喘ぎ声がここまで聞こえてくる。
扉を開けっ放しでヤってるのか。ワザとか。俺に聞かせようと。
……くそ。
なのに亜由美さんの艶声に聞き惚れて足が動こうとしない。
いつも流すクラシックも聞こえてこない。本気で俺を煽ってるらしい。あの変態親父。
…………。
3Pか。
ちょっと興味あるな。
せっかくのお誘いを断るんじゃなかった。……バカ。亜由美さんに嫌われるだろう。……嫌われてもいいな。亜由美さんにフェラしてもらえるなら。
手が。
いつの間にかズボンの中に入っていた。
亜由美さんの唇を想像する。……すげ。美月さんに吸われたときより興奮する。あの亜由美さんに頬張らせてると思っただけだ。なのになんだ、この膨張は。
……う。
2階から聞こえるクライマックスのイき声と合わさって、擦るスピードも加速していた。……はあはあ。たまらない。興奮がおさまらない。
……出た。
なのに、……まだビクビクしてる。足りないんだ。最近抜いてなかったからか。いや違う。
親父だ。
俺、亜由美さんのフェラを想像しながら親父のモノでイってる亜由美さんを思い描いた。
それが壮絶に色っぽくて……。
親父に嫉妬して、それが興奮に拍車をかけていたんだ。
足りないのはそのせいだ。抜いたくらいじゃこの興奮はおさまりそうもない。――亜由美さんを犯したい。抱きたいじゃなくて、俺、亜由美さんをレイプしたいと思ってる。
……ついに。
親父の変態が移ったか。
いや、もともと美月さんと付き合ってた頃からそのケはあった。龍蔵寺とヤってるのを陰から盗み見て興奮したこともある。
だけどあの時は興奮というより優越感のほうが勝っていた。あいつが美月さんのイイところをあんまり分かってないのが、俺しか知らないのかと嗤いがとまらなかった。
今はその逆だ。
親父にしか見せない亜由美さんのイイところ――あ、またオクターブ喘ぎのトーンが上がった。めちゃくちゃ感じてるみたいだ。親父のやつ、さっきからノンストップだな。どころかますますヒートアップしてる気がする。
……くそ。
明らかに誘っている。あの変態親父が俺に来いと言ってるんだ。亜由美を犯したいならどうぞ、と言ってる。
いやそれどんな親だよ。ありえないだろ。ところが俺にはわかるんだ。わかりたくもないが。
蘭奢待を階段の上に仕掛けている。
高級香木だ。この香には媚薬効果がある。それが空気の流れで階段からこのリビングに流れてきた。
俺は以前、フィリピンの安宿でこの蘭奢待を嗅いで、親父が抱いていた娼婦に手を出しそうになったことがあった。
あやうくフェラだけで済んだけど……あの親父が仕掛けた。俺に筆おろしさせるつもりだったらしい。媚薬で狂わせて女を襲わせようとするとか、とんでもない親だが。
あのときの酒に酔ったようななんともいえない高揚感――いま思えば、あれで童貞を失っていれば、あそこまで美月さんに溺れなかったかもしれない。それくらい強烈な真夏の夜だった。
娼婦ならともかく、……自分の妻だぞ。
あいつ、亜由美さんのことをなんだと思っているんだ。
……肉欲処理くらいにしか考えていないだろうな。
あー……。亜由美さん、失禁しちゃったか。声がここまで聞こえてきた。親父のやつ、ますます興奮したみたいに乱暴な言葉で煽っている。
なんとも蠱惑的な誘いだ。
フラフラと2階に上がりたくなる。
もう勃起はとどまるところを知らない。親父がいようと構わない。亜由美さんを思いきり凌辱したい。
――ピンポーン
……誰だ。
こんな時間に来るやつなんて……結城か? そういえば今日は追試があった。
……面倒な。
だけどおかげで正気に返った。仕方ない、学校へ行こう。そうすればこの熱も引くだろう。
チラリと2階を見上げる。
残念だったな、親父。
俺を交えて楽しみたかったんだろうが、誰がおまえを楽しませてやるものか。
鼻につく香の香りを鼻水で紛らわせて、玄関へと向かった。
……14時か。
約束の時間だ。
