※この作品はR-18です。

ここまでやっても夢オチ   作:添牙いろは

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ここまでやっても夢オチ

 な……なぁ……お互いヤる気なのは解るんだが……これは……そのー……落ち着かなくないか……?

「う、うん……一応、何かこう、布団くらい持ち込めないかなー、って頑張ってはみたんだけど……」

 いざ裸で放り出されてみると……結構広いよな、この山頂。せめてあの祠とかに入れれば――

「ダメっ! アレに近づくと気が乱れて目が覚めちゃうかもだから!」

 そ……そうなのか……あー…………

 …………で?

「で? って何よ」

 その……ヤるのか?

「素っ裸で寝ておいてナニ怖気づいてるのよ。私の身体で変なことしながら寝落ちしたんでしょ!?」

 あ……いや……で、でも……三葉だって全裸ってことは、そーなんだろ!?

「えっ!? ……そっ、そーよっ! 見ればわかるでしょ!? わざわざ言わせたいの? このセクハラ男!」

 逆ギレしやがった……

「つまりは……気持ちは一緒、ってことよ……」

 だとしても……初めてが屋外ってのはどうなんだ?

「きっ、きききっ、気にしちゃダメよ! どーせ夢なんだしッ!」

 そうは言ってもなぁ……こう広いと、どこでどうして良いものやら……。それに、しっかり明るいし……。こういうのって、暗い部屋の中でヤるもんだろ。

「じゃあ、明るいからってヤんないの!? こうして二人きりで素っ裸になってるのに!」

 い、いや……それは俺の理性が耐えられない、というか……

「でしょ? だったらさっさと襲いなさいよ。ほらっ、ほら!」

 と、膝をガッツリ抱えて……誘ってるのか? それ。丸まった女のコをこじ開けるのは良心的に辛いぞ。

「あーもー! さっきから文句ばっかり! 男らしくないわね!」

 そうは言っても、全裸ってこと以外、完全に雰囲気じゃないだろ! せめて、その……俺たちくらいの振る舞いとか、そういうのは……もう少し、らしく……な?

「……そ、そうね。私もこの異様な状況に少し気が立ってたのかも」

 夢とはいえ初めてなんだから、俺だって緊張してんだよ……

「あ、そうなの。男の子も緊張するのねぇ……」

 当たり前だろ! 好きな女のコを、その、傷つけたりしたらイヤだし……

「……ホント、ゴメン。私ってば、男の子にリードして欲しい、ってばっかりで……瀧君、そういう性格じゃないもんね」

 どういう性格だよ……

「大雑把で乱暴なこと言いながらも……根っ子のところでは、いつも気遣ってくれてる……ありがと、ね」

 ……改まるなよ。照れる。

「じゃ、そのー……ちょっとずつ、始めてみよっか」

 ちょっとって?

「ほら、先ずは……キスから……とか?」

 ああ、うん、そうだな……

「ね、コレってファーストキス、になるのかな?」

 うーん……ならないんじゃないか? 夢だし。

「そうよねぇ……じゃ、今後は夢で逢う度に初めてなんだね!」

 初めて感がまるでねぇな。夢から夢には記憶も引き継いでるし。

「でも、少なくとも今回は初めてよ」

 そ、そうだな。

「こっ、恋人と裸でキスするんだから……変な気とか、起こしていいからね」

 オ、ォゥ……

「じゃあ……ヤるわよ」

 ォゥ……

 ……

 …………

 ……――――ッ!?

 ! ッ! !!

「……っふぅ……何よ、そんなに驚いて」

 やっ、いや、その……いきなり舌 挿入(い)れるか!? フツー!!

「普通って……じゃあ瀧君は他に普通のキスしたことあるの!?」

 あるワケねーだろ! ファーストだって言ってんだから……

 でも、ホラ、他と比べるわけじゃないけど、いきなりこんなの……

「だって。唇を合わせるだけなんてコドモじゃない。ここまでシてこそのオトナでしょ?」

 言われてみれば……確かに……

「で……ドキドキした?」

 ォ……ォゥ……

「ムラムラしてる?」

 まぁ……ウン。

「煮えきらないわね。もっかいしとこうか」

 あっ、いや、大丈夫だから!

