無駄に長くなってしまってすみません。
ちょっとオリジナル要素あります。
――ハ、ァ……、ハァ、ハァ……
セーレスの腰を掴んで抜き取ろうとしたが、彼女の手がシーツを固く握りしめているのを見て。
まだイこうとしてる諦めの悪さに、荒い息をそのままに再び彼女の中へと回しながら挿れた。
彼女の中の膣襞が抵抗するかのように激しく収縮する。それをグッと堪え、抉り込む動きを再開した。
いい加減……。
諦めろ、と腰を強く掴んだ。背後から奥の閊えをグリグリと抉る。
彼女がその動きでイけないのはわかっているが、それでも男根を離すものかとばかりにキツく締めつけてきた。
締めるどころか、吸い寄せてきている。奥へ奥へと――彼女が子宮の中へと誘い込む動きをしていた。
言ったよな、俺。
二人目は諦めろって。
もうこの中で出すことはしないって言ったにも関わらず……。
「セーレス、……ユーノが泣いてる」
もうやめようと暗に告げた。奥の部屋で娘の泣き声が確かにしていた。お乳を求めているのか、それともお湿りか。
すでに夜明け近く。いい加減こっちも疲れてきた。
だがセーレスは後ろの男を睨みつけて、なおも吸い込む膣襞の動きを強くしていた。
俺も頑固なほうだけど、……彼女も相当諦めが悪い。
仕方ない、とそれまで我慢し続けていた精を彼女の膣内へと解放した。
セーレスがその感触に手のひらをバンバンとシーツを叩きつけてくる。
そこじゃない、と大声で叫ぶ意識に晒された。もっと奥で出して欲しいと言っているのが聞こえるけど。
「あのな、ユーノ泣いてるの聞こえるだろ。もう終わりにするぞ。早くお乳を飲ませてやれ」
ずるい勝手に終わらせるな卑怯バカ嫌い大嫌い――。
はいはい、と罵声を浴びながら彼女の中から抜き出した。
抜く感触すら彼女の抵抗を感じる。纏わりついて離れようとしない。絶妙な締め具合に思わずまた絞り取られそうになった。
相当イきたがってる。
そりゃ一晩中イかせてないから無理もないが。
後ろ髪をひかれる思いで膣内から出すと、股の間から零れる大量の精液を、彼女が零すまいとするかのように膣口をギュッと絞り上げていた。
そのささやかな抵抗すら奪うかのように、彼女の膣内に指を入れて中を掻き出した。
セーレスは。
ひどいひどいひどい、と何度も何度も頭の中で叫んでいた。
セーレスの機嫌はなかなかなおらなかった。
もう二度としない、と言ってるかのように身体に触らせてもくれない。
肩を抱き寄せようとしたら足を踏まれて逃げられた。
仕方なく――。
こうして一人で晩酌をしている。
今夜は無理そうだ。
昨夜ほとんど寝ていないにも関わらず、睡魔も訪れない。酒でも飲めば眠れるかと思いきや、ますます目が――というより下半身の熱が引いてくれなかった。
彼女の身体を思い浮かべるだけで……。
それにしても昨夜のセーレスは最高だった。
性器が変化したせいもあるかもだけど、あんなふうに誘い込む動きをしてくるなんて。
あんな卑猥な動きになってくれただけでも、イかせなかった甲斐がある。
一度くらい子宮内で出してやれば、機嫌を損ねずには済んだかもしれないけど。
あの動きを一度でも味わってしまうと……。
もう二度とイかせたくなくなった。
思い出しただけで背筋がゾクゾクする。彼女をもっともっと淫乱にしたい。それこそずっとイかせずに俺のを求めて泣いて縋りついて欲しい。
……と言いたいところだけど。
セーレスは負けん気が強い。もともとの性格かもしれないが。彼女が泣いて縋りついてきたのって、実はほとんどない。
アナルビーズを使ったあの時だって怒りがほとんどで、欲しいとは一言も言わなかった。
俺の心の中を全部わかってるせいなのかもしれないけど、もはや夫としてすら見られてない気がする。
彼女からしてみれば、理不尽なセックスばかりする困った男といった印象なのだろう。
別に本当に泣かせたいわけじゃない、辛い思いをさせたいわけじゃなくて、むしろその逆。
よすぎて欲しがる姿が見たい。
しかしこう何度もイかせずに一晩中喘がせていたら、もう彼女の警戒を緩めることはできないだろう。
どうにかして……。
彼女を泣かせたい。
性欲に素直で淫乱なセーレスをどうやって手に入れようと悶々としながら、酔えない酒を飲んでいた。
いつもの日課を済ませ、帰路についていたとき。
彼女の悲鳴が頭の中に響いた。
「……っ?!」
意味不明な言葉が絶叫となって意識を貫いていく。
今までこんなの聞いたことがない。――なにがあった?!