だがまあ、多少待たせてもいいだろう。本当は殴りこみでもかけたいくらいだが、こっちは聞きたいことがある。
行く前にもう一度。
身体の下で喘いでいる澪の子宮口を突き上げた。
「はぅんっっ」
「ほら、もっと締めろ。俺のをいやらしく咥えこむんだ、……ほら、こんなふうに」
グリグリと潜りこみながら爛れた子宮の口をかき回していく。
すっかり麻痺して力もなくなっているが、身体は熱い飛沫を求めているのか、だらしなく涎を垂らしながら咥えこみはじめた。
「あ……ぅ……と、と……って……ぇ」
「ゴムを取ったら妊娠するぞ」
「い……いの……あ、赤ちゃん、……有馬君の、欲しい……」
「おまえと結婚なんて御免だ」
「ひど……い……ああ、あああっっ……で、でたぁ……っ」
コンドームの中に射精する。
入口にひっかけたままだ。澪の口は狭い。だが無理やりこじ開けている。それがたまらないのだろう、腰を捻りながら吸い上げる動きを繰り返していた。
美月さんも相当いやらしい動きをしていたが。
澪もたいしたものだ。まだほんの数回しか抱いていないのに、もう男を咥えこんで離そうとしない。
女ってのはみんな同じだな。
何度抱いても強烈な刺激を与えてくる神奈みたいな女は、そうはいないか。
だから親父も夢中になったのか。……神奈もそうだったのだろうか。
正直、俺は、まだ神奈を満足させている気がしない。
「あふ……ぁ……も、もう……終わり?」
「時間だ。てかとっくに過ぎた。行くぞ、澪」
「ちょ……待って……ま、まだ中に入ったままよ」
「抜くから力を抜け、いや、足を広げろ。くそ、面倒だ、俺が股を開かせてやる」
「はぁん……っ! ら、乱暴にしないでえっ」
――デュポンッ……!
空気が混ざった屁のような音を響かせて男根を抜くと、澪が飛び起きてコンドームを取り払ってペニスを頬張った。
中に出してもらえなかった悔しさなのか、せめて口で精液を味わおうとしている。
……仕方ない、飲ませてやるか。
「ほら、出してやるからもっと喉奥に突っ込ませろ」
「う、ぐぅ……んんぅ……じゅるるるるっっ」
少し前まで。
俺の前では優等生ぶりをひけらかし、澄ました顔をしたお嬢様だったのに。
男の性器を無我夢中で頬張るようになるなんて、誰が予想できただろう。
まあ、俺のせいなんだけどな。
「……娘と付き合ってるというのは、君か」
応接室に入ってきた男は、俺を一目見るなり眉を顰めた。
そりゃ何度も殴っているからな。本当は顔も見たくないだろう。
だがそれはこっちも同じだ。神奈を買った――それだけで万死に値する。
「脅しでも来たのかね。女を買ったことをマスコミにバラされたくなければ金でも寄越せとでも」
「そんなくだらないことに興味はない。おまえが買った女のことで聞きたいことがある。買った経緯だ」
「…………。あの女のことを知ってるのか」
「今は俺の女だ。二度と買わせるつもりはない」
「……呆れたやつだ。澪を奪っただけでは飽き足らず、商売女とも」
「澪はおまえに近づくために利用しただけだ。あんたの娘はたっぷりと弄んでから返してやるよ。俺の女に手を出した報いだ」
「……言っておくが、あの女には近づかないほうが身のためだ。金よりももっと大切なものを失いかねない。わかってると思うがな」
「あんた……神奈のアレを味わったのか」
「まさかあんな腰砕けになるとは思わなかった。先生の言う通りになったよ。手を出したのは間違いだった」
「先生?」
「私と、君の父親……有馬教授の師でもある方だ。その先生が、あの女――神奈を世話していたと聞いている」
「誰だ……?」
「桑原芳斉博士。君も聞いたことがあるだろう。物性物理学でノーベル賞にノミネートされたことがあるが本人が辞退したことでニュースになったことがある。ツァイリンガー博士と量子テレポーテーションの実験を成功させた御仁だ」
……知っている。
親父が何度か会っていた。かなりの著名人だということくらいしか知らなかったが。
あの老人が神奈を?
