前に書いていたのですが、加筆修正して投稿します。
神奈の中の熱が溶けた。
まだイってないはずだが……さっきまで煽っていた膣内の熱量がおさまっていく。興奮が醒めたのだろうか。そう思って見おろしてみると。
何かを気にするかのように目が泳いでいた。……微かに聞こえる泣き声。これに気を取られているのか。
「放っておけ」
「……でも」
「赤ん坊は泣くのが仕事だ。それにさっきおしめも替えたし、ミルクだって飲ませただろう。あれは傍に抱いてくれる母親がいないのに気づいて泣いてるだけだ」
「……だったら、抱いてあげます」
「いまは俺が抱いてる」
「……広大さん」
「甘やかすな。泣けばなんでもいう通りになると思うようになるぞ」
「だから……たくやくんを別室に閉じ込めたんですね」
「神奈、君はたくやの母親じゃない。勘違いするな、君は俺のものだ」
上から覆いかぶさるように口づけた。
掬いあげるように舌を絡める。だが神奈の咥内は応えずに奥へと舌を引っ込めた。こういうふうに従わされるのが気にいらないのはわかっている。……だが。
立場をわからせないと。
娘を失くした痛手をたくやに託そうとする気持ちは捨てさせないといけない。
たくやの心を奪うためには、神奈、君がたくやに恋する必要があるんだ。
「……たくやくん」
身体の下で神奈が身じろいだ。行かせて、と目で訴えるのを無視し、奥深くへと突き入れた。
「あうっ…!」
「神奈、いつもみたいに子宮口で吸い上げてみろ」
「……広大さん」
「あの動きをもっと激しくするんだ。最初にホテルで、コンドーム越しで何度も味合わせてくれただろう」
「あれは……お客を逃がさないためです」
「そうやって虜にしたのか。俺に最初にそうやって何度も吸いついてきたあの動きを、どうしてこの頃はしてくれない?」
「…………」
「ほら……大人しいままだ。奥を突いてるのに伸びてすらこない。神奈、あれをするんだ。俺の亀頭を咥えこんで吸い上げてみろ。……出来ないのか?」
「できません。……たくやくんのところに行かせてください」
「だめだ」
「広大さん!」
「神奈、君ができないのは恵子がいないからか。あいつが生きていた時は、俺をあの動きで引き留めていたな。恵子のところにセックスしに行くと言えば、吸いついて離そうとしなかった」
「…………」
「嫉妬する君が見たくてわざと煽ったのはわかってるだろう」
「……知ってます」
「君が欲しかったのは愛人の男なんかじゃない。……父親だ。会ったこともない父親に恋している。違うか?」
「…………」
「神奈、俺は君の父親じゃない。だから俺に父親を重ねても無駄だ。俺は君を犯すことしか考えていない」
「……わかっています」
「いいや、わかってない。だからわからせてやる。足をもっと開くんだ、神奈」
繋がったままの神奈の身体をひっくり返し、足をがに股に拡げさせた。
咥えこんでいる膣口が蠢く。動きを恐れているのか、吐き出そうとする蠢きだ。だがそんなものは逆効果にしかならない。
神奈の均整のとれた背筋を撫でる。
この身体を……いずれ息子が抱くのか。
腸が煮えくりかえるほど忌々しいが、神奈の望みが本当の意味で叶うのならばそれもやむを得ない。
子宮の口をこじ開けるように穿つと、神奈が細い腰を捩らせて嫌がるようにベッドの上のほうににじり寄った。その背に腕を交差させて片手で抑え込む。まるでレイプでもしているかのようだが、こうすると感じやすくなるのは知っていた。
膣内が反応して絞りあげてきた。
子宮は伸びてこない。だが……感じている。男根を逃がすまいとあちこちから締め上げてきていた。淫らなその動きにほくそ笑みながら、神奈の首筋を吸い上げ、吐息を漏らす唇に指を挿しこんだ。
「は……ぁ、……んんぅ……」
「神奈……するんだ」
「いや……」
「俺のを咥えこむんだ。欲しいって言え」
「だ、……って……あなたは……私が欲しいわけでは、……ないもの」
「……ああ、そうだ。俺は恵子しか欲しくない」
「……っ」
「俺の女はあいつだけだ。死んでも俺のものだ。……会いに行く。あいつを今度こそ手に入れる。君はそのための土台だ」
