一応目標みたいなものはありました。
お察しください。
「ユーノ、……おいで」
月が雲で隠れた。
闇夜になったのを機に、彼女の手を引いて窓枠のカーテンの近くへと引き寄せる。
膝が震えてうまく動けないのを見て、両手で抱き上げた。もう体力は限界に近い。だが。
彼女の腕が強く首にしがみついてきた。お互い疲れているのに、求めあうことをやめない自分たちに苦笑した。
「タフだな……おまえ」
「……パパだって」
「正直、ここまでついてこれるとは思わなかったよ」
「……聞いてもいい?」
「うん?」
「ママを愛したとき、壊したいと思った?」
…………。
………。
ユーノを見つめる。
問いかけた眼差しには彼女の嫉妬が見えた。
正直に言えば……。
きっとこの娘を傷つける。
だけど。
「……ああ」
窓枠に下ろし、立ったままカーテンを握らせ、片足を上げた。
立位はいまの彼女にはキツいものだが、重力の助けがなければ彼女の子宮からすべてを掻き出せない。
膣口に亀頭の先端をあてると、ユーノの手がそれを制した。
「どうして?」
「愛していたからだよ」
「ユーノよりも?」
「そのときはな」
「いまは?」
「……あのな、ユーノ」
キリがないのでこれだけは言っておく。
「俺の愛に応えられたのは、おまえだけなんだよ」
「…………」
「それにな、俺は娘を壊したいほど愛したいとずっと前から思っていた。セーレスはそれを恐れていたけどな」
「…………」
「わかってるのか? おまえは俺の理性も、娘を愛する親心も、なにもかもすべて壊したんだ。それほどおまえを深く愛しているんだ。狂ってしまってもいいと思えるほどに」
「…………」
「……そろそろこの手を離してくれるとありがたいんだけどな」
入口だけをグチュグチュと掻き回していたが、その刺激だけでも気持ちいいのか、ユーノの押さえた手が離れようとしなかった。
押さえつけている手を取り、頭の上に固定すると。
唇を重ねて舌を深く挿し込んだ。
貪るように強くかき回していく。そうしながらも彼女の脚を持ち上げ、濡れてなんの抵抗もない膣内へと一気に突き入れた。
「んぅっ……、うぅ……」
子宮はすぐ目の前。簡単に孔を突き破った。
まだ精液とローションがかなり満たされているその中を、立ったまま回すように動かしていく。
咥内で苦しそうな吐息が聞こえたが、構わず。
彼女の呼吸を乱すようなタイミングで孔を出入りしながら膜を捲り上げた。
「あっ、……んぁっ、……た、……立った、……まま?」
「立てなくなったら両脚を持ち上げてやる。ほら……腰を持ってやるから」
「い……き、……が……」
「自分で深呼吸するんだ。動くタイミングを、……見極めろ」
ここまで何度もセックスしてるんだ、もう身体で覚えてもいい。
むしろ彼女にイかせて欲しかった。
昔――美月さんに。
立ったままオナホールで扱かれたことがあった。
彼女は挿れさせてくれず、ずっと俺ので弄んでいた。だが。
その快感に惑わされ、クセになりそうで。
たまらず何度もその中に出して、昇天した俺を見つめていた。
そんな彼女に惚れてしまった。
そのときから自分の性癖に気づいたんだった。
そう――俺を。
快楽で惑わせる、そんな女性が、たまらなく好きなのだと。
「パ……パ……こ、……ここ……いや」
「…………」
「そ、外から……見え……」
「闇夜だ。灯りもない」
「で、……でも」
「見られると思うと、興奮しないか?」
「……っ、パ、パパのっ、へ、ヘンタっ…」
「その通り――だよっ!」
ユーノの両脚を持ち上げ、背後から羽交い絞めにして、窓の外に彼女の全身を晒した。
繋がっている部分も、揺れて揺蕩う乳房も、感じてる顔も、すべて夜の街を見下ろす格好。
その状態で深く突き挿れる。……思った以上に反応していた。締まりがさっきの比じゃない。
ユーノは恥ずかしさのあまり両手で胸を覆ったが。
その手を片手で取り外した後、また両手で両脚を持ち上げた。
「やっ、いやぁっ!」
「誰も見ていない」
「そ、それでも……っ!」
「ユーノ。俺をもっと……興奮させろ」
はぁ、ふぅ、と彼女の首筋に熱い吐息を吹き込み。
肉棒を思いきり子宮内から穿つ。
こうしてみると彼女の腹の上からも自分のカタチがわかった。それを見てほくそ笑むと。
ドドドドッ――と連続して叩きつけた。
「あっ、あぅっ、…はうっっ!」
「…っ、ふっ、もっと……締めろ」
結合部から溢れ出る雫。それが窓の外へと飛び散っていく。
精液に混ざって透明な雫も降りてきた。潮を噴きだしている。彼女の感度が高まっているのが伝わった。
中が……。
彼女の触手が棹を扱いている。
今まで纏わりついて先端を吸い付いてくる動きしかしなかったのに。
上下に出入りさせながらグリグリと膜を捲りあげているうちに、いつの間にか。
いつか美月さんがオナホで扱いてくれたみたいに。
彼女の子宮内からそれに近いものを感じた。
ユーノを見つめる。
恥ずかしさで顔を背けているが、いつの間にか彼女の両手が、結合部へと伸びていた。
陰唇を愛撫しながら陰核と尿道口を自ら扱いている。
その卑猥な姿が――。
興奮の坩堝へと落とした。
たまらずギュッと腰を抱きしめる。
もう手を離しても彼女自ら両脚を大きくVの字に掲げている。それどころか動きに合わせて膣全体で吸い上げていた。
ユーノ……。
おまえ、――最高の女だよ。
俺の理想の女、そのものだ。
何回俺を惚れさせるつもりだ。
世界がおまえを奪うというのなら。
俺がおまえのすべてを――奪ってやる。
「あうっ……!」
窓の下の出枠に彼女の身体を押し倒し、背後から子宮の最奥を突き上げた。
ユーノの手が縋りつくようにカーテンを引っ張り、衝撃で金具ごとカーテンが落ちた。
構わず後ろから抉り込む。激しい動きに腰そのものが追いついていないが、膜を巻き上げながらひたすら。
両胸を鷲掴みにして海老ぞりに背を曲げるほどの勢いで犯していた。
最初は激しい動きについていくのがやっとだったが、――やがて。
自ら動きに合わせて内部で引き込むようになってきた。
「…は、あ……だいぶ……ついてこれるように、…なったじゃないか」
「んんっ……! ふ、っ、……ああぁっ」
「ほら……ユーノ……雲が、……晴れてきた」
「……っ?!」
月明りが再び彼女の身体を照らした。
ユーノは振り返って懇願するような泣き顔になっていたが、――それを見て微笑んだ。
おまえのイく顔をこの狂った世界に晒すんだ。
俺だけのものだと見せつけてやる……!
