先ほど別のお話の分の投稿をするつもりがこちらに投稿してしまい。投稿を間違えました。申し訳ありません。
媚薬?
余談だが、海野家には空き部屋にカオリナイト専用の研究室がある。
実験器具が並ぶ本格的な研究室だが、彼女自身がまずその分野に精通している事。換気等もしっかりと出来ており、廃液処理も問題なく行えている事から、海野のお父様が研究室を持たせることを許したのだ。
しかもこれはカオリナイト独自の技術をフルに使い、研究室を部屋の位置より位相空間にずらせる措置まで取っていた。
これは当然、万が一事故でも起きて海野家にご迷惑をかけないようにする為の措置で、実際位相空間配置は上手く行っていた。
さすがにデス・バスターズのような巨大な空間の配置はできない物の、六畳間程度の個室を六倍程度に広げる事には成功している。
ここでなにをするのかと問われれば、当然実験である。カオリナイトは家政婦で、家庭教師で、海野ぐりおの婚約者。
しかし生来の気質としてこれまで学んできた学問に取り組むという研究者としての側面もあった。
尚、この研究部屋だが別にカオリナイトしか入ってはいけないという訳ではない。
海野の両親も、海野も、なんなら海野の学友たちも自由に入れる様にと、解放している。
中の様子は、薄暗い部屋に実験器具が机に並ぶというマッドな雰囲気だが、怖さを取り除けばただの研究室でもあった。
当然危険物も置いてあるためそれらは予め手の触れられない場所に収納し、管理は完ぺきにしてある。
「う、うっふふふ、出来たわ」
そんな実験器具の真っただ中でカオリナイトは白衣姿のままに笑う。ようやく自分の実験していた物が完成したからだ。
「試験管一本分にしか満たない物だけれど、これを一滴、水に垂らせば、あら不思議それなりに上等なワインの出来上がりとなる」
カオリナイトとて大人。ワインの一つもたしなむという物。ただあまりお給金で高い上質なワインばかりを購入していては酒代でお給金がなくなってしまう。
お父様とさしで飲むこともあるがその時はお父様の持ち出しで飲むので問題はない。
問題があるとすれば、それは海野との事であった。海野は、海野ぐりお、カオリナイトの愛する婚約者は中学生なのだ。
彼女は中学生とお付き合いをしている訳だ。中学生とのお付き合いで自分が何処かへ連れて行ってあげられない。何かを食べさせてあげられない。その様な事は大人として恥じである。
もちろん海野は、ぐりおは言うだろう。『カオリナイトさんと一緒に居られればボクは充分なのですよ!』事実そうなのだろう。だがそれはそれで自身の大人としての矜持が許さないのだ。
故に出費を抑えるためにとこんなある意味では馬鹿な物を開発してしまった訳である。
「まずはわたくしが被験者とならねばならないわね」
これで出来上がるはお酒。ワインである。カオリナイトの友人と言えば海野のご両親を別として、中学生ばかり。
つまり自分で試す以外に無いのである。まあ、お酒と言ってもアルコールの毒素を抜いたお酒なので身体に害はない。
ただし酔う。こちらはなんとも出来ない。中学生を酔わせるわけには行かない訳で。
早速用意した300mlほどの水が入るコップを用意し、傍に置いてあったビーカーの水を注いで、試験管の中身を一滴垂らす。
一瞬だけ発光したコップの中身は赤ワインの色に変化していた。成功だ。
「色味良し。香り良し。泡立ちは特になし……。それでは試し飲みを……ごく、こくっ、こくん」
喉を通り過ぎ、胃へと到達する液体。背の高いモデル体型の美女が水を飲む。それだけで充分に絵姿となる光景だ。
「ああ、これは確かにワインだわ。芳醇な香りに風味、味も甘酸っぱいローズの赤ワイン。我ながら上手く出来た物ねえ」
成功である。これを試作品として量産できれば、アルコールの毒性のない良質なお酒を販売する酒屋さんでもできるのではないかしら。
一瞬そんなことを考えるも、これは個人用に作った物。お金儲けが目的ではない。個人で楽しむべき為の物なのだ。
「ふふっ、少し酔いが回ったのかしらね」
彼女は成功の気持ちにハイになり過ぎた気分を一度覚まさせるためと、アルコールは無いとはいえ近くなるため廊下の扉を開き、お化粧室へと入っていくのだった。
「カオリナイトさあん」
