※この作品はR-18です。

【YU-NO】たくやくんの女性遍歴   作:千月華音

70 / 120
終わりませんでした。(謝罪)
しかも長文です。ご注意を。

※オリジナル設定が混ざってます。


番外編~神奈過去編4~

 

 

 

「はぅ、あ……んぁぁ……あ、っっっ」

 また……イった。

 彼女のイき顔は下から眺めても絶景だった。何度見てもその美しさに見惚れてしまう。

 騎乗位で繋がった状態でもう二時間近くこうしている。なのにちっとも動きがとまらず、むしろ彼女の腰使いはどんどん卑猥さを増していた。

 俺のをこんなに貪欲に求めるなんて。

 精子だけじゃない。俺のペニスが固く熱く膨らむのを導いている。その感触を彼女が欲しているのが動きから伝わった。

 そう。

 もういくら出しても意味のない射精を、彼女は――神奈は求めていた。

「広大、……さん」

「なんだ?」

「どうして……出して……くれないの?」

 子宮口に自ら亀頭を擦り寄せて、俺の種付けをせがむその可愛い口を、……たまらなく感激した。

 腰を掴んで引き寄せる。

 ようやく動いてくれるのかと期待して顔がほころぶ神奈に苦笑しつつ、一度だけ奥の閊えを抉るようにまわした。

「あ、……んぅ、……ちが、……そうじゃ、なくて」

「出さないよ」

「な、……んで?」

「お腹の子に悪影響が出たらどうする?」

 神奈の腹部の下を手で撫でる。

 このなかに、……命が宿った。

 まだ妊娠初期。本当なら性行為も危険だ。ねだる彼女に押される形で繋がったが。

 コンドームもつけてないのだ。ついに在庫が切れた。買ってくる、と言ったが、彼女は無しでの行為を求めた。

「我儘な女だ。このうえ中出しまでさせるつもりか?」

「だ、だって……」

「流産しやすい時期なんだろ。だからゴムを買ってくるって言ったのに」

「……広大さんのを、感じたかったんだもん」

 可愛いことを言う。

 もう俺は、神奈に溺れていた。

 こうして昼夜を問わずセックスしまくってるのが何よりの証だった。

 ――ピンポーン

 チャイムが鳴った。

 誰だ、こんなときに。居留守だ。どうせ勧誘か宅配だろう。

 だが神奈は気になるのか、しきりと背後のドアを見ていた。

 そんな彼女の腕をグイっと引っ張る。

「いいから。続きをするぞ」

「でも……」

「誰が来ようと関係ない。ドアさえ開けなければ誰も入れないんだから」

 いや。

 一人だけ鍵を渡している。

 鍵というか暗唱キー。彼女だけは入ってこれるが、しかし。

「……やっぱり、こうなっていたのね」

 ドアが開いた。

 目が見えないはずなのに、俺たちの交合がわかるのか。

 恵子がそこに立っていた。

「け、恵子さん」

「おはよう、神奈ちゃん。もうお昼だけど。昼食まだでしょ? 作りに来てあげたわ」

「恵子……おまえな……来るなら来るって」

「言ったところでこうなっていたでしょ。神奈ちゃんはまだ高校生なの。なのにあなたって人は」

「恵子さん、あの、これは私から」

「待て。恵子。なんで俺たちがセックスしてるってわかるんだ」

 わからいでか、と彼女がドアを蹴り上げた。

 その音と衝撃に、思わず小さく悲鳴があがった。俺の。

「さっさと服を着なさい。神奈ちゃん、お腹の子のためにも、性行為はほどほどにしてね。これは老婆心からの忠告よ」

「はあ……あの……ごめんなさい」

「謝る必要なんてないわ。全部この人が悪いんだから」

 俺のせいかよ。

 そう思って恵子を見たが、……目を剥いて睨んでいた。

 はい、俺のせいです。

 なにせまだ転校すらしてないのに、神奈を妊娠させてしまったからな。

 おかげで学校にも通えなくなってしまった。

 だが、神奈は本来、とうに成人をすぎている年齢だ。

 見た目が16歳だから高校生をしているが。

「……恵子さん、あの」

「なあに?」

「私も、お昼ご飯、作ります。下で待っててください」

 じゃあ早く来てね、と言うとドアを閉めて出て行った。

 ふう、と一息ついて、委縮した自身を再び動かした。

「あっ、ちょっ……だ、だめっ」

「一発だけだ。すぐ済む。イきそうだったのを中断されたんだ。頼む、すぐ終わるから」

 それに。

 下のリビングに恵子がいると思うだけで興奮する。

 すぐに勃起した。そのまま奥深くを抉るように突くと、神奈はあっという間に快楽を取り戻し、あがりそうになる悲鳴を片手で押さえながら熱いペニスを感じていた。

 

