広大と亜由美のセックスを目撃した後の話になります。
憮然とした面持ちで睨みつけている。
なのに目線はチラチラと奥の出口に向けられていた。慌てるように逃げていった亜由美のことが気になって仕方ないといったところか。
素直なやつ。
フィリピンで娼婦をあてがったときは大して関心もなさそうだったのに。亜由美のイヤらしい姿態に目を奪われたか。
ならば――見せつけた甲斐もある。
「これ、……頼まれた資料」
突きつけるように目の前に研究資料を出して、そのまま帰ろうとする息子の手を引っ張った。
「…っ」
「勃ってるぞ」
「~~~っっ」
「なかなかの大きさじゃないか。マニラでは筆下ろしもしなかったんだろう?」
「あんな女で抜いてたまるか!」
「フェラはさせたそうじゃないか」
「やかましい! 親父の世話になんかなるか! 俺だって好きな女くらい……!」
「あの女はダメだ。もう俺のものだからな。いや、再婚しようと思ってる」
「はあっ?!」
「見ただろう、最高の身体だ。あのケツ穴も、マンコも、俺が一から開発した。引きずりこむ動きが極上になってきた。…もっとも」
神奈ほど洗練された動きじゃないけどな。
それでも素人をあれほどエロく仕上げた自分の手腕に惚れ惚れする。
アナルから躾けるとああも男の本能を刺激する身体になるとは知らなかったな。
たくやは。
ニヤニヤとする俺を見て不満そうな顔で睨んでいた。
「……まだ学生だろ」
「だから?」
「教え子に手を出したうえに結婚までするつもりか」
「法的にはなんの問題もないが」
「そういう意味じゃない! 世間的に倫理観に悖る行為だろ!」
「別に教師が生徒と結婚することが珍しいわけでもあるまい。亜由美は19歳で、結婚するのになんの支障もない。年齢差などは言いたいやつに言わせておけばいい」
「……亜由美」
「河内野亜由美だ。結婚したら有馬亜由美になるのか。よかったじゃないか、おまえに美人の義母ができるぞ」
「……俺にも抱かせろ」
――はい?
いまこいつ、なんて言った?
「あの女を俺にも抱かせろ。そうすれば再婚を認めてやってもいい」
…………。
こいつ。
亜由美に惚れたか。
自覚はないな。おそらくは初恋だ。それも俺にケツ穴を穿たれている姿を見て興奮したのが、実は好きになってるとは思ってない。
まさかそこまで堕ちるとは思わなかった。
ただ女への性的興奮を促すのが目的だったが。
……厄介だな。
亜由美なんぞいくらでも抱かせてやってもいいが、それは本気でなければの話だ。
惚れてしまっては元も子もない。
それともこいつ、惚れっぽいタイプなのか。
いや、マニラで抱かせようとした娼婦はかなりの肉体的な美女で容姿もなかなかのものだった。
俺もあの女にケツの穴まで舐められてえらく興奮したものだ。まあそれはおいといて。
あの娼婦でも効果なしだと先が思いやられると不安だったが、亜由美には一目惚れするとはな。
こいつに神奈の情事を見せたら……。
間違いなく神奈に惚れる。
絶対に会わせてたまるか。
いずれそうなるのだとしても、……俺の目の黒いうちは神奈は俺のものだ。
「亜由美が素直におまえに抱かれると思うか?」
「…っ」
「俺に骨抜きになっている女だ。嫌われてもいいなら無理やりヤってもいいが、亜由美との結婚の妨げになりかねない。亜由美が欲しいのなら俺から奪ってみせるんだな」
「……奪ってもいいのかよ」
「やれるものならやってみるがいい。俺にケツの穴とマンコを同時に侵されて善がってる姿を見て、奪えるのなら――な」
「……っ!」
おお。
たいした殺意を見せつけてくれるじゃないか。
まさかこいつがこれほど憎しみをこめた目で俺を睨む日が来ようとは。
育てた甲斐もあるというものだ。
たくやの手にホテルのカードキーを渡した。
「……なんだよ、これ」
「今夜、この部屋で亜由美と会う約束をしている」
