異次元空間部屋にて
長い金色に輝く美しい髪は、頭の両側側頭部高くでお団子ヘアーに纏めても毛先が膝に付く長さ。
青いスカートに白と青のセーラー服。両の瞳は透き通った青色。ぱっちりと大きな眼。
誰に聞いても100%美少女だと答えられるであろう、十番中学三年生の彼女、月野うさぎは、鉛筆を片手に止まっていた。
一方、青く短い髪が美しい光沢を放ち、まるで青い水をイメージさせる清らかさを持つ、うさぎと同じ学校のセーラー服を着た、深い潤いを帯びた瞳の少女。
名を水野亜美。うさぎと同じ十番中学の三年生のこちらもまた美少女は、すらすらとノートにペンを走らせ問題を解いていた。
更にもう一人、真っ赤に艶めく美しい髪を大きめのポニーテール風に、自らの髪を編み込んで結わえ、その髪の長さは膝上に届くほど長く。
真っ赤な細い柳眉は柔らかな弧を描き、紫色の双眸は心の中まで見通しているような妖しい輝きを持つ、真っ赤な唇に白い肌。白衣を着た女性、カオリナイトが二人を、正確には三人を見ていた。
最後の一人。茶色の栗色の毛を短く切ったボサボサ頭が特徴的。更に特徴的なのはそのぐるぐる眼鏡であろうか。
今時珍しい。いや、いつの時代も珍しい鬢底眼鏡で瞳も顔も隠した、青い詰め襟の制服を着た、十番中学三年生の海野ぐりおは。
四人は勉強をしていた。
正確に言うと、カオリナイト以外の三人が。
妖艶な雰囲気を持つ大人の美女カオリナイトは、勉強会を開きたいという三人の希望に応え、自らの研究部屋である異次元部屋を解放していたのだ。
実験器具や薬品が周りに置かれている机類の中、その中心部を陣取っている普通の勉強机は異質で妙な雰囲気でシュールだが、部屋の主であるカオリナイトはそんな中学生三人組を見ていた。
「亜美ちゃんここ教えて~」
「何処かしら?」
分からない設問があるのならば友達に教えて貰う。優しい亜美さんは、設問が分からないうさぎさんに分かりやすいように教えてあげている。
素晴らしい友情だと思う。今だからこそ分かるプラスの感情。友情や、情熱、愛情といった感情達。
カオリナイトは自身の肩に掛かる長い髪を、さらっと掻き上げ払いのけると、それを教えてくれた恋慕う自分の婚約者。
海野ぐりおの方を見る。
「えーと、ここがこうで、代入して」
勉強は得意なぐりおは自らの手で問題を解いている。
ふと、その眼鏡の掛けられた、表情の見えない顔がこちらを見てくる。
「なぁに?」
ぐりおに見られてドキドキしてしまう自分。そんな場所でも、そんな時間でも無いというのに。
思えば、この異空間部屋では部屋の外との時間の流れが異なり、時間の流れも遅く、時間を掛けて愛し合う事も出来るのだ。
カオリナイトはこの部屋で、幾度となくぐりおに愛されて、ぐりおと二人、子作りという禁断の行為を行ってきた。
◇
カオリナイトは28歳の大人だがぐりおはその約半分の年齢の子供。
中学生のぐりおと子を作る行為。
今、この部屋で共に勉強をしているうさぎさんと亜美さん。亜美と呼んで下さいと言われてからそう呼んでいる。二人にカオリナイトが海野ぐりおと子作りを行っていることについて意見を求めたことがあった。
子どもである海野ぐりお。
大人であるカオリナイト。
私たちは子を作っても良いのでしょうかと。
亜美さんは。
『確かに、その、法的には問題だと思います』
と、注釈を入れた上で。
『でも、だけど、あたし個人としては賛成ですし、海野くんとカオリナイトさんは、二人がそれを望むのならば子を、作るべきだと思います。愛って法で縛られるような。そんな甘い物ではなく、もっと強いものであり、強くあるべきだと思うから。あたしは応援してます』
とても優しい。亜美さんらしい。いえ、亜美さんだからこその優しい言葉をいただいた。
そして、うさぎさんは。
『カオリナイトさん、愛ってね、そんなに難しく考えるべき事じゃないの。そりゃあ難しく考えたりもしますさ、愛ってそういうもんだからねェ~。でもね。この人、この運命の人と出逢ったって心が分かっちゃった以上は結ばれるのが普通なんですよ。あたしだってまもちゃんとそういうことしますもん。亜美ちゃんだって』
『うふふふ、浦和さんと。でしょう? 亜美さん』
『も、もう、うさぎちゃん、カオリナイトさんまで!』
話は戻すけどとうさぎさん。
『カオリナイトさんの運命の人は海野。これから先、永遠に生まれ変わっても海野とカオリナイトさんは愛し合う運命にあるの。だからさ、あたしもいいと思うんだ。中学生の海野と、大人のカオリナイトさんが子供を作っても。だって、愛し合ってるんだもん。止められないよ。止まっちゃ駄目だよ』
お二人とも御自分の思うところを仰って下さって、私は歓喜の念に震えたわ。
『あ、ありがとう、ございます……、うさぎさん、亜美さん、わたくしは……、カオリナイトは海野ぐりおとの子を作ります。そして、ぐりおの子を産みますわ』
人生で最も素直な言葉だったのかも知れない。
お二人の優しさに触れられて私は嬉しかった。
『だって、カオリナイトさんはあたしたちのお友達だもん。ねー亜美ちゃん』
『ええ、カオリナイトさんとあたしたちは大人と子供ではありますけれど、お友達ですもの。これからも何でもご相談して下さいね』
月野うさぎさん。
水野亜美さん。
優しい、優しい子たち。
