そして続きます。ご了承ください。
性行為についてのクレームはご容赦ください。
これでも書いてる本人は必死でした。
冷水を浴びていた。
ユーノはすでに全身を洗ってやり、ベッドに横たわらせている。
少し落ち着く必要があった。彼女を待たせてしまうが仕方ない。
冷たい水を頭から浴びながら。
心の中で渦巻くどす黒い欲望を抑えることもせずに、ただ身を委ねていた。
やっと――。
やっと、この時がきた。
美月さんにしたときからそれは自分の中で消えない燻り火となって残っていた。
試したその日に別れてしまったが。
本当は別れたくなかった。あの男から奪いたかった。俺のことだけを見て欲しかった。
本気だったんだ。
本気で好きだったから、彼女に憐れまれたときはショックだった。
帰れないとわかったとき。
俺の目の前には彼女がいた。
――セーレス。
俺はいま……。
君が恐れていたことを、しようとしている。
ただ、これは俺の思い込みにすぎないけれど。
君はこうなることを知っていたんじゃないのか。
ユーノなら俺の欲望を受け止められると、わかっていたんじゃないのか。
……うぬぼれも大概にしよう。
どうあれ、俺はセーレスにしたのと同じことをしようとしている。
――いや。
それ以上のことをだ。
身体の下でリングが嵌っているソレをジッと見つめる。
彼女の姿態を思い浮かべるだけで興奮がやまない。脈打つそれが彼女の中で蹂躙するのを思い浮かべるだけで。
……ダメだ。
冷水なんかじゃちっとも頭が冷えやしない。
酒の力でも借りるか?
そんなもので感覚を鈍らせたくはない。
俺は半分狂っているのかもしれないが、そんなのでごまかしたいほど正気を失っているわけじゃない。
そうさ。
娘にこんなことをしたいと思った時点で狂っている。
ユーノ……泣くだろうな。
また泣かせてしまうのか。
泣かせたいわけじゃない。
だけど止めようがない。
俺にも止められないこの想いは、いったいなんなんだろう。
一瞬――。
セーレスがそこにいるのかと思った。
月の光を受けて輝く金糸の髪。物憂げな横顔。どこから見つけてきたのか透き通った白いドレスのようなネグリジェを着て、窓枠に膝を抱えて座っている彼女。
喉が――乾く。
頭の中が沸騰する。
シャワーを浴びたばかりの冷たい身体が瞬時で熱くなった。
気配を押し殺して遠くから眺める。
それをユーノだと認識しても、あまりの美しさに目を奪われていた。
よく……セーレスがそうやって、月を眺めていた。
どこか遠くへ行ってしまいそうで、そんな彼女を後ろから強く抱きしめた。
だけど。
ユーノは……。
彼女は本当に遠くへと行ってしまう。
俺を置いて……。
繋ぎとめることもできない。
「……パパ」
振り返ったユーノが心配そうな声をかけた。
いつの間にか泣いていた。
涙を拭い取って、窓枠で座っている娘へと近づいた。
正面から抱きしめる。……下着も着ていないのが、透けたネグリジェから見えた。
「おまえ、――この服」
「……禊の儀で使う巫女の衣装なの」
「こんなエロい服を着るのか」
「エロ……?」
「えっちな、って意味。正直、目を奪われた」
「え、えへへ……。パパが喜んでくれるかなぁって」
「俺のために?」
「ユーノだってパパを誘いたいモン」
「……充分誘われたよ」
「ほんと?」
髪をかきあげながら唇を吸い上げる。
うっとりと目を細めるユーノを見ながら不埒な衣装をたくし上げた。
秘所はすでに潤っているのは知っているが、あえてそこは触れずに美尻と背中を満遍なく触れていく。
優しい愛撫にユーノの吐息が甘やかなものになっていった。
「あ……パパ……」
背中に回されたユーノの手が、父親の勃起したモノに触れようと動く。
その手首を掴み取り、また深く口づけた。
顔を背けるのを許さず、口づけだけに酔わせていく。
唇を離す頃には、どうして? と問いかけるような顔をしていた。
「父親を誘惑するような悪い娘には、すぐにはやらない」
「でも、欲しい…の」
