月が綺麗だなぁ、となんとなく呟いた。
賢者モードとかいうやつだろうか。何もする気が起きない。あんなに帰りたいと思っていた気持ちが嘘のように霧散していた。
隣で微笑んでいる彼女を見ると。
艶のある唇を指で撫で、そのまま吸い寄せられるように口づける。
しっとりと汗ばんだ肌は砂漠の冷たい外気で冷やされて、さっきまでの熱をすべて溶かしてしまうかのようだった。
豊かでボリュームのある胸を手のひらで撫で回すように愛撫する。
口づけている喉元の奥から気持ちよさそうな喘ぎが零れた。
「なあ…」
口づけながらいつのまにか腰を抱こうとしている自分の手の動きに苦笑し、仕方なく彼女に問いかけた。
どうやら性欲と意志は別々であるらしい。
「そろそろとめて欲しいんだけど」
「……」
「さっき少し水飲ませたけど、体力だってもうないだろ。君がタフなのはよくわかったけど」
「……」
「俺はもうどこにも行かないよ。……信用できないのはわかるが。もしかして俺を引きとめようとしてる?」
「……」
「ハハ、もうそんな気どっかいっちまったよ。本当さ。……そうだな。俺のリクエストに応えてくれたら、君と結婚してもいいかな」
「……!」
「さっきみたいなことをこれからもしてくれるなら……とか、まあ、都合よくいくわけ……って、え?」
セーレスは、なんと。
萎えているソレを手に取って、裏筋を舐めはじめた。
「ちょっ……!」
亀頭をぎゅっと握りしめ、袋ごと揉んで口に含んだ。
たまらず彼女の頭を引き剥がそうとしたが。
無理だった。彼女の舌が、時折当たる歯が、……たまらない。
「セ、…セーレ、ス……!」
やり方を知っているというわけでもない。だが必死にたくやを愛撫して再び硬くさせようとしていた。
先端を舌先でくすぐられ、手で全体を撫で回していく。嫌でも反応していた。
「わかった、わかったから……!」
このままでは彼女の口内に出してしまう。それだけは避けたかった。
セーレスの腕を引っ張って性器から離すと、そのまま不埒な唇を奪った。
自分の先走りの味に顔をしかめつつ、舌で掻き回していく。
セーレスは不安な顔をしてたくやを見つめた。
「……します。ていうか、してください。俺の妻になってください。これでいいか?」
「……っ」
「まったく、どういうプロポーズさせるんだよ。俺のを扱くとか頼むからやめてくれ。……もしかして、さっきの冗談を真に受けたとか」
「……」
「いや、その、半分冗談だから。半分は本当だから。……まいったな。まさか本当にヤってもいいとは……」
「……」
セーレスは。
目を半分潤ませ小さく唇を震わせると、そのまま――馬乗りに跨って。
たくやの半分勃ちあがったソレを自らの膣口へと挿入した。
「お、……おいっ!」
息をつめて感じる吐息を堪えながら少しずつ、……少しずつ奥へ。
中は激しく蠢き、吸い付くような熱さだった。もうすっかり熟れて垂れ下がった子宮口がヒクヒクと震えてたくやの先端を物欲しげに吸い付いてくる。
その卑猥で淫乱な動きに。
彼女の本気が伝わってきた。
「――セーレス……」
「……(ニコッ)」
たくやの胸の上に手を乗せ、足は微動だにしないのに膣内だけが絶えず男根を刺激してくる。
言葉がないからこそ伝わった。求めている。コレが欲しいと、彼女が言っている。
初めてだった。
こんなふうに、身体ごとすべて求められ、愛されている。そんな女性は――今まで。
「セーレス……!」
上半身を起こし奪うように口づけると、一気に奥深くまで貫いた。
彼女の美尻を両手で鷲掴み、グリグリと抉りこむ。
強い刺激に声にならない叫びが彼女の口から溢れた。激しいキスからその叫びが伝わってくる。その声を引き出そうとするかのように口内を犯す勢いで掻き回していく。
夢中だった。
セーレスの姿態に煽られていく。肉欲がとめようもなく制御できない。
最初は月明かりで照らされた美しい身体に目を奪われ、ただ慈しむように優しく抱いたのに。
優しくできたのは最初だけだった。
気づけば獣のように繋がっていた。
最初からバックで、しかも両手を後ろで固定したまま激しく突いていた。
