ、美由希はアヘってていいよ」

 

「ふぇ?♥ あっ、あひっあへぇぇ~~~っっ♥♥ イくイくっイっちゃってますぅぅ~~っ♥♥」

 

 食卓に品のないアヘぎ声が響いているにもかかわらず、誰も異常に思わない。経てすればこのような光景も日常の一部として変わってしまった。いや、今やこの世界中でこんな光景が見られるのだ。

 俺がこの世界に施した改変は単純だ。『俺』が世界になったというか、それとも世界が『俺』になったというべきだろうか? 俺はこの世界に起きていることを自分の手足のように感じられる。本来なら人間には大き過ぎる感覚と情報だろう。しかし、俺にはうろたえるほどのことではない。地表、海中、空中、街の細部に至るまで『俺』に包まれている。ただそれだけのこと(・・・・・・・・・)だからだ。

 まあ、俺が本体であることは変えようがないし、それだけが俺ではないということになっただけ。正直、やってみたところで楽しみが増えたぐらいにしか思えなかった。

 

「さて、それじゃあ学校に行こうか。美由希はもう少しそのままでも構わないから、って聞こえてないね」

 

 やれやれ、昨日の桃子といい、少したるんでるんじゃないか? 仕方ない。

 

「お仕置き触手くんレッツゴー」

 

「あひゃぁあぁぁぁぁあぁぁ♥♥♥」

 

 別段、俺の分身を使うのもいいし、他の男の公衆便器にさせるのも趣向の一つではあるが、俺はこの世界に当たり前のように触手を配置させ、ありとあらゆる状況下で犯させてその感覚を得ている。耐性のない人が見たら卒倒する光景だ。

 事実としてはこの触手も俺そのものなので、この世界のメスで忌避感を覚える者はいない。むしろ、俺のメス玩具として扱われることにこれ以上ない喜びを感じている。

 

「ひゃえぇえぇええ~~~~っっ♥♥♥ ひぎゅっひぎゅぅううう~~~~っっ♥♥♥♥ ご主人様の触手ちんぽさいこーですぅぅぅう♥♥」

 

 こんな風に。でも最高とは言ってるものの、俺のちんぽの存在感としては俺の本体の何億分の一という微量なものだ。しかし、それでも俺自身であることに変わりはないため、メス奴隷たちは喜ぶ。まあ、美由希たちのような熟練者に限っては物足りなさも感じつつ、俺の命令に嬉し涙を流しているというわけだ。

 一方、先ほどまで俺と話していたなのははというと……。

 

「ブー、ご主人様ぁお姉ちゃんだけズールーいー。なのははまだ朝フェラくらいしかできてないのにー。昨日だってお母さんにばっかズコズコしてー、ご主人様はなのはにもっと構うべきなの」

 

「あー、はいはい。甘えんぼのなのはには逆駅弁ファックでバス停に運んであげましょうねー」

 

「さすがご主人様♥ 分かってるの♥」

 

「それじゃ挿入れるよ」

 

「ん、んぅぅ~~♥♥」

 

 文字通り、ようやく開いた穴が塞がったとでも言うように、なのはは深く息を吐いた。

 

「言っとくけど入れるだけだからピストンはなしで」

 

「えぇ~~、生殺しぃ」

 

「うっさい。我慢しなさい。というか、移動しながらピストンってどういう状況だよ」

 

 いや、できなくはないけど。

 

「はーい。どうせ動くときに擦れて気持ちいいもん♥」

 

「……お前、この二年間で生意気になってないか?」

 

「気のせい気のせい♪」

 

 まあいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ご主人様~~っ♥♥」

「ひゃぁぁんっ今日も素敵ぃ~~っ♥♥」

「あひぃぃっ見てるだけでイくっメスになっちゃうぅぅ♥♥」

「愛してますぅご主人様ぁ~~っ♥♥」

「雌奴隷にして下さってありがとうございますぅ~~♥♥」

 

