※注 神奈は出てきません(謝罪)
玄関を出たところで亜由美さんと出くわした。
あれ? 今日は確か仕事で夜まで帰って来ないはずだが。
「……たくやクン」
見るとスーツ姿のままだ。忘れ物でもしたのかな、と玄関の鍵をもう一度開けようとしたその手を。
亜由美さんの手が――掴んだ。
「亜由美さん?」
「今日……学校はお休みにして」
「え?」
「話したいことがあるの。……ううん、お願いしたいことが」
……なんだ?
いつになく真剣な顔だ。こんな怯えたような彼女を見たのは久しぶりだ。そうだ、――最初に、俺の家に来たときもこうだった。
俺に親父とのセックスを見られて以来の、二度目の顔合わせの時。
こんなふうに怯えた様子で俺を見ることもできずに震えていた。
ふっ――、と微笑むと。
亜由美さんの手をそっと握りかえした。
「…たくや、クン」
「なんだい? 俺に出来ることなら何でも言ってくれ。じゃあ今日は休むから、連絡だけしてくれる?」
「あ、……ありがと。学校には伝えてあるわ」
「サンキュ。ちょっと……今日約束があるから、それまででいいなら」
神奈と放課後一緒に付き合う約束をしたが。
こんな亜由美さんを放っておけるか。
仕事にも行けなくなるほど、切羽詰まったことなのだろうか。
家に戻り、亜由美さんが鍵を閉めるのを確認すると、リビングに戻った。
ふう、とソファに座ると、亜由美さんがスーツの上着だけを脱いで台所に立った。
「何か飲む?」
「あ、じゃあビールで」
「こら。高校生でしょ」
「何か問題でも?」
「…………。その言い方。広大さんそっくりね」
「酒は子供の頃から親父に仕込まれたんだ。俺はあまり酔えないけどね」
「じゃ、私も……飲もうかな」
珍しい。
普段からすすめても滅多に飲もうとしないのに。
いつもの彼女の様子と違う。――何があったんだ。
ビールを受け取り、プシュッ、と缶を開けると、隣に亜由美さんが座ってきた。
……うっ。
ヤバい。
久々の亜由美さんの匂い。……この蠱惑的な匂いにいつも喉が鳴る。親父は女のフェロモンだとか言っていた。確かにそういう感じの匂いだ。
神奈も……。
抱いてる最中に匂っていた。なんというか、亜由美さんとはまた違う、……そう。
母親から感じたような匂い。
俺はそもそも神奈に育てられていた。そう思うのも無理はないが、……俺、マザコンなのかな。
「たくやクン……神奈さんと会う約束してるの?」
亜由美さんが顔を覗きこむようにして聞いてきた。
お見通しか。
昨晩も家に来たしな。
「うん、まあ、デートだけど。放課後に会う約束してるんだ。話が終わってからでもそれは間に合うし」
「…………。前に、……お付き合いしていた女性がいたでしょ」
「美月さん?」
「その人とは、その……」
「知ってるだろ、別れたよ。でもまあ、彼女も好きな奴がいたわけだし、別れてよかったんだと思う」
「そのこと、神奈さんは知ってるの?」
「話したよ。ありのままに」
「そうしたら?」
「何も」
「何も?」
「嫉妬でもしてくれるかと思ったけど、そういうタイプじゃないんだ。神奈は……精神的に大人で」
「……いや」
「え?」
「私はいや。たくやクンに肉体関係のあった女性がいたなんて、考えるのもいやなの。広大さんが神奈さんとずっと前から愛人関係だったなんて……!」
「亜由美さん」
「どうして、なの? どうして広大さんだけじゃなくて、あなたも彼女に惹かれてしまうの? 私じゃ代わりにならないの?」
「亜由美さん、あの、落ち着いて」
「たくやクン……亜由美を、見て」
――パサリ……
一瞬で服を脱いだ亜由美さんが、服の下にとんでもない下着を着けていた。
いつか。
親父とホテルで、……変態プレイをしていたときと同じ。
あの時と同じ、ボンテージの下着姿だった。
ゴクリ……。
あの時も目が奪われたが、本物の生の姿に生唾がこみあげる。
なんてエロいんだ……。
張った乳首と僅かな陰毛しかない秘裂が曝け出されている。そして交差するベルトが食い込む太腿も見事なプロポーションも何もかも目が離せない。
亜由美さんの表情は真っ赤に染まっていたが、瞳だけはキツく俺を見ていた。
「な、……にしてるんだよ」
「…………見てたのよね」
「え……?」
「広大さんの日記にあったわ。たくやクンをホテルに呼びつけて隠しカメラで別室で見せていたって」
あの、クソ親父……!