「……うぅっ」
「だけどな、神奈。君にもそういう相手は現れる。何を犠牲にしてでも欲しいと思える相手が。だからそのために生きるんだ。俺を踏み台にしてでもそのために生きてくれ」
「どうして……? あなたじゃないの……?」
「俺は君の父親じゃないからな」
「重ねて見ていたのは本当です。だけど……それだけじゃないもの」
「君の父親は生きているよ」
「……え?」
「いずれ会える。それもこの境町で。そのときが来たらわかる。それが君の本当に欲しい相手だ」
「……どういう、こと?」
「さあ、神奈。いやらしく咥えこむんだ。あの動きで俺を虜にしてみろ。俺はな、いま……おまえの父親に猛烈に嫉妬しているんだ。そいつから君を奪いたいくらいに」
「あっ……ぁああっっ! い、いや、もう……はうんっ!」
神奈の腰を掴んで子宮の口を激しく穿った。
微かに聞こえる赤ん坊の声。
それに煽られるように動きを早めていく。……今だけはこの女は俺のものだ。おまえなんかに与えてやるものか。
動きを促すように動かしていくうちに。
神奈は、最初の夜と同じように、亀頭を物欲しげに咥えこんできた。
マンションに戻ると。
玄関の入口でたくやくんが立っていた。
「おかえり」
……学校は?
そう思ったが、同じようにサボっている私が言ってもいいものかどうか。
どうしよう。
どこに行っていたかを聞かれるんだろうか。言えばたぶん気分を悪くするだろうけど。
「入っても?」
ここまで来たということは、そのつもりなのだろう。鍵は渡してあるけれど、中に入らず待っていたのは。
私が一人なのかを確かめるためなのか。
「……どうぞ」
鍵を開けて扉を開けた途端。
背後から抱きしめられ、ドアを閉めて鍵を掛けられた。
同時に服の下に手を入れられる。身体のあちこちを確かめるように触れていた。そして……。
下着の下が濡れているのを見て、指の動きがとまった。
「……やっぱり」
「たくやくん……」
「誰としたんだ。もう売春はしないって約束しただろ」
指についた愛液が行為の余韻を残していた。それを見せつけるように私の目の前に翳している。
コンドームはつけさせたけれど、ごまかしきれなかった。
「神奈、答えろ」
「……ごめんなさい」
「謝るな。誰としたのかを言うんだ」
「これは……対価です」
「なんの?」
「あなたのことを知った市長が、学校を退学させようとしていたので」
「……澪か」
「代わりに愛人になる契約をしました」
「……っ」
「一ヵ月間だけです。来月には選挙なので」
「それまでの間……あの男のものになるってのか?」
「トラブルは避けたいそうなので、必ず避妊と、絶対に人目を避けるということですけど」
「何がトラブルだ! JKを愛人にするのがすでにおかしいだろ!」
「たくやくん、島津市長は本気です。あなたを社会的に抹殺しようとしています。どうしてもそれは防がないと」
「だからって……!」
「たくやくん」
振り返って両手で頬を挟んだ。
泣きそうな顔で私を見ている。そんなことはさせないと強く目で語っていた。
その唇を優しく啄んだ。
「神奈……」
「ごめんなさい、一ヵ月だけ我慢してください。……私は大丈夫です。だってたくやくんのためだもの」
「……ひとつ約束してくれ」
「はい」
「市長と会う日を教えるんだ。どこにいても俺に必ず連絡してくれ」
「……はい」
「あんなやつに……神奈を抱かれるなんて」
「いいの、これは私のせいだから」
「……?」
「昔の癖が、出ちゃったんです。お客を相手にしてた頃の、金蔓を逃がさないための癖。あの路上で客引きをしたとき、寒さと寂しさから、つい……」
「癖、って……?」
「最初にたくやくんに抱かれたときの、アレですよ」
ズボンのファスナーを下ろすと。
跪いて中のモノを取り出し、口に躊躇いなく咥え、亀頭の括れを締めつけるように吸い上げた。
途端にビクンと跳ねあがる下半身に微笑みながら、舌先と喉奥であの動きを再現するように咥えこみ、吸い寄せた。
そう。
長年の経験で私は自分の子宮口を、これと同じように動かすことができる。