 バス停に向かう途中、近所の魂の根底まで隷属、堕落しきったメス共が列をなして愛を叫んでいる。それは夫の見送りより俺の見送りを優先する淫乱人妻、この地域の安全の見回りをしている振りをして俺を警護するヘンタイ婦警、会社に向かう途中のドスケベOL、同じく学校に向かう途中のエロ高校生などなど、素敵な仕様である。

 暇つぶしにそこらにいるメス共の服や下着を全て脱がせた。その瞬間、歓声が上がり、そんなメスに触手が群がって喘ぎ声が響き始める。

 

「んっ、あはぁ♥ 大人気だねぇ、ご主人様♥」

 

「見られている興奮で締め付けが強くなるとは、なのはもエロくなったなぁ」

 

 そうやって、バス停までの道のりをゆっくりとした歩きで進みながら到着。バスが来た。

 

「おはよー」

 

「お、おひゃようございまひゅっ!♥♥♥」

 

 バスに乗り込むとムワッとしたメスの匂いが広がる。バスの中では、一年から六年生までのこのバスを利用する小学生が俺の分身に犯されつくしていた。俺となのはは定位置である一番後ろの席に座る。俺たちの両隣ではアリサとすずかが駅弁スタイルでちんぽを突っ込まれている。

 

「くふぅぅっ♥ あ、あんたたちは相変わらず仲良さそうね、ヒグゥッ♥」

 

 あ、アリサが白目剥いた。

 

「ほ、本当だよぉ。ふ、二人が一緒に生活し始めたときなんて、びっくりしたんだからぁ♥」

 

 対するすずかはアヘアヘ状態だけどちょっと余裕気味だ。

 ちなみにすずかが言っているように俺は今、完全に高町家に厄介になっている状態だ。部屋は高町の三人のメスの部屋を気分次第で行ったりきたりしている。今や一家に一人以上、俺の分身がいたり、触手に囲まれたりしているが、オリジナルの俺とここまで深い関係なのはなのはだけだった。

 

「まあ、なのはは俺の童貞卒業相手だからな。愛し方がちょっと特別なんだよ」

 

「にへへへ♥♥ ご主人様ー、だーいすき♥」

 

 なのははわざわざ向きを変えて俺に抱き着いてきた。う~ん、これで胸があったらな~。いや、小学三年生に期待することじゃないけど。

 

「ご主人様? 今余計なこと考えたの?」

 

「オーケー、その笑みは止めるんだ。怒ったときの桃子みたいで怖いから」

 

 だんだん母親に似やがって、変態性も上がったな。

 

「そ、そういやお前らの今日の一限目なんの授業だ?」

 

「んっ♥ ふくぅっ♥ も、もーパンパンしたら答えられませんよぉ♥♥」

 

「え、えーっとぉ♥ 確か社会科の授業なのぉ♥♥」

 

「ふぅ~ん」

 

 自分で話を振っといてなんだが、別段何か思うところはない。ちなみに俺の得意教科は国語と英語という完全文系である。

 

「ま、学校に着くまでの間に十回はイかせてあげる」

 

「「「~~~~~~~~~ッ!?♥♥♥♥」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「今日は皆さんに将来の夢について考えてもらおうと思います」

 

 予定通り学校に到着し、なのはたちの一時限目の社会科の授業の内容は上記のようなものだった。

 で、現在は昼休み。俺は珍しくなのはたちの教室にいた。

 

「う~ん」

 

「どうしたの、なのはちゃん?」

 

 午前の授業中から、なのははずっとお悩みの様子らしい。ご飯を食べながらうんうん唸るが、一向に箸が進んでいない。あのなのはに悩みがあるとは珍しい。

 

「えっとね、今日の社会科の授業で将来についての授業をやったけど三人は将来の夢とかある?」

 

「あたし? あたしはパパとママが会社を経営しているからそれを継ぐために大学には行くつもりよ」

 

「私はお姉ちゃんの影響で機械系に興味があるから工学系に進みたいかなー。もちろん、そのために大学に行くよ」

 

「ご主人様は?」

 

