※この作品はR-18です。

シングル・ウォー   作:扶桑畝傍

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先生
『ヌエ、
 さっきのゴーレムは?』

ヌエ
『燃費、
 めっちゃ悪いので、
 別なのを出します。』

先生
(確かに大きく、
 槍の連撃すら、
 かすりもしなかった、
 燃費が悪いのも、
 頷けるが)

ヌエ
『アレ、
 やってみたいですか?』

先生
『構造式を教えて貰えるのか?』

ヌエ
『はい、
 これが、
 “イングラム”の、
 構造式と、必要数式の計算量です。』

英和辞典の、めっちゃ分厚いタイプの量の紙。

先生
『ぇ、遠慮シテオクヨ。』

ヌエ
『マァマァ、
 遠慮ナサラズニww』




中間魔術テストの続き?

 

数式酔いしている。

 

先生

『うぇ~・・・。』

 

ヌエ

『じゃぁ、

 先生、

 仕切りなおしましょうか?』

 

先生

『え゛っ?

 本気で言ってるのか?』

 

ヌエ

『先生、

 さっき仕切り直しを、

 了承なされたじゃないですか。』

 

黒い笑みが張り付く。

 

先生

(このガキャ~)

『わ、分かっている、

 マメンナさん、

 合図、お願いします。』

 

マメンナ

『ア、ハイ。』

(ヌエ君、

 はっちゃけてるな~)

 

▽

 

先生

『“東の天下無双”』

 

ヌエ

(鹿角脇立兜

 ・かづの わきだて かぶと、と、

 黒糸威胴丸具足

 ・くろいとおどしどうまるのぐそく、か、

 まぁ~た、

 槍使いの戦国武将、

 先生の趣味なのかな?)

 

先生

(今度は何も喋らない、

 “赤備え”は知っていて、

 コレは知らないのか?)

 

ヌエ

『“ドゥルガー・Ⅰ:RE”

 槍は槍でも、

 ランスはどうですか?』

 

先生

『騎士甲冑、にも見えるが。』

(なんだ?

 この無機質な威圧感と、

 背面部に見える装備は?

 ヌエの極大剣の噴射口に見える)

 

ヌエ

『アイン、

 突貫せよ!!』

 

爆音と同時に、

 

先生のゴーレムへ突っ込ませる。

 

先生

『っ!!

 反らせ!平八郎!!』

 

6mの槍が火花を吐き出し、

 

紫炎の槍が、突き迫る。

 

先生

『くっ、

 なんてパワーだ、

 押し負ける。』

 

ヌエ

『アイン!!

 “チャージスピア”』

 

再び爆音と同時に、距離が開き。

 

先生

『構えろ、平八郎!!』

 

切れ味は戦国最強、

 

蜻蛉切をしっかり握り締める。

 

ヌエ

『一点突破の力と、切れ味、

 まるで、

 “矛盾”ですね。』

 

先生

『矛盾?』

 

ヌエ

『ざっくり言えば、

 最強の盾と、最強の矛を、

 ぶつけ合ったら、

 どっちが壊れるか?

 結局、試す事なく、

 それを紹介した商人が、

 すごすごと、去っていく、

 そんな物語ですよ。』

 

先生

『まったく!!

 なんで知っているんだか!!』

 

ヌエ

『“知っているからです”

 行きますよ!!』

 

先生

『来い!!』

 

▽

 

装飾が一部。

 

ヌエ

『当てられた、か。』

 

先生

『えぐいな、

 お前のゴーレムは。』

 

ランスの勢いは、

 

蜻蛉切の切れ味を物ともせず、

 

真っ直ぐに、平八郎を、貫いていた。

 

▽

 

ヌエ

『で、評価としては、

 どうでしょうか?』

 

先生

『色々突っ込み所があるが、

 合格ラインだ、

 ヌエ、

 頼むから、

 “ その辞書”をしまってくれ。』

 

ヌエ

『え?いやだなぁww

 先生、

 イングラムの構造式を、

 “暗記”してくれるんですよね?』

 

先生

『いや、

 真面目に勘弁してくれ。』

(冗談じゃない、

 あれだけの数式の量、

 どうにかなりそうだ)

 

ヌエ

『じゃぁ、

 燃費が良くなるように、

 一緒に研究してくれますか?』

 

先生

『そ、それなら、いいけど。』

 

ヌエ

『気になってたんですけど、

 先生のゴーレムって、

 戦国武将系統のみですか?』

 

先生

『せんごくぶしょう?とは、

 なんなのだ?』

 

ヌエ

『ぇ~、そこからですか。』

 

マメンナ

『そこからですよ?』

 

がしっ

 

ヌエ

『え?』

 

カタルスフィーニ

『わたくしも、

 教えて欲しいですわ!

 ヌエのゴーレム、

 かっこよくて、

 正に、守り手の騎士!!

 “身を委ねてしまえそう”』

 

ヌエ

『それは、僕にして下さい、

 それにお嬢様?

 “暗記”がんばれますか?』

 

遠慮シマス

 

ヌエ

『ちぇっ。』

 

 





ヌエ
『おい、作者?』

作者
「なんでしょ?」

ヌエ
『マグロは?』

作者
「次。」

ヌエ
『つぎぃ~?』

作者
「あぁ、次だ。」

ヌエ
『“つリボルケイン”なる物があるんだが、
 良いよな?』

ひぃっ!?

ヌエ
『逃がすかぁあああっ!!』

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