終わりませんでした。
それでもよろしければ、どうぞ。
最初に彼女の子宮内貫通をしたとき。
これ以上の幸せはないと感じた。
やっと――ユーノの奥まで届いたのだと。
一瞬だけ、セーレスとアマンダにも同じことをしたのを思い出したが。
こんなに感じたことはなかった。
ユーノを後ろから抱きしめながら、快感がおさまらない勃起した自身を捩じり込んで、彼女の奥まで突ける悦びにうち震えた。
それほど良かった。今まで繋がったどの女性よりも、たまらないほど感じた。
なぜあれほど感じたのか、今ならわかる。
その中を――こうするためだった。
「――あ、ァァァっ、……んぁああっ」
最初から飛ばした。
もとより手加減するつもりはなかった。今まで何度も突いている。どこを突けば感じるのかも知っている。
それを全部無視して、ただ激しく連続して叩き込む。
子宮内の触覚が動きについていけなくなるほど、はやく。激しく。
休む間もなくただひたすら上下左右に動かしていく。
もはや。
ユーノの状態など顧みる余裕もなかった。
彼女を壊すかもしれないという懸念すらない。
自分の欲望だけをただぶつける行為。
片足を上げた。
一瞬だけ動きがとまってホッと息をつく間も与えず。
腹の側面から叩き込む勢いをつけて捩じりこんだ。
「んんんぅぅっ!!」
足を限界まで高く上げて繋がっている部分を丸見えにした状態で。
その視覚的効果も相まって興奮が高まり、動きが加速されていく。
ここまで激しく動いたことは――たぶん、ない。
どこにこんな力が湧いてくるのかわからない。
ただわかっているのは。
この中をもっと自分の凶器で犯したい、ただそれだけだった。
「あ、…っあ、あ、……はぁっ、ンっっ」
ユーノの身体が痙攣しだした。
不規則に膣入口が収縮を繰り返している。――イきそうなのか。
させるか。
まだこんなものじゃないぞ。
セーレスはこの段階になってようやく逃げだした。
彼女がしようとしていたことを思い出す。
セーレスにしたことは無駄じゃなかった。だって。
ユーノを逃がすわけにはいかないんだよっ!
「――ひぁぁぁっっ!」
痛みと、快感。
たぶんその両方なのだと思う。ユーノが絶叫した。
尿道口の先端を押し潰しながらクリトリスの皮を剥いた。
剥き出しの膣内から引きずり出して。
指で陥入させるほど強く押しても中から尿は出てこない。リングの効果は絶大だった。
勃起したペニスも同様に、これだけ射精感が高まっているのに締め付けのおかげでさらに動ける。
イくときは同時で。
そのときに解呪を行う。それまでは。
こう――する!
「あ、っあ、あぁ、……いやあぁっっ!」
突く方向を一点へと集中した。
子宮の裏側、入口の近く。
残念だったな。
ここを連続して突けばすぐにイけるのに、イかせるわけにはいかないんだ。
指で尿道口とクリトリスの両方を摘まんでいる。ユーノの手がそれを外そうと伸びてきた。
イきたいのにイけない苦しみがわかるだろ?