「……逢引きかよ」
「まあ、そうだ。さっきの続きが見たければ来るといい。モニターを別室に設置してあるから生中継で見せてやる。ペントハウスだから部屋はいくつもある。亜由美には気づかれないはずだ」
「…………」
「なんなら途中でおまえも参加するか?」
「……っ! 誰が行くか!」
とか言って、カードキーを握りしめて離さないようだが。
好奇心に負けて来るだろう。そうしたらたっぷりと濃厚なセックスを見せつけてやる。
――キンコーン……
来た。
亜由美との約束の時間より前だ。ということは。
インターフォンを覗くと、苦虫を噛み潰したような顔で息子が立っていた。
「……本当に見てもいいのかよ」
笑顔で出迎えると、不審な様子を顕わにして顔を逸らしながら言った。
いいもなにも。
おまえに見せるためにと思って用意していたんだ。多少金はかかったが。
「もちろんだ。なんならおまえも加えてやってもいいぞ」
「……親父との3Pなんてゴメンだ」
「より興奮すると思うが、まあいい。ほら、この部屋だ。中から鍵が掛かるようになっている。モニターもあるからこのヘッドフォンを使え。くれぐれも音は立てるなよ」
「……あのさ」
「ん?」
「親父の変態趣味は今に始まったことじゃないけど、亜由美…さんは、このこと知ってるわけ?」
「知るわけがないだろう」
「…だよな」
「たくや。亜由美はあの娼婦とは違う。普通の大学生だ。だが、ただの普通の女を俺が落とすと思うか?」
「違うっての?」
「それをこれから見せてやる。ただの普通の女が男に狂わされていく様をじっくりとな」
そして。
これからのおまえにもそれをやってもらうことになる。
だから目を逸らさずにしっかりと見届けろ。
俺から奪うほどの嫉妬を植えつけてやる。
その嫉妬こそが――おまえを動かす原動力になるからだ。
再びチャイムが鳴った。
たくやを別室に押し込めると、部屋中に隠してあるカメラと集音機器を作動させた。
どのアングルからでも見れるようにしてある。さて……。
視姦プレイの始まりだ。
思った以上に興奮するものだ。さっきから勃起がおさまらん。
思わずニヤケる自分の頬を軽く叩き、ドアを開けると。
モジモジと恥ずかしそうに俯く亜由美がそこにいた。
……ふっ。
来ると思っていた。
息子に見られたから怒ってると思ったが、そんなことで約束をふいにするほどこの女はバカじゃない。
「入りなさい、亜由美」
「……っ」
声をかけると。
ぎこちない動きでゆっくりと入ってきた。言われた通りにしたらしい。今からそれを見るのが楽しみだ。
「食事は済ませたかね。先にシャワーでも浴びるか?」
「……大丈夫です」
「ならば問題ないな。服を脱ぎなさい」
「こ、……ここで?」
「なにか問題でも?」
「えっと、……ここって、リビングですよね?」
「ベッドルームはすぐ隣だ。リビングでもどこでも、愛し合うのになにも問題はない」
亜由美の手を引っ張り、胸の中に抱きしめた。
顎を持ち上げてキスしようとするが、寸前で手で遮られた。
「亜由美」
「ひどいです、広大さん。息子さんが来るなんて一言も」
「でもここに来てくれたということは、許してくれたわけだろう?」
「……っ」
「ちゃんとアレも付けてきてくれたんだな。胸の谷間から赤いボンテージが見える」
「~~っっ! こ、これ、キツくて……歩くのがやっとです」
「当然だ。そういうデザインだからな。さあ、俺の目の前で脱いで、拝ませてくれ」
そして当たり前だが、そのイヤらしい姿を息子に全身見せつけてやれ。
亜由美は、のろのろとブラウスのボタンに手をかけた。
そのゆっくりした仕草が逆にエロい。が、本人は自覚してないだろう。
スカートに手をかけ、服を脱いだ。
……素晴らしい。
亜由美にこれ以上なくよく似合っている。赤いボンテージの下着だが、ただの下着じゃない。乳首と陰部を隠すものがなにもない。着たままでセックスできるやつだ。もちろん特注で作らせた。