 

 

 

 

「神奈ちゃん、つわりは?」

「まだ……ないです」

「そう、よかったわ。でもたぶんこれから酷くなると思うから、辛かったら言ってね。薬を作ってあげる」

 食事後、食器を二人で洗いながら楽しそうに会話していた。

 恵子はなぜか神奈を相当気に入っていた。

 同じ漂流者同士、気が合うのかと思ったが、……それだけではないようだ。

 おかげで。

 神奈とこうして愛人関係を続けることもできた。

 もちろん、ビンタどころではすまないほど殴られたわけだが。

 それで済んだと思えば、恵子が神奈を気に入ってくれただけでもよかった。

「ところで聞いてみたかったのだけど」

「はい?」

「神奈ちゃん、一次性徴でとまってるのよね。三次性徴は来たの?」

 なんの……話だ?

 耳を傾けていたが話の意味が理解できない。

「来てないと……思います」

「そう。やっぱり二次性徴がないと来ないのかしら。でも妊娠したのなら来ていてもおかしくはないのだけど」

「待て、さっぱり話が見えない。さっきから何を言ってるんだ」

 一次とか、三次とか……成長? ……整腸? ……性徴?

 当て字がこれくらいしか思い浮かばん。

「あなたには関係ないことよ」

「待ってください、広大さんにも関係あります」

「だけどね、神奈ちゃん。あなたまだ三次性徴、迎えてないんでしょ? それともこの人にされたの?」

「まだ確信は持てませんが……」

「だから! 俺にも関係あるってなんだよ!」

 ああ、もう、と恵子は面倒くさそうに話しはじめた。

「デラ=グラントの女性はね、遺伝子操作されて、あっという間に成長するの。それは知ってるわよね」

「聞いたよ。途中で成長がとまるってやつだろ」

「第一次性徴期は、幼少から少女に至る異常速度。生後半年くらいでいまの神奈ちゃんの見た目になるわ」

「な……?」

「第二次性徴期、これは外部の手助けが必要なの。内容は人によるけど共通しているのは、快楽の発現。処女を捧げなければいけない女性もいれば、処女開通なしでそれを迎える女性もいる。それをしなければ成人女性にはなれないの」

「マジか……」

「大真面目よ。第二次性徴で成人女性になれば、見た目はそのままで数百年も生きることになる。神奈ちゃんみたいに一次性徴のまま成人してしまえば、もうこれ以上大人の見た目になることはできないわ。だけど」

「第三次性徴があります。これは性行為でしか発現しません。性器の……変化です」

「性器?」

「個人差があるの。どこがどう変わるかは、人それぞれ。私は陰核の噴出よ。あなたも見たでしょ」

「あ……あれ、か」

 あけすけに言う恵子に呆れたが、……あれには驚いた。彼女のクリトリスから潮が噴き出したのだ。そんな構造、この世界の女性ではありえない。

 それで彼女が本当に異世界の住人だという確信が持てたのも確かだった。

「それが……神奈にもあるというのか?」

「心当たりはないの? あなた何度も神奈ちゃんとセックスしたでしょ?」

「いや、おまえみたいな卑猥な変化はどこにもないぞ」

「誰が卑猥だ。そうしたのはあんただろ」

「やめてください、ケンカは」

 腕まくりをして殴りかかろうとする恵子を、神奈の手が制した。

 このままだと本当に殴られそうだったから助かった。

 しかし……。

 そんな身体の変化があったのか。

 ただ見た目が若いままとまるものだけかと思っていた。……性器の変化。

「妊娠してるなら、確かめようがないしな……」

 ポツリと呟くと、恵子が鬼のような形相でこっちを睨んできた。

「セックス禁止します。出産するまで一切禁止」

「……そ、そんな」

「繋がらなければなにをしてもいいわよ。それで我慢なさい」

 恵子にしてはまともな譲歩だった。

 なにしてもいいのか。

 でも挿入なしで、それは……生殺しに近い。

「広大さん、私、フェラ得意です」

「え? ほんと?」

「こら、神奈ちゃんに何をさせる気だ。神奈ちゃん。こんなヤツに奉仕することないわよ」

「おまえ言ってることが違うだろ!」

 だけど。

 恵子のおかげでいろいろわかった。

 ――そうか。ならば神奈が産む子供も。

 急速な成長をするかもしれない。

 そのための準備もしてあげねば。神奈はこの境町から離れられない。離れたら死んでしまう。

 産まれる子供と、神奈。二人とも守ってやりたい。

 

