神奈の右脚を持ち上げたと同時に。
彼女の膣内を――抉った。
「……あぁぁっっ!」
まずは小手調べだ。親父にどう愛されたのか確かめる。
やつがこの中を蹂躙したのならわかるはずだ。この襞がどう反応するか。
「あっ、……っああ、ぅっ」
……やっぱり。
あのエロ親父、ただ突くだけじゃないと思っていたが。
神奈をちゃっかり開発していた。
俺の動きに合わせて内部の膣襞が蠢いていた。どころか蜜の量が半端ない。ただ濡れるという反応を超えていた。
男が女の絶頂を感じるのは、溢れ出す潮と愛液の量、それと男根を締めつける動きだ。
わかりにくい女もなかにはいる。美月さんがいい例だ。表情を見て判断するしかなかった。つまり殆ど潮を噴かなかった。
イったのかどうかを聞いたこともある。だが俺が射精するのを感じて楽しんでいた。そう、美月さんはイくより俺をイかせることで快楽を得ていた。
彼女が内部を痙攣させるのは殆どが俺をイかせるための動きだった。
その優越感が彼女を昂らせていた。
だが神奈は。
こんな乱暴に抉りとるような動きでも感じている。
突くだけではなく、襞を捲って引き裂くように動き、女が一番感じやすい土手裏側の敏感な部分――Gスポットがよくあるのがここだ――そこをかなり激しい動きで執拗に突いても。
神奈の膣内はより愛液を滴らせて徐々に締めつけを強めていた。
間違いなくイっている。
それもイきっぱなしの状態だ。
こんな動きで……かなり乱暴に動いているにも関わらず。
……されたことがあるのか。
俺みたいに動きまわられたことが。
この反応はそうとしか思えない。
美月さんはこの動きについてこれなかった。動けば動くほど委縮して追い出そうと内部が震えた。それを許さずに暴れまわると、ただ蹂躙されるがままに悶えていた。
……あの野郎。
神奈をどれだけ好き勝手にしたんだ。
これで感じるなんて相当酷い抱き方をされたはずだ。
まさかこの、――奥も。
「……んぁ、……はぅっ、ん」
子宮口のリング周りを亀頭で抉り取る。
まるで……生き物だ。
俺の亀頭を舐めまわすように吸い上げてくる。こんな動きをするなんて信じられない。
最初に神奈を抱いたとき、あまりにキツく先端を締めつけ、その強さに驚いたが。
あれなんてまだ可愛い動きだ。
試しに少しだけ入口付近の襞を持ち上げてみる。
「ふぁ……あん……」
うお……!
なんだこれ。襲いかかってくる。俺の攻撃を読んでるかのように亀頭に食らいついてきた。
こ、これ……。
美月さんにフェラされたときに、カリを歯で刺激されたあの恐怖に似ている。
このままこの口にとどまっていれば食いちぎられるかもしれない。
それくらい凄まじい吸引力だった。……そうか。
あの路上で半泣きで神奈に縋っていた男は、この動きをされたのか。
ほとんど無理やりイかせられてたもんな。
こんなのされたら誰だって陥落する。
あの親父も、――これをされたのか。
いまわかったよ。
あんたが神奈を手放せなかった理由が。
この動き。
子種を求める女の本能そのものだ。
神奈にこれほど深く求愛されて、それでも彼女を自由にさせたのか。
独占欲の塊みたいな男のくせに。
神奈の背を見つめる。
撓らせて身悶えている。……感じている。俺の射精を求めている。
こうやって親父にねだったのか。
……聞いてみようか。
経験はあるだろう。あの男は避妊しなかったはずだ。
「……神奈」
顎を手に取って振り向かせ、抉りまわしながら口づけた。呼吸を落ち着かせてから耳元で囁くように聞いた。
「……親父の子を産んだのか?」
「……っ」
その反応で肯定しているようなものだった。
……くそっ!
あいつ、神奈に子供を作っておいて、――よくも。
隠し子がいるくせに亜由美さんと結婚しやがって!