加えて、尻の割れ目に食い込ませるようなデザインで、緊縛風の交差模様になっている。太腿を縛りつけているようなベルトもまたいいアクセントになっていた。
ただ立っているだけだが、それでも十分にそそられた。
これは……。
息子も奥の部屋で固唾をのんでいるに違いない。
「あ、あまり見ないで……ください」
「可愛いよ、亜由美。イヤらしい姿なのに君が着ると可愛らしさが際立って見える」
「ほ……ほんと?」
「そこのソファで股を広げて座ってごらん」
「そんなことしたら……」
「俺が君の大事なところを啜ってあげよう」
「……っ!」
亜由美が目を輝かせた。
クンニは今までしたことがない。それをすると言ったのだから、悦ばないわけがない。
亜由美は自ら足を広げて両手で膣内の中まで曝け出す格好をした。
おお……。
さすがに少し恥ずかしいのか顔を逸らしているが。
がに股で中のビラビラまでがはっきりと見える。神奈はさらに自分で指を突っ込んで襞を捲り上げたが、そこまでしなくても十分にエロい。
ふうっ、と軽く息を吹きかけただけで、亜由美はビクビクッ――! と背を引き攣らせた。
「あっ、ん、い、いじわる、しないで……」
「どれ、もっとよく見せなさい。……ほう、中はけっこう濡れているな。ここに来るまでに興奮していたのか?」
「ち、違います……」
「じゃあ息子に見られた恥ずかしさがまだ抜け切れていないわけか」
「……っ! ひ、ひどいです、あんな……あんなの見られてしまったら、もう、たくや……くんに、会えない」
半分泣きべそになっている亜由美のこめかみに口づける。
今も息子が覗いてるけどな。
こんな姿を曝け出しているのだと知ったら、この女、泣くどころか気絶しかねないだろうな。
「息子には君を家庭教師として雇おうと思っている」
「え……?」
「あいつ、歴史とか地理は得意なんだが、数学と物理がダメでな。専門知識のある君ならうまく教えられるだろう?」
「あ、で、でも……私の専門なんて」
「君の専門は生物物理学だろう」
「は、い……でも、高校生の数学と物理なんて、もうかなり前に学んだことですから、……あうっ!」
「じゅるぅぅっ! …ふう、熱いな。ほら、もっと愛液を出すんだ。どれ、舌でかき混ぜてやる」
「あっ、あっ、ん、あぁぁっ! ひゃあああんんっ!」
「じゅるっ、ふう、十分じゃないか、君にとっては基礎的なことでしかないし、教えるのはわけないはずだ」
「あ、あ、あの、そう、なんですけど、そうじゃああああっっ! いやぁぁぁああっっ!」
「ほう、ここが感じるのか。見つけたぞ、君のGスポット。この粒状のところだな」
「あっ、やあぁぁ、ひぁあああっ! だ、だめ、でちゃぁぁっっ!」
「いいから思いきり出しなさい。もっと足を広げて、そうだ、限界までだ。……ほら、子宮が降りてきた」
「ぁあぁぁぁあああっっ――!」
中の子宮口が見えるくらいに降りてきたと同時に。
亜由美が激しく痙攣しながら潮を噴き上げた。
よほど感じたのか、潮吹きしながらも愛液がビショビショと溢れてくる。指で少し子宮口を突くと、それだけでまた達したようだった。
「あ、っ、はあ、ふぁ、あ……う」
「ふう、派手にイったな。今までこんなに感じたことはなかっただろう?」
「は……い……す、ごい……」
「どれ……奥が泡立ってるな。すごい濡れ方だ。この中に入れて欲しいか?」
「は、……はいっ!」
「ならばたくやへの家庭教師、引き受けてくれるよな?」
亜由美は息を詰まらせたが。
ゴクリ、と喉を鳴らした。さっきからズボンの中でいきり勃っているモノの形を見て、我慢できなくなったか。
「わ、私で……教えられることがあれば」
「あいつも君なら喜んで教わるだろう。いまやってる研究の合間でもいい。君の都合に合わせるよ」