茶色いボサボサの髪型に度の強いぐりぐり眼鏡。寝る前ではないが夜だからと青い上下のパジャマ姿な少年は、婚約者の姿を探していた。
勉強で聞きたいところがあるからだ。婚約者兼家政婦兼家庭教師なカオリナイトにはその義務がある。最もその場に居ればな話だが。
彼女とてプライベートがあるのだ。男としてみだりにそこへ踏み入ろうというつもりはぐりおにもない。
「う~ん、これはあれですかね。研究室ですかね」
研究室は本来六畳一間ながら、彼女の技術か何かで六倍ほど広く大きくなっている。別にそのことをどうこうというつもりは無い物の、部屋が広い分だけ声が通りづらいのだ。
「ここはまあ行ってみますか」
海野家の一番奥の部屋。廊下を歩きその扉の前までやってきたぐりおは、ごくりと喉を鳴らした。
薄霧の立ち込めるこの薄暗い研究室は、少しばかり怖いのだ。別に化け物が出たり、おかしな物の研究をしている訳では無い物の、薄霧立ち込める怖い雰囲気が慣れない。
この広い研究室にこたつを持ち込んで勉強会をした時の浦和さんなんて、実に平然としていて、水野さんもうさぎさんも平然としていて、自分一人だけがびびっている事が情けなく思えた。
以来、この部屋に慣れようと何度も何度も立ち入らせてもらっているが、お化け屋敷みたいでやっぱり慣れないのだ。
といって、いざという時はこの海野ぐりお。タキシード海野仮面となってカオリナイトさんを守るヒーローとなるのですが。その時は怖いだ何だと気にしてられません。
カオリナイトさんの為になら、この海野ぐりおは、文字通り死ねるのですから。
という事で、扉を開きます。
「失礼しまーす」
扉を開けると早速、薄暗い部屋がお出迎えしてくださいました。
相変わらず雰囲気が出てますね。霧みたいな靄も立ち込めているし、どうやってこの部屋の改造をしたんだろうかカオリナイトさん。
悪の組織に居た時の技術を少々使ったとか仰ってましたが、彼女、空を飛んだり、テレポートしたり、髪の毛を伸ばしたり、色んな超能力を使えるからなあ。こういうのも出来たりするんだろうなあ。
「と、いうか、居ませんね。カオリナイトさあん!」
実験の薬の中には危ない物もあるからと、それらを取り扱っている時のみ施錠してある研究室。それが開いているという事は、少なくともカオリナイトさんは在中だという事で。
「おトイレかな?」
彼女の前でそんな事いうと『レディの前ではお化粧室と仰いなさいデリカシーのない』って怒られちゃうんですけど。今は一人だし良いですよね。
浦和さんに水野さん、うさぎさんなんか呆れていた。
浦和さんには。
『海野さん、レディへのお言葉としてそれは少しばかり常識に掛けますよ』
かっこいい浦和さんに言われたらボクは言い返せない。うさぎさんの彼氏さんである地場衛さんとはまた違った魅力と男らしさが浦和さんにはあるのですよねぇ。
水野さんからは。
『海野くん、お勉強も大切だけれど、男性として磨くべきところも必要よ?』
優等生であり僕の勉強のライバルでもある水野さんに注意されるとぐうの音も出ない。
うさぎさんは。
『海野、あんたにデリカシーってもんを求めるのは非常に難しいと思う訳よ。でもね、彼女さん持ちに、ましてや婚約者さん持ちになった以上は男の何たるかを学んでいかなくっちゃ。モデルはまもちゃんよ』
衛さんを褒めていた。うーん、確かに衛さんって完璧なんですよねぇ。あんな男性が現実に居るなんて。
で、我が婚約者のカオリナイトさんはと言うと。
『ウフフフ、皆さんそう仰いますけれど、ぐりおもわたくしの為に命を懸けて下さった時、‟ボクは、海野ぐりおはカオリナイトさんの為なら死ねます”って仰ってくださったの。素敵でしたわ 』
そう擁護してくださったんですけれどもう、顔から火が出そうなくらいに恥ずかしかった。いや、本気ですけれどね。
しかしまあ机の上に並べられてるのは、試験管にビーカー、アルコールランプ。実験器具ばかり。
確かにここが研究室だって言える物ばかりだ。そんな中で違和感のあるものをボクは見つけたのです。
「コップ?」
実験器具に不似合いなマグカップぽいコップが置かれていて、中には赤い液体が入っていたのです。態々コップに入れているってことは、これは飲めるという事ですよね?
