過去話なので番外編にします。
――1年前
「――有馬教授!」
研究室に戻ろうとしていたときだった。
レポートを胸に抱えた学生が走り寄ってくる。……危ないな。あんなに急いで走ったら。
そう思った矢先、目の前で彼女が足を躓きかけたのを。
両手を拡げて抱きしめた。
「大丈夫か?」
「あ、……ありがとう、ございます」
誰だったかな。
学生は多いが、こんな可愛い娘は見れば忘れないと思うが。
支えている手が自然と触れた胸の大きさに、かなりの巨乳だとわかった。G……いや、Hカップくらいあるな。
「あの……」
いつまでも離さない両手に、彼女が戸惑うように見上げてきた。
おっと。
つい胸の柔らかさを堪能してしまった。
手を離すと、レポートを目の前に差し出して頭を下げてきた。
「……?」
「こ、この論文、教授の説を裏付けるための各地の伝承をまとめてます。ご一読ください!」
手を震わせてレポート――論文を読めと言ってきた。
この手の学生は何度か遭遇したが。
こんな分厚い論文は初めて見たな。
手に取ってパラパラとめくってみる。……なるほど。よくまとめている。現地調査もしてるのか。…………。
「……どうですか?」
目の前の女を見下ろした。
名前は――
俺の説を裏付けるどころか……これは。
「君の専攻は?」
「……は、はい。地政学と物理学を」
「井上教授のゼミにいる学生か。彼女の論拠に沿っているな。河内野君、もっと話を聞きたい。一緒に研究室に来てくれ」
「は、……はい!」
手を引っ張って歩き出す。
……この女はヤバい。
何がヤバいって、自分の凄さがわかってないのがヤバい。
他の奴に目をつけられる前に俺のものにしてしまおう。この女がいれば、――あるいは。
神奈の命をのばすことができるかもしれない。
研究室の扉を閉めたと同時に。
彼女の唇を奪った。
「んんっ……?!」
何をされているのかわかっていない顔だ。
……まさか、初めてか。
それは大変申し訳ない。
だがもう手遅れだ。
俺にあの論文を読ませた君が悪い。
そしていまはコンドームを持ってないんだ。最近ご無沙汰でね。神奈とも10年近く会っていない。
なので。
こっちの穴を使わせてもらう。
「ふぅっ、んんんぅぅっっ!!」
口づけながらスカートをたくし上げ、下着の中に指を忍ばせていく。
ポケットから携帯用ローションを取り出し、素早く彼女の尻穴へ塗りこめてから。
両尻を鷲掴み、持ち上げて、……一気に。
根元まで貫いた。
「……っっ!!」
言葉も出ないのだろう、目を見開いたまま硬直している。
やってることはレイプそのもの。
だが、貫通した途端、彼女のアナルは蠢いてきた。
……受け入れている。
この女、俺に好意を抱いている。こうまでされて感じるということは、ほぼ間違いない。
俺に惹かれている。
キスがだんだん蕩けだしてきた。舌を伸ばして応えてきている。俺の動きに合わせようとしていた。
涙を零しながら。
彼女はアナルセックスを受け入れていた。
「……きょ、う……じゅ……」
「広大、だ。そう呼びなさい」
「こ、……うだい、さん……」
「いくぞ。……そこのソファに跨って、足をもっと広げるんだ」
来客用のソファだが革張りなので汚れは簡単に取れる。
片足を高く掲げた淫らな恰好で尻穴を深く穿つ。ローションのおかげで動きは滑らかだが、男根の圧迫感が苦しいのか、身を捩ってひり出そうと動いていた。
むしろ。
それ、逆効果。
「……亜由美。そんなに俺のペニスが欲しいのか?」
耳元で低く囁くと。
彼女は頬を真っ赤に染めて、恥ずかしそうに頷いた。
「お、お腹が……熱いです」
「もっと熱くしてやるぞ」
「……え?」
「もっと力んで、俺のを捩じりこむほど締めつけろ。そうしたら……出してやる」
彼女の背が、ビクンッ――と大きく震えた。
興奮、……している。
驚いた。
処女かどうか知らないが、……おそらく処女だろう。反応が初心者だ。なのに。
俺の煽り文句に、どんどん欲情してきている。
言葉だけじゃない。このアナルも……。
吸い寄せてきている。排泄の動きじゃない。飲み込もうとする動きだ。尻の中を犯されているというのに、この女、感じようと全身で俺を味わっていた。
そんなに――。
俺のことが好きなのか。
そうでもないとこの動き方はできないぞ。
勢いでレイプしてしまったが。