なんてことを日記に遺してんだよ!
そういうことは墓場の中まで黙って持っていけ!
「どうやら本当だったみたいね……」
くそ……っ!
嘘など亜由美さんにはいくらでも見抜かれる。自分の正直な態度に吐き気がした。
「…………。もう何年前の話だよ。今さらそんなこと言われても、どう謝っていいのかわからないよ」
「謝る必要なんてないわ。広大さんが仕組んだことだもの」
「亜由美さん……! いいから、服を着てくれ! その格好はいろいろマズい!」
「……ちゃんと見て。亜由美を。あのときと同じように、ベルトで両脚をがに股にしてもいいの」
「……っ!」
「たくやクン……卑怯だと思うけれど、こうでもしないと、あなたに近づけない。神奈さんと……付き合うなとは言わないわ。ただ、亜由美のことも、あなたのものにして欲しいの」
「……っっ」
「それとも、……こんな卑猥な格好をした亜由美は、……いや?」
泣きそうな顔で俯く亜由美さんを、もう、黙って見ていることなんて出来なかった。
肩を引き寄せて抱きしめる。
すっぽりと腕の中におさまる身体は、思ったよりも小さく華奢だった。
「……たくや、……クン」
「……俺は親父みたいに抱かないからな」
「……うん」
「ヤツより数倍感じさせてやる。そんな格好で誘ったことを後悔させてやるからな」
「いいの。……ずっと、もうずっと待っていたの。広大さんが好きなのに、どうしてかな……たくやクンがこうしてくれるのをずっと……んっ」
口づける。
亜由美さんとのキス――ずっと望んでいたはずなのに。
こんな気持ちでキスしたかったわけじゃない。
だけど俺もずっと親父からあんたを奪いたかった。……俺のものにしたかった。
親父が死んでようやく叶うなんて。
……神奈。
俺は神奈も親父から奪いたくて抱いたのか。
美月さんの言う通りじゃないか。俺は略奪することでしか誰かを愛せない。
口づけながら彼女の尻を割り開いた。……なんて卑猥なベルトだ。アナルに食い込んでいる。それでいて土手を盛り上げるような交差する緊縛風のベルト。
これじゃ親父じゃなくても興奮する。
立ったままキスしていたが、彼女の尻を持ち上げ両足を思いきり広げた状態でソファの上に下ろした。
蛞蝓のように舌を絡ませていたが、唇を離した隙に制服の襟を外した。
「……はふ、すごい……キス」
「亜由美さん、親父が使ったあの注射器の中身はなに?」
「……っ」
「すごい乱れようだった。グリセリンじゃないよな? 痛みよりも快楽が勝っていたみたいだ」
「あ、う……わ、わからない、の……あ、あれ、もうその後、してくれなくなったの」
「あの変態親父。どっかに隠してるだろうけど、まあいいや。そんなものなくても、これでどう?」
俺がテーブルから持ち上げたものを見て。
彼女は目を見開いて、信じられないといった顔をした。
「た、た、たくや、クン……」
「子宮にまで注がないよ。膣内に少しずつ入れていくから」
さっきまで飲んでいたビール。
それを、近くにある観葉植物用のジョウロに入れた。中身は空で、いつも彼女が綺麗に洗っている。
「足を開いて」
「……っ」
「全部は入れないよ。俺もその中で味わう分だけにする」
「ちょ、……っと、待って、お願い、そんなの、やめて」
「亜由美さん。……気持ちよくなりたいだろ?」
耳元で。
親父と同じ声音で囁くと、――彼女の顔が硬直した。
いま。
彼女は俺を通して、有馬広大を見ている。
それが……。
たまらなく興奮した。
なんてことだ。
これほど興奮するとは思わなかった。
神奈を親父から奪おうとしたときと同じだ。
「あ、……う……」
亜由美さんの耳朶をねっとりと舐める。もう言わなくても彼女の懇願が伝わってきた。
俺は親父とは違う。
あの男は無理やり亜由美さんに言わせていた。そうせざるを得ない状況を作って。
だから、あくまで亜由美さんの意志を尊重する。
「たくやクン、……こういうの、好きなの?」
フッ――、と笑みを浮かべる。
好きかって?