ラストスパートに近い動きで彼女の腰を持ち上げて縦横に、斜めに、下から上へと、あらゆる角度から突き込んでいく。
ユーノは両手で必死に窓枠にしがみついて、背後の男の動きを享受するがままだったが。
子宮孔がブルブルと震えて膣内も瘧のように震えがとまらなくなっている。イきかけて、だけど踏みとどまっていた。
動きを一旦とめてみる。
まさにイこうとする直前で動きがとまった。
ギュウッ――とキツく締まる結合部がたまらなく気持ちいい。
そうだ、そうやって……締めて、俺をイかせろ。
「あ、……ひ、どい……」
「ユーノ、泣くな」
「な、んで……ひっ、く……」
「俺をイかせるんだ、おまえが」
「うぅっ……ど、……やって?」
「自分の子宮の中を、もう把握できてるだろ?」
「パパのを……引き込んで……」
「そうだ、そのまま引き込んで扱き続けろ。俺は動かない。このままおまえの中だけで動かすんだ」
「……む、……り……だよ」
「ユーノ。俺をイかせないなら、――ずっとこのままだ」
「…………」
「腰を動かすのだけ補助してやるから。……できるな?」
ユーノは、泣きながら。
身体の奥にいるたくやを感じ取ろうと、子宮内の触手を動かし始めた。
その動きに――。
背すじが震えるほどの快感が走った。初めて彼女自身の意志が加わった感覚器。今までは自分が動くことでついてきたソレが。
動かない男根を刺激しようと、全体に絡みついて……吸盤のように吸い上げて……上下に扱きあげている。
……ドクン、……
鼓動がひと際高くなった。この感覚――覚えがある。
ユーノが最初の第一次性徴を迎えた日に、眠っている彼女をクンニした。
あのときの興奮と同じ感覚だった。
欲しいと思ったのも……。
あのときが最初だった。
「…っ! ああぁぁっっ!!」
尿道口を思い切り引っ張りあげた。
半分イきかけたせいか、すでに限界まで膨らんでいた。先端に指を挿しこみ、強い刺激を与えていく。
「で、出ちゃ……っ」
「ユーノ、教えてやるよ。おまえの初めての潮吹きはな、俺がもらった」
「……っ?!」
「可愛かったよ、とても。眠りが深くて快感をそれほど味わえなかったはずなのに、俺の舌に感じて痙攣して、あっさりとイったんだ」
「パパ……が……?」
「後でセーレスにめちゃくちゃ怒られたよ。でも……」
結合部に指を入れながら尿道口を優しく摘まんでは引っ張り、彼女の排尿感を引き出していく。
「あのときのおまえがあんまりにも可愛くて……。俺さ、我慢できなくて、そのあとも何度も眠ってるおまえを襲ったんだ。眠ってるフリしてたのは知らなかったけど」
「…………」
「こうやって、ココを引っ張って利尿させたりもした。この指の動き……覚えてるか?」
「……うん」
「悪い娘だな、黙ってされるがままだったなんて」
「パパが……ユーノを……おかしくしたんだモン……」
「もっと……俺がおかしくしてやるよ」
顔を近づけると、求めるように目を瞑るユーノに、深く口づけた。
右脚を高く持ち上げると、ユーノが自ら腰を動かして深く挿入させようと動き出した。手助けするように腰を掴んで子宮奥へと捩じりこむ。
だが彼女の触手による動きが貪欲に扱きあげてきた。
たまらず前かがみになって動きに身を任せて身体に覆いかぶさると、甘い喘ぎ声が窓の外まで届くほど高く響いた。
もうなにも考えられない。
誰に見られようと、誰に聞かれようと構わない。
気持ちよすぎて眩暈がする。
快楽が身体を突き抜けていく。
ユーノに愛されることが、これほど気持ちいいなんて……。
彼女に導かれるようにそのまま動かずに熱い飛沫をぶちまけ、それと同時に強く引っ張った尿道口から噴水のように長く尾を引いて黄色い雫が飛び散った。
床の溜まりを苦笑して見つめ、――ビクビクとイった痙攣がおさまらない彼女を。
宝物のように後ろから強く抱きしめた。
幕間その2と連動しております。
その3はどうしようかな。続きは書きたいけれど。
目標は達成できてよかったです。(ユーノから動いてイかせる)
あとですね、Lesson12の終わりあたりで。
たくやの「イきたいけどイきたくない」という性癖が治ってます。