ユーノの絶望した顔を見て、そう目で語りかけると。
そのまま。
彼女を煽るかのように感じる部位をひたすら突きまくった。
「あ……――、……っ、パ、……パっ! パパっ!」
必死に呼びかける声を無視する。
いま答えれば動きがとまる。その手にのるか。
裏側のザラザラした部分に、彼女のひと際感じる箇所がある。
そこを強く捩じりこむようにまわし、突き上げ、叩きつけると。
もうユーノの口からは意味のない喘ぎ声しか出なくなった。
……不思議だ。
これほど動いているのに、まだ余力がある。
どころか興奮がどんどん増していく。
これほど依存性があるとは思わなかった。
セーレスが恐れていたのはこれか。
快楽がとまらなくなること。これだったんだ。
ユーノを見ると。
半分イきかけていた。イかせるかとまた違う内壁を叩きつけて、子宮孔を高速で出し入れする。
泣いているが、やめるつもりはない。
こうなることはさんざん言っておいた。
悪いが。
まだまだこんなものじゃないんだ。
「ユーノ、俺の上に……乗れ」
掴まっている手を外し、体位を変える。
横になり、その上にユーノの尻を乗せて騎乗させた。
両脚を持ち上げて大股開きにする。
腰に手を乗せ、――ズンッと。
彼女の体重を使って下から勢いよく突き上げた。
「ぁあうっ!」
すっかり降りている子宮は、上下に揺れるほど激しく蠢いた。
中にいる突起がまた襲いかかってくる。
――いいぜ、来いよ。
ただし、俺の動きについてこれるならな。
「あっ、あっ、あぁっ、ふぁっ、あんっ」
ドドドッ――と。
一秒すらない間隔で下から抉り込む。押し込む。
ユーノの喘ぎもそれに連動していた。呼吸すら侭ならない。
息を吹き込もうと彼女の首を引き寄せた。背後にいる父親に必死に舌を伸ばして何かを求めるように応えている。
唇を離したとき。
ユーノは泣きながら、もうやめて、と懇願するように言った。
「やめない」
「パパっ」
「イかせて欲しいんだろ」
「うんっ」
「セーレスもそうやって頼んだよ」
「…っ」
「だけどやめなかった。そのあと引っぱたかれたよ。付き合いきれないって感じで」
「ママが…?」
「ユーノ、いいか。これ以上やめてなんて言ってみろ。おまえの尻穴にそこの水差しの中にある氷を入れてやる」
「……っっ!?」
「どういう技術なのかわからないけど、いつまで経っても溶けないんだよこの氷。それをずっと腸内に入れてやるぞ」
「パ……パ……?」
「そうされたくなかったら、二度とやめてなんて言うな」
ユーノが泣き出した。
そんな彼女の頭を枕の上に押しつける。泣いてやめるならとっくにやめてる。
半分脅しだが、半分本気だった。
イったら終わりなんだよ、なんでそれがわからないんだ!
窓の外を見る。
もう夜明けまで――時間はない。
これが最後だ。
俺の願いを、欲情を、受け入れてくれ。
「うっ……ぅ、……うぅぅっ」
声を押し殺して泣いている彼女の首筋に口づける。
そうしながらも背後からグリグリと回しながら挿入していた。片足を持ち上げて。
……ようやく。
中が馴染んできた。愛液が熱くて痺れるほど気持ちいい。
この愛液が。
おまえの返事だと受け取らせてもらうぞ。
「――あっ! い、いやっ! 腕っ」
後ろにひとつにまとめて拘束する。
彼女の細い手首など、片手で十分抑えつけられた。
ふぅ、と軽く息を吐くと、ユーノが怯えたように抵抗をやめた。
そう――おまえの思う通り。
ここからノンストップでいかせてもらう。
「息をとめるな」
「…っっ」
「とめるなと言ったんだ。さっきみたいに補助はする。だが今度は背後からだ。そう何度も息継ぎを手伝えない」
「……パパ」
「なんだ」
「ユーノ、逃げないから」
「…………」
「腕、外して」
「ダメだ」
「パパ」
「強姦されてるみたいでいやなのか?」
「そんなんじゃ…っ」
「さっき言ったのは嘘じゃない。おまえを逃がさないためならなんでもする。俺はこれを二度も逃げられたんだ。三度目はないからな」
「二度……?」
「最初はおまえの知らない女だ。セーレスと会う前に付き合ってた。二度目はセーレス。セーレスは優しかった。こんなことをしたのに、俺を嫌いにはならなかった。最初の女には嫌われたけどな」
……ついに言ってしまった。
自棄になったつもりはないが、さすがに言うべきじゃなかった。
ユーノを見下ろす。
枕に伏せて顔は見えないが、きっと呆然としているだろう。
だが、もう――これで。
何も隠す必要はなくなった。
「なんで……」
「ん?」
「なんで、ママのこと……セーレスって、言うの」
――は?
