※共通ルート~美月と…~を読まれてからをおすすめします。
震えている。
無理もない、あれだけ脅したんだ。それにもう引き返すことはできない。
セーレスにしたとき――。
体位はその都度変わっていった。だが一番激しく動いたのは、やはりさっきの腰を持ち上げるやり方だった。
いや。
それはやめておこう。あれを続けるとたぶん達してしまう。
リングはピッタリと嵌っていた。痛くはないが圧迫感が強い。膨張してもこのままならずっとイけないはず。
イくわけにはいかない。たとえ彼女の子宮内が射精を促してこようと。
そもそも、それに気づいたときから。
もう我慢の限界だった。
セーレスには出来なかったことが、やっと叶う。
それも愛娘を……ユーノを。
「……パ、パ……」
落ち着かせようと、彼女の身体をくまなく愛撫していた。
肌を吸い上げ、乳首を摘み、尻穴にまで指を入れて、リングごと尿道口を擦り。
なのに、膣内への愛撫だけは避けていた。
それに気づいたユーノがやっと蚊の鳴くような声を出した。
「ど、……して……?」
「…………」
「ユーノ、もう……んんっぁ」
「まだだ」
「……パパ」
「震えがとまるまで、やめないからな」
「…………」
「言っただろ、イかせないって。もっともこれじゃ、イきたくてもイけないけど」
尿道口を引っ張りあげると、ユーノは息を荒げて唇を噛み締めた。
先端の突起をグリグリと指で押し込んでも、中から尿が出る気配はなかった。
……これなら。
思う様動かせる。ユーノの身体を貪れる。
今までもかなり無茶なことをしてきたが。
膣入口を見ると、陰唇が誘うように動いていた。あえて触れずにいたせいか、中から愛液が染み出すほどになっている。
ユーノの手が自らの膣内へと伸びてきた。
その手を取り、すでに膨れつつある自身へと導いた。
「こ……れ」
「こっちももう限界なんだ。触ってくれ」
ユーノの手で愛撫を催促すると、脈動して熱くなっているそれをおずおずとした手つきで扱きだした。
自然と根元へのリングを辿る。締め付けている部分を確かめるかのように触れていた。
「……痛い?」
問いかける声に微笑んで、
「いや、ほとんど痛くない。締め付け感はあるけどな」
「……ユーノも」
「おまえのほうが辛いだろ」
「……平気」
無心に父親のモノを扱いている。
愛撫する手つきはつたないものだったが、――欲しがっていた。
震えはもうおさまっていた。ただ、愛撫する手つきだけがかたい。
緊張が抜けきれないのはわかっていたが。
そろそろ始めるぞ、と耳元で囁くと。
一瞬だけ、覚悟を決めたかのように目を閉じて。
ぎこちない笑みを浮かべた。
これが美月さんと別れた原因。
そしてセーレスが俺を恐れた唯一の……。
それを娘にしている。
だが背徳感はとうに消えていた。彼女を貫いたときから。彼女を欲しいと思ったときから。
むしろ。
娘に出会うためにこの行為の意味を探っていたのかもしれない。
美月さんとしていたとき、なぜイこうとしないのか、その原因を探っていた。
美月さんを使って試していた。今思えば、謝って済む行為じゃなかった。
別れて当たり前だ。だが気丈な彼女は傷ついた素振りも見せず、ただ俺を憐れんでいた。
セーレスには……。
恐怖しか与えられなかった。
本当に好きだった。好きだからこそ真剣に攻め立てた。やってはいけないとわかっていたが、それでも。
それでも彼女がどうしても欲しかった。
娘が生まれて。
大切なものがもうひとつ増えたとき。
やっとその呪縛から解放されたのだと思った――のに。
結果はこれだ。
セーレスよりも彼女が欲しくなっている。
娘に恋してしまっている。
こんな父親……。
俺くらいなものだろう。
こんなことまでしてるのは、本当に俺くらいなものだ。
だからユーノには、もう罪悪感も背徳感も、倫理観さえも捨てた。
あるのはただ――。
獣みたいに彼女を欲しいと思う気持ちだけ。
緊張が抜けきれていない彼女の背を撫でた。
気の毒だがこのまま続けることにする。どうせ身体は硬直したままになる。
ベッドにうつ伏せにさせた状態で股を広げた。尻の間から漏れている愛液の量が十分なことを確かめて。
彼女の手をベッドの正面の支柱へと掴まらせた。
「このまま掴んでろ」
「……っ」
怖いのだろう、肩が震えている。
愛撫は充分すぎるほどしたが、身体と気持ちがついていってない。
何か気持ちをほぐす方法は……。
…………。
全部話すか。
もうほとんど白状してるようなものだが、まだ言ってないこと。
ユーノにはすべて話そう。
これが――最後になるかもしれないから。
「ユーノ、おまえ前に、俺とセーレスがセックスしてるのを見たって言ったことあるよな」