おねだりするユーノの声には、いつも負けていた。
だけど、……もう。
そういう段階じゃないんだ。
そんな衣装で誘おうとしてる時点で、もう娘のおねだりなんて通用しなくなってるんだよ。
服のポケットに入れておいたもの。
小さな箱から銀色のリングを取り出すと、それをユーノの手に握らせた。
「自分で嵌めるんだ」
「…………」
「場所はわかるよな。なんなら俺が膣襞を拡げてやってもいい」
「…………」
「ユーノ」
ジッとリングを見つめている。
さっきは騙されてあっさりと嵌められたが、これを嵌めれば。
何をされるのか身にしみてわかってるはずだ。
彼女の戸惑いが長い沈黙を生んでいた。
「……パパ」
「ん?」
「ママには、これをしたの?」
「…………」
「答えて」
「してない」
「…………」
「こんなものはなかった。だが俺は自分で射精をコントロールできる。セーレスはイこうと必死だったけどな」
「……ママはイったの?」
「セックスの詳細でも知りたいのか?」
ユーノは顔を赤くしたが、覚悟を決めたかのように頷いた。
……バカなやつ。
そんなの知っても、もう後戻りできないことくらいわかってるはずなのに。
「イかせなかった。セーレスはな、子宮内射精でしかイけないんだ」
「…………」
「最初の夜のセックスで俺がそうしたのがキッカケだよ。そのあと俺が、いまおまえにやろうとしてるセックスをしたら、彼女は膣内射精でも感じるようになった。感じるようにしたんだ。俺がまたアレをしないように」
「…………」
「まさか一度しかやってないとか思ってないだろうな?」
「え?」
「俺が諦めると思うか? 何度セーレスを組み敷いたと思う? 彼女をイかせずにずっと一晩中喘がせて、根をあげてもやめない夜が、幾夜続いたと思ってるんだ」
「……っ」
「半年は続けたよ」
「っっ?!」
「その頃にはセーレスも性感帯を変えてきた。俺が諦めないのを知って、自分を変えるしか逃げ道はないと知ったんだ。そうまでされてやっと、俺はやめることができたよ」
「…………」
「わかるか? いまやろうとしてるのは、そういうことだ。いや――それ以上のことをする」
「……え?」
「俺はな、抱いている女にも俺と同じ感覚を共有させたい。だがそれには時間がかかる。もう時間はない。だから」
グイっとユーノの身体を抱き寄せ、手首を痛いほど締め付けた。
痛みで顔を歪ませる彼女の耳元に口を寄せて、
「俺をイかせるんだ、おまえが」
「……え?」
「リングはもう固定されて動かない。この状態でおまえが俺をイかせろ」
「ど、……どうやって?」
「俺を射精させるんだ。おまえの子宮で」
「そ、そんなの無理」
「無理じゃない」
「だって…っ!」
「出そうなタイミングでリングを外す。それまでおまえが俺をイかせ続けるんだ」
「…………」
「厳密にはイってるわけじゃない、快感をずっと持続させてるようなものだ。俺の動きについてくるんだ。ついてくるだけじゃない、おまえも動くんだ。補助はするが、おまえが俺をイかせようとしない限り、やめないからな絶対」
「…………」
「ユーノ。返事は?」
嫌も応もなく、これは強制だ。
だが彼女の口からちゃんとした答えを聞きたかった。
ユーノは。
自らの手で、尿道口にリングを嵌めこみ、その返事とした。
「これで……ユーノも……パパと同じだね」
「…………」
「ママは怖がった?」
「……ああ」
「ユーノもほんというと、ちょっと怖い。だけどパパと一緒に気持ちよくなりたいの」
「…………」
「それとね……」
手首ごと引き寄せて。
照れたような顔で、父親の唇に軽く触れて呟いた。
――イってるパパを、ユーノも見たいの。
「あっ、…あっ、あぅぅっ、……い、いやぁぁぁっ!!」
ベッドの下にはユーノの着ていた衣装と、たくやの服が混ざりあって散らばっている。
始まってからまだ10分も経っていなかったが、もうすでにユーノは根をあげていた。
上半身がベッドの下へとずり落ちていたが、下半身だけは繋がっていた。
