本当はここまで書いてから前回の話にするつもりでしたが、時間がなくて書けませんでした。
分割してすみません。
「どう……ですか?」
貸衣裳のブライダルドレスを着た亜由美が試着室から出てきた。
胸の谷間が大きく開いた実にいやらしいドレスだ。もちろんデザイン的には純白の花嫁衣裳として申し分ないが。
再婚ということもあり、式は簡易なものにするが、彼女の夢だという教会での結婚式を叶えてやることにした。
恵子のときは式などあげなかった。そんなことをしてあいつを人目に曝すことなどできるか。
なので、俺としてもこれが初めての経験になる。
「よく似合ってる。ウエストのラインが細くて苦しそうだが、大丈夫か?」
「はい、……少し窮屈ですけどこれくらいは」
我慢するのか。
女心というものはよくわからんな。
「サイズ調整くらいはしてもらえるだろう、掛け合ってみるよ」
「いえ、いいえ! 大丈夫です。借り物の衣装ですから、あまり直さないほうがいいんです」
「亜由美。なんなら買い取ってもいい。そんなにこのドレスが気に入ったのなら」
「……!」
亜由美が口元に手を当てて喜びを満面の笑みで返し、俺に抱きついてきた。
……こんなことが嬉しいのか。
一生に一度しか着ないものなのに。
やはり女心はよくわからん。
「……嬉しい」
「一度着たらもう終わりだぞ。仕舞っておくだけだろう」
「でも手元に残しておけるんです。大切な思い出になります」
「思い出ね」
「広大さんはそうは思わないのですか?」
生憎と。
俺が本当に結婚したかった相手は、君じゃないんだ。
結婚などしても神奈を手に入れることはできない。彼女は息子のものになる。……いずれ。
亜由美をきつく抱きしめ、ドレスの裾をたくし上げた。
「……あっ」
ガーターを外し、下着の紐を解いていく。脱がせやすい下着のデザインにしておいてよかった。
指先で彼女の尻穴を穿ると、簡単に膝の力が抜けて腕にしがみついてきた。
「あ、あの……ここで?」
「コンシェルジュは帰したよ。いるのは店のスタッフだけだ」
「いえ、あの、ちょっと待ってくださ……あぅぅっっ!」
片足を上げさせ、下着の隙間からアナルへと一気に根元まで突っ込んだ。
昨夜さんざんこっちで泣かせたせいもあるが、入れただけで俺のペニスに合わせて拡張していく。
そうか、ウエストが細いから。
尻の中の締まりがとてもいい。しかもこうやって両脚を持ち上げて体重をかけて突き上げるだけで収縮が激しくなっていく。
サイズはこのままでいい。
亜由美の見事なボディラインを崩すことはない。
式は明日だ。
尻穴にたくさん精液を注いだ状態でディルドで塞いでおこう。その状態で誓いのキスをして、後ろにいる息子に見せつけてやれば。
亜由美の頬に艶があるのを見て、あいつどう思うかな。
おお、先端が引きずり込まれていく。なんていやらしいアナルになったんだ。自分のしたこととはいえ惚れ惚れする。
「あ、ぅぅ……はぅ、ん……っ」
「亜由美、声を押し殺す必要はない。俺たちがまぐわっているのを誰も咎めないさ。夫婦になる男と女だ」
「で、も……っ! ま、また誰かに、見られ……っ」
「前にたくやに見られたことを、まだ気にしてるのか」
「……っっ! 広大さん……っ!」
「たくやはなんて言っていた? 君のあられもない姿を、あいつの口から聞いたのだろう?」
「……う、……た、たくや、くんは……謝って、……くれました」
「あいつが?」
「邪魔する気は、なかった……って」
「俺にはさんざん文句を言ってたくせに。女には甘いやつだ。亜由美、たくやに惚れたんじゃないのか」
「そ、んなこと……っ!」
「お仕置きだ、もっと哭け! ほら、ケツの括約筋をもっと締めろ!」
彼女を背後から腰を抱え、男根だけで支えながら深く抉っていく。
亜由美は突かれながらも、ドレスを汚すまいと裾を拡げて股を全開にした。むしろそれが余計にいやらしく見えるが。
もうこの女は尻の穴だけで感じるようになっていた。
アナルセックスは実をいうとそれほど好きなわけじゃない。準備が面倒だからだ。
亜由美の肛門を使えるようになるまで何度も腸内ポンプで洗浄した。お湯が綺麗になるまで注いでは出すのを繰り返し、浣腸液で何度も排泄させ、宿便をなるべく溜めないようにするまで、かなり時間がかかった。
そこまでしてようやく、いつでも入れられるようになってきた。
昨夜彼女のアナルを洗浄するまでに4時間、そしてセックスは2時間弱。
膣内でセックスしたほうがよほど楽だ。
だが亜由美はアナルで快感を覚えてきた。こうなるとは思ったが……。
ほら、こうやってピストンするだけでもうイきかけている。クリもだらしなく剥けて、膣内からの愛液が滴って肛門の周りを潤してきた。ローションもいらないな、これは。
しかし……。
お仕置きにもなんにもなってない。ただ悦ばせているだけだ。
別にたくやに惚れようとどうでもいいが、少しは罪悪感を味わってくれないだろうか。
罪悪感。
そうだ。
亜由美はいま超念石の結晶化の研究をしている。彼女の研究論文でその組成表が書かれているのを見て、一瞬でヤバいと思ったアレだ。
あの研究が成功すればもう宝玉は手に入れたも同じだ。
だがまだ完成には至っていないらしい。
いつもそれをセックスの最中に聞いてはいるが。
「亜由美。超念石の結晶化は成功したか?」
激しく直腸付近を突き上げながら耳元で睦言のように囁いた。いつもはこう聞くと、謝る言葉しか返ってこない。そんな彼女を虐めるようにさらに激しく攻めたてていた。
――が。
「あ、……は、はい。……3日前にやっと原石から抽出することに成功しました」
な、……に?