慌てて冷静になったのは何度か射精した後。――我ながら情けない。
それほどセーレスの中が凄くて、とまらなくて、気持ちよくて。
言い訳にもならないが美月さんとは比べものにもならない……いわゆるカズノコ天井ってやつで。
彼女の結合部から破瓜の証である血が流れているのを見てホッとしていた。
自分でもこんな独占欲があったなんて信じられない。
それほどセーレスに夢中になっていた。もう彼女なしで生きていける自信がない。
ここに飛ばされてこなかったら出会えなかった。
だからもう――。
「……、……ぁ、……んぁっ」
「セーレス、もっと……もっと……俺を欲しいって、……言って」
子宮の入口をこじ開けていく。
ここに潜りこんで奥深くまで彼女の秘部を味わいたい。
身を捩って怖がる彼女のこめかみに優しくキスしながらグリグリと押し付けていた。
「この奥で、出したい。中で出される熱さを味わって欲しい。そこまで欲しいと思ったのは君が初めてなんだ」
「……っ」
「俺らしいっちゃ俺らしいけど。……セックスして、君のこと好きになった。君の勝ちだよ。身体がセーレスを求めている。もう離さない。俺の妻に……なってくれ」
「……~~っっ」
セーレスは涙を浮かべて。
嬉しそうにたくやのうなじに手をのばして引き寄せた。求められるままに口づけ、合間に豊満な乳房を押しつぶすように愛撫すると。
セーレスの足が背中に絡みついてきた。
「……いくよ」
コクリ、と頷く彼女を可愛いと思いながら。
グイッと腰を引き寄せ、一気に膨張したペニスを勢いをつけてリング状の穴から突き破った。
「――っ! は、……ぁうっ」
「く、……っ、う……!」
衝撃で膣入口が思いきり収縮する。
ホールドして抜けなくなる強さにめげず、そのままカリをめりこませて突き挿れていった。
――いける。
洪水のようなセーレスの中。その蜜壷はひとまわり以上も太くなった自身を舐めまわすかのように動きを助けている。
そのまま一息にセーレスの子宮へとカリごと飲み込まれた。
「あ、……はは、全部、入ったよ」
セーレスを見ると。
衝撃で声すら出ないのか、瞳の焦点が合っていなかった。落ち着かせるかのようにキスと愛撫を繰り返していくと、辛そうな表情で「早く」と促していた。
「早く出して欲しいって? ……うん、でも、子宮姦って初めてでさ。熱くてたまらない……。正直、すぐ出そうだけど、もうちょっと味わいたい」
「……っ! ――っ、……!」
「わかってる、セーレス、君にも感じて欲しいから……ほら、中で少し突くよ」
「ふぁっ……!」
「あ、声、出た。……もっと感じればもっと喘いでくれるかな。セーレス、腰、もう少し浮かせて」
セーレスの腰を持ち上げ、下半身だけを垂直にした格好で上から見下ろすように体位を変えた。
それでも中を貫いたモノが抜けることはないから、それほどキツく子宮口が締め付けてくれているのか。
無意識だろうけど締め付けて離そうとしない彼女の卑猥な器官にクスっと苦笑しつつ。
そのままセーレスの表情を見つめながら結合部ごと引き寄せた。
セーレスの驚きと戸惑いが表情から伝わる。
「少し激しくするよ。大丈夫、壊したりしない。まあ……気持ちよすぎて別の意味で壊れるかもしれないけど」
「……ぁ、や……」
「まあ、今は非常事態だし君の体力も心配だから……そうだなあ、あともう一回」
「…………」
「調子よければ一回じゃとても足りないけど。じゃ、……動くよ」
真上から見下ろして。
怖がる彼女に微笑みながらゆっくりと波打つ子宮の中を縦横に動かした。
そう、……揺れる。動けば波濤のようなゆらめきが彼女の揺れるお腹からも伝わってきた。
上から押しつぶすような格好なので苦しそうだけど。
次第にセーレスの口からため息のような艶声が漏れてきた。感じている。
それは次第に染み出してくる膣内の蜜からも明らかだった。
粘り気のある粘液のようなものに変化している。グチュグチュと結合部から零れてくるのはほとんどが彼女の愛液で、先程出した精液はもうすっかり掻き出されて混ざり合っていた。
セーレスの感度が、子宮を犯すことで高められていた。