広大さんが求めてやまない動きだった。そしてこれが最初にたくやくんを陥落させた……。
「あ……う……っ」
「じゅるっ……んぅ……出し、……て……」
括れを締め上げ、呑みこみ、ビクビクと震える亀頭がおねだりするように涎を零してその先を促していた。それに促されるように吸い上げていく。
睾丸を優しく包み込みながらほんの少しだけ舌先で先端をこじ開けるだけで。
あっけなく精を吐き出した。……熱い。昨夜たくさん出したのに、もうこんなに濃いなんて。
濃厚な精液を一滴残らず飲み干すと、たくやくんが悔しそうに歯噛みしながら私の頭を後ろから掴んだ。
「……こんなフェラを、親父にもあいつにもしたのか」
「広大さんはフェラというか、飲尿をよくされましたけれど」
「あの変態親父」
「いまみたいな動きを、奥でされるほうが好きでした。こんなのを客にするんじゃないとも言われましたが」
「そりゃ親父じゃなくたって、こんなのされたら誰だって憑りつかれるぞ」
「だからあの市長には、射精させていません。奥で塞いで閉じ込めたまま絞りあげました。もう離せと言うまで」
「……そりゃ地獄だな」
「癖になってもらっても困るので、顔にかけさせました。中には出させていません。……それで許してもらえますか?」
おそるおそる伺うと、やっと笑みを浮かべて尻ごと身体を抱き上げられた。
「…きゃっ」
「あのフェラみたいな動きを、君の奥で感じさせてくれ。ゴムはつけないけど、いいよな?」
「……はい」
「約束してくれ、あの男にはあのフェラもしないでくれ。ゴムを必ずつけさせるんだ」
「はい」
「それとな、あの動きも……やつにはするな。射精をさせないためだとしても、やめてくれ。あれは俺だけが感じたい。いや……親父もそれに憑りつかれたのか」
「あの人の勃起は、とても大きかったの……私もそれに狂わされました」
「俺よりも?」
「たくやくんのほうが、大きいです」
「それは光栄だな。……じゃあ俺でもっと狂ってもらおうか」
首の後ろに手をまわして口づけた。
私もね……。
あなたに嫉妬してもらいたかった。
その分、激しく抱かれてしまう。それが欲しかった。
広大さん。
あなたが私を執拗に求めた理由が、ようやくわかった気がします。
「くぅ、っ……うぉっ」
締め上げられる。
快楽は麻痺し、代わりに痛いほどの痺れと麻薬にも似た陶酔。……たまらない。
優しくできたのは最初だけ。
愛撫もそこそこに服を脱がせながら繋がった。柔らかな膣内を味わう暇もなく勢いのまま貫いた。それを悦んで飲み込む淫らな隘路に溺れているうちに。
蛇に飲み込まれているような深い悦楽に囚われていた。
神奈の子宮口に括れを捉えられて、どうにもならない。
動かすことができないほどの力だった。……本気だ。今まで何度も抱いたのに、あれは全部本気じゃなかったんだ。これが本来の彼女の動き。
細い腰を撫で上げる。
背後から足を広げさせて繋がっていた。このほうが深く突けると思ったが、突いた途端に信じられない動きで子宮の口が伸びて亀頭を咥えこんできた。
こんなのを……親父は味わったのか。
そしてあの市長もこれで狂わされたのか。
くそ……神奈をあんな男の愛人になんてさせたくない。
だったら。
俺のものだということをたっぷりとこの身体に刻みつけてやる。
精液で満たされた子宮をせいぜいゴム越しに突くがいい。誰のものなのかをあの男が一番思い知るはずだ。
昨夜かなり出したがまだ余裕はある。神奈の尻穴をこじ開けると、注いだ精液はもう綺麗に洗い流されているようだった。
「あ……そ、こは……」
「あの男はこっちの穴を使わなかったのか?」
「……アナルセックスは忌避する人が多いです。何の準備もなしにする人は滅多にいません」
「俺が昨夜からかなり使いこんだのにな。こっちでも感じるようになっただろ?」
「はい……また、します……?」
「いや、今はこっちがいい。……神奈、もっとキツく締めることはできるか?」
すると。
さきほどより強烈な締めつけがカリを刺激してきた。思わず息をとめるが、その痛みに耐えて彼女のうなじに口づけた。