「広大さんから……依頼された例の理論ですが、まだ実証段階です。ですが今川教授がフィールドワークで証拠を集めてきてくださると」
「本当か」
「はい。私はアインシュタイン理論をもう少し俯瞰的に拡げてみます。うまくいけば今川教授の数式を確立させることができると思います」
「そうか、あれは相対性理論を流体力学に応用していたんだったな」
「はい、数式の答えが因果律エネルギーと定義するには、まだ構造式が不完全で……はうぅんっ!」
亜由美の尻穴に食い込んでいるベルトを外し、中を陰茎で貫いた。
さすがに慣れさせた甲斐があって、いきなり挿入しても飲み込みが早い。もう全部埋まった。
「あ、あぅっ、い、いきなり……」
「亜由美、領域力と境界力のΩd公式だが、eを事象素子で展開させるとどうなる?」
「は、ぅ……ん、そ、その場合、か、拡張アインシュタイン則で領域Cを∿xで……ひぅぅっっ!」
「なんだ、そういうことか。対象となる領域Cが軸上になるわけだな。それで?」
「あ、あ、あのぉ……! こ、こういう状況で、そ、その話はぁ!」
「君ならアナルセックスしながらでも理論構築できるだろう」
「そ、それは……はぅんっ! き、気持ち……いいです」
「だろう? じゃあアナル方程式でも構築してみよう。いま君の腸内のこの熱量を単位等価量あたりの領域力ベクトルψとして、内部エネルギーにあたる俺のペニスをΔEuとしようか」
「そ、それは、ちょっと……! わけがわかりませんっ!」
「ふん……っ! ほら、亀頭が穿つとアナルの収縮密度が高くなったぞ。君のψを展開させてみろ!」
「は、はぅっ、くぅぅんっ! そ、そ、その場合、……はうっ! あ、そ、そこぉぉっ! そこがイイの……!」
「そこじゃわからん! ちゃんとΔ公式で!」
「い、いじわるぅ……! ……あうっ! プ、ψを連続式で運動方程式にあてはめ……ああっっ! いい……! こ、広大さん、お願い、出してぇ……っ!」
「なにを?」
「わ、わかってるくせに……!」
「俺の射精は運動方程式にあてはめるとどんな式になる?」
「くぅん……っ! え、エネルギーの等価質量のM≒p(x,t,e)Ω……ですか?」
「よくできました」
ご褒美だ、とでもいうように大量の精を中に注いだ。
亜由美の腸内はほどよくこなされ、絞りとるように吸い上げてくる。なんともイヤらしいケツ穴になったものだ。だがセックスしながらでもちゃんと式を導けるこの女の頭脳は本物だ。
さて。
いまのセックス、息子はどう見ただろうか。
ちゃんと会話も聞こえるようにしている。服の中にマイクを仕込んでるからな。
いま脱ぐわけにはいかんが、脱いでもマイクロマイクだからどこか見えないところに仕込めばいい。
亜由美は……。
気絶したか。
よほど射精が気持ちよかったらしい。アナルでこれほど感じるとは。まあかなり熱いと自分でも自覚してる。
抱き上げながらカメラに向かって軽く嗤った。あいつ、イったままビクビクしている亜由美で抜いてるんじゃないだろうか。
こんなものじゃないぞ。
亜由美をいたぶるのは。
この女は俺のオモチャだ。性奴隷だ。――そういうふうに仕込んだからな。
この女さえいれば神奈を生かすこともできる。神奈を生かすための道具にすぎない。だからどれだけ好きにしようと構わないわけだ。
それを今からたっぷりと見せてやる。
セックスを夢中で見続けられるようにしてやるからな。
…………。
久しぶりなのに、この鬼畜話はなに。
はい、すみません。お久しぶりの神奈ルートです。神奈は出てきてませんが。
この続きは、どうなんでしょうか。あるといえばありますが。
投稿するかどうかは未定です。
カメラに向かってピースするところまでは考えてます。
やめい。
という自制が働き、ここまでにしました。
まあ、その、広大にとって亜由美はオモチャにすぎないわけですね。