どういうことなのかわからないが、それとも女性は一般的にこういうものなのか、判断はつきにくいが。
明らかに先程までと感じ方が違っていた。セーレスは、もう……イキっぱなしの状態になっている。
「く、ぅ……っ」
その表情を見ているだけでイきそうだった。だけど、まだ……まだ味わいたい。
この熱い子宮を隅々まで喰らい尽くしたい。
それまで内部だけをカリで掻き回していたが、もっと身体を折り曲げるようにして男根を曲げるように深く、だいたい三分の一ほどの長さまで入りこんだ。
こんなに入るものなのか――と驚愕したが、セーレスは幸せそうな笑みを浮かべて喜んで引き込む動きをしてきた。
「そんなに誘うなよ……とまらなくなる」
「……(フルフル)」
「いいのかい? 君の中、壊すほどに激しく突いても……あ、ちょっ、入口締めんなって」
子宮口が吸いあげてくる。それに刺激されてどんどん膨張していくのがとめられない。
仕返しだ、とばかりに今度は勢いよく引き抜き、またリング状の入口をこじあけて突き挿れた。
「あ、――うっ!」
「はは、ここ挿れるのが気持ちいいんだ。じゃあ、ほら、今度はゆっくり……」
「あ、あ、……は、ぁ……」
「どうだい、こうやって出したり挿れたりすると、たまらない……? 俺も、だよ……ほら、どんどん膨らんでるだろ? ……セーレス。……セーレス……出す、よ」
限界だった。
突けば突き挿れるほど形を変えて愛撫してくるセーレスの子宮内部に、もう堪えきれない。
ぎゅうっとしがみついてくる彼女に応え、舌で彼女の唾液ごと味わいながら深いキスを交わしていく。
尖った乳首を引っ張ると軽くイった彼女に合わせ、もう一度子宮口から引き抜いてから先端で突き破った。
放尿するかのような勢いで射精していくと、ビクビクと彼女も瞼を震わせて絶頂した。
子宮内部で満たされていく自分の出した精……。それを感じながら。
もう子供が出来るのを覚悟していた。
出来たらそれはそれで。むしろ嬉しい。そうなったら一層彼女を好きになる。
もしかしたらこれは生存本能のようなものかもしれないけど。
ここにいるのがセーレスで良かった――そう思えるほど、もう、手放せなくなっていた。
「……(ちょい、ちょい)」
「え? ……なに? もっと欲しい?」
「……////(コクリ)」
真っ赤になりながらセーレスはぐいぐいと胸を押しつけ、射精した男根を離すまいと膣入口を必至で締め付けていた。
どうやらこのままの状態でもう一度出せということらしい。
そこまで求められているのかと感激したが、しかし。
「とりあえず……戻ろうか。そもそも君を助けに来たわけで。ほら、抜くから掴まって」
あまりに深く繋がっているため、なかなか抜けそうもなかったが。
セーレスの噴いた潮の助けもあってゆっくりと掻き分けながら出していった。
――うあ。これ、抜くのも襞が絡まって……。
滅茶苦茶気持ちよかった。思わず残滓が絞り取られた。セーレスの物欲しげな膣内に後ろ髪がひかれそうになる。
そして真っ白になったペニスがようやく現れると。
セーレスが切なげな目で見つめてきた。……可愛すぎて言葉も出ない。
男としてこれ以上の冥利があるだろうか。
よいしょ、と言って彼女の身体を横抱きに持ち上げると、弾みで揺れた乳房に顔を埋めた。
「今度はここでイかせてくれるかな。君の胸、もっともっと味わいたい」
「……(コクン)」
「あらためて……っていうのも変だけど。これからもよろしくな。セーレス。君だけを……愛してる」
砂漠で拾った、大切な大切な宝石。
もう二度と離さない。
生涯かけて彼女だけを守る――そう、月に誓った。
一年ぶり以上ですか……。お久しぶりです。
リハビリついでに書きたかったセーレスとの砂漠えっちにしてみました。
最初の本番は省略していますが、マイ設定では獣のように激しく繋がってるといった感じです。
その後三回ほど行為に及び、そろそろ精魂尽き果てた頃にまたムクムクと性欲が起こり、本編のような展開へ。
ちょっとリハビリにしてはハードルが高すぎた……(苦笑)
YU-NOアニメ化記念としまして、これからちょくちょくと書ければいいなと思います。