「……丁度、喉が渇いてるんですが」
これ、ジュースか清涼飲料水ですよね? カオリナイトさんだって人間ですから喉も乾くでしょうし。
「っていうか、口紅のあと付いてる」
カオリナイトさんの真っ赤な口紅の跡がくっきりと付いています。つまり、彼女はこれを飲んだという事で。これは飲めるもの、ジュースか清涼飲料水か分かりませんけれど、飲み物という訳なのです。
「……すみませんカオリナイトさん、ちょっと頂いちゃいますね?」
ボクは頂いちゃうことにしました。妻の物を夫が飲んでもいい、ですよね……っていうか、ごめんなさいカオリナイトさん。喉かわいちゃいまして。
ボクはコップの取っ手を手に取って。ぐびっと中のジュースを飲みました。
「ふう」
お化粧室を出て口紅を塗り直したところで、奥様と出くわした。見かけはぐりおそっくりな奥様だけれどそのぐりぐり眼鏡の下は。うふふふ。
「カオリナイトさん。先ほどぐりおが貴女の研究室に入っていきましたよ?」
「えっ? 本当ですか? ですがぐりおさんあのお部屋が苦手のはずでは」
「何だかカオリナイトさんの事を探していた様子で、それでどこにも見当たらないからと研究室に入っていった様子なの。大丈夫かしら?」
「え、ええ、それは、ぐりおさんを含めた私の友人たち、皆中学生ですが、その子たちには薬品に触らない様にと言い含めておりますので」
水野さんは例外だけれど。彼女、大抵の薬品の知識があるのよね。さすがはIQ300の天才児と言ったところかしら。
ああ、今はぐりおの事だったわ。
「わたくしも心配ですので部屋の中を見てまいりますわ」
「よろしくお願いね」
廊下で奥様と別れた私は、一番奥の部屋、私の研究室へと向かう。
扉を開けるとそこには。
「あ、カオリナイトさん……」
私の愛すべき婚約者がいた。
いつもの青いパジャマを着て研究室に立つ姿はどこか不自然さを感じさせる。ああ、ここへ来るときは制服姿か部屋着だからだ。
「何をしているのぐりお。あなた私の部屋は怖くて入らないのではなかったのではなくて?」
「ええ、少し、そのお勉強で分からないところが、その、あり、まして……」
? なにか、おかしい。いつものぐりおではないわ。呂律が回っていない? いえ、回ってはいるみたいね。けれど言葉の端々がおかしい。
「ぐりお、あなた変よ? どうしたの?」
ぐりおの顔。熱く火照ったような顔。私と愛し合う時の様な、或いは酔っている時の様な。
あ!?
「ぐりおあなたコップの水を飲んだのっ!?」
「は、はい、飲みましたっ、飲んでから身体が熱くて堪らない……、カオリナイトさん、貴女を視てたらもっと熱くなってきました……、どうなってるんしょうね、これ、……。悪い気持ちはしないんです……、むしろ、良い気持ち」
「えッ、ちょっ、ぐりお!?」
酔ってる……。
いえ、違うこれは。強い媚薬を使った時の?!