なんだ、慌てることはなかった。他のやつに奪われる前に虜にしてやるつもりだったが。
最初から俺の虜になっていたのか。
「あ、ぅ……んん……」
喘ぎながら言われた通りに締め上げてきた。
可愛い女だ。
望み通り、出してやるよ。
「……んんぁ……っっ」
腸内奥へと熱い精液を注ぐと、一度も触っていない膣内から潮が噴き出してきた。
ソファがびしょ濡れだ。
まあ革張りだから問題ないが。
「あ、……の」
「ん?」
「どうして……こっちに入れないのですか?」
プッ、と噴き出した。
まるで神奈みたいなことを言う。
「コンドームを持ってないんだよ」
「……避妊ですか?」
「学生を孕ませるわけにはいかないしな」
「あ、あの……亜由美なら、気にしません」
「……?」
「広大、さんの……子供が……欲しいです」
…………。
本気にさせてしまったか。
もともとそのつもりだったが、……仕方ない。
「俺と結婚してくれるか?」
「……っ!」
神奈には。
言いたくても言えなかった言葉だ。
なのに、この女を利用するためならこうも簡単に言えるのか。
抱きついて離れない亜由美を、再び口づけて、また尻穴へとペニスを挿入した。
「んんぁぁっっ……!」
夏季休暇に入った大学構内。
人の気配はほとんどなかった。時折、所用で訪れる講師が通り過ぎることはあるが。
それがまたいい刺激になる。
誰かが通り過ぎる気配を亜由美の耳元に囁くと、彼女の膣内は柔らかく締めつけてきた。俺のを気遣うようなその締めつけに、彼女の想いが伝わってくる。
もちろんコンドームはつけていた。
何度か彼女は外すように言ってきたが。
そのたびに子宮口を突き破って噴射するように射精すると、ゴム越しに感じる子宮内射精で彼女は満たされたような蕩ける表情になっていた。
亜由美を妊娠させる気はない。
結婚はするが、それは彼女を意のままに操るためだった。
だが。
こっちの穴には出してもいいだろう。
亜由美を背後から抱きしめ、ソファの上で両股を開かせた。咥えこんでいる膣内が震え、彼女の羞恥が伝わってくる。
幾度か焦らすように腰を揺らすと、耐え切れないかのように背後の俺に懇願する顔を向けた。
「亜由美。学内でこんなはしたない恰好をしているが、いいのか?」
「あ、……うぅ……」
欲しいのはわかっている。
最初にアナルを貫いた衝撃が癖になり、その後何度か彼女のアナルを拡張し、弄りまわし、感じるように開発した。
両脚を持ち上げ、尻穴に指を一本入れた。それだけで彼女の口からため息が漏れた。
「お、……お願い。……入れて」
「なにを?」
「わかってる、……くせに」
「入れて欲しいならちゃんとおねだりするんだ。前に教えただろう」
神奈は躊躇なく卑猥な言葉を並べたてて、俺の嗜虐心を刺激した。
だが亜由美はそういうタイプではなかった。
「あ、……亜由美を、……いじめないで」
肩を震わせながら子宮口が口づけてくる。幾度か出した精液が詰まったゴムを、求めても得られない精子を欲するかのようにしきりと口を伸ばしていた。
なんて可愛い動きだ。
そんなに欲しいならいくらでも射精してやるぞ。
こっちの穴にな。
「あぅぅんっっ!」
男根を抜き取ってすかさずゴムを外すと、指で拡げていた尻穴を勢いよく貫いた。
開発しただけはある。入れただけで吸い上げてきた。彼女のアナルはもう性器と化している。
カリで奥深くまで穿つと、その動きだけで彼女の膣内から涎のように愛液が次から次へと湧き出てきた。
またソファがびしょ濡れになるな、これは。
だが亜由美の愛液はほとんどローションみたいに甘くていい匂いがする。いくらでも濡らして欲しかった。
――カチャ……
微かに。
扉のノブが動く音がした。
そろそろ来る頃だと思っていた。
視線を向けずに目の端で入口の扉を捉えると、見覚えのある頭頂部が扉の窓越しに見えた。
扉には四角いガラス窓があり、中を見れるようになっていた。プライバシーの侵害だと教授共はよく言うが、今回ばかりは逆にありがたい。
そのまま隠れていろよ。
いまこの女とのセックスを見せてやる。
息子への性教育だ。いずれあいつは異世界にいる女と結ばれて娘を二人儲けることになる。
15歳だがもう性に目覚めてもいい頃合いだ。
女がどうやって喘ぐか、どうやって求めるか、……しっかりと見ていろ。
「……はぅっ! あ、……ふ、深いっ」