 

 

 

 

「ん、んぁ……はぁ、ん……」

 恵子が帰ったあと、早速。

 神奈をバスルームに引っ張って二人で身体を洗いながら行為を……。

 セックスは禁止されたので。

 愛撫しながら洗い合っていた。

 繋がれないのがもどかしいが、考えてみれば神奈は妊娠初期だ。言われなくてもそうするべきだった。

 お腹の下のほうを撫でてみる。

 恵子より先に身籠らせてしまった。まあこうなるだろうとは思ったが。なにせ毎日のように中出ししまくっていたから。

 神奈も途中からピルを飲むのをやめてしまった。

 俺の子供を欲しいと言ってくれた。……嬉しさでどうにかなりそうだ。

「広大さん……」

「ん?」

「赤ちゃん……なんて名前、つけますか?」

 気が早いな、と苦笑しつつも。

 そういえば考えていなかった。

 男なのか女なのか、それによって名前も変わる。

 産まれてからつけても遅くはないが。

「そうだな……君の名前にちなんだ名前にしようか」

「私の?」

「神か、奈の、どちらかを一字与えるってのはどうだ?」

 ふふふ、と神奈が微笑んだ。

「男の子だったら神、女の子だったら奈にしましょう。男の子のほうが壮大な名前になりそうです」

「はは。どっちでもいいんだけどな。君の子だったら男でも女でも可愛い子が生まれるよ」

 早く産まれて欲しい。

 思いきり可愛がってやりたい。それこそ目にいれても痛くないほど可愛がる自信がある。

 神奈とは結婚できないが。

 日本ではなぜ重婚が許されないのだろう。

 古代では当たり前の慣習だったのに。

「……どうしましたか?」

「いや、……ちょっと別の研究テーマが浮かんでね。それも今度調べてみようかな」

「どんな?」

「君と結婚したいんだ。もちろん恵子と結婚する予定だけど、重婚できる法律ができるような研究論文を作ろうかと」

 神奈は目を丸くした。

 そして首筋を引き寄せて、まるで諭すかのように唇に軽く触れてきた。

「そんなことしなくても、神奈は十分幸せです」

「神奈……」

「広大さんの子供を宿すことができたんです。これ以上の幸せを願っては罰があたります」

 ……なんて可愛いことを言うんだ。

 たまらず、彼女を浴室の壁に押しつけて背後から膣入口へと亀頭をあてた。

 さっきまで指で弄っていた陰唇がビクッと震える。内部からチョロチョロと彼女の愛液が漏れてくるのを、亀頭でなすりつけるように動かした。

「あ、……だ、め……入れちゃ……」

「先端だけだ。鈴口しか入れない。それならセックスにはならないだろ?」

「そんな、の……ちが……」

「ほら……君も欲しいって言ってる」

 グチュ――と陰唇を割って指で襞を捲ると、その刺激だけで神奈は立っていられなくなるほど感じていた。

 何度抱いても、彼女の感度の良さにはため息が出る。同じ女でもこうも違うものかと恵子と比較してしまうが、神奈の身体はどこもかしこも性感帯の塊のような、淫らな反応をしていた。