「カオリナイトッッ!」
がばッ。私に抱き着いてくるぐりお。胸元をはだけさせるようにして白衣のボタンを乱雑に外していく。
「ぐ、ぐりおッ、やッ、やめなさいッ」
乱暴にされる事は構わない。ただこんないきなりだと心の準備が追い付かない。
私も彼と初めてを経験してもうそれなりになる。その間も幾度となく愛し、愛され、愛し合ってきた。
初めての時より少しあと。私は28歳の大人だから、もう、ぐりおの子が欲しいのと彼に訴え、彼は承諾し、今に至る。
『カオリナイトさん。ボク、海野ぐりおの子を、カオリナイトさんに産んでもらいたいです。産んでくださいボクの子を』
そう言ってこの身をぐりおに貫かれ。危ない日のそのただなかにあって、ぐりおは私の中に全てを出し尽くした。
ええ、そうよ。私、カオリナイトと、彼、海野ぐりおは、子を作る間柄にあるの。私が望み彼が望み、ご両親も望む。これ以上望むべくもない環境の中で。
彼の友人たち、不思議とぐりおを取り巻く友人関係者も、私たちの子を作る行為を肯定してくれた。ぐりおはまだ中学生だというのに。
うさぎさんは仰った。
『愛の前に年齢差なんて関係ない。カオリナイトさんが海野の子を産みたくて。海野はカオリナイトさんに子を産んでもらいたい。だったらもう止めらんないよ』
子を産みたい。子を望んでるならもう止められない。愛し合う以上止まっちゃダメ。そんな肯定の言葉が嬉しくて私は涙をこぼした。
でもそれは愛し合う事が前提であって、気持ち良くなるために愛し合う媚薬的なのは私は望んでいない。
媚薬を使った愛し合いは。危なくない日でないと、ね。生憎と、今日は──危ないのよ。
「カオリナイトッ、ボクのカオリナイトッッ」
白衣のボタンが外され、無理矢理前をはだけさせられる。白衣の下には何も着ていない。下着すらつけていない。平均的な人と比較しても私の大きな胸がぐりおの前にさらけ出されるわ。
「カオリナイトッ」
「あんッ」
乱暴に揉まれる左乳房。桜色の乳首が勃って、彼を受け入れようとしている。続く形で右の胸も鷲掴みにされて揉みしだかれた。
「ああんッ、ぐ、ぐりおッ」
ああ、気持ちいい。ただ両胸を鷲掴まれて、揉みしだかれているだけだというのに、私の女が反応してしまう。
「乳首を勃たせてエッチな女性だ。カオリナイト、貴女はエッチな女性ですッ」
少し理性的なしゃべり方になって居るけれど、ちっとも理性的ではないわ。いつものぐりおならもっと優しいもの。時にこういう積極的なぐりおもいいけれどね。
「こんな、あむッ、大きな、ふむんッ、おっぱい、して、ちゅううッ。ボクを、この海野ぐりおを。ちゅ、ちゅうう。煽るのですから」
「あッ、あああッ、ぐりおダメッ、ダメよそんなに吸わないでッ、わ、わたくしの乳首」
「なにがダメですか。カオリナイトの全てはボクの物。ちゅう、このボクだけの、ものッ」
ぐりおは容赦も遠慮も無く、私の右の乳首、左の乳首と、交互に私のおっぱいを吸っていく。まるで母乳を飲む赤ちゃんの様。
気持ちいい。ああ、本当に気持ちいいわ……、いつまでもぐりおの腕の中に居たい。私とぐりおの赤ちゃん、産まれたら私は毎日の様にこんな感覚を味わうのかしら……。
「両方、吸ってやります!!」
そう告げて、ぐりおは私の両の乳房を、真ん中へと押し込む。そうして大口を開けて右と左。両の乳首を同時に吸い上げた。
「はッあああ、ふああッ、ぐりお、気持ちいい、いいわッ。もっと、もっと吸ってちょうだい」
ああ、本当に何をしているのかしら。止めさせないといけないというのに。でも、気持ちが良くて。女としてこうも愛する男の子から求められると、理性を失ってしまう物なのかしら。
ああ、本当にそろそろ止めないと駄目ね。
「ぐり、お、ご、ごめんなさ、い……ああッ、少し、い、痛い、わよッ」
私は、私の乳房を貪っているぐりおの頭部に。
右手の指をパチンと鳴らして、弱いエナジーを落とすのだった。
「ふうう……少し、愛液が漏れてしまってるわね……ぐりおったら、あんなに気持ち良くしてくれるから」
エナジーをぐりおの頭部に落として彼を気絶させた私は、白衣の胸のボタンを留めた後、気を失ったぐりおを膝枕していた。
「まさか、あの薬……女にはワインとして、男には強力な媚薬としての効力があるのかしら?」
それとも、未成熟な子供には媚薬として、大人にはワインとして……。
「それは、ないわね。どのラインを以て成熟未成熟とするか分からないのだから。やはり女にはワイン。男には媚薬が正解でしょうね」
