仲直りのセックスですが、まともなものじゃないので、ご了承ください。
目が覚めると。
身体にパウダーを塗布している男が目の前にいた。
たくやくんの入浴後に使うベビーパウダーだ。……どうしてそれを私に?
「起きたか?」
股を広げて陰唇の周りをメイクパフで優しく撫でていた。あ……、そこ、気持ちいい。
そうか。
さっきの行為で汚れたから。
シャワーで洗われて、その後、気絶した。
たぶん麻薬のせいで眠くなったんだろう。
「気持ちいいか?」
身体を撫でながらパフで隈なくはたいている。
あのね。
そこまでしなくてもいいの。
むしろ、自分の息子にそうしてあげてください。
あなたはたくやくんを入浴させてあげたこともないでしょうに。
身を起こしかけると、肩を押されてまたベッドに横たわった。
「まだ薬の効き目が続いている、ジッとしてなさい」
「平気……です」
「ほら、目が霞むだろう。瞬きばかりしている。いいから、寝ていろ」
う……。
言われた通りだった。頭がボーっとして目が霞んでいる。薬が抜けきれていない。
だけど、ここまでしてもらうわけにはいかなかった。
「も、もういいですから」
「なにが?」
「身体を綺麗にしてくれたのに、そこまでしてもらわなくても」
「気持ちいいんだろう? ほら、肛門のまわりもすっかり綺麗になったぞ。ここも塗っておくよ」
…………。
どうも。
楽しんでいるみたい。
私の身体を、舐るように眺めて、反応を楽しんでいるようだった。
肛門を指で押し広げて、中にまでパフをはたいている。あ……う。指が、いいところにあたって。
乳首が勃ってきた。
私が感じているのがわかって、満足したように笑みを浮かべた。
仕方ない。
しばらく好きにさせてあげよう。
私の貧弱な身体の、どこがいいのやら。
宝石でも見るような、キラキラとした瞳。
さっきまで獣みたいな表情でスカトロしていた人物とは思えない。
これがこの人のいいところなのかもしれない。
良くも悪くも、性欲がありすぎる。
たくやくんが、こういうお父さんに似ないといいのだけど……。
「あぅっっ」
ま、……また。
アナルに彼の分身が入ってきた。
さっきからやけにしつこく指で拡げていたのは、そういうこと?
は……う……。
排泄感はもうないけれど、……お、お尻の穴が広がって、いや、無理やり拡げられて、苦しい。
苦しいけれど、いやじゃない。
潜りこむ彼の男根を迎え入れるように引き込んだ。
「神奈……。アナル、癖になったか?」
広大さんが覆いかぶさって耳元に囁いた。
中でドクドクと脈動する彼のペニスを愛撫するように肛門を窄める。膣よりも深く潜りこもうとする動きを感じて、もっと欲しがるように腸内を動かしていく。
すごい……。
さっきよりももっと形がはっきりとわかる。
そうか、さっきは便で塞がっていたから奥まで届いていなかった。今はその閊えもない。
こんなに。
こんなに大きくて長かったんだ。
なんて立派なペニス。これをいまお尻の穴で全部飲み込んでいる。……たまらない。
「広大……さん」
「うん?」
「神奈のアナルは……気持ちいいですか?」
ああ、と満足そうに頷いたが、すぐに眉を顰めて悔しそうな顔で言った。
「こんな名器を、ヤツに先に奪われたのじゃなければな」
「…………。アナルセックスは、何度かしてますけど」
「そんな客のことは忘れなさい。龍蔵寺にやられたことも含めてだ」
「広大さん、神奈は」
「神奈、これで君の身体はすべて俺のものになった。いまアナルでも感じさせてやるよ。俺のモノしか感じられなくなるようにしてやるからな」
手がベッドサイドのリモコンに伸びた。
曲がかかった。またモーツァルト。てことは、本気のセックスということか。
アナルセックスか。
初めてではないけれど、いつもゴム越しだったから、生でやるとどうなるかは見当がつかない。
料金は倍でもいいかと客に聞いたことがある。
倍でも払うほど見返りがあるとは思えなかったが、膣より締まりがいいと好評だった。
そういえば……あの男。
龍蔵寺は違った。
締まりを求めるのではなく、深く挿入できるからアナルを使うという感じだった。
たまにいるタイプだ。陰茎全体を感じさせたいという客。
広大さんも、……その一人だろうか。
ひっくり返された。
背後から腕を引っ張られて腰を密着させられた。と、同時に。
ベッドから降りて、立ったまま後ろから貫いている。
彼の身長は高い。後ろが繋がった状態で腕のみで支えられているので、自然と足がつんのめる。
というか。
ほとんど足が浮いていた。
「こ、広大さん」
「軽いな。ほら、腕をベッドについてごらん。そう……そのクッションでも抱いていなさい」
彼が足を持ち上げてグリグリと深くペニスを奥深くまで貫いてきた。
そういうことか。
これはもうアナルでしか彼の動きを感じられない。性感のすべてがアナルに集中する。
彼の鼻息の荒さまで伝わるほどだった。……なんだか知らないけど、広大さんを興奮させてしまった。
自分でもすごい恰好をしているのがわかる。まるでおちんちんに縛られているみたい。
「はあ、神奈。すごくエロい姿だ。ほら、もっと足を拡げるんだ」
「は、……い」
「苦しいか?」
「少し……。でも、思ったほど圧迫感が、……ないです」
「さっきな、君が気絶してたときに、このアナルポンプで拡張しておいたんだ」
ベッドサイドから黒い風船のようなものを目の前に出した。……なんだこれは。
「アナルプラグだよ。本当はビーズにしようかと思ったんだが、エアーポンプのほうが痛くないだろうと思って」
シュコシュコと片方のポンプみたいなものを手で握ると、反対側のポンプが膨らんだ。
こんなものを入れていたの?