 よいしょ、と身体の軽い彼女を抱き上げて浴槽へと移動する。

 まだ体重は変わらない。もともと小食な方だった。もっと太らせたいと思っているが。

 言えば神奈はむくれてしまう。黙っていよう。

 暖かい泡風呂の中へと二人で入る。

 ジャグジーを最大にしてマッサージもかねて入浴剤を入れた。ふわりと舞い上がる泡を神奈は楽しそうに握りしめた。

「気持ちいいかい?」

「はい、とても」

 ジェットバスの泡が直接身体を刺激する。その中で彼女の膣内へと再び指を差し込んだ。

 同時に胸を揉み、首筋を吸い上げ、再び性感を刺激する。

 神奈は自ら足を広げて身を委ねてきた。

「あ、あぁぁ……」

「なんだかこれだけでイってしまいそうだな」

「だ、って……気持ち、いい……」

「神奈……」

「はい……」

「足を浴槽にかけてごらん。両脚、だ」

 そんなことをしたら、と神奈は驚いて振り向くが、俺の真剣な顔を見て頬を染めた。

 さして大きくもない浴槽だ。もともと一人用のジェットバスだった。その中に二人で抱き合っている。

 神奈は。

 おずおずと、右足から浴槽の縁へと乗せた。その彼女の身体を後ろから支え、少しだけ身体を浮き上がらせる。もう片足を乗せやすいように。

 左足が浴槽の縁を跨いだ。

 正面から見れないのが惜しいほど、淫らな姿だった。限界まで開いた足の間で、彼女の秘部が泡に隠されているが、泡を少し取り除けばもう内部すら見えるほど晒されている。

 しばらくその姿をまじまじと見た。

 神奈は恥ずかしそうに俯いている。だが震える乳房と足の付け根が、彼女の興奮を表していた。

「あ、ぅ……」

「綺麗だ、神奈……最高に可愛い」

「こ、んなの……広大さん、にしか……」

「俺のがあたってるのがわかるか?」

 彼女の尻の間に、硬い勃起した自身を擦りつけた。はう、と熱いため息を漏らして、我慢できないのか、自ら膣襞を指で広げはじめた。

 なんて……淫らな……。

 奥までは入れない。だがこんな姿を見て我慢なんてできるか。

 亀頭の先を彼女の指ごと潜りこませた。

「あぅぅんっっ」

「く、ぅぅ…っ」

 熱い。

 湯だけではない沸騰するような熱さ。入口からしてこうなのだから、最奥は果たしてどれほど茹っているのか。

 ……いや。

 さすがに熱すぎないか?

 神奈を見る。頬は染まっているが、額に触れてみても別に熱があるようには感じなかった。体調はどこもおかしくない。

 なのに、……なんだ、この熱は。

 ぬめりが凄い。愛液の量も尋常ではない。股の間を欲情を取っ払って見てみるが、別に血が出ているわけでもない。いつもと同じ彼女の膣襞がそこにある。

 不思議に思いつつも、鈴口でまわすように動かした。

 ……う、お……。

 めちゃくちゃ熱い。いや、これ、下手したらイってしまう。滑る蜜が興奮剤にしかならなかった。感触が……膣襞の、陰唇の、纏わりつく感触が、……たまらない。

 はあはあ、と息があがっていった。もう我慢できない。彼女の足を両手で抑えつけて、限界まで広げさせたまま抉るように膣裏を突きまわした。

 神奈が一番感じるところ。膣入口の裏側のザラつく部分。

 そこを重点的に抉り続けると、もう神奈は耐え切れずに膣奥から放尿のような潮を大量に噴き出した。

「あぁぁぁっっ……!!」

 イってる彼女に構わず、なおも亀頭の先だけで刺激していく。

 ……奥まで入れたい。

 その気持ちがどんどん膨れていく。だが踏みとどまる。神奈は妊娠してるんだ。こんなふうに絶頂することだって本当はいけないはずだ。

 彼女の膣襞が吸い上げだしてきた。

 バキュームのような吸引力。……俺、いつもこれを根元で味わっていたのか。それでなかなか出なかったんだ。こんな強く吸い込まれたら輪精管だって塞がれる。

 神奈の膣内が男の精を本能で求めていた。

 出してやりたいが、しかし……。

 入口に出す分には問題ないのか?