挿れる前に少し慣らそうと膣内へと指を入れながら、耳元に口を寄せて言った。
グチュグチュと掻き回される水音をわざと響かせる。
ユーノは耳まで赤くして、小さく頷いた。
「どう思った?」
「ど、……どうって?」
「俺とセーレスがこういうことをしてるのを見て、どう思ったのかを聞いてる」
中指を奥で折り曲げた。
彼女のGスポットはこのあたりだ。
ユーノの口から官能の声をきいて確かめると、そこを中心に指で愛撫を繰り返した。
「ユーノ、答えるんだ」
「あ、……ぅ……マ、ママが……気持ちよさそうで」
「それで?」
「はぅっ! うぁ……ユ、ユーノも……パパに、……っ、お、同じこと……してもらい、……たかった」
「そう言ったことあるよな。おまえが前から望んでいたのだと知ったとき、なんでしなかったんだろうって思ったよ」
「……え? あ、あぅっ」
「もっと早くこうすればよかった」
指を抜いて彼女の膣内へと昂っているそれを挿れた。
覚悟していたとはいえキツく内部が締め付けてくる。子宮孔から突起の先端が下りてきた。……きたか。
だがまだそこに入る気はなかった。
膣内を充分に拡げてからだ。
さっきユーノが感じたGスポットはこのあたり……。
「あ、あぁ、…い、いれ、……て」
「まだだ」
「パパ……」
「もっと濡らすぞ。ほら、ここに掴まってろ」
「パパに掴まらせて」
「ダメだ」
「…っ」
「枕でもいいからしがみついてろ。少し中を慣らしていくぞ。それで……セーレスとな、やってたときだが」
ユーノが枕を抱いて足を広げてきた。
欲しがっている。だが……。
美月さんとセーレスみたいなことには、もうしたくない。
同じ失敗は二度としない。ユーノを逃がさないためにも。
子宮孔から伸びてくる突起をスルリと躱し、彼女のGスポットを撫でるように動かした。
気持ちよさそうな声があげるのを聞きながら、話を続けていく。
「セーレスはユーノに知られるのを恐れていた。いや……恐れていたんじゃなくて、俺がユーノに手を出すと思ってたんだ」
「……え?」
「実際こうしてるだろ。まだ子供だったけど、俺がユーノに性欲を抱いていることを、彼女は知っていた」
「ユーノ……を?」
「ああ、したいと思ってたんだ。発情をおさえる手助けをしながら、ずっとな。……軽蔑するか?」
「う……うぅん……」
「ユーノを抱きたいって、そう彼女に言ったことがある」
「……っ?!」
「なんて言ったと思う?」
「マ、……ママは、なんて?」
「セーレスは声が出ない」
「で、でも……ユーノ、ママと会話できたよ」
「ああ、俺もセーレスと会話してた。声じゃなくて、心の中でだけど。ただな……それって、本当にセーレスの言葉だったのかな」
「え?」
「俺が勝手にそう思っていただけかもしれない。もちろんほとんどの解釈は間違ってなかったと思う。実際、正しい返事だったこともあるしな。だけど、……あの答えだけは、俺の思いこみだと思っている」
「あの答え…?」
「ユーノに、同じことをしないで」
「……っ!」
「いましようとしてることだ。抱いたらそうなると彼女はわかっていた。俺に歯止めがきかなくなることを知っていた。……そう思ってる。いや、思いこみだな」
「…………」
「ユーノ。……気持ちいいか?」
「う……う、ん……」
「気持ちよくしてやれるのはここまでだ。おまえの子宮の中がな、俺のを欲しがってさっきから纏わりつこうとしてるんだ。今まで黙ってたが……」
もう話してもいいだろう。
むしろ知っていたほうがやりやすい。
「俺がお前の子宮を変えてしまったらしい。第三次性徴だよ、性交後に変化するっていうやつ。聞いたことないか?」
「あ……で、でも、ユーノはもう……」
「巫女が枷を解くのは精神的な部分だけだ。肉体的にはこの世界の女性たちとなんの変わりもない。人によってそれぞれ違うらしいけどな。おまえの場合は、子宮の中だ。無数の小さな生体器官……触手みたいなものが俺のにとりまいて、射精させようとしている」
「え、……えっ?!」
「それもユーノなんだ。そこまでして欲しいのがわかって、俺も応えたくなった。安心しろ、ちゃんと中に注いでやる。ただ――」
その前に俺の欲望を満たしてくれ。
耳元に熱い声で囁くと。
ユーノの全身から震えが走った。緊張ではなく――興奮で。
やっぱり。
俺の娘なんだな。
「いくぞ」
「…うん」
ユーノは枕を手放し、目の前の支柱にしがみついた。
その腕を優しく撫でる。
そして――。
興奮をおさえきれないまま、娘の奥深くへと潜りこんだ。
申し訳ありません。
また途中で切りました。
そして行為はほとんどありません。
本番前の本番です。
もう少しテンションあがるまで、お待ちください。