「大丈夫とかそういうのじゃなくて、私がシたいの。すっごく……良かったから」

 そ、そっか……

「瀧君は……良くなかった?」

 いやっ、ヤバすぎるくらい良くて……このままじゃ抑えが利かなくなるというか……

「だから、抑えなくていいんだってば。私の身体にシたいこと、あるんでしょ? 次にキスしたら……シていいから」

 ォ……ゥ……!?

 ……ン……ン……

 ……ッ、…………

「……ふぁっ……瀧君、えっちだぁ❤」

 おまっ……お前がシていいって――

「言った。でも、女のコのおっぱい鷲掴みにするなんて、えっちだもん!」

 えっちで……悪ぃかよ!?

「わっ、開き直ったよ。えっちえっちえっちーっ!」

 って、お前こそドコ握ってんだよ!

「女のコにナニ言わせようとしてんの。このヘンタイ!」

 いや……そんなトコ握りながら言っても説得力ないぞ?

「瀧君だって、全然おっぱい手放さないもん! このヘンタイ男っ!」

 あっ、くっ、こするなっ!

「何で? そんなに気持ち良さそうな顔して……くぅん❤」

 三葉だって……こうすると 性感(カン)じるんだよな?

「さすが、よく知ってるわね。異様に手慣れてるし」

 お前だって……普通に触ってたらそんな裏側、行き着かないだろ。

「まあね。初めて入れ替わった夜から色々試してたもん」

 お前なぁ……

「瀧君だって似たようなもんでしょ? むしろ、朝起きた瞬間からしててもおかしくないわ」

 あぁ……実は、初日は動転しててなー……胸は性別を確認するために触ってたが、下の方は――

「へぇ、意外。紳士というより、むしろ奥手ね」

 褒められてる気がしねぇ。

「褒めてないわよ、この場合は。でも、今はもう慣れてるんでしょ? コッチも」

 さ、触って欲しいのか?

「触りたくないの?」

 それは、その……

「瀧君はチンチン握ってもらってるのに!」

 自分から言いやがった!

「だって、さっきから瀧君控えめすぎるんだもん! 乳首ばっかりコネコネコネコネと……もっとイイトコ欲しくなるわっ!」

 ス……スマン……

「でもココ、こんなに 勃起(おっ)きくしてるんだから……欲情はしてるのよね?」

 実のところ……今すぐでも 挿入(い)れたいくらいに……

「だったら、先ずは触って確かめて。イケそうなら……その……イイから……」

 あ、う、ウン……なら……触るぞ……?

「イチイチ実況しないで。恥ずかしい」

 ォゥ…………って、ベチョって……ナンかスゴいことになってるぞ!?

「やっ、変なこと言わないで!」

 でも、自分で触ってたときだって、ここまでなったことなかったし……!

「男が女の身体を自分で触るのと、女が男の子に触ってもらうのとじゃ、性的な受け取り方も変わるでしょ!?」

 それは、そうなんだが……いや、ホントに凄いな……

「ってぇ……あはっぁ……またえっちな触り方してる……❤」

 わ、悪かったな。

「悪くないわよ。むしろイイし。そう、そう……でも、ちょっと強いかな」

 やっぱり、自分と他人じゃ勝手も違うみたいで……

「ううん、それでも瀧君にシてもらうの……やっぱり嬉しいし……だけど……そろそろコレで……いい? ずっと 挿入(い)れたがってたみたいだし」

 三葉が、その……良ければ……

「瀧君が驚くくらいだもの。多分、大丈夫よ。じゃ、横になるから……お願い」

 痛かったら……スマン。

「ま、夢だから上手くいかなくても気落ちしないでね」

 夢は夢なんだけど……そういうこと言うなよ……

「瀧君もリラックスして、ってことよ。肩の力抜いて……一緒に気持ちよくなろっ♪」

 オゥ……じゃあ……イクぞ……?