 子宮に出すわけにはいかないが、膣内でもその入口にぶちまけるくらいなら。

 それにここは浴槽の中だ。出したあとすぐに洗い流せる。もともと泡やら湯やらがすでに入りこんでいる。

 神奈を見下ろして、彼女の欲求が顔にも表れていることを確かめた。

 振り向かせ、口づける。神奈は無言でコクコクと頷いた。

「……出すからな」

 神奈がギュッと腕を首にまわしてきた。もう限界まで広げている足をさらに広げ、グイグイと押しつけるように吸い込みを続けている。

 あ、……熱い。

 忌避したくなるほどの熱さ。バスタブでしたのは失敗だったのかもしれない。湯の熱と合わさってさらに熱量が増している。

 だが。

 ここまできてやめられるか。

 彼女の燃えるような膣襞で、もう興奮がやまなかった。睾丸を精一杯振り絞って爆発したように膣裏の一点へとぶちまけた。

「くぅ、お……っっ」

 射精が……射精がとまらない。

 さっき二階の寝室で終わり際にしたとき、最後の理性を振り絞って外に出し、彼女の腹の上に射精した。

 急いでティッシュで拭ったが、神奈はもったいなさそうに指で掬い取って舐めていた。そんな彼女に申し訳ない気持ちだったが、中に出すわけにはいかなかった。

 ゴムさえあれば出していたかもしれないのに。

 いやそういう問題でもない。妊娠してるのに挿入したのだ。子宮奥までは突かなかったが、それでも絶対よくない。

 もし流産でもしたらどうする。

 責任もとれない。神奈は一度流しているんだ。そんな目に遭わせられるか。

 聞けば30年ほど前のことだという。貧困の中、栄養失調の母体に耐え切れず、早産で生み落としてしまった。

 そんなかわいそうな思いをした神奈を、再び傷つけるような真似などできるか。

 絶対に流産などさせない。俺の子供だ。俺と神奈の初めての子だ。

 大切に、大切に、産むまでは彼女を守り抜かないと。

「あ、……ぅ……んん」

 神奈がやっと注がれた精液に満足するかのように、柔らかな笑みを浮かべて陶酔していた。その美しさに見惚れたが、慌てて接合部を見下ろしてみる。

 ……よかった。

 奥までは入ってない。

 膣襞を指で捲り、中指で奥を探ったが、そこまで精液が入っている感触はなかった。……ホッとした。

 指で精液を掻き出していく。

 我ながらなんという量を出したのか。溜まっていたとはいえ……。

 そう、妊娠発覚して以来、今までセックスはしなかった。今朝久しぶりに繋がった。

 二週目だという。嬉しそうに報告した神奈を抱きしめ、しばらくセックスは自粛すると宣言したが。

 神奈は嫌がった。

 そんな彼女を愛おしく思ったが、わかって欲しいと何度も言った。だが、……負けた。

 まさかその久々のセックスの最中に、恵子がやってくるとは思わなかったが。

 しかし……。

 この膣入口の熱、あまりにも……。

 指ですらふやけるほどの熱さだ。

 ペニスの熱も彼女の熱に煽られていた。この熱さはいったいなんなんだ。

「……広大さん」

「ん?」

「そこ……熱いですか?」

 指でグチュグチュと掻き回していた膣入口を、神奈が苦笑するように呟いた。

「熱いなんてもんじゃないよ。俺のが溶けそうになるかと思った」

「……やっぱり、そうだったんですね」

「なにが?」

「私の第三次性徴……それが膣襞の熱量です」

 え……?

 これが、そうなの……?

「今度体温計で測ってみてください。おそらく60度は超えてます」

「そ、そんなに……?!」

「瞬間的にですけど。広大さんに私のGスポットを開発されて、それで性器が変化したんだと思います」

「君のGスポット……」

「ええ、……ここ」

 彼女の手が、膣入口裏の部分をなぞるように導いた。

 神奈は嬉しそうにそこの部分を俺の指で撫でまわした。まるで大切なものを触って欲しいかのように。

「そうか……。俺、君の性徴を導いたんだな」

「ええ。……感謝します。あなたがいなければこうはならなかった」

「感謝される謂れはないよ。君が好きだからこうしたんだ」

「私でも……ちゃんと子供ができて、ちゃんと女になれることができたんです。広大さんのおかげです」

 デラ=グラントの女性は、……遺伝子改造されている。

 それはおそらく権力者の性玩具として扱われるため。

 だけどそんな世界でも、女性たちは性の発現を生きる喜びとしているのだ。

 いつか。

 俺たちの子が、その世界に旅立つことがあるのだろうか。

「……神奈」

「はい」

「身体を大切にするんだ。産まれるまで俺が君と赤ん坊を守ってやる」

 ギュッと抱きしめる。

 もう俺は、神奈の存在がかけがえのないものになっていた。

 

 

 




すみません。
二人のいちゃいちゃをもっと書いてみたくなりました。
それで、構想もとい妄想がどんどん膨らんでいきまして。
神奈が出産するところまで書きたいです。
いや、出産後も。
子供はいなくなります。
どうやっていなくなるか、そこまで考えました。
原作にはない設定です。
そこまで書けるかどうかわかりませんが、お付き合い頂けると嬉しいです。
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