いったい、いつ……?
「これが住所だ。話を聞きたいのなら訪ねてみるといい」
名刺の裏に書かれた住所は、自宅からそれほど離れていない場所だった。
この町に住んでいるのか。……すぐ近くじゃないか。
「俺なんかが会えるのかよ」
「会うつもりなら話は通しておく。広大の息子だと言えば伝わるだろう」
「……なんでそこまでするんだ」
「……フッ。おまえのためなんかじゃない。あの女のことを探るつもりなら相応の覚悟をしろということだ」
こいつ。
神奈のことを知っているのか。
どこまで知っているのかわからないが、少なくともただ娼婦を買っただけではないらしい。
「神奈をいつ、どういう経緯で買ったんだ」
「……あるパーティで見たのが最初だ。広大の連れだった。随分若い娘をたぶらかしてるなと思ったが、あいつ、主賓のくせに抜け出してあの女と茂みで隠れて楽しんでいたよ。娼婦だと知ったのはその時だ」
「……親父の愛人だったのは知っている」
「凄まじい乱れ方だった。あれでは広大も骨抜きになるだろう。まさか息子のおまえもあの女に憑りつかれるとはな」
「もう親父の女じゃない。……俺の女だ」
「忠告をしておく。あの女は根っからの娼婦だ。手に入れたつもりだろうがな」
「……今のは聞かなかったことにしてやる。バラすつもりもないから安心しろ」
ギリッ――と奥歯を噛みしめる。
よほど殴ってやりたかったが、いま殴るとこいつの顔がまた変わるだろう。騒ぎを起こしたくない。
応接室を出ると、通路で待っていた澪がしだれかかってきた。
次はどこのホテルに行くのかと聞いているが、おまえの親父を殺してやりたいよと心の中で呟いていた。
よかった。
もう学校には来ないかと思っていたが、ちゃんと教室にいる神奈を見てホッとした。
来る前に下駄箱を見てみたが、もう大量の嫌がらせの紙はなくなっていた。だが気のせいか、クラスメートたちが神奈を遠巻きに避けている。
むしろ好都合だ。
これで神奈に寄りつく男もいなくなるだろう。
「有馬君、あの……」
まだ始業チャイムが鳴る前。
澪が俺の手に何かを握らせてきた。……メモか。『放課後に歴史準備室に来て』。またか。こいつ、あんなにうるさく下校しろと言っていたくせに、すっかり俺とあの教室でセックスするのがクセになったらしい。
こいつはもう用済みだが。
神奈の周囲にこれほど影響力を及ぼすとは思わなかった。こいつの学内での勢力は想像以上だ。まだしばらくは可愛がってやってもいいか。
澪のスカートの中に手を忍ばせ、秘所に指を挿しこむと、了承ととったのか、頬を赤らめてその手を払いのけた。
たったあれだけの動きでもうこんなに濡れている。
それとも想像して濡らしたのか。湿った指を擦りながら、窓際の神奈を見ると。
何を考えているのか――遠い目をして空を見つめていた。
「――神奈」
廊下を歩いている体操服姿の神奈の腕を引っ張り。
近くの男子トイレに入ると、個室に神奈を連れ込んだ。
鍵を掛けると驚いて見上げてくる神奈の首筋からうなじを口づけていく。
「たくやくん……?」
「学校ではするつもりなかったけどな。いま食べたくなった」
キスマークが残らない程度に吸い上げると。
神奈は苦笑しつつも逆らわず、胸の中に身を預けてきた。
「授業をサボるつもりですか?」
「男子はサッカー、女子は体操だろ。校庭と体育館じゃ君のことが見られない」
「……仕方のない人ですね」
「本当は学校なんてサボって君と一日中ベッドにいたいくらいだ。……神奈、顔をあげて俺を見てくれ。いまどんなふうに君を見ているかわかるか?」
神奈が。
初めて照れたような顔を見せた。
ポウッ……とほんのわずかに頬を染めて目を潤ませている。
え……?