ああ、大好きだよ。俺、変態なんだ。ほとんど美月さんに仕込まれたけど。
でも亜由美さんが嫌なら、やめてもいい。
ただ、……俺と同じプレイを好きになってくれるのが、神奈なんだ。
「いやなら、やめるよ」
「……うぅ」
「俺の嗜好に付き合ってくれる?」
「……うん」
「……………………はい?」
「あ、亜由美の、ここに……入れてください。その中を、たくやクンので、かき混ぜて……」
…………。
嫌がって、ない。
マジか。
無理やり言わせたんじゃないよな。俺は譲歩してる。なのに亜由美さんは拒んでいない。
……神奈か。
神奈に取られると思って、俺に合わせようとしてるのか。
まあ、そうなんだろうけど。でも……それって。
神奈に嫉妬してるって、思ってもいいよな。
少なくとも、そういうプレイを悦ぶタイプには見えない。ならばやはり、神奈に対抗してるのか。
……亜由美さん。
あんたが好きになった有馬広大という男はね。
それを嗜虐にして愉しんでいた。
俺に見せたのもそうだ。あいつは根っからのサディストで、それをうまく隠していた。
かわいそうに。
そんな男だとは知らなかったはずだ。
俺が……あいつの残滓を消してやるよ。
「亜由美さん、指で襞を開いてくれる?」
「…っ」
「少し冷たいけど、すぐ慣れるから」
「っ、……く、ぅん……つ、めた……」
「ほら……泡だってきた。中、どう? まだ冷たい?」
「つ、めた……いけど、……なんか、……はぅん、気持ち、いい……」
「じゃあ、もう少し入れるよ」
「あ、たくや、クン……! お願い、キス、して……」
「うん。……入れながら、してやるよ」
首にしがみついてキスしてくる亜由美さんをそっと抱きしめながら。
少しずつ、……少しずつ。
膣内へとジョウロを注いでいた。
さあ。
急性アルコール中毒にならないといいが、……たぶんビールくらいなら平気だろう。
一本分のビールを注ぎ終わると。
やっと昂ったモノが膣口に押し当てられ、嬉しそうに微笑む亜由美さんにまた優しく口づけた。
う……。
思った以上に、……炭酸が効く。
これ射精したらマズい。激痛になる。先走りでもこの痛みだ。だが、……イイ。
しかも。
こんな卑猥な格好をした亜由美さんに挿れてるんだ。悪いわけがない。勃起がさっきからマックスだ。
亜由美さんは……。
いいのか悪いのか、……なんかよさそう。目をトロンとさせて唇が震えている。
その気持ちよさそうな表情につられてまた口づけた。
はあ、亜由美さんの舌だ……。神奈のときとはまた違った、しっとりとした柔らかな感触。大人の女って感じがする。要するに俺は年上に弱い。
――グチュッ……
内部を少し突き上げる。やべ、襞が絡まる。これ子宮も降りてきてるんじゃ……すぐ届いたぞ。マジか。亜由美さんが俺を求めてるなんて。
「は、…ぅん」
「亜由美さん……俺の、どう?」
ゆっくりと撫でるように動かしていく。
すると蕩けるような快感が浮かぶ表情で、亜由美さんが嬉しそうに微笑んだ。
「すごく……いいの。……たまらない。こんなの、……初めて」
「初めて?」
親父とはさんざんセックスしてたが。
「たくやクン。ビールのせいよ。シュワシュワした感触の中でたくやクンがビクビクしてるのが、とてもいいの」