「んー? 俺はなー、なのはたちをお嫁さん奴隷に向かえて未来永劫パコパコやることだ」

 

 ぶっとんだ将来の夢をキリッとした表情で真面目に言う俺。そんな俺に対して三人は、顔を赤らめ、足をもじもじさせる。

 

「にゃはは♥ ご主人様らしい夢なの♥」

 

「ふ、ふん! そんなの夢じゃなくて当たりまえのことよ! 今だって、あんたの触手に淫乱乳首弄られてんだから!♥」

 

「そうですよ、ご主人様。私たちはずっとご主人様の性欲処理生オナホなんですから♥」

 

「はいはい、で結局なのは何に悩んでいたんだ?」

 

 まあ、大体考えていることは分かるけど。

 

「ほら、私ってアリサちゃんみたく頭いいわけじゃないし、すずかちゃんみたく器用なわけじゃないし、取り柄みたいなのがないから……それに将来に対して意思とか思いっていうのはないから……」

 

「「「ハァーー」」」

 

 自信なさげにツインテールごと項垂れるなのはに俺たちは思わずため息を吐く。

 

「ばかちん」

 

「あいたっ」

 

 アリサが容赦なくデコピンをお見舞いする。

 

「あんたは本物のばかちんね。あんたに取り柄がない? そんなわけないじゃない。確かにあんたは何もないところで躓くくらい運動オンチだし、理系以外は思いの他壊滅的だけど……」

 

「アリサちゃん、それほとんどフォローじゃないよぉ」

 

「ばかちんは黙ってなさい。いい? あんたは人一倍優しいし、人一倍努力を怠らない。無茶もするし、無駄もあるし、無理なことだってある。だけどね、それはあんたが取り柄がないって理由にはならないのよ」

 

「どうして?」

 

 さっきからアリサの言葉を聞いているなのはは、本気で不思議そうにする。

 

「なのはは自分全ての可能性を否定するの? 優しいんならその優しさを隠すな。努力をするなら最後まであきらめるな。あたしたちなんてまだ小学三年の子供よ? 知らないことや分からないこと、出会ってないことなんて山ほどある。取り柄がない? 笑わせないで。なのはは自分が考えているよりすごい人間なのよ? あたしはお菓子なんて作れないし、あたしはなのはの勇気に感動だって覚える。あたしはなのはの笑顔に元気づけられたことだってある。自分に自信がないならあたしを信じなさい。あたしの言葉を聞きなさい。あんたの親友は、アリサ・バニングスは、高町なのはの親友として誇りに思っていると」

 

「なのはちゃん、なのはちゃんにしかできないことだってきっとあるよ。将来に意思や思いがない? そんなことないでしょ? だってなのはちゃんは一生懸命だもん。なのはちゃんはね、今を生きてるんだよ。今自分にできることを精一杯してるんだよ。今は手元しか見えなくても自然と前を向けばそこに未来はあるよ。ねぇ知ってる? なのはちゃんがいなかったら私たち三人こうして笑えてなかったんだよ? なのはちゃんじゃなかったら、この未来はなかったんだよ? だから覚えていて。あなたの親友は、月村すずかは、高町なのはに出会えたことが最高に幸せです」

 

 アリサとすずかはスラスラとさも当たり前のように、自信を持って、笑顔でそう自分の思いを伝えた。恥ずかしげもなく、むしろ言葉通り誇りに思うかのように。気落ちしている、迷っている自分の親友を励ました。

 

「まったく……俺の言うべきことが一つもないじゃないか」

 

「ご主人様……」

 

「なのは、一緒にいてくれてありがとう」

 

 俺が言えるのはそれくらいだ。しかし、その言葉になのはの涙腺はとうとう決壊した。

 

「うー、うー、うわぁぁぁぁぁああぁん」

 

「あーあー、あんたの泣き顔なんて久しぶりに見たわねー」

 

「ふふっ、私たちいっつもご主人様にアヘらせてもらってばかりだもんねー」

 

「ま、たまにゃ感情の一つや二つ吐き出さにゃならんでしょ」

 