「ん……ふ……く……っ」

 だ、大丈夫か……?

「意外なほど…… 挿入(はい)ってきてるのはしっかり判るんだけど……」

 俺も……三葉の 膣内(なか)って……凄くよく判る……

「不思議……全然痛くない……やっぱり夢、だからかな……?」

 ちゃんと 性感(カン)じてるか?

「うんっ! 瀧君が私の 膣内(なか)にいっぱいで…… 子宮頸(おく)までグイグイ詰まってる……っ!」

 動いても平気そうだな。

「というか、早く動いて! 私、もっと欲しくなってきちゃった!」

 それなら遠慮なく……イクぞ……ッ!

「うんっ、あぁんっ、すっ、すっごい……これが……男のコ……っ!」

 三葉も……あったかい……

「私……瀧君に……瀧君に 膣奥(おく)まで……凄いところまで……!」

 うん、うん、俺……三葉を……三葉を……っ!

「嬉しいよぅっ、瀧君とこんなこと……瀧君にこんな良くしてもらって……!」

 俺も……三葉に受け入れてもらえて……嬉しい……っ!

「コレって、もしかして…… 絶頂(イク)のかも……?  挿入(い)れられて…… 絶頂(イッ)ちゃう……?  膣内絶頂(ナカイキ)……!?」

 三葉……俺も……俺も……ッ!

「もう少し頑張って! もう少しで…… 絶頂(イケ)そう…… 絶頂(イッ)たら…… 膣内(なか)に 射精(だ)していいから……!」

 三葉……俺、ホントにもう……っ

「瀧君っ、私……あ、あっ、あぁっ、 絶頂(キ)…… 絶頂(キ)たぁぁぁぁぁっ!?」

 おぉっ!?  膣内(なか)が……三葉、 絶頂(イッ)たな!? だったら、俺も――

「あ、あ、あぁ……瀧君が……瀧君のが…… 膣内(なか)で 射精(で)てる……❤」

 う、うん……その、良かったのかな……夢とはいえ……

「夢だからこそ、じゃない。なんなら、このまま――」

 

       ***

 

 ひぇっ!?

 ……って……あー……私、ついにやっちゃったんだなぁ……夢とはいえ。

 しっかし、これっていわゆる夢精、ってヤツかしらね? 布団にベットリ。冷たさで目が覚めちゃったわ。もう少しゆっくりしたかったのに。

 だけど……あの様子だと、瀧君の方はホントに目が覚めた後、夢での出来事は忘れちゃってるんだろうなぁ……ハァ。こっちは全(・)部(・)覚(・)え(・)て(・)る(・)のに。知らないフリしながら誘導するのは本当に骨が折れたわ。毎晩こっそり私の身体にイタズラしていながら、上辺だけは取り繕おうとするから。

 だけど、頑張った甲斐はあったかな。ホント……凄く良かった……❤ あんな激しい 膣内絶頂(ナカイキ)知っちゃったら……もう指 挿入(いれ)だって我慢できないかも。やっぱり、早々に逢っておいた方がいいかなぁ……?

 とはいえ、実際は痛みとか色々あるだろうから、そう上手くはイカないんだろうケド。それでも……うーん……やっぱり、シてみたい……

 せめて、これからも夢で色々練習しておこうっと♪ 目指せ、リアル 膣内絶頂(ナカイキ)ってね。

 ……とか考えてたら、またシたくなっちゃった。今朝のところは……瀧君の身体でもう一回楽しませてもらおっかな❤

 




あ、ところで、こういうところで言うのもアレだけど、期間限定企画として、『こんな君の名は。の短編を読んでみたい』というリクを募ってみようと思います。書きやすそうなネタを拾っていきたいと思っているので、お気軽にコメントとか下さいな。
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