「はは……。俺はさっきから先端に痛みが走ってるけどね」
「……ゴム、つける?」
「いやだ」
「…………」
「せっかく亜由美さんの中を味わってるのにゴムなんか邪魔だ。亜由美さん……中にたっぷりと出すよ、いいかい?」
「あ、……う」
「子供が出来ても、俺は構わない」
「だ、だって、神奈さんと付き合ってるんでしょ」
「もちろん神奈も妊娠させるつもりだけど、亜由美さんとの子供も欲しい」
「…………」
「俺、間違ってること言ってる?」
「……メチャクチャだわ。自分が何を言ってるのか、わかってる?」
「日本じゃ重婚は認められないからな。俺は二人とも愛したい」
「…………」
「以前親父が言っていた。……俺は二人の女を愛したが、一人は遠くに行って、一人は逃げた。どちらも同じくらい愛したのにどちらも得られなかった。男が女を手に入れるのは、何も妊娠させることだけじゃない。どうやってその女を縛りつけておくかだ。肉体的にも精神的にも」
「…………」
「なんて欲深な男だとそのときは思ったけど、今なら親父の言った意味がわかる。たとえ子供を作っても構わない。……亜由美さんが欲しい」
「……たくや、クン」
「そして、神奈もだ。もう決めたんだ。二人とも俺の女だ。これからずっと……俺のものだ」
「あ、の、……えと、ちょっと待って、理解が、追いつかないんだけど」
「俺と愛し合おうって言ってるの」
「い、今から?」
「今から。そしてこれから先もずっと」
「どう、いう……? 神奈さんとも、するのよね?」
「するよ。学校でも自宅でも、デートでも、毎日セックスしたい。そして亜由美さんともセックスしたいんだ」
「…………」
「俺は有馬広大の息子だ」
「……っ」
「あいつと同じことをする。神奈を囲ったように……俺も神奈を手に入れて、亜由美さんも手に入れる」
「だ、……ダメ。……そんなこと」
「もう遅いよ。俺を誘ったあんたが悪い」
「…っ!」
「いくぞ……亜由美、しっかり掴まってろ」
「た、たくやク……ぁぁぁっっ!!」
――グリュゥゥッッ……!
手始めにまず、膣襞を捩じり上げた。
美月さんにしたのと同じ動き。……へえ、美月さんより襞が絡まる。
これは期待できるかも。
神奈は自然とこの動きについてきたけど、亜由美はどうかな。……もう俺の女だ。親父のお下がりだろうとなんだろうと、この女はもう俺だけのものだ。
腰を引き寄せた。
――フッ……
なんともそそられる姿だ。乳房からはみ出た乳首のみがベルトを貫通して勃起した状態のまま俺の目の前で曝け出されている。男心をくすぐられるボンテージ衣装だが、親父のやつよくわかってるじゃないか。興奮がとまらない。
ふんっ――!
子宮口を突き上げる。すると苦しそうな表情で息を求めて喘ぐ亜由美の口を塞ぎ、酸素を送りこみながら勢いよく棹を動かした。まだこなれていない。この口はそれほど男の象徴を飲み込んでいるわけじゃない。……あの男、この女とさんざんヤったくせにここを開発しなかったのか。
そういえばあいつ、よくアナルセックスをしていたな。ほとんどしょっちゅうしていた気がする。つまりアナルは開発されているわけか。
そこも興味はあるが。
いまは――ココを、……攻める!