『ありがとう、ございます。わたくしは、お二人のようなご友人を持てて、幸せですわ』
その時、自分でも分かったわ。自然な微笑みを作れていたことが。
◇
そんな子作りを行うほどに愛し合っているぐりをに見られて、カオリナイトはときめかない女ではない。
「カオリナイトさん、その、この問題なんですけれど」
どうやら難しい問題があるようだ。
「どれかしら?」
ぐりおの傍により、身体をくっつける。耳を甘噛みし。ぐりおの首筋に私の長い髪の毛をさらりと流し這わせた。
「ひゃあう!」
変な奇声を上げるぐりお。うふふふ。私の身体と髪の毛が気持ちいいのね。甘噛みも。かわいい、かわいい子。
もしもここに二人だけだったなら、私はぐりおを押し倒していたわ。そうして二人、静かに優しく愛し合うの。
ぐりおはとても優しい子。私を愛するときにその優しさは最も大きな形となって表れるわ。
「か、カオリナイトさん、か、髪の毛をボクの首筋から肩にお流しくださって、身体をくっつけるのは良いとしても。み、耳への甘噛みは……。水野さんとうさぎさんもいらっしゃる事ですし……」
ぐりおの指摘を受けて見ると、うさぎさんと亜美さんが私たちを見ていた。
……少し、恥ずかしいですわね。
「か、カオリナイトさんッ、海野と愛し合うのならあたしたち退散するけどッ!」
うさぎさんが勘違いを為され。
「あ、あたしたち、お邪魔でしょうか?!」
亜美さんも勘違いを為される。
「ウフフ、お二人とも何を御想像ですの? わたくしはただぐりおが質問なさったからお答えしようとしただけですわ。他意は御座いません」
お二人を落ち着かせ、座らせてからの、ぐりおからの質問に答えていく私。
内容は簡単でしたわ。単純な応用問題でしたもの。すると今度はうさぎさんが。
「カオリナイトさぁん」
「如何為さいました?」
「ここを教えてくださいなー」
「ええ、よろしくてよ。どこですの?」
私はうさぎさんの傍に身を寄せる。さすがにぐりおのような時のことはしないわ。あくまでもうさぎさんと私はお友達ですもの。
ただそうしていると横から亜美さんが。
「カオリナイトさん。教えてあげるのは良いんですけれど、全部教えちゃ勉強になりませんから注意して下さいね」
「もちろん全部でもなく、答えでもなく、わたくしが厳選した場所をお教え致しますわ」
私と亜美さんがその様なやりとりをしていると。うさぎさんが。
「う~ん、なんか解せない」
「だって、うさぎちゃん教えて教えてってそればかりだもの」
「うさぎさん大丈夫ですわ。わたくしがお教えして差し上げるのですもの。次のテストは100点を保証致します」
「亜美ちゃんッ! うさぎさんだってやるときはやるのですよッ! カオリナイト先生ッ、よろしくお願い致しますッ!」
うさぎさん、気合いが入っているわね。教え甲斐があるわ。
その後、二時間ほどお勉強に時間を費やして、うさぎさんがギブアップを宣言なさったところで、本日の異次元部屋でのお勉強はお開き。
おやつタイムに突入してぐりおが、眼鏡が曇ったと眼鏡を外して、その下の素顔を見たうさぎさんと亜美さんが驚いていたことが、印象深かったわね。
まあ、驚くでしょう。
◇
私も初めてぐりおの素顔を拝見したときは、かわいいと、想い抱くその一方でときめきを覚え。
ぐりおと肌を合わせて夜から朝まで。
「ああッ、ッああ、ぐ、ぐりおッ、わ、わたくしッ、わたくし! 愛してッ、愛しておりますわぐりおッ! 永遠にッ、ッ未来、永劫に、わッ、わたくしッ、カオリッ、ナイトッ、はッ、ぐりおだけを愛し続けますわッッ!!」
「ええ、ええッ、もちろんですよカオリナイトさんッ、ボクとカオリナイトさんはッッ、未来永劫にッ、永遠に愛し合い続けるんですッ、ッこの世の次の世が来てもッ、その次の世がやって来てもッ、ボクとカオリナイトさんは二人ッ、ッ永遠に愛し続けるのです! カオリナイトッ! カオリナイトッッ! ボクだけのッ……ボクッ、海野ぐりおだけの愛おしいカオリナイトーーーーーッッッ!!!」
「ああーーーッッ!! ぐりおーーーッッ!! わたくしはッ、ッカオリナイトはぐりおだけのッ、海野ぐりおだけのものッッ、カオリナイトは永遠に海野ぐりおだけのものですわァァァァッッ!! ぐりおッ!! ぐりおーーーーッッッ!!!」
わたしとぐりおは。正確にはぐりおは本当に愛が頂点に達すると、私を呼び捨てにする。
そのかわいらしくも、かっこいい、本当の素顔で。私を奥まで愛し抜き、私に全てを解き放ち。
カオリナイトという女を海野ぐりおという男だけのものとする。
この時だけは私は私を主張しない。いつものようにぐりおに探りを入れたり、彼の何処かしらを愛撫したり、髪を触らせてあげたり、全ての愛情行為を放棄する。
だって、奥手なぐりおも、この時、その時だけは、眼鏡を外して、本気モードになったときだけは、私が何を言わずとも、私のことを愛して下さるもの。
頬を撫でられ。
「長い髪が綺麗です。カオリナイトのこの紅く艶やかで美しい長い髪が、ボクは大好きなんです。触らせてください。ボクの大好きなカオリナイトの長い髪を」
と言の葉に乗せて私に伝え、髪に指を入れ梳いて下さる。
何度も何度も、まるで飽きる事を知らないように。優しく優しく私の長い髪を。
「ん、気持ちいいですわぐりお……もっと、わたくしの髪を撫でてください」
髪を纏めている根元から、髪先へ向けて、五指を通して梳いていく。
