なんか続いてしまいました。
妄想がとまらなかったんです。(謝罪)
――ガチャリ。
家の施錠を終えた。
といっても誰も来ないが、念のためだ。
親父は海外出張でつい3時間ほど前帰ってきたが、亜由美さんを連れて再びフランスに飛んだ。彼女の手助けが必要だと言う。なんの手助けだか知らないが。
亜由美さんも会社帰りだったにも関わらず、親父を見るなり条件反射でついて行ってしまった。
つまり。
この家には誰もいない。
そう、俺と……彼女以外、誰も。
目を覚ましたらそのことを言おうか。
誰もいないのだとわかれば、どう反応するだろう。
逃げるかな。
逃げようにも逃げられないようにしたけど。
さて。
……そろそろ目を覚ますはずだ。
自室に戻ると、ベッドの上でまだ意識のない彼女を見下ろし、その姿をほくそ笑んで見つめた。
ベッドの端に座り、彼女の頬を撫でる。口元には――ギャグボールを噛ませてある。
そして両手は引っ張り上げるように両端を拘束具で繋ぎ、全裸で亀甲縛りを施し、膣内にはローターを埋めた。
もちろん入れる前にローションをたっぷりと注ぎこみ、尻穴にもローションでかなり慣らしてある。
我ながら。
彼女に教わった縛り方だが、うまく出来たと思う。両脚を折り曲げた状態で局部を曝け出すような姿。芸術的にすら思えた。こんな卑猥な姿を芸術的といえるかどうかはともかくとして。
目隠しはやめた。自分の姿をまじまじと見て欲しかった。
もともと彼女に誘いをかけ、ノってきたのは彼女のほうだ。
いくらおねだりしても美月さんの家にあがらせてくれないので、逆に俺の家に来てはどうかと言ってみた。
教師が生徒の家を訪問するのは別に不自然なことじゃない。
そう言って誘いをかけた。もちろん、そういうことをするためなのだと匂わせて。
最初は渋っていたが、親父の部屋を前から見たがっていたのを知っていたので、それを餌に連れ込んだ。
もちろん親父達が出かけた後だ。
彼女はまだ何も知らない。知らせていない。だから。
俺がどうしようと、何をしようと、美月さんはどうすることもできない。
……美月さん。
こうでもしないと、あんたを手に入れられない。
もう俺、ケリをつけたいんだ。
いつまでも中途半端な関係はやめにしたい。
俺の本気の気持ちを、これ以上躱されるのはいやだ。
卑怯だといくらでも罵ればいい。……だけど。
本当の卑怯者はあんたのほうだ。
「…………ん、…………っ?!」
目が覚めたらしい。
10分くらいしか効き目がないよ、美月さんに前にもらった睡眠薬。
「……っ、…………ふ、……んっ……んんんっっ」
必死になって身じろぎするが、自分の姿を見てさすがに顔が青ざめている。
目の前で見下ろしている俺を、彼女のキツイ目が射貫いてきた。
さすがにそりゃ怒るか。
だけどな。
あんたに同じようなことされたの、俺はまだ覚えているからな。
「絶景だよ、美月さん。さすがスタイル抜群なだけあって、卑猥な恰好でも美しいな」
「……っん、んぅぅっっ」
「ローター入れてるのわかる? ほら、動かしてやるよ」
――ブイィィィィ……
いきなり最強で動かすと、彼女の身体がビクビクと上下に持ち上がった。
コントローラーは彼女の右太腿にくくりつけてある。彼女の太腿を優しく撫でながら、最強から強、弱、また最強と、動きをめちゃくちゃに弄った。
魚みたいによく跳ねる。そんなに気持ちいいのか。
「んっ、……んんっ、……ふぅ……っ」
「何か言いたそうだな。……ああ、こんな格好、誰かに見られるかもしれないと怯えてるのか。心配しなくても俺以外、誰もいないよ。親父も亜由美さんも、今頃フランスの空の下だ。そうだな、あと二週間は帰らないかも」
「……っ?!」
「じゃなきゃ美月さんを呼んだりしない。……俺の誘いにのったあんたの負けだ」
美月さんの目が――驚愕に見開かれた。
必死に両手を動かそうと拘束具を動かすが、女の力で取れるほど皮のベルトは緩くない。どれほど動かしても無駄だ。
彼女の指に指を重ね、上から覆いかぶさるようにして言った。
「……美月さん。毎日飲んでるだろ、避妊薬。調べてみたら、一日一錠飲むのが避妊効果が高いんだってね。つまり飲むのをやめれば妊娠できる。そうだな?」
これだろ、と彼女のバッグからピルケースを取り出し、それを窓の外にバラバラと捨てた。
それを目を見張って見つめる彼女に、フッ、と見下すように笑った。
「俺の子を孕んでもらうよ。そうだな、避妊効果が切れる明日までずっと中出しし続ければ、さすがにデキるんじゃないかな。だよね?」
彼女の目が。
なにを考えてるの――と言っていた。
そんなことすれば、どうなるかわかってて言ってるの? ……とでも言いたいのか。
「だって子供でもできないと結婚してくれそうもないだろ」
彼女の傍に近づき、縄で縛られた胸を鷲掴みながら真顔で言った。
「確かに俺はガキだよ。だけどな――あの男のガキがそんなに欲しいのかよ! 知ってるぞ、あいつとヤるときだけピルを飲んでないってことくらい!」
ギュッと痛いくらい胸を揉むと、彼女が痛みに顔を顰めたが、……それ以上に。
痛いところを突かれたという悔やむ表情を浮かべているのが見えて、ますます確信してしまった。
くそ……っ!