なんだこれ。
可愛すぎる。
俺を見てときめいている。惚れた男に見せる顔だ。澪もそうだが、あいつとは比べものにならない。
神奈が恋している。……俺に。
それが伝わり、頭の芯が蕩けそうになるほど満ち足りた気持ちになった。
「んっ、……んう……っ」
がむしゃらに口づけた。
同時に体操服の下をたくし上げていく。すでに乳首が勃って尖っていた。一瞬で感じてくれた。ヤバい、どうしよう。嬉しすぎてとまらない。
キスをしながら足を持ち上げると。
神奈は耳元に小声で囁いてきた。
「……たくやくん、着けて」
「え?」
「ゴム。……これ、着けてください」
神奈の手にはすでに袋から取り出したコンドームがあった。
見て、一瞬躊躇う。……最初に抱いたときも神奈が用意していた。だけどあの時は、まだそれほど許していたわけではない。
だけど今は。
あの時とは違う。
「…神奈」
「ここは学校ですから」
「入口には出さないよ。子宮の中に直接注ぐ。漏れてくるほど出すわけじゃない」
「それでも」
「神奈。……親父にもゴムを着けろと言ったことがあるのか?」
神奈の目が見開いた。
残酷なことを訊いている。わかっているが、嫉妬がとまらなかった。
「……たくやくん」
「聞かせてくれ、親父とのセックス。……どうだったんだ。親父にもそんなふうに甘えた声でゴムを着けてくれとねだったのか?」
困ったような顔で神奈が俺を見上げた。
手に持つコンドームを弄りながら、チラチラと勃起した男根を見つめていた。
「そんなこと……覚えてないです」
「嘘はつかないでくれ。いま親父のことを思い出しただろ。態度でわかる」
「言ったかも、知れませんけど……別に甘えてるつもりなんて」
「神奈、親父はね……ゴムなんて着ける男じゃないんだ。海外で何度も性病になった。娼婦と遊んでいたんだ。亜由美さんとのセックスも見たことがあるよ。あいつがゴムを着けてるのを見たことがない」
「…………」
「自分の快楽さえよければそれでいいやつだった。……だけど、さっきみたいに神奈にお願いされれば着けてたかもな」
「……たくやくん」
「聞かせてくれ。親父にどうやってそれを着けていたんだい?」
神奈の手にあるコンドームを、俺の分身へと近づけた。
初めて抱いたときはいつ着けられたのかもわからなかった。だから彼女の手でそれを着けて欲しい。
「こう……やって。ゴムの輪を、指で拡げて……」
「うん。……くびれに当たらないように?」
「できるだけ、刺激しないようにして……こう、素早く」
あっという間だった。
さすがというか、おそらく商売をしてるときもこうやって男に着けていたのだろう。手際が鮮やかすぎた。
「今のゴムは、装着感があまりないですから……不快にはならないですけど」
「昔は違ったのか」
「けっこう……怒られました。興ざめされて、お金も払わずに帰ってしまったり」
「親父とは、最初は着けてやったのか?」
「あの人は、ゴムを着けたことがなかったんです。なので神奈が教えてあげました。そうしたら……」
「……聞いた気がする。コンドームを5箱使いきったとか」
「……そんなこと聞いたんですか?」
「君のことだとは、その時は知らなかった。……あんまり覚えてないけど、俺の女だって何度も言っていた」
「…………」
「親父は君を大事に思っていたんだな」
「……そんなこと」
「女を性欲処理くらいにしか思ってない男が、君のためにゴムを着けていたんだ。……神奈、いくぞ」
俺だって。
親父になんて負けないくらい神奈を大事に思っている。
神奈の腰を持ち上げ、一息に奥まで貫くと、感じ入った声で身を捩らせてくれた。
「は……ぅん」
「神奈、もうすぐ授業が終わるからすぐにイかせるぞ」
「い……いんです、……神奈のことはいいので、たくやくんが先に」
――キンコーン
授業が終わった。
そろそろクラスの連中が戻ってくる。
その前に……!