その身体を引き寄せたが、ユーノは必死にベッドの側面にしがみついて離れようとしない。
笑いがこみあげてきた。
こうなるだろうとは思ったが。
まさか開始早々に逃げようとするとは。
やっぱりまだ子供なんだな……と、その抗う姿を微笑ましく見ていた。
「こら、どこへ行く気だ。まだ始まったばかりだぞ」
「っっ! …だっ、…って! こんなの、さっきまでと、ぜんぜん違っ…!」
「そりゃ手加減してたからな。ちなみにまだ本気ですらないぞ」
「…っっ?!」
「ほら、そんなところにしがみついてないで、こっちに来るんだ」
「やっ、…いやあっ!」
ユーノの腰を引っ張り上げてベッドの上にうつ伏せにさせるが、まだ逃げようと足をジタバタさせている。
観念しろ、と小さく呟き、再び動きを再開した。
「あ、っぅあ…っ、……っ!」
さっきは叩きつける動きだった。
それは彼女の子宮内部を慣らして拡張するためと、子宮内の触覚の動きを封じるため。
いわば前準備にすぎない。
嵐のような激しい動きだったから、それを覚悟していたのはわかっていた。
だけどな。
本当の目的はこう――やって。
「あ、あ、いや、いやぁっ!」
前にセーレスでやったときは膣内でこれをやった。
今回は子宮内だ。うまくできるか確証は持てなかったが。
思った以上だ、ここまで慣らされているとは思わなかった。
纏わりつく触覚すらその手助けになる。むしろ触覚の動きによってより濃密に動きが加速されていた。
そう――。
いまやってるのは、彼女の子宮内壁を亀頭の先で捲り上げ、一度限界まで巻き付けてから。
再び元に戻して、また捲り上げて。
まるでスクリューを巻くように彼女の子宮内壁を破くほどの勢いで。
巻き付ける動きを高速で繰り返していた。
セーレスは痛みのほうが強く出ていたが……。
「うっ、……ぁうっ、あっ、はうっ!」
ユーノの艶のある表情を見てほくそ笑む。感じている。それもこれ以上はないくらいの感度で。
ユーノの子宮内を変質してしまったと分かった時に。
もうこれをすることしか考えられなかった。
最初にしたのは美月さんだが、これをしたとき彼女は気を失っていた。
セーレスが感じるまでになるには、およそ三ヵ月はかかった。
だが。
膣入口付近の痙攣、子宮孔の締め付けが、彼女の快感を伝えていた。
それを感じたくないのか、また逃げようと腕がベッドの下へと伸びた。
それをグイっと引っ張り上げ、指の間に指を絡めて握りしめる。
「パ……パっっ」
「まだこんなものじゃないぞ。おまえの感じる部分をすべてこうやって抉りまわしてやる」
「お、お願……ぃ、あ、あぁっ、んあぁぁっ」
「痛いなら痛いと言うんだ。その痛みを感じなくさせてやるから」
「こ、……こんっ、なの……って、ひど、……いっ」
「ひどい?」
「パパ、を……うぅっ、パパのを、……感じたいっ、のにっ」
「感じるだろ?」
「わ、わかんない、よ……っ! こ、こんなの、じゃ……っ」
……感じているのは確かだ。
初めての感覚に気持ちが追いつかないのか。
ユーノの耳元に口を寄せて囁いた。
「……コツがあるんだ」
「……?」
「ほら……少しゆっくり動くぞ」
一度巻き付いていた内膜をゆっくりと……。
蜜を零しながらゆっくりと擦りつけながら戻していくと。
まるで物欲しそうに膜が追いかけてくる。
そして愛撫するように優しく膜を巻き付けていくと。
ユーノの口からため息のような喘ぎ声が漏れた。
「……な? 俺のを感じるだろ?」
「あ……ぅ……で、でもっ……こんなふうに、動かなくてもっ」
「バカだな、これが気持ちイイんだよ。しかもおまえの子宮内の無数の触覚が、まるで扱くように纏わりついて、膜と一緒に巻き上げられてる。まるでこうすることを望んでいたみたいに」
「……っっ」
「ユーノ、いまおまえの顔……めちゃくちゃイヤらしくなってる。自分じゃ気づかないだろうけどな」
ユーノが顔を隠すように枕を握りしめてうつ伏せた。
そんなことをしたって無駄だ、とばかりに再び彼女の腰を掴んで動きを再開する。