「セーレス!」
慌てて家に戻ると。
庭先で乾いた洗濯物を取り込んでいたのだろうか、あたり一面にシーツやら服やらが地面に散らばる中で。
セーレスが倒れていた。
「……おいっ?!」
意識がない。
起こしてみるが、完全に気を失っていた。いったい――なにが?
ハッとしてユーノを探した。いつも彼女が抱きかかえているから近くにいるはずだが。
ユーノは。
埋もれた洗濯物の中できゃっきゃっと笑っていた。見たところどこにも怪我とかはなくてホッとした。
タオルを引っ張って遊んでいる。ユーノは心配なさそうだが。
セーレスは……。
頬に触れてみるが、ピクリとも動かない。急に不安になり、彼女の口をこじあけて口づけした。
舌を掬い上げ、咥内をかき回してみても、反応がない。
おい、起きろよ。なにがあった?
心の中に語りかけても、意識がない。
仕方ない、気付けには度が強い酒だが、これでも飲ませるしかない。
持っていたワインを口移しで彼女に飲ませた。コクリ、――と飲み込む音が聞こえたと同時に。
彼女の目がうっすらと開いた。
「よかった、気がついたか。どうした、なにがあった?」
セーレスの目が見開かれて、ギュッと首に腕がまわされた。……怯えている。
いったいなにに……。
「……蛇?」
彼女の意識が、洗濯物に蛇がいたと告げていた。
そ、そこ……とおそるおそる彼女が指さす。
そこといっても、ユーノがその辺の洗濯物をしっちゃかめっちゃかに荒してる。いたとしてももう逃げたかもしれない。
一応その辺のものを適当に拾い上げてみるが、どこにもいなかった。
「いないよ。どこかに行ったんじゃないか?」
セーレスはまだガクガクと震えて、たくやの腕にしがみつき、背中からギュッと抱きしめてきた。
その怯えた様子に苦笑して、彼女を胸の中に抱き寄せた。
「大丈夫だよ、毒さえなければ蛇なんて大人しい生き物だ。ほら、ユーノをご覧。あの娘が蛇を追っ払ったみたいだよ」
セーレスはまだ心の中でこわいこわいこわいと呟いていた。
……よほど深窓のお嬢様だったのだろうか。
たかが蛇でこの怯えよう。
そんな彼女の顎を手に取り、優しく口づけをした。
「……ん……、……」
落ち着かせるためのキスだが、……なんだか熱い。
彼女の鼓動が伝わる。鼓動が激しい。なんだこれ?
セーレスを見ると、目がとろんとして息が熱かった。
……あ。
さっき気付けに飲ませたワインか。
まさか。
たったあれだけの量で酔ったのか?
そりゃ度数はキツいけど、ほんの一口しか飲ませてないぞ。
セーレスの意識はまだ怯えていたが、キスの感覚に酔いしれていた。
動きについていきながら痺れるような咥内の熱さにたまらないといった表情をしている。
「…………」
……酔っている。
こんなにアルコールに弱いとは思わなかった。
たった一口でこれだ。さらに飲ませたらどれほど自我をなくすだろうか。
彼女の意識がまだ混乱していた。蛇はいや蛇は怖い蛇はいない?
いないよ、と安心させるようにさらに深く口づける。
セーレスの手が頭の後ろにまわされてきた。もう俺を求めるスイッチが入っている。このままベッドに行こう。そう心の中で言うと、彼女がコクンと頷いた。
なし崩し的に彼女の許可を得た。
しばらくケンカ状態だと思っていたが、こうなるとむしろ蛇に感謝したい。
セーレスをギュッと抱きしめ、さらに口づけを深めていき、口づけながら――。
手に持つワインを、口移しで飲ませていった。
これは――チャンスだ。
酔っている今なら、彼女を意のままにすることもできるかもしれない。
内心は落ち着かせる目的でワインを飲ませた。最初は嫌がっていたが。
飲んでいくうちに、やがて身体の内側からの熱を持て余し、俺の腕に縋りついて助けを求めるようになってきた。
もしかして……。
酒を飲むのは初めてなのか?
自分にいま何が起きているのかもわかっていないようだ。
なにをしたの、と心の中で問いかけてきた。
「ワイン、飲んだことない? この家の地下室にたくさんあるけど」
あるのは知っていたらしい。
だが飲むのはなぜか禁止されていたとか。
禁止……?