本当か。
もしそうなら、――神奈。
神奈に使える……!
「本当なのか?!」
「あうっ! は、い……あの、もうちょっと……ゆっくり」
「ああ、すまない。そこのソファに座ろう。ほら、一度抜くぞ」
亜由美を抱きあげ、ソファに座ると。
彼女を正面に向かい合わせて再びアナルを貫いた。
「はぅんっ」
「ゆっくり動くからな。……それで、どうやって成功したんだ?」
以前は、何回か結晶化しても、空気に触れてすぐに消滅したと聞いていた。
しかし原石から抽出できたとなると、レプリカではなく本物の鉱物に近いということになる。
亜由美が腕をまわしてしがみつきながら、腰を動かしながら少しずつ話した。
「膜、……です。あの石の周りには素粒子レベルのミクロサイズでスリット現象が起きています。……んんっ、……そ、それを膜として覆っているので、今まで結晶化してもすぐに崩壊してしまいました。ですが、……はぅんっ、あ、イ、イってくださ……」
「よし、出してやる。もっと腹の力を込めて絞り取れ。……はぁ、美味いか?」
「あ、……あぁ……も、もっと……」
「なら続きを話せ。それで、その膜を再現することができたんだな」
「は、い……。か、完全にではないのですが……ほぼ同じものが出来ました。ミニブラックホールを作ることでようやくそこからエネルギーを抽出することが、できて……んんぁっっ!」
「……たいした女だ。ノーベル賞ものだぞ。もっともその研究はどこにも公表はできんが」
「あ、で……出た、ぁ……もっと、もっとくださ……い」
「亜由美。その結晶化した石はどれくらいあるんだ?」
「いまのところは……6μ㎎ですが、分離化できれば複製も可能です。……こ、広大さん……お願い」
「ああ、たっぷりとくれてやる。よくやった、亜由美。君は最高の妻だよ」
そう言うと。
幸せそうな笑みを浮かべ口づけを求めてくる彼女を、頭の後ろを抱きしめて激しく咥内を掻き混ぜた。
射精しながら彼女の胸をドレスの上から鷲掴み、ご褒美といった感じで腸内の感じるところを余すことなくペニスで刺激していった。
……まさか。
この女、……本当にやってのけた。
あの論文が正しかったことがこれで証明された。読んだときは半信半疑だったが。
石さえ手に入れられれば、――いける。
計画を実行に移せる。
たくやが17歳になるまであと1年しかなかった。正直、もう無理かもしれないと諦めていたが。
これが歴史の――収束なのか。
亜由美と出会ったのも。
神奈を手放したことも。
すべて、予定調和だったのだろうか。
「亜由美。……ご褒美だ。明日の式までの間、これを尻穴に入れておきなさい」
「……え?」
イボ型のディルドを見た亜由美は。
顔を引き攣らせて俺を見つめた。
「こ、これ……を?」
「すごい形だろう。通販で見てすぐに取り寄せたんだ。絶対亜由美に似合うと思って」
「明日って……結婚式」
「シリコン製だから痛くはない。むしろ気持ちいい。何も食べるなよ。ウエストのサイズはそのままでいなさい。美しい腰のラインを崩したくはないだろう?」
そう言うと。
亜由美は、唇をキュッと結んで自らディルドを尻穴へと突き刺した。
女心はよくわからんな。
尻穴を卑猥な淫具で塞ぐことよりもウエストを維持することのほうが大事なのか。
「式が終わったら……取ってください。広大さん」
「ちゃんと取ってやるから安心しなさい。ホテルを予約してある。その後はハネムーンだ。君の行きたがっていたセーシェル諸島のコテージだよ。水着もちゃんと用意してあるからな」
さて、どんな水着プレイをしようか。
貸し切りの海岸で亜由美と思いきりアナルプレイもいいな。
……これが最後のバカンスか。
それもいい。本当は神奈と過ごしてみたかったが。
神奈。
やっと君に会いに行ける。
待っていろ。それまで死ぬんじゃないぞ。
「……広大さん。こっちにも」
膣入口を指で拡げてくる亜由美に。
いいとも、とキスをしながら初めて生で挿入をした。
この女には感謝してもし足りないくらいだ。
子供が欲しいならいくらでも孕ませてやる。
……ただし。
その子供が産まれることはできないが。
もうお気づきかもしれませんが。
宝玉は亜由美の作った結晶化した超念石です。
広大はこれを神奈とセックスしたときに埋め込みました。
神奈はそのことを知りませんが。