「あっ、ふぁ、ああぁぁあぁぁああっっ!!」
グリグリと回すようにリング状の口を攻めたてた。動きについてこれないのか、吸い上げる動きにはまだなっていない。だが亀頭でこうやって、引っ張って、捩じって、叩きつけていけば。
ほら。
素直に反応してくる。ようやく子宮口が開いた。それにほくそ笑み、カリで挟みこむように潜りこませた。痛みはもうとうにどこかにいって、いまは亜由美の子宮内に侵入できた悦びでさらに陰茎が膨張する。
柔らかいな。
まるで処女みたいだ。親父のやつ、この中をあまり荒してないのか。あちこちを弄るように動かすと、柔らかな子宮内壁が揺蕩っているのが伝わる。気持ちいい……。ずっとこの中で包まれていたい。
亜由美を見下ろすと。
信じられないといった顔で俺を見つめた。ここまでするとは思わなかったようだ。
「う、そ……はいっちゃ……」
「亜由美の中、あったかくて気持ちいいよ」
「……っ」
「さて、最初の射精はこの中にするからな。なんか出しても麻痺してて大丈夫っぽい」
「だ、だすって、まさか」
「子宮の中に出す」
「た、たくや、クン……!」
「この中で出されたこと、ない?」
「な、ないわよ、そんな……そこまでされたこと、ない」
「よかった。俺が初めてなんだ。じゃあ初めての子宮内射精を味わって」
「……~~~っっ」
「そんな泣くほど嬉しいなんて、こっちも張り切って出してやるよ」
「ち、ちが……っ! やめて、お願い、本当にやめて……っ!」
「やめていいの?」
「たくやクン……っ!!」
「神奈は絞りとってくれたよ」
「……!」
「子宮で旨そうに飲んでくれた。……たまらなかった。あんな快感はそうそうないな。……味わってみたい?」
「……う」
「ほら、少しずつ俺の動きについてきてる。タプン、タプンって揺れてる。可愛いよ、この中にたっぷりと出してあげる」
「……ず、ずるい。……もう、そんな言い方」
「亜由美、気持ちよくさせてあげるから、俺の射精を感じてくれ」
ようやく。
嬉しいのか悲しいのか、よくわからない表情だが、諦めたように腕でしがみついてきた。
やっと素直に応えてくれた。
俺のメチャクチャな求愛に。
自分でもそれは自覚してるが、亜由美を陥落させた達成感は半端ない。
よし……。
精巣は漲っている。あとはタイミングだが。
できたら一緒に達したい。子宮内をもう少し感じさせるように動いてみるか。
――ジュワ……
お。
出てきた。子宮の中の愛液。神奈も感じるとこれを出してくれる。これで動きは申し分なくなる。
少しずつ感じてるのか、亜由美の表情に艶が出てきた。
もっともっと感じてくれ。あの親父なんかよりも、俺とのセックスに溺れてくれ。
少しずつ、ゆっくりと。――だがペニスの存在感を出すかのように脈動を早め、動かしていく。
穴も抜き挿ししながら、微かに震える感じるところを撫でるように、優しく丁寧に……。
女の子宮は敏感なところだ。ここは激しく動かすよりも、こうして男根を馴染ませるように動かしたほうが感じやすい。
いいぞ……。
少しずつ濡れ方が熱くなってきた。興奮がこっちにも伝わってくる。膣内の騒めきも絞りあげる動きに変わってきた。
素直で従順な動きだ。――なぜ親父はこれをしなかった?