「その子は……いるのか?」
「い、……いません」
「……?」
「亡くなり、……ました」
「……なぜ」
「神奈の……せいで……あの子……蒔奈は……」
それ以上聞くのは酷だった。
神奈を後ろから抱きしめ、動きをとめる。
少しだけ震える身体を優しく手で撫であげた。
「神奈。……それ以上は言うな」
「…………」
「俺が君を身籠らせてやる。こんなに吸いつくここに好きなだけ出してやるよ」
「……無理、……です」
「無理じゃない」
「神奈はね、……もう子供を作れないの」
…………。
妊娠ができないのか。
いや。
そんなことはないはずだ。
さっきから内部の熱が伝わってくる。……たぶん、いや、きっとそうだ。
この感触には覚えがある。
図らずも美月さんとプレイした経験が教えてくれた。
「神奈」
見せるより彼女によりわかりやすくするために子宮奥に侵入した。
「んぅぅ……んっ」
分け入った途端に男根を締めつけてきた。……だが耐える。
経験はあるが、美月さんにここまですることはしなかった。
だが、――神奈には。
直接感じることで実感してもらいたかった。
「は、ぅ……ん」
「ほら、神奈……中に入った」
「あ、……熱い……たくやくんの」
「熱いのはそれだけかい?」
「……?」
「ここから溢れてきているのが俺のにあたって、ぬめっているのがわかるだろ?」
――グチュ……
子宮の中で動かしてみる。
愛液では説明がつかない凄まじい量の濡れ方。それを男根でかき回すことによって彼女の胎内で音を響かせた。
「そ、……そんな……」
やっと気づいたのか、神奈の身体が徐々に震えてきた。
確かに。
こんな状態のときに子宮内侵入をするとか、俺も大概だが。
「うそ……」
「凄いな、こんなに出るなんて。次から次へと湧いてくる。さすがに出たほうがいいよな、いくらなんでも生理中にこれはマズイ」
「うそ……でしょ……」
「神奈、子宮の口をちょっと緩めて……くっ、う……ぬ、抜けない」
「た、たく、や……くん……」
「ん?」
「か、神奈の身体に……なにをしたの」
振り向いた彼女の顔は、怯えたように戸惑っていた。
何をそんなに驚いているんだ?
時期がズレたとかだろうか。
「なにって、ご覧の通り。今も君の子宮内にとどまったままだけど」
「こ、これ……この音……ホントなの?」
「どれ、ちょっと見てみるか」
彼女を横抱きにして繋がった部分を見下ろす姿勢にした。
量が凄まじいせいもあって、結合部からも経血が漏れてきていた。
あらためて見ると興奮する。
前もプレイしたことはあるが、あのときは美月さんが乱れて大変だった。
「ほら、見ての通り。ここが浴槽でよかった。まあお湯は真っ赤になるけど仕方ない」
「…………」
「神奈。どうする? このまま続けてもいいけど、こういうプレイはしたことないか」
「……ホントに、出てる」
「実はさっき動いたときも中が熱とぬめりでなんとなくわかった。わかったけどとめられなかったんだ。あんまり気持ちよくて。こうやって子宮内に入るとよくわかる。これ結構興奮するんだよ」
「……たくやくん」
「うん?」
「赤ちゃん……出来ると思う?」
泣きそうな顔で。
神奈が俺を見上げてきた。
その表情がまるで縋りつくような切なさのこもった眼差しで。
たまらず、彼女をギュッと抱きしめた。
「できるさ。君をいくらでも妊娠させてやる」
「……うん」
「子供ができたらちゃんと産むまで生きるんだ。絶対に死なせない。死なせるもんか」
「たくや、……くん」
「なんだい?」
「昔……ずっと前に……大切なものをもらったの」
「……?」
「ひとつは……広大さんから。神奈の性感帯を開発してもらいました」
「あいつ……」
「そのことは感謝しているんです。それまで不感症だったから」
「そう、……なのか?」
「抱かれても、……あまり感じなかった。絶頂が、なかったんです。それを広大さんが教えてくれた」
「…………」
「もうひとつは……」
それを言いかけて。
神奈は口ごもった。
代わりに。
子宮ごと俺を締めつけてきた。
「く、ぅ……っ」
「たくやくん、このまま……続けて」
「いいのか?」
「中で出して、たくさん。……お願い。今しか感じられないと思うから」
生理中でしか味わえない快感を、神奈が求めている。
背筋に興奮が走った。
脈動が――強まる。
この中を蹂躙できる。
それは、……今まで経験したことがない最高の悦楽を予感した。
途中できりました。すみません。
長くなりそうで……。
本当はこの後も延々と続くのですが。
いったん落ち着いてみます。ていうか書きなおしてます。
続きはもう少しお待ちください。