アローラ地方で続く日常 作:kazusaichinomiya
「この孤島からスタートする訳?」
「ここ孤島だから近くの島まで飛んでも数時間だよ?」
オレとルギアは話し合っていた。10mは離れて。
なんで離れるのかって?だって…………。
「んじゃあ飛べ」
「いいよ、ヤるなら♪」
「やっぱ泳ぐわ」
そう、コイツルギアは超の字がつくド変態なのである。
オレを犯すことしか頭にないただの超絶ド変態。
でしかもかなり前向き思考で。
「え!?じゃあタツキの裸見れるの!」
「何が悲しくてお前なんかに裸見せなくちゃいけないんだよ!」
「いいじゃん!夫婦は夫婦らしく裸の付き合い、ってね♪」
「
「仕方ないなあ……無理矢理にでも犯してもいい?」
「分かった、1回死ね」
「もう!照れなくてもいいよ!どーせふたりきりなんだし!」
「オレは処女を捧げるならコイツって決めてるヤツがいるんだよ!」
「あのただ単に図体がデカいだけで頭も悪いし動きもトロい奴のどこがいいんだか!」
「1000%お前なんかよりマシだ!」
「へえ?こんな海を越えた南の島までやってくるかねえ?」
「う、うっせえ!来るって言ったら来るんだよっ!」
コイツ…………。いや、ボスゴドラ。
オレが世界で初めて愛し愛された相手。
もし処女を失うなら彼に捧げたい。
「でも僕自分で言うのもアレだけど頭超いいよ?動きも速いし!」
「オレはお前に興味ねえって言ってんの!お分かり!?」
「アハハ、残念だね、僕が興味あるの!今までで初めてだよ、僕が気に入った人なんて!」
「大人しく失恋してとっとと消えてください」
「ホントにもうちょっとデレてくれてもいいのに!」
「誰がお前なんかにデレるか!」
「またまたぁ~!はっ!?ひょっとして焦らしていく作戦?僕焦らされるのだぁああいすきなんだ!」
「頼むから消えてくれ……」
で、この後どうすればいいのだろうか、この超絶ド変態が協力してくれるはずはないし、オレ自身何もできない。無力なオレ。
オレはまたアイツと会えるのだろうか…………?
会いたい……ボスゴドラ…………
一方その頃……
「はぁ……なんで……なんでアタシが心配されなくちゃいけないのよっ!アタシはアイツを滅茶苦茶にしようと思ってたのに……なのに、なのに何あの表情……アタシがバカみたい……」
浜辺に座りながらつぶやく一人の少女、ヒガナ。
しばらく黙り込み、考えてからまた、ゆっくりと口を開き、こういった。
「アタシ……好きになっちゃったのかも…………」
うーん、2人はどこで再会できるんでしょうか……?