ゴム越しでも凄まじく蠢くこの蜜壺を、もっともっと感じたい。
神奈が両手で口を塞いだ。誰か来たらシャレにならない。誰にも彼女の喘ぎ声なんて聞かせるか。唇を重ね、動きを激しくしていきながら射精衝動を追い求めた。
く……。
し、……絞りとられる。
いま子宮の口を亀頭で貫いたが、……締まりがヤバい。先端が千切れそうだ。
吸い上げる動きを生で味わったときも凄かったが、あれ以上だ。……そうか、ゴムを着けているからか。もう叩きつける余裕がないくらいの吸引力だ。
くそ、中に出したい。
こんなに貪欲に求める性器を、あの親父も味わっていたなんて。
嫉妬がこみ上げる。亜由美さんに抱いた気持ちとはまるで違う。親父が心の底から欲した女――もう、神奈で間違いないだろう。あいつが神奈をどう愛したのか、それが気になってどうしようもない。
亜由美さんは、あいつにとってただのオモチャだった。だけど神奈は――隠していた。
それだけ神奈を大事にしていたんだ。俺なんかに奪われないように。
「……っ」
人の騒めき。
次の授業が始まる。……だがとまれない。ここまで来たらお互いに極めないことには終われない。
神奈もそれがわかるのか、膣内の騒めきがより一層激しさを増した。な……んだ、この動き。ゴム越しなのにペニス全体が震える。
出たいのに、……くそ、もっと味わいたい!
より深く、奥を突いた。子宮の内壁を叩きつけていく。いつの間にかそこを回すように動かしていた。美月さんにしたあのトラウマが蘇る動きだが、対抗するにはこれしかない。
神奈が動きを合わせてきた。
……いいぞ、その調子だ。そうだ、足の筋肉をもっと伸ばして内部を抉る動きを助けてくれ。これは女の協力もないと無理なんだ。
久々だ、この動き。……最高だ。まさか神奈でまた味わえるなんて。
誰かがトイレに入ってきた。構うか。水音は俺たちにしか聞こえない。
お互い口づけ合って深く繋がった状態で、人の気配を感じていた。それが余計に興奮に拍車をかけ、もう少しでイきそうなくらい昇りつめていく。
内壁を捩る。引きちぎるほどの動き。それでも神奈はついてくる。俺のペニスを子宮内で感じてくれている。穴の入口を何度も抜き挿し、食いちぎるほどの強さで追い求める彼女の性欲に、俺も必死になって追い縋った。
……ついに。
輪精管から昇ってくるものが爆発したのを感じた。ゴムの中で思いきり放出しつつも動きはまったくとめなかった。
すると――。
何かが。
……え?
先端に、何か……な、なんだ?
細い、針のような刺激が……。
いや、違う。そんな痛いものじゃないが、何かがゴムを通して潜りこもうとしてくる。
……虫?
わからない。そんな感触だ。だけど……不快じゃない。むしろ気持ちいい。
え……? 子宮の中だよな、ここ。そんなものどこから……。
神奈が。
我に返ったかのように俺の胸を押し出して離れようともがいた。
そうだ、俺もそろそろ抜かないとヤバい。また出したくなってきた。
名残り惜しいが、妙な快感の残る子宮の中から抜いて、神奈の身体をそっと下ろした。ずっと男根だけで体重を支えていたから、足が攣ってないといいが。
神奈はホッとしたかのように床にへたりこんだ。
「……大丈夫か?」
「は、い……は、はやく戻り、……ましょう」
「具合でも悪いのか? 保健室に……」
「だ、大丈夫、……ですから。たくやくん、すみません、手を貸してください」
立てなくなっている神奈の手を引いた。
弾みで寄りかかってくる身体は、……なぜか少し震えていた。
広大が神奈をパーティに連れていく話は、実は裏で書いてます。
投稿するかどうかは、わかりませんが。