一瞬、なにをきいてるのか、よくわからなかった。
「……はい?」
「ママ、でしょ」
「そう、セーレス」
「だから、ママだよ」
「セーレスだって言ってるだろ」
「ユーノにとっては、ママなの!」
なにを言ってるんだ?
さっきから話がかみ合っていない。
「パパにとっては……ママは……ママじゃないの?」
「…………」
「セーレスなんて、言わないで。知らない女の人みたい。……ママ、なのに」
見えないが。
ユーノが悲しそうな顔をしているのが、声でわかった。
……そういえば。
いつの間にか、ユーノに対して、ママとは呼ばずにセーレスと名前で言っていた。
それをこの娘は寂しく思ったのか。
……難しいな。
俺にとって、セーレスは妻であり、ユーノの母親でもあるが。
女、――なんだよ。
愛した女なんだ。
ユーノ、おまえも……そうなんだよ。
おまえにとって、俺はおまえの父親だけど。
俺にはたったひとりの女性なんだ。
もちろん娘としても愛してる。
でもそれ以上に、セーレスよりも、女としておまえを愛している。
だからか。
もう、おまえにはママとは言えないんだな……。
後ろ手の拘束を解いた。
やめるつもりはないが、この際だ。言ってしまおう。
振り返ったユーノを正面に向かわせて、頭を撫でながら啄むように口づけた。
「……パパ?」
「ユーノ、俺の名前を言ってごらん」
「え?」
「俺の名前だ。前に教えただろ?」
「…………」
「忘れたのか?」
「……ごめん、なさい」
「ありまたくや、だ」
「ありま……たくや」
「こう、漢字で書くんだ」
ベッドの脇にあるテーブルから、メモ用紙を取り出した。
有馬たくや。
その字を見てユーノは、物珍しそうにジッと見つめた。
「どういう意味なの?」
「さあ……わからん。母親の名前は恵子。父親は広大。こういう字だ」
「…………ユーノ、こんな字、初めて見た」
「日本、という国なんだ。そこで使われている字だよ。日本の境町……そこと衝突する」
「…………」
「たぶん、八千年前に飛ばされて、現在の境町は消滅するだろうな」
「パパ、そこから来たの?」
「そうだ」
「……寂しくない?」
「そりゃな、帰れるものなら帰りたい。だけど故郷よりも、大切なものが出来た」
「…………」
「それも二人も。一人はおまえの母親だ。俺にとっては恋人で、妻で、愛する女性だ。そしてもう一人、その人との間に生まれた娘だ」
中にとどまる熱いモノを優しく感じる場所に擦りつける。
軽く息をあげるユーノの唇を吸い上げた。
「パパ……」
「パパなのにな、こんなことするなんて」
「でも……パパだモン」
「その娘をたまらなく好きになった。結婚したいと思えるほど。わかるか? おまえはもう、俺の女なんだ。だからセーレスはおまえの母親だけど、おまえの男を虜にした女でもあるんだよ」
「…………」
「二人とも愛している。だけどな……ユーノ、もうおまえしか見えない。夢中なんだ。これほど愛した女は、おまえ以外にいない。俺のことだけを考えてくれないか?」
「…………」
「……ダメか?」
「……たくや」
「……っ?!」
「パパの名前、覚えたよ。たくや。なんだか可愛い、名前」
「……ユーノ」
「……続き、して」
「いいのか?」
「ユーノも、もう……ダメみたい。たくやのことしか、見えない。最後まで……一緒に……っ」
唇を奪う。
彼女に名前を呼ばれただけで、――もうとまらない。
月が傾く。
時間がとまればいいのに。
だけど……。
この時間は、終わりじゃない。
「ユーノ、俺に掴まれ……」
「うん」
彼女が、耳元で。
再び名を呼んでくれたとき。
それを合図に再開した。
再々ほんっと申し訳ありません。
どこまで続くんだこれ。
書いてる本人が一番わかりません。
でも楽しいです。
続きはもう少し先になるでしょう。
すみませんが、再びお待ちください。