ぐりおの指に私の髪が引かれる。痛くないよう、丁度いい塩梅で。
髪先へと指が抜けるとまた、髪の根元へと指を差し入れて、私の長い髪を、優しく愛撫する。
繰り返される髪への愛撫は、やがて胸へと移る。
「カオリナイトの、胸、大きな胸が……好きなんです。カオリナイトの大きな胸が……ボクは、あむッ」
「はあ、あッッ」
そう言い。柔々と胸を揉みし抱きながら、背を仰け反らせる私の乳房を頬張る。
片側の乳房を頬張り吸い込み、母乳も出ないというのに彼はちゅうちゅうと吸う。乳房ごと吸い上げ、甘く噛んでは、白い肌に噛み後を残し、次へ。
私はただ膝立ちと成り、背を反らせたままの体勢で、右が終わると左の胸を乳房のまるごとを頬張り、大きな私の胸を口に入る一杯までお口へと。
また吸われ、母乳も出ないというのに、母乳が出ているかの如き感覚を、私はただ味わわされて。乳首を転がされながら。
両手で乳房を優しく触り口をお放しになると。
「ボクの、ボクだけのカオリナイト」
告げて、私を抱き寄せ、再び髪を撫でて下さりながらの射精が行われるの。
それは熱く、粘く、どこまでもぐりおを感じる騒水の奔流。
彼の奥から私の中へと注がれ来る命の源。
この流れが幾億のそれ以上の命を私の胎内へと運んでくる。
止め処ない流れに終わりはなく、海野ぐりおによるカオリナイトを確実に妊娠させようとするひととき。
私は、カオリナイトは海野ぐりおの全てを受け入れる。海野ぐりおという男の子の“子”を産むために。
私、カオリナイトという女は海野ぐりおという子供の子を産む。
だって、私たちは約束をしているから。
「カオリナイトさんッ、ボクの、この海野ぐりおの子を産んでくださいッ!」
「ぐり、おッ、ッあああ!!」
ぐりおが初めて子が欲しいと言ったとき。
私はぐりおの子を産むと決めたのだから。
普通の眼鏡を掛けたままのぐりお。彼は寝るときでさえ眼鏡を掛けている。私とのキスの時。
「どうして眼鏡をしているの?」
「癖なんです……ん」
「んん――」
軽いキスを終え、唇を離すと。
「恥ずかしいし」
「ウフフ、わたくしといつも恥ずかしい事を為さってお出でですわ」
「カオリナイトさんとするのは恥ずかしい事じゃないです。今はもう言えます。愛し合うという素晴らしい行為だって」
「……」
本当にいつもそう。ぐりおは意外なところが格好いい。見た目ではないわ。中身の全てが
◇
「う、海野ってかっこいいんだあ」
「びっくりしちゃったわあたし。どうしてあの眼鏡を掛けているのかしら?」
「何でも、昔から掛けていたとかで、あの眼鏡でないとダメなのだそうですわ」
私とうさぎさんと亜美さん。女三人。
三人はぐりおが用を足しに言っている間、そんな話をしておりました。
出してほしいキャラは誰ですか?本当はもっと書きたいですデマンドとかちびうさとか(期待に応えられるかは分かりません)
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カオリナイト
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海野ぐりお
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ユージアル
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天野ぐりかず
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地場衛
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月野うさぎ
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ネフライト様
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大阪なる
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テルル
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ビリユイ
-
シプリン
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プチロル
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水野亜美
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浦和良
-
火野レイ
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木野まこと
-
愛野美奈子
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天皇はるか
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海王みちる
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冥王せつな