 じゃなきゃ、この馬鹿の場合、感情を溜めこんで絶対に無理をするだろうから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「う~ん、夕日が綺麗だなぁ」

 

 時間は飛んで放課後。塾に向かうために下校は歩きである。

 

「何それ、今さらじゃない」

 

「おいおいアリサ。世の中の小さな当たり前に感動できると毎日が幸せだぜ? 毎日朝はチンしゃぶをしてくれるなのは、バスのなかで失禁するアリサ、全裸で四つん這いになって散歩をするすずか。こんな毎日が俺にとっては幸せなんだよ」

 

「ふふっ、ご主人様は嬉しいことを言ってくれますね。またなのはちゃんが泣いちゃいますよ?」

 

「もー、すずかちゃん! そのことは忘れてって言ったの!」

 

 いや、なのはそれは無理だろう。この二人、今日の事をずっと覚えてるつもりだぞ? 多分、将来ネタにしてからかわれるだろうな。

 

『たす……けて……』

 

 そして、そのとき脳裏に声が響いた。昨日と同じ声だ。

 

「え?」

 

「どうしたのなのは?」

 

「今、何か声が聞こえたような……」

 

「声? 私は何も聞こえなかったけど?」

 

 その声はアリサとすずかには聞こえていないようだ。しかし、なのはは確かに声が聞こえたと言って辺りをキョロキョロと見回す。

 

「そういえばここ、今朝夢で見た場所にそっくり……」

 

「なのは?」

 

『だれか……』

 

「また聞こえた! こっち!」

 

「あ、なのは!?」

 

 再び声が響くとなのはは走り出した。脳裏に響いてくる声なのに、どうやら聞こえてくる方向が分かるようだ。俺たちもそのあとを追う。そしてなのははある場所で止まり、何かを抱きかかえていた。

 

「おいなのは、それ何だ?」

 

「えっと……動物だけど、怪我をしてるみたい」

 

「これ、イタチかしら?」

 

「とりあえず動物病院に連れていこう! この近くにある場所知ってるから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ふぅ、これでよしっと」

 

 俺たちはすずかの案内で最寄の動物病院にいた。病院の名前は槙原動物病院。ペットを飼っていない俺としては縁がない場所だが、しっかりと触手くんはいた。そして怪我をしていた動物も獣医の槙原女医が手当を終えた。

 

「先生、大丈夫でしょうか?」

 

「うん、怪我はそこまで深くはないみたいだから少し休めば動けるようになると思うわよ。でもどうして怪我をしたのかしら? ひっかき傷にしては大きいし、やけどみたいなあともあるし」

 

「それにしてもこれ、なんの動物かしら? イタチ?」

 

「う~ん、多分フェレットじゃないかしら? でもこの首輪? 宝石みたいね。誰かが飼っていたペットなのかしら?」

 

 確かにフェレットらしき動物は首に赤い宝石のようなものをぶら下げていた。

 

「でもだとすると何であんな場所に……」

 

「さぁ、そこまでは。一番可能性が高いのは捨てられたっていうのだけど」

 

 槙原女医がおもしろくなさそうにそう告げる。それを聞いて三人の表情も硬くなった。

 

「捨てられたとしたら誰かが引き取らなきゃね。でもウチは犬が多いから……」

 

「私の家も猫が多くて……それにお姉ちゃんもなんていうか……。なのはちゃんは?」

 

「私も聞いてみないと分からないの……」

 

 飼うに飼えないような状況に三人は沈んだ顔を見せる。

 

「アホ、確かに飼えないかもしれないが、何もできないわけじゃないだろ? 里親を探すことだってできるんだ。勝手にしょげてんな」

 

「ご主人様……」

 

「そうね。最悪私が引き取ることもできるし、それに今日はもう遅いから帰りなさい。親御さんも心配してるだろうしね」

 

「「「はい……」」」

 

 俺を除いた三人が明らかに下がったテンションのまま、俺たちは家に帰った。しかし、俺は知っている。今日の夜、物語は動き出すことを。

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