「……あの。神奈のお尻にこれを?」
「気持ちよさそうだったよ。ちっとも目が覚めないからビーズを入れようとしたんだが」
「…………」
「ビーズよりパウダーのほうがよかったみたいだな」
「広大さん」
「うん」
「神奈のアナルを、最初から犯す気だったんですね」
「しっかり洗ったし、気絶している間に腸内洗浄はしておいた。拡張も問題なかったし、圧迫感もなさそうじゃないか」
「そうじゃなくて」
「俺があれしきのスカトロで満足してるとでも思うのか?」
満足してたじゃない。
これ以上はないくらい気持ちよさそうな顔をしていたのに。
忘れていた。
この人の性欲の強さを。
「ほら、聴いてごらん。グランパルティータの3楽章だ。綺麗な曲だろう?」
「……は、い」
「天上の音色のようだ。それを聴きながら君の恥ずかしい穴を貫けるなんて」
ダメだこりゃ。
完全に思考がイっちゃってる。
お尻を引き寄せられて本格的に動きだしてきた。もう、こうなったら。
とことん付き合うしかない。
クッションを抱えこんで足をがに股にして動きを合わせた。彼が動くたびに足をバネみたいに伸ばしていく。
曲の流れと同じように背後の男根が深く貫いては抜いていく。その抜く動きが疑似排泄しているようでたまらなかった。
い……い……。
すごく気持ちいい。
さすがに拡張されただけある。腸内が悦んで彼のペニスを揉みほぐしていた。自分のお尻の穴の動きとは思えない。さっきのスカトロの時よりも動きをよりリアルに感じられて、その分感度があがっていた。
あ……!
突き動かしながら膣内にさっきのポンプを入れてきた。
なんて卑猥な、……ああ、でも。
お腹の中で膨らむたびに尻穴が窄まっていく。脈動が強まる。限界がもう近いのがわかった。
「かん、な……妊娠、してるみたいだぞ」
興奮した声が届いた。息を荒げつつ下腹部を見ると、ものすごく膨らんでいるのが見えた。
いつかした、妊娠プレイを思い出す。
「あの時は焦ってたからそんなにじっくり見なかったが……この絶景を見逃すなんてな」
「か、神奈の……ど、どこを見てるんですか」
「尻穴と、まんこを膨らませている部分だよ。後ろからだと全部丸見えだ。神奈。可愛いよ」
「いや……見ないで」
「いいぞ、もっと恥ずかしがるんだ。どんどん締まっていく。いくぞ……出すぞ!」
ポンプが限界まで膨らんでいく。
く、苦しい……けど、……すごい快感。
亀頭の先が震えている。こんな動きまで感じとれるなんて。お尻ってこんなに感度があがるものだったのか。
出されたと同時に。
ぷしゅぅぅ、とポンプが収縮していく。広大さんが手を離したんだ。なんてセックスがうまいのだろう。彼の射精の瞬間にまるで出産でもしたかのように身体全体がジィーンとイっていた。
はあはあ、と息を吐き出すと、背後から顎を掴まれて息を送りこまれるように口づけされた。
舌を伸ばしてキスを深めていく。そうしながらも彼の射精をアナルで感じていた。
う、ん……ん……。もっと出して。
絞り取るようにペニスを締め上げていく。キスしながら彼の苦笑が聞こえてきた。
「神奈……最高だったよ」
ちゅっ、と瞼に軽く唇を落としながら柔らかな笑みを浮かべていた。
満足、してくれたみたい。
でもまだ硬いんだけど、……これどうすれば?