「……たいした女だ」
「痛いですか……?」
「もう麻痺してきてるよ。……だけどたまらない。神奈、そのままイくんだ。俺が動かしてやるから」
「イくなら一緒に……」
「君がイくときの動きを味わいたい。……はあ、くぅ、な、なんて締めつけだ。ホントにこれ、子宮の穴なのか?」
「たくやくん……もっと、……奥まで突いて……あの人より、もっと激しく、動かして……」
「言われずとも……っ!」
あんな親父に負けられない。
神奈の両手を抑えつけてひき蛙のような恰好にさせ、押し込むように突き入れた。体重のすべてをかけて神奈を貫いていく。ここまで深く入りこむ動きは、美月さんにだってしたことはなかった。
いや……しようとした。最後のセックスのときだ。だがあれで俺が射精を耐えていることに気づかれ、彼女は逃げようともがいた。
なんで今になって思い出した。
神奈は彼女とは違う。俺のこうまで乱暴な挿入も受け入れてくれている。さっきから子宮の口を乱暴に引きちぎるほどの勢いで抜き差ししているのに。
……慣れているんだ。
売春を長くしすぎたんだろう。どんな乱暴なプレイでも神奈にはきかないんだ。
今までこれを誰にも慰められなかったのか。――親父か。あいつが神奈を傷つけたとは思えないが、やつの日記には凌辱した行為も記されていた。その後なにがあったのかはわからない。
神奈。
親父は君に泣いて謝ったのか?
スカトロをされて、君はそれでも親父を受け入れたのか。それほどあいつが好きだったのか。
俺だって……。
神奈が欲しい……!
「あ、う……っっ!」
せり上がってきた精液を子宮の奥へと叩きつけた。そうしながらも神奈の子宮の口が絞りだそうと締め上げてくる。
その動きをより味わおうと棹全体を使って奥へ奥へと突き入れた。このいやらしい動きを陰茎全部で感じたい。
精が残らず絞りだされたが、なおも残滓を吐き出し続けながら子宮内を縦横に突きまくった。舐るように、ゆっくりと、神奈にも俺の快感が伝わるようにと、微細な動きも逃さずに。
そして……。
ようやく神奈が達した。
わかったのは子宮の口が生き物のように飲み込む動きをしたときだ。俺の亀頭を美味しそうに、あのフェラと同じような吸い上げ方で味わっている。
その絶頂を見てようやく満たされていくのを感じた。
たとえ親父にもこれをしたのだとしても。
神奈のイき方がわかっただけで嬉しかった。精子を子宮で飲む――それが神奈の達し方だった。
「は、ぅ……んん」
「神奈……美味いか?」
「あ……う……そ、そんなの、言われても……」
「男の精をそうやって飲むと感じるんだな……」
「はう……。か、開発、されちゃったんです……」
「親父に?」
「……はい」
「あのヘンタイクソ親父……。だけどグッジョブと言いたい。これなら俺しか君をイかせられないからな」
「あの……たくやくん、なんかまだ……猛ってますけど」
「一回で終わるはずがないだろ」
「……今夜、行きます。23時にラブホテルで」
「そうか。……あと10時間はあるな。それまでセックスし続けるぞ」
「でも」
「神奈、子宮に溜まった状態で行くんだ。俺がたっぷりと注いでやるから、それをやつに味合わせてやれ」
「……仕方ない人ですね」
「ちなみに親父に拡張プレイはされたかい?」
「……はい」
「だと思った。ならかなり注いでも大丈夫だよな。よい、しょ……」
横抱きにして足を持ち上げ、結合部を見るが、中から注いだ精は零れていなかった。
最奥でまだ子宮口を塞いでいる状態なのだからあたりまえだが。
「神奈。……いくぞ」
「はい……たくやくん」
再び足を折り曲げてバネのように激しく動かしていった。
何度でもイかせてやる。
俺のが飲めなくなって溢れるまで、いくらでも注いでやるからな。
20の後から数日後くらいの設定です。
生理中はずっとアナルセックスばかりしていたという感じです。
すでに箍は外れているので避妊はまったくしなくなってます。
どこまでこの話が続くのかは、なんともいえませんが、また書きたくなったら投稿すると思います。