回すように捩じりながら奥へ奥へと突き上げていく。
膣とは違い奥の閊えがない分、限界まで深く突き挿すことができる。それにも増して硬度と膨張がさらに強まり、息子に見せている興奮が混ざって鼻息も荒くなっていった。
たくや。
そこから尻穴が広がっているのが見えるだろう。
亜由美のは開発済だが、ここでも男を感じさせる性器になるのだということを覚えておけ。
中の感触が伝わらないのが残念だよ。動けば動くほど、締まりがどんどんキツくなっていく。膣の複雑な襞とは違い、滑らかで動きやすい。そして。
この排泄をする動き。
出そうと奥から来る圧力、それと同じくらいの引き込もうとする動き。
これがたまらない快感を齎している。
最初の性教育にしては刺激が強すぎるか。
まずはアナルでイかせてやるからよく見ておけ。
「……亜由美。ケツ穴は、どうだ? さっきからクリトリスが勃ちっぱなしだぞ。俺のがそんなにいいか?」
「は、い……あぅ、ぅ……き、気持ち……いい……」
「とうとう言ったな。いつも恥ずかしがって言わないくせに」
「だ、って……い、いつもより……大きくて、硬いから」
「ああ、いま最高に興奮してるんだ。こんな場所で亜由美の尻穴を犯してよがらせてるんだからな。ほら、もっと腰を上げて咥えこむんだ。動きがとまってるぞ」
「あぅっ! ま、また……奥ぅ……き、た……っ」
もう亜由美は。
淫らな恰好を隠すこともなく曝け出し、アナルで感じるペニスの動きに酔いしれていた。
これはAVよりも迫力があるな。
録画しておけばよかった。まあ、息子に見せることができただけで良しとしよう。
そろそろイかせてやるか。
亜由美の身体を折り曲げ、上から突き刺す体位にした。こうすることで膣と尿道を同時に尻穴から攻めることができる。
ぐぅ、と息苦しそうに亜由美が喘いだ。だが尻穴を通して子宮のある部分を突くと、体位の苦しさも快感になるらしい。亜由美のイき顔を真正面から見下ろした。
口元を歪め、とまることなく激しく動き、突き刺し、抉っていく。
どうだ、たくや。
セックスというのはどっちに主導権があるかなんて関係ない。ただどちらも快楽の虜になって堕ちていくだけだ。
それがわかれば。
おまえにこの女も、そしていつか神奈も、俺から奪ってもらいたいものだが。
「あ、……あぁ、……っっ!」
腸壁がひと際強く締まり、亜由美の絶頂が動きから感じ取れた。
ご褒美だ、と耳元で小さく囁くと、彼女の腸内奥へと叩きつけるように射精した。
泣きながら腕を伸ばしてくる彼女に、優しく口づけながら残滓まで残らず解き放っていく。
繋がっている結合部から漏れてくる精液に、いつも以上の量を感じて苦笑した。
「こう、だい……さん」
「うん?」
「また……こっちにも……入れて」
陰唇を拡げておねだりしてくる亜由美に。
そろそろいいか、と酷薄な笑みを浮かべて彼女の耳元に囁いた。
「続きをしたいところだが、あいつが入ってこれなくて困ってるみたいなんだ」
「……え?」
「いまちょうど夏休みなんだよ、息子も。たまにこっちに来るんだ。ほら、入口を見てごらん」
「……っっ?!」
ちょうど扉の窓から、真顔でこっちを見ているたくやと目があった。
あいつ、表情もほとんど変えてないな。もっとも呆然としている可能性もあるが。
「い、い、いったい、い、いつ、から……」
震える亜由美を抱きしめ、乱れた服を着せてやった。
「紹介するよ、息子のたくやだ。まだ高校に入ったばかりの生意気盛りだが、かけがえのない一人息子だ。こっちには入ってこれないみたいだから後で君のことを紹介しておこう」
「……っっ! か、帰り……ます!」
亜由美は急いで服を直して、バッグをひったくるように抱え、準備室へと続く扉から出て行った。
これはあとでフォローする必要があるだろうな。
扉の外にいるたくやが。
こっちを睨んでいた。
あいつの感想をぜひとも聞きたいところだ。
広大のアナルセックス講座でした。
この時のたくやはまだ童貞です。(美月さんと付き合う前)
このセックスが強烈すぎて、たくやはその後抜けなくなりました。
むしろ悪影響だったのでは……。
広大が携帯ローションを持っていたのは、オナニーをするためです。
神奈絶ちをしているので定期的に自慰行為をしていました。
亜由美を襲ったのは性欲処理の目的もあったみたいです。