美月さんが龍蔵寺とホテルで逢引した後、彼女が別の部屋で俺を呼んだとき、あるものを見てしまってまさかと思っていたけど。
やっぱりそうだったんだ。
彼女のバッグの中のカプセルが未開封だった。
シャワーを浴びている間にこっそりと見てしまった。見るんじゃなかったと思ったけど。
OCと書かれた箱。避妊薬だった。それが未開封のままで、彼女は龍蔵寺と行為をした。
帰ってからネットで調べてみたら、一日でも飲まなければ避妊効果は得られないと書いてあった。
俺とホテルでした時は――。
彼女がトイレに行っている間にまた見て、その封が開いていたことに、もうため息しか出なかった。
「……そんなに龍蔵寺と結婚したいのか。あいつのどこがいいんだよ!」
彼女は女の武器を使ってでも、つまり妊娠してでも、あの男を手に入れようとしている。
それがわかった瞬間、――頭の中で何かがキレた。
美月さんが顔を背けている。
そんな彼女の口元のギャグボールを取り外し、乱暴に唇を貪った。
舌でがむしゃらにかき回していると、いつものねっとりと絡みつく彼女の舌が、優しくついてこようとしていた。
……舌を噛むかと思ったのに。
なんでこんな、最初のときのキスみたいな、……あの時俺を酔わせたのと同じキスなんだよ。
ふぅ……と軽く吐息を引いて口を離すと、彼女がうっすらと目に涙を浮かべていた。
「なに……泣いてんだよ。泣きたいのはこっちのほうだ」
「……ごめんなさい。先生のことが……好きなの」
「…………」
「どうしようもないくらい……。だからたくやの気持ちには、応え…」
その先は聞きたくなかった。
唇を塞ぎ、ローターを抜かずに肉棒を突き刺した。太腿のバイブレーターを動かして、その振動を味わいながら奥へと動かしていく。
内部はローションのおかげでなんの抵抗もなく子宮口までローターが届いた。その振動を孔で直接感じ、彼女が慄くのを感じながら。
ローターを子宮内へと亀頭の先端で押しやった。
「……っっ!」
このまま子宮内で振動を感じて、イき続けてればいい。
何度も孔を出入りさせながらがむしゃらに腰を振った。卑猥な恰好も相まって、動きがより加速されていく。見た目以上に興奮した。膨張がちっともおさまらない。
美月さんがさっそく潮を噴きだしてきた。膣口がもうイったままの状態の動きをしている。
「ふ、うっ……どう、だよ……、拘束プレイと、監禁プレイの……味は」
「……っ、ん、……くっっ」
「悲鳴、あげたら……どうなんだ。近所にも聞こえるくらいあげれば、誰かが助けに来るかもな。この恰好を……見に」
なおさら悲鳴など上げられないだろうな。
美月さんが歯を食いしばって悲鳴を押し殺していた。いつもだったら遠慮なく喘ぐのに。
腰を持ち上げる。
彼女の尻穴にアナルプラグを挿し込んだ。かなり太めの拡張するやつだ。それを一気に貫いた。
その状態で再び膣内へと挿入し、グリグリと尻穴の方へ刺激するように回すように動かしていく。
この動き……あんたに教わったやつだよ。
俺の尻穴に同じものを突っ込みながら、挿入されると締まりがたまらないって、そう言ってた。
自分の尻穴で俺と同じ体験をしてみるがいい。
「んんぁぁっっ!!」
彼女の中が道具で乱暴にされることでより一層動きが洗練されてきた。ほとんど生き物みたいに纏わりついて、吸い付いてくる。
やっぱりそうだ。
快楽を引き出すのがうまい。痛みすら彼女はより悦楽したものへと変化させる。もう魔性の女としかいえなかった。
ローターを引っ張りだした。
糸を引いて膣口から現れたびしょびしょのそれを、太腿のリモコンごと引っ張って床へと投げ捨てる。もうこれは必要ない。
再び深く挿入し、最初の射精感がこみあげてきたのに身を任せ、彼女の子宮口に先端を突っ込んでグリグリとまわした。
「美月さん……出すぞ」
言わなくても迎え入れるかのようにさっきから子宮が下りてきていた。ローターですっかり麻痺したのか、それとも女の本能で求めるのか。
突き入れて思いきり出した途端。
彼女が結合部から溢れるほどの潮を噴きだして、ほぼ同時に達したのがわかった。
今までで……。
こんなに満たされた絶頂はない。
縛られたままの彼女の尻を揉みながら、一滴残らず注ぎこみ、イった表情で震えている彼女の唇を乱暴に重ねた。
はあはあ、と荒い吐息を吹き込み、こみあげる嘲笑を抑えることができなかった。
「……こんなものじゃないぞ。もっともっと、子宮が膨れるくらい中に注いでやるからな」
「……ふ、……っ、……こ、んなこと……したって」
「龍蔵寺の子か、俺の子か、どっちかわからないってのか? どっちにしろ妊娠確実だろうな」
「出せば……いいじゃない。好きなだけ。できるかどうかなんて、わからないわよ」
「言ったな。飲んだのが今日の朝なら、明日の朝まで効果は続いてる。明日の夜までずっと中に出し続けてやる」
美月さんは……笑っていた。
やけくそになっているのか、それとも本当にできるわけないと思っているのか。
俺は。
考えてみると妊娠ってどうすればできるのか、深く考えたことがなかった。
そして、子供が出来たとして、そのあとどうするのかということも……。
ただこの時は、彼女を手に入れようと、それだけしか考えていなかった。
たくやまだ16歳くらいだからね、仕方ないね。
あと避妊はちゃんとしようね。
中出しすれば妊娠するのかというと、そういうことでもないです。
まあたくさん出せば確率は確かに増えますが。