よくわからないが、どういう家の出身なんだ。
ベッドに運びこもうと彼女を抱きあげた。
ユーノが、と手を伸ばす彼女に再びワインを口移しで飲ませた。
「君を運んだ後にかごに戻すよ。もう少し飲む?」
もういい、と顔を背けるが、構わず飲ませた。もっと――もっと酔って欲しい。
ユーノのことなど忘れるくらいに。俺のことしか考えられないように。
「ユーノ、おいで」
彼女をベッドに寝かせてから、娘を抱き上げて洗濯物を拾った。
その中から――スルリ、と。
白い蛇が洗濯物の中から現れ、森の奥へと消えていった。
へえ……。
すごく綺麗な蛇だ。あんなのを怖がったのか。
ユーノを籠の中へと戻し、彼女の額に軽くキスをする。
しばらくママを借りるな。さっきおっぱい飲んだから大丈夫だよな。
ユーノが俺の指をちゅうちゅうと吸い出した。そのくすぐったい感触に笑みが零れる。
どうやらまだ飲み足りないらしい。
それにしても……。
また大きくなった。まだ生まれて二週間くらいしか経っていないのに。
もう一歳児くらいになっている。
この分だとこの娘の誕生日を迎える頃にはどれほど成長しているのか。
嬉しいやら寂しいやら。
そんなに早く大きくなったら、別れも早くなるじゃないか。
いつまでも俺の傍にいて欲しい。……俺の娘。
「……っ??!!」
また。
彼女の悲鳴が木霊した。
なんだ、なにが起きた?
慌てて寝室に駆け寄ると、セーレスがベッドの下へと転がり落ちて枕を抱えていた。
「どうしたっ?!」
窓際を指さし、そこにまた蛇がいたと震える手でしがみついてきた。
見るが――どこにもいない。
そんなに怖いのか、と彼女の身体を抱きしめた。しばらく落ち着くまでこうしていよう。
床に座りこんだままセーレスを抱きしめていた。髪に手を絡め、落ち着かせるようにもう片方の手で胸や腰を愛撫していく。
その感触に次第に落ち着いてきたようだった。頭の中で――。
酔った彼女の意識が、まるで昔の記憶が映像のように流れこんできた。
「……え?」
なんだ、これ……?
なにをされてる……?
彼女を見下ろしてみるが、酔っていて記憶が漏れている自覚がない。だがそれは鮮明な記憶として再生されていた。
蛇に――犯されている。
体内に、……膣内に、尻穴に、蛇が次から次へと、潜りこんでいた。
内部を蛇で噛まれ続け、膣内を荒されていた。噛んだところから媚薬のような成分が広がり、その感覚に何度も達せさせられて、あろうことか子宮孔にまで入りこもうと……。
蛇は何匹も穴を目指していた。セーレスは泣いて耐えていたが、麻痺したように身体が動かない。
まるで……。
性の拷問だ。
こんなことを……されたのか。
いったい、誰に……!
彼女の記憶では、彼女の痛覚や快感だけしか伝わらず、周りに誰かがいたようだがその全容を知ることはできなかった。
蛇を恐怖したのはこのせいだ。
こんなことをされれば誰だって……!
セーレスが震える手で背中にしがみついてきた。
……かわいそうに。
辛い記憶を思い出させてしまった。
俺が酒なんか飲ませたせいで。
いや、蛇を見たときにすでに記憶がよみがえったのか。それがアルコールのせいで記憶のカギが外れてしまった。
俺が……。
忘れさせてやる。
蛇なんかよりももっともっと気持ちよくさせてやるから。
セーレスを抱き上げ、ベッドに横たわらせると。
求めてくる彼女に応じて深く口づけをし、服を脱がせ、彼女の膣内へと指を挿し入れた。
……熱い。
思った以上に中が熱を持っている。かなり酔っているようだった。だからなのか、彼女はいつも指での愛撫を嫌がるが、その気配はない。
嫌がる理由もなんとなくわかった。蛇に犯された感覚がよみがえるせいだ。
指でGスポットを優しく撫でると、ため息のような吐息が聞こえた。
感じて欲しい……もっと。気持ちいいことだけを考えてくれ。
はあはあ、と吐息があがる彼女を見て、近くに置いてある水差しを取った。いつもセックスが終わった後、喉が渇くために置いてある。
酔い覚ましもかねて彼女に水を口移しで飲ませた。もっと、と欲しがる彼女に促され、何口か飲ませていく。
酔いは醒めそうもないが……。
気持ちよさそうに目が虚ろになっていた。
たまらない。
こんなセーレスを見るのは久しぶりだ。なすがまま。まるで抵抗がない。
「セーレス……挿れるぞ」
コクコク、と彼女が勢いよく頷いた。早く欲しいと意識が伝えてきて、もうたまらず指を抜いて中が蜜で潤っているのを確認すると。
かたく太くなっている自身をゆっくりと味わうように挿れた。
――あ、つ……い。
火傷しそうなくらい熱い。しばらく動くのは無理だった。慣れるまでこのままジッとしてるしか。
セーレスは動かない男根を襞全体を使って絞りあげていた。その動き……いまされると。
くそ……イくわけには。
なんとか射精を耐えしのぐ。ある程度コントールできるとはいえ、それでもかなりキツい。
仕方ない。
彼女の服の紐を引っ張り上げ、それを棹の根元に巻きつけた。あとで怒られるかもしれないが、今はこうするより他に手はない。
それほど彼女の中がヤバいものになっていた。
酔って意識がゴチャゴチャで、酷いことをされた記憶と、俺にさんざん抱かれた記憶が混ざりあって流れてくる。
一緒にされたくはないが、彼女にとっては同じことなのだ。苦しいのと気持ちいいのが同じくらいの意味を持っている。
グチュッ――と回し込んだ。
いつもはこの動きを耐えるかのように噛み締めているが。
今は酒のせいで襞を捲りあげても追いすがるように求めてくる。そうだ、この動き……。
最初に彼女の性器が変化した時もそうだった。
俺の精を欲しがっている動きだ。膣内射精でも彼女はイこうとしている。
ただ――。
あの記憶がそれを妨げていた。
そりゃ蛇に犯されてイかされ続けたら、誰だって……イきたくないだろう。
…………。
なんてひどいこと、されたんだ。
そいつらを殺してやりたい。
セーレス。
俺が君をイかせてやるよ。
「……は、ぅ……」
感じる吐息を耳元で確かめて、襞を捲った。
二度、三度……ゆっくりと感じる部分を亀頭の先で抉り、追いすがる彼女の膣襞をもっと味わおうと動きを少しずつ早めていく。
セーレスの意識が、次第に快楽に満たされていく。
それに気を良くして、内部の熱を煽るようにリズムを変えて腰を固定させて彼女をイかせようと感じる部分だけを引き出していった。
セーレスが目の前の男に、涙を浮かべて微笑んでいた。
こんなふうに愛されることが幸せでたまらないといった表情を浮かべている。
俺も……。
君を虐めたいと思ったけどさ。
もうそんな気もなくなった。
必要なら子宮孔を貫いてやってもいい。だけど。
今は――こうして。
膣内で俺のを隅々まで味わってくれ。
彼女をひっくり返して、腰を持ち上げる。
手をベッドの手すりに掴まらせ、さらに動きを速めて、彼女の中が絞りあげてくるまでまわしながら抉った。
ブルブルと内部が痙攣し、熱い蜜が絡まり、それすらも媚薬となって。
根元の紐を解き、一度中で弾けると、また再び同じ動きを繰り返していった。
何度か彼女が達したのを見届けて、気を失ったセーレスを抱きしめていた。
髪をかきわけて額にキスをする。満足そうな寝顔。いつもセックスした後は辛そうだが、こんなふうに満たされた顔の彼女が見れただけでも、イかせてよかったと思う。
それにしても。
なんだったんだ、あの記憶は。
いつ――されたんだ?
そう昔のことではない。ここに来る前。何かの儀式のようなものに見えた。
あんな儀式があってたまるか。
そこから逃げてきたのか。
ギュッと強く抱きしめた。
二度と……彼女を奪わせるものか。
俺が守るから、ここでずっと、俺と一緒にいてくれ。
セーレスの目から涙の跡を唇で舐め取り、唇を軽く吸い上げた。
目が覚めたら、もう一度。
今度は酔いも醒めてるだろうから、意識のはっきりしたセーレスを愛の言葉で満たしながら抱いてあげよう。
隣の部屋からユーノの泣き声が聞こえる。
……その前におっぱいだな。
そろそろお腹が空いてきた頃だった。
たくやは、基本的にはセーレスに酷いことはしません。
いじめたいと思ってるときはありますが。
なるべく自分の欲望を抑えてます。
タカが外れたのはユーノを抱いてからです。
まあ、それでも。
一晩中イかせなかったことは多々ありますけど。