女を落とすにはこれをするだけでいいのに。子宮をこうやって丁寧に愛撫しながら動かしていくだけで、男への情愛が高まっていく。現に亜由美の目にはもう俺しか映っていない。恋する瞳になっていた。
まるでオモチャか奴隷のように自分の欲望だけを満たしていた。
あの男――亜由美を愛してなかったのか。
なんて贅沢なやつだ。
神奈のことが忘れられなくて、亜由美で鬱憤を晴らしていたわけか。……くそ、生きてたらぶん殴ってやったのに。
「あ、はぁん、んん、あぁ、ぁ……」
「亜由美……気持ちいいかい?」
喘ぎに艶が混じる頃に声をかけてみると、さっきとはまるで違った幸せそうな笑みを浮かべていた。
「た、たくや……クンの……動き、……優しい」
「感じるように動かしてるから」
「すごく、……愛されてるって、感じが……あぁぁ……気持ちいい……これ、もっと……もっとして」
「喜んで。俺も気持ちいいよ、……そろそろイきそう?」
「も、もうずっとイっちゃってるの……」
「ありゃ、そうなんだ。初めてなもんで、イってるかどうかわからなかった」
「なんて上手なの……こうやって、神奈さんとも、美月さんとも……したのね」
「妬ける?」
「……妬けちゃう。でも、……いいの。たくやクンがこうして、亜由美を……気持ちよくさせてくれてるから」
「亜由美、俺はね……君のことも、神奈も、二人とも愛してるんだ。だからこうやってセックスしてる。そしてこれから先も、いくらでも愛してやる。それを想像してみてくれ」
「……嬉しい」
「もう君は俺だけのものだ。……じゃあ、熱いのをたっぷりと味わってくれ」
――ズシュゥゥ……!
ばら撒くように射精した。もう子宮の中はどこもかしこも性感帯みたいにビクついている。その中に思いきり射精すると。
亜由美の腰を持ち上げ、上からまんぐり返しにして放尿するように再び注ぎこんだ。
「あっ、ひぁぁあああっっ……!」
うお……っ!
子宮口が、……締まる!
子種を求める動きだ。亜由美が受精したがっている。それが伝わった。男の本能を刺激されて、黙ってられるか。
ありったけを――!
自分で陰嚢を揉みしだき、残らず子宮内へと注いだ。中が攪拌されるほどの量だ。だが構うか。全部だ。いま持てる量のすべてをこの中に詰め込んでやる……!
はあ、はあ、はあ……。
残滓まで入れながらも、まだ興奮はおさまっていなかった。子宮の中が精液で満たされているのを感じ、抜いてから再び突き挿すと、中から大量の精子が口から溢れてくるのが伝わった。
だ、出した……。
神奈に出したときもそうだったけど。
充足感がたまらない。
だってこれで、この女は俺のことしか考えられなくなる。
もう親父の存在なんて消し飛んだはずだ。
俺の射精で、俺に染まった亜由美を、エロ衣装ごと舐めまわすように見つめた。
……綺麗だ。
アヘ顔だが、なんて美しさ。親父に抱かれたとき以上だ。こんな満たされた表情の彼女を見たのは、これが初めてかも。
よいしょ……、と。
抱き起こし、繋がったまま座位で背後から抱きしめた。
乳首とクリトリスを同時に弄りながらビクビクとまだ震える膣内を味わう。……いい。まだカリを締め付ける子宮の口の動きがなんともいえない。生でして本当に良かった。
……しかし。
さすがにちょっと痛いか。
出して、満たされたと思ったら、今度は遅れて痛みがやってきた。
でももう少しこの中を味わっていたい。
……亜由美。
もう俺のものだ。
親父みたいに手放したりするものか。
俺に恋して、俺のことだけを考えるようにさせてやる。
……亜由美ルート突入?
むしろハーレムルートでしょうか。なんか雄二みたいになってきた。
とりあえず亜由美には本気のようです。
前から好きだったというのもありますが、セックスしてより好きになりました。
あとボンテージ衣装がかなりツボだったみたいです。
これからどんどん亜由美を淫乱にしてやろう、とでも思ってるのかも。
最初なので優しくしましたが、本来のたくやくんは鬼畜が猫をかぶってます。