▼初めから
続きから
ピッ
初めから
▼続きから
ピッ
6歳、中間テスト前から
再開します。
ヌエ
『お嬢様?』
カタルスフィーニ
『ハィ。』
今、お説教中です。
マメンナ
『はふぅ~ぇ~?』
メイヤと、お嬢様のイタズラにより、
“水中が真面目に苦手”な、
マメンナさんが、
風邪で、寝込んでしまった。
その為。
ヌエ
『買出し班は、このリスト通りの物を、
値切りに関しては、
各店舗ごとに資料があるから、
しっかり値切る事、
洗濯班は、
多数分担、
水を出す組み、洗剤で洗う組み、
水の対流を操作する組み、
物干しに干す組み、
乾燥を促進させる組みで、
分担、
数が多い、日没までに完了させる事、
たたむ事に関しては総出で、一気に仕分け、
男物は僕だけだから、
それ以外を仕分けして下さい、
護衛メイド班は、
お嬢様近衛護衛を中心に、
僕は、少数で構わない、
普段どれだけマメンナさんに、
頼りきりなのが露呈したんだ、
しっかりコナシテミロ?
イイナ?』
メイド達
《ハイ!!》
▽
メイヤ
『ヌエって、
こんなに指示だせたんだ?』
ヌエ
『メイヤさん?
貴女も仕事して下さい、
細菌の選定、
マメンナさんからの排出を促して下さい。』
メイヤ
『や、やってるよ、
ただ、本当にここまで、
“水中に耐性が無い・エルフ”も、
珍しいんだよなぁ~。』
ヌエ
『それ、
起きてるマメンナさんに、
言うって、罰でもいいんですよ?』
メイヤ
『イイエ、ヌエ様の御意向ニ従イマス。』
▽
あ、なんでお嬢様が静かなのかって?
ヌエ
『サ、お嬢様、
ナニガナンデモ、
学術順位ヲ、
10位以内へ、
オシアゲマスヨ?』
カタルスフィーニ
(魔人、魔人がここに居る)
ありったけの知識は、
生前を引き継ぎなので、
足し算、掛け算、
割り算なんて、
(割り切れる計算しか出ない)
小石を蹴る程度、
小数点やら、分数は教科になく、
Xなんたら代入とかの、数式は、
それこそ、廃人クラスの魔道士しか、
分からないそうだ。
▽
外は日没間近。
付け焼刃だけど、
お嬢様に詰め込めるだけ詰め込んだ、
後は、本人の力次第、か。
ヌエ
『洗濯班、状況は?』
メイド
『ヌエ様!!大変です!!
副長が下着を離してくれないんです!!』
ヌエ
『したぎぃっ!?』
(しまった!?
これは対応を間違えたら、
一大事だぞっ!?)
メイド副長
『ぬっ!?ヌエ様っ!?』
ヌエ
『ほぅ、誰の下着かと思えば。』
(俺のか・・・そうか、
副長って、
ショタコンだったっけ)
メイド副長
『ぁ、あの、ヌエ様?』
ヌエ
『オコラナイデスカラ、
下着、カエシテクダサイネ♪』
メイド副長
『い。』
ヌエ
『い?』
メイド副長
『いやですわ~っ!!』
▽
メイヤ
『なんだ?外が騒がしいなぁ?』
マメンナ
『・・・ん、めいや?
あれ?ここは?』
メイヤ
『お、やっと目を覚ましたな、
とりあえず、お粥だ、
倒れてからなんにも食べてないからな。』
▽
マメンナ
『貴女に介抱されるなんて、
“何百年ぶり”ですね、メイヤ。』
メイヤ
『なんびゃ・・・そうだね、
もう、そんだけの時間が過ぎたんだよな。』
マメンナ
『メイヤ、全然姿変わんないもんね。』
メイヤ
『マメンナは、
成長しちゃったