冒頭の話は「庭園にて」の回想よりの続きとなっています。
少しスカトロ要素あります。
家から少し離れた場所に露天風呂がある。
ユーノの部屋を作るとき石材を集めた際、たまたま鉱泉を見つけたので、そこを露天風呂に改良した。
離れているといっても歩いて5分くらいの、獣道を分け入った先、ほんのすぐ傍だ。
今まで家族三人で入ったことは何度かあるが、そういえばユーノと二人きりというのは初めてかもしれない。
「パパぁ、早く脱いで」
「う……」
ユーノはすでに全裸。持ち込んだタオルと石鹸で身体を洗っている。
一方たくやは、のろのろと、脱ぎかけた服を手に取って静止していた。
やることは、わかっている。
またアレがきたのだ。そう、アレが。
ユーノを苦しめる――発情期。
だからこれは人助けで、愛する娘を救うためで、決してやましい気持ちがあるわけでは……。
…………ないとはいえない。
すでに息子は半勃ち、ユーノの肢体を見ずとも想像しただけでこうだ。
最近、だいぶご無沙汰してるというのを加味しても、内心興奮を抑えきれない。
ましてセーレスとのお預けまでくらっている。
これで娘に劣情を抱くなというほうに無理がある。
「パパまだぁ?」
「い、……今いくよ」
覚悟を決めた。
今までだって何度もユーノと裸でこの露天風呂に入ったこともある。その時はセーレスもいたが、みんな裸だった。
そのときは普通に入ったわけで、今回は……その、目的があるとはいえ、前と変わらない。
いつも通り、ユーノの身体を洗ってあげて、いつも通り、抜いてあげればいい。
そう、ユーノをイかせればそれでいい。
だからこの、やる気になってる息子を、タオルで隠して……。
脱衣所から出て、露天風呂の湯気の中から現れた白い肢体を――見た。
「…………っっ」
ユーノは。
泡だらけのタオルを胸に、太ももに、そして膣内へと。
洗うというより泡で満たしているような。
あられもなく両脚を広げ、うっとりとするような瞳で中空を見つめながら。
手で……愛撫していた。
「――……っ!」
わかっている。
娘がどうしようもない熱を持て余しているのだということも。
わかっているけれど――!
そんな姿見せられたら、こっちだってどうにかなってしまうだろ!
「ん、ぁっ」
「ユーノ、俺が洗ってやるから、一人でやるな」
膣内に指を入れようとするのを遮り、泡で満たした土手を掌で撫でた。
もう内部から愛液が滴り落ちている。そこに温泉のお湯を少しずつかけて洗い流した。
「あ、熱い……パパ」
「少し我慢しろ。ほら、パパに寄りかかって。足をもっと広げて」
「ん……こ、こう?」
いわれた通り素直に。
ユーノは、ほぅ、と深いため息をついて肩をたくやの胸に預け、少しずつ足を広げた。
同時に広がる膣口に、目を奪われる。
クリトリスはすでに剥けてビンビンに勃っていた。お湯をかけてもしとどに溢れる蜜液が内部から噴水のように噴き出している。生理は終わったはずなのに、こんなに発情しているなんて……。
ユーノが切なげな顔でキスを求めてきた。
それに応え、唇を優しく啄み、舌で熱い咥内をかき混ぜる。発情期特有の甘い唾液の味がした。
口づけながら泡とタオルで娘を愛撫していく。
いつものこととはいえ……。
ここまでしてしまうと彼女を貫いてしまいたくて仕方ない。
なにしろユーノの腰が、脚が、誘うように揺れている。
本人は無意識なのだろう、男根を求めて膣入り口が収縮を繰り返している。
その姿のなんたる扇情的なことか。
いつもはここで我慢ができず、カリだけをぐちゅぐちゅと挿れていた。
ここにもしコンドームがあれば迷わず貫いていたかもしれない。
それだけは……。
娘の処女だけは守りたかった。
もっとも処女とはとてもいえない愛撫をしているわけだが。
「パパ……いれ……てぇ…」
「……っ」
腰にクる裏声。
そう、セーレスと違って言葉を喋る娘は、男を誘うセリフを、本人にそのつもりはなくても言ってしまう。
自分の欲求に素直なだけだ。
だが、今のたくやには毒にしかならなかった。
「はぁ、うっ!」
お仕置きだ、というかのように彼女の勃起したクリトリスを摘みあげた。それと同時に内部に入れた指をバラバラに動かして土手の裏側、ユーノの一番感じるざらざらした膣内部を擦っていく。
はずみでこちらもすでに勃起していた尿道口から、少しだけ尿が零れた。
「あ……ぅ……も、漏らし……ちゃった」
「気持ちいいか?」
「わ、わかんない……頭のなか、ぐるぐる、して……」
「ユーノ、そろそろ湯に入ろう。このままじゃ風邪をひくぞ」
「で、でも、お湯が……」
「あとでパパが掃除するから。水を多めに足したから、そんなに熱くないはずだ。ほら、パパにつかまって」
泡だらけの娘のお尻を持ち上げて抱き上げると、そのまま二人で岩風呂へと入った。
しがみつくユーノに苦笑しつつ、自分の正面にユーノの背中をぴったりとつけて岩風呂に腰を落とした。
……気づいた。
そう、ユーノの背中にあたっている。
「パ……パ……」
「もうさっきからこんなだ」
「ユーノの、せい?」
「そうだよ」
「…………」
「どうした?」
「ユーノ、嬉しいの……」
「ユーノ……」
「ママみたいに愛してくれる?」
「……それは勘弁な」
「えー?」
「何度も言うけど、それは無理。だけどユーノのこともセーレスと比べられないくらい愛してるよ。だから」
ユーノの股を広げて、そこに勃起した男根を後ろから挟むようにした。
「こうやって、素股で、ユーノのいやらしい入口に押し当ててあげる。そう、そうやってパパを愛してごらん」
ユーノは。
ぱあっと嬉しそうに瞳を輝かせ、股の間のペニスをおずおずと手に取り、膣入り口へと導いた。
吸い寄せるような膣口の動き。……その感触がたまらない。
少しだけ動かす。するとユーノは両手で吸い口へと導いた。亀頭の先端から、裏筋へと、満遍なく膣口だけで愛撫していく。
「……う、……はぁ」
「パパ……気持ちいい?」
「あ、ああ……とて、も……いい……」
思わず答えていた。
逆だろ、ユーノを気持ちよくさせないといけないのに。
そう思うのだが。
あまりにも気持ちいい。天にも昇る心地とはこのことか。しかも自分の娘がしてくれている。
ユーノの吐息が熱くなってきた。
キスしてるような膣口の動き。湯だけではない粘液のようなものがそこから棹全体を愛撫している。
小声が聞こえた。――欲しいの。
そうか、いつもここで先端を入れていた。
いま挿れたらたぶん射精してしまいそうだ。
なので――申し訳ないが、もう少し我慢な、と耳元に囁いた。
涙声で自分を呼ぶ娘を、愛おしくなり、思わず両腕できつく抱きしめた。
昔を思い出す。
ユーノの快楽を引き出そうと一緒に露天風呂に入って、逆に喘がされたときのこと。
自分がユーノを開発した。
愛撫の仕方、キスのやり方、自慰の手順、繋がるために濡らすことも。
彼女の感じる場所、指だけでイかせることも、イかせないまま快楽の極みを昇らせたこともあった。
すべては――このため。
この時のために必要なことだったのかもしれない。
そうやって自分を納得させないと、この背徳感を上回る情欲に負けそうになる。
「パ……パぁ……ユ、……ユーノ、…………もう、ダメ…」
場所を寝室から禊の間へと移した。
神帝――亜由美が儀式の準備のために用意した大浴場だが、ローマ風呂のような豪華な装飾と広すぎる解放感に最初は落ち着かなかったが声は外に漏れないようになっている。
目には見えない結界のようなものが張られていた。
気を利かせてくれたのかもしれない。
亜由美さんにはすべて話したから。娘を――ユーノを自分のものにすると。
「まだ、……まだだ」
繋がっている秘部を広げるようにユーノの太ももを抱え上げた。
さっきからずっと膣裏のユーノの一番感じる部分を擦りあげている。
ソコばかり責めるのではなく、もっと奥で――そう何度も懇願されたが、あえて奥の子宮孔は亀頭の先端で触れるだけにとどめていた。
強い刺激が欲しいのだろう、イきたいのにイけない、そんなのはわかっている。
ユーノが本能と理性を極限まで解放したために、人間性を半分喪失していることも。
明日の儀式ではユーノがユーノではなくなることも……。
だから。
今のうちに自分だけのものにしたかった。
ユーノの身体も、心も、魂も、すべてを手に入れるためには、普通のセックスではもう無理だった。
さっきした尿道責めを思い出す。あんなことでもしなければユーノに快楽を与えられない。
――セーレス。
君なら許してくれるだろ?
ユーノを壊してしまいそうな抱き方をしても。
セーレスにした愛し方、それも大概無茶な抱き方が多かったが、それでも自分なりに優しくしていたつもりだった。
もう……優しくなんて、できない。
ユーノが欲しい。
獣にも似た吐き気がするほどのどす黒い情欲。それをぶつける。たとえユーノを泣かせても。
「ユーノ」
ビクビクと誘うような動きをする膣口から一度抜き出すと、名残り惜しそうに入口が収縮した。
ユーノは、なんで、と目で訴えながら振り返り、それに微笑みで返しながら彼女の胸を揉みしだきながら、抱き寄せた。
大理石の浴槽の縁に座り、ユーノを背後に座らせた。
「終わり、なの……?」
「まさか。まだイってないだろ?」
「だ、……だって、……パパが」
「うん、わざとやってた。イかせないようにしてた。もう普通にイかせるのは無理なんだよ、あんな責め方しちゃったしな……」
「パパのせいじゃ……!」
「ユーノのココ、……このおしっこするところ、ここが一番感じるんだろ?」
「……う、ん」
尿道口を摘みあげると、喉元をそらせて熱い吐息を出した。ビクビクと勃起するそこはもうクリトリスよりもはるかに性感を引き出すらしい。
ユーノがもじもじと脚を広げた。
先ほど縛りあげた髪がまだまとわりついている。それを指で丁寧に少しずつ取り外していくと、腫れたように真っ赤になった突起が、何かを堪えるかのようにうち震えていた。
ここから尿を出すのがたぶん、潮吹きと同じ快感だろう。
今ですらこうして優しく撫でているだけでチョロチョロと尿が滲み出ていた。
ユーノがため息のように気持ちよさそうな声を出した。
「…あ……はぁ……う、……ん」
「触ってるだけでたまらない?」
「うん、……もっと……もっと……」
「じゃ、指を入れるぞ」
「……えっ?!」
――グチュっ。
突起の先端を人差し指でこじ開けた。衝撃と痛みでユーノの表情が驚愕に変わる。
背後からユーノの顎を手に取って唇を塞いだ。口の中で痛いと叫ぶのを無視するように深く咥内を舌でかき乱す。
口づけを交わしながら少しずつ指を尿道口に突き刺した。
性器とほぼ変わらないソコは指をキツく締め付け、そしてうねるように締め上げてくる。中にある尿の残滓のようなものを指先に感じた。それを先端でかき回していく。
ユーノは……。
最初は痛みを感じて震えていたが、やがて自ら舌を伸ばしてキスに応えだした。
そして腰を突き出すように動かして、指の動きに合わせていく。
痛みと快感の両方がせめぎ合っている――それをキスで感じた。
「アッ……――っっ! い、…………いたっい、パパッ!」
「我慢、しろ……」
「な、中の……で、ちゃ……!」
「出ないよ、指で塞がってる。……熱いな、ココは。溶けそうだ……」
「パ……パ……ぁ」
「泣くな、ユーノ。もうちょっと我慢しろ。かき混ぜてやるよ、痛くなくなるまで」
こんなことして、いいわけがない。
十分わかってる。ユーノを怖がらせている。そんなのは覚悟の上だ。
半泣きをしてるユーノの涙を唇ですくい、もう片方の手は膣口を広げて、ひたすら。
彼女の一番感じる尿道を責め続けた。
……俺のものだ。
成人の儀だかなんだか知らないが、ユーノのすべては俺のものなのに、こんなところを開発されて。
変な道具でイかせられて、極めさせられて、成人した。
それがどうしようもなくムカついてたまらない。
別に八つ当たりとかそういうつもりはない。
ただ自分の指でユーノをイかせたかった。
そんな道具なんかよりも、父親の指で、痛みに勝る快楽を得て欲しかった。
「……ふぁ、……ア、……ン」
口づけの合間に聞こえる、濡れた声。
だんだんとユーノの身体全体がブルブルと震え出した。――そろそろイけるか?
ぐちゅっと指先から中の残尿が漏れだした。しかも愛液が膣襞から潤いだしている。
ユーノの脚も震えてきた。
「気持ち……いいか?」
おそるおそるきいてみる。正直、怒られるかもしれないと思ったが。
ユーノは。
泣きながら笑みを浮かべ、自らの手を父親の指に重ねて――あろうことか。
その指をもっと深く押し込めてきた。
「ユーノ……」
「あ、……ぅ、……い、たい……けど……パパの……指……ほし……ぃの」
「……っ!」
もうすでに勃ち上がっていた分身が、その言葉で爆発寸前に膨らんだ。
ユーノが求めていた。
それが伝わった瞬間、もう彼女が愛しくてどうにかなりそうだった。
「ユーノ、……もう一度言ってくれないか」
「ほ、欲しい……もっと……ユーノのソコ……かき、まぜて……」
「……ああ、いくらでも。少し出そうだけど我慢、できるか?」
「う、ん」
「そのまま腹の力を強めていろよ。ゆっくり……動かすから」
指先で、熱い飛沫を感じながら。
ユーノの痺れるような快感を引き出していく。
そうして――。
まだまだこれからだと言わんばかりに、ユーノの尻にあたるように男根を擦りつけた。
だいぶお久しぶりですが、続きです。
そしてまだ続く。本番がまだなので。ここまでが前座です。
すでに貫通済みなので本番もなにもないですが。