これでは未完成品。不完全な品。大人同士でアルコールの毒性無しでたしなめるワインを作り、お父様やお母様と楽しもうというのに。お父様が暴走したりしては。
「暴走と言ってもある程度の理性はあるけれど。時にはそういう愛し合い方があっても良いのかしら?」
ある日の勉強会。
「ふぃ~、やーっとこさ終わった。宿題だったから良かったぁ。まもちゃん今日用事で居なくってレイちゃんとこも用事だっていうから海野んちへGOで来たわけだけど。これでカオリナイトさんが留守だったら終わりだったよォ」
「まあうさぎさんたらお上手です事。水野さんも居る事ですしわたくしが居なくとも大丈夫でしょう」
うさぎちゃんとカオリナイトがそんな会話をする中、海野くんがお茶とクッキーを持ってきてくれた。
このクッキーカオリナイトのお手製らしいのだけれど、結構美味しいのよ。やっぱり冷酷だったカオリナイトも女だったって事ね。
まあ同じ女の子でもうさぎちゃんはまこちゃんの指導が入ってやっとだけれど。
「ぐりお、少し部屋から出て行って下さる?」
「え、何故ですか?ボク居たらまずい事でもあるのですか?」
急にカオリナイトが海野くんに部屋っていっても、カオリナイトの研究室。私の良く知ってる薬品がいっぱいある研究室から出ていくよう促した。
海野くんは抵抗するけれど。カオリナイトが海野くんに近づいて。
「ちゅ──」
深い、とっても深い口付けを交わして海野くんの事を骨抜きにしちゃったの。
海野くんはキスされてる間、カオリナイトの長い髪を優しく優しく髪の中に指を入れて、髪に指を絡ませながら、何だか操り人形みたいにカオリナイトの髪を梳いていたけれど。
ほ、ホント、いつ見ても凄く好き合ってるわよねこの二人。
「ね? 少し出て行って」
海野くんを骨抜きにしちゃったカオリナイト。
「はい~~」
ふらふら~っと出ていく海野くん。
え、でも何をするのかしら私とうさぎちゃんとカオリナイトの三人で。
「うさぎさん、水野さん、実を言うとお二人にお渡ししたい物が」
言ってカオリナイトが出してきたのは、子瓶に詰められた液体。
「カオリナイトさん、これ、なんですか」
聞いてみた私。うさぎちゃんは上から下から横から、ほえ、はえ、って見ている。
「それ、実はアルコールの毒性を抜いたワインを作る液体なのだけれど一滴で効果があるわ」
「わ、ワイン?!」
中学生の私たちになんてものをと思ったけれど、本題はそこじゃなかったの。
「ただし、それを男性が呑むと。強力な媚薬となるの。何度か検証済みだから間違いないわ」
「び、び、媚薬?!」
その言葉にまた私は驚いた。流石のうさぎちゃんも顔を真っ赤にさせている。
「どうかしら水野さん、うさぎさん、時に変わった熱くも熱い夜を過ごしてみては?」
り、良くんにこれを? 試したって海野くんと試したって事よね。奥手な方の海野くんが熱くも熱くなるって、それって、相当な効き目があるってことでしょう?
良くんとの熱い、熱い……夜。
自然真っ赤になった私は、その小瓶をカオリナイトに付き返すでもなく静かに、そっと。
受け取っていた──。
出してほしいキャラは誰ですか?本当はもっと書きたいですデマンドとかちびうさとか(期待に応えられるかは分かりません)
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カオリナイト
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海野ぐりお
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ユージアル
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天野ぐりかず
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地場衛
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月野うさぎ
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ネフライト様
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大阪なる
-
テルル
-
ビリユイ
-
シプリン
-
プチロル
-
水野亜美
-
浦和良
-
火野レイ
-
木野まこと
-
愛野美奈子
-
天皇はるか
-
海王みちる
-
冥王せつな