今度は緩急つけて、時折子宮孔の裏側を突きながら巻き付けていく。
一番感じやすい部分を突かれながら巻きつかれて、もはやユーノは枕から顔を上げて悶えるしかなくなった。
この動きの一番の利点は。
イきたくてもなかなかイけないことだ。
痛みとも違う、なんとも形容しがたい感覚に支配されて、快感がわからなくなる。
そして動いているこっちも射精感がせき止められる。
女性の内膜を巻きつけて抉りまわすように突くことで、締めつけ感が半端ない。しかもそれが根元にまで刺激が届く。
そんな動きを続けていると。
ユーノの子宮孔がもう限界かのように痙攣していた。ほぼイきかけているのがわかる。
だがイかせるものか。まだこっちは動き足りないんだ。
「ユーノ、ほら……俺の上に乗れ」
うつ伏せになっているユーノの身体を持ち上げ、ベッドの背にもたれるように座ると、彼女を正面に向い合せて座らせた。
座位では動きにくいのは百も承知だ。だから。
「おまえも動くんだ」
「…………っ」
「俺ばかり動いてたら俺がイけないだろ」
「だ、……って、どう、やって……?」
「腰を捩じりながら落とすんだ。そうしながら俺の動きに合わせて、……そう、そんな感じ」
言われた通りに腰を動かし、子宮孔を出入りする父親の肉棒を感じたのか、それを扱くように腰を捻りだした。
動きながら次第に足が大きく開いていく。そんな彼女を正面から見据え、たまらず豊満な胸に吸い付いた。
「あ、……んぁ……」
「もっとだ、もっと……孔を締めつけろ」
「パパ、の……あ、熱い……よ……」
「気持ちいいか?」
「あ、熱くて、……んぁっ、溶けて……しまい、そう……」
「ほら、今度は裏側を捲ってやる」
「あっ、あっ、ダメぇっ、そこ……はっ」
「おまえ、この触覚をどうにかしろ。エロ過ぎるぞ」
「そ、そんなの言われても、わかんな……あぁぁっ」
ユーノの脚がギュッと腰にまわされてきた。両脚でしがみつきながら結合部を必死に動かしている。
裏側を捲る動きがたまらないのだろう、それを手助けするように彼女自身も腰を動かしていた。
――堕ちた。
ようやくユーノが自らの快楽を求めだした。
これならもういつイっても構わない。
だが……。
イく前にこれだけはどうしても。
どうしても伝えておきたかった。
「ユーノ、……イきそうか?」
ひと際子宮孔が痙攣しだした頃に胸を愛撫しながら聞くと、言いたくないのか唇をキュッと結んで目を瞑った。
セーレスもそうだった。
こんな卑猥な動きで感じてしまうのが恥ずかしいのか、そうやって口を噤んでしまう。
彼女は言葉を発しなかったが、心の中にロックをかけてしまった。意識すらも流れてきやしない。
そんなセーレスをイきたいと思わせるまで、隅々まで蹂躙した。
おまえの母親はな。
そうやって俺を虜にしたんだ。
「…ぁああっ! い、いた、い…っ!」
膣襞を捲り、尿道口を剥き出しにしてリングの付け根を引っ張った。
締めつけ自体は痛くはない。だがもともと無理な部分に嵌めている。こうやって引っ張るだけで刺激が強い。
ユーノの手が外そうと伸びてきたが、その手を掴む。
「イきたいと言うんだ」
「……ふっ、…え」
「泣いたってダメだ。イきたいならイかせてやる」
「パパ…っ」
「俺がイくのを見たいんだろ?」
「そ、……う、だけど!」
「ユーノ、言っとくけどな。おまえがイかない限り、俺もイかないからな」
「……っっ」
「それにイってもまだ終わりなんかじゃないぞ。おまえが自分から俺のを欲しがるまで何度だってやる」
「……え……?」
「いいか、おまえが俺をここまで狂わせたんだ。これが最後の願いだ」
ユーノを強く抱きしめる。
これ以上はないくらいキツく、想いの丈をこめて、彼女の頭を引き寄せながら。
泣き声を押し殺して呟いた。
「俺の欲望を、肉欲を、情愛のすべてを、――おまえの中に残させてくれ」
抱いてるときに他の女のことを考えてるようなやつです。
図々しいにもほどがある。
さて続きます。
まだ輪郭は見えてませんが、最後までお付き合いください。