「しばらく入れたままでいいか?」
「……はい」
「おいで。俺の腰の上に跨って、足を広げてごらん」
広大さんがズボンを脱いでベッドの上に腰かけた。
脱ぐ衝撃でお尻から少し精液が零れてきた。たぶん身体にはあまりよくないかもしれないけど。
精液で満たされたお尻の穴が気持ちいい。
そのまま言われる通りに彼の股の上に跨り、両脚を大きく広げた。指で拡張された膣内を弄っている。その感触に身を委ねて目を瞑った。
だめ……。
また、したくなっちゃった。
私も人のこと言えないか。広大さんのスケベがうつっちゃった。今度はこっちに入れて欲しくなってきた。
チラリと背後を向くと、悪戯っぽい目つきで軽くキスされた。
「今夜はずっとアナルでイかせてやるよ」
「……こっちは、ダメなの?」
「言っただろう、俺のをアナルで感じさせてやるって。どうだ? 尻穴に入ったままのチンポは?」
「は、……い。……熱くて、硬くて、……広大さん」
「ん?」
「こんなに、長かったんですね」
「いつも子宮の中まで届いていただろ」
「子宮のせいで気づきませんでした」
「こいつ。……まあ、いいか。自慢の息子だよ。君を満足させられたのなら良かった」
「これを……恵子さんも味わったのですね」
「恵子にはここまで入れてない」
「え?」
「昔な、何人かの男にレイプされたことがあるんだ。そのせいでセックスできるまで時間がかかった」
「……そう、なの」
「あの容姿だ、おまけに数百年も生きていれば乱暴だってされる。男性恐怖症だったんだよ。彼女に性行為をしたのは、最初は治療目的だった。……まあ、あまりの可愛さに本気になったんだけどな」
「…………」
「恵子とのセックスはここまで勃起しなかった。いや、できなかった。恐怖を与えたくなかったんだ。リミッターを外したのは神奈、君が初めてだよ」
「…………」
「神奈。……俺の勃起を感じるか?」
「は……い」
「膣よりも深いだろう。いま君の内臓まで届きそうなほど硬度があがってる。君のアナルは最高だ。人生で味わうことができる快楽のすべてがここにあるといっても過言じゃない」
「……過言ですよ」
「俺をここまで興奮させたのは君だよ。……もう一度言うぞ。君の身体はすべて俺のものだ」
背後から深く咥内を貪られた。
私も……。
あなた以外にこれほどセックスで気持ちよかった人なんていない。
そうなの。
恵子さんは、これを味わえなかったのか。
この凶器みたいなたまらないペニスを。
でも。
その代わり、広大さんの心を奪ったんだ。
女の武器なんてなくても、この人を奪えたなんて……羨ましい。
私は身体でしかこの人の心を繋ぎとめられない。
それでもいい。
劣等感しかなかった少女の身体。それが広大さんの性欲を満たすのであれば、――それで。
「さて。……そろそろ始めるか?」
「はい…」
「神奈、排泄感はどうだ? また便が出そうになるなら言ってくれ」
「言えば、どうするんですか」
「決まってる。さっきみたいに押し戻してやるさ」
「……神奈を壊す気ですか」
「君はそのくらいでは平気だろう」
「平気ですけど」
「はは。それでこそ神奈だ。いくぞ。足をもっと持ち上げるんだ。尻穴が裂けるくらいに動くからな」
「はい……広大さん」
そういえば、と腰を動かしながら思い出したように彼が呟いた。
「さっき寝てる君に下剤を飲ませておいたよ。そろそろ効き目が出る頃だが」
…………。
最初からそれが目的だったわけね。
なんかシーツがガサガサしてると思ったけど、下にビニールでも敷いていたのか。
すっかりあのスカトロが癖になったみたい。
仕方ないからもう一度だけ付き合ってあげよう。
神奈の身体は、あなたのものですから。
「くぅ、……ぉ……ペニスが引きちぎられそうだ」
「はうん……ふか……ぁい」
「なんてイヤらしい穴だ……神奈……もっとだ、もっと……締めろ」
ゴロゴロと鳴るお腹を彼の手が撫でている。
再びあの凄まじい快楽が得られる悦びに、夢中で腰を振り続けた。
すみません、続きがこんなので。
アナルセックスってしたことないので全部妄想です。
したいとも思いません。痛そう。
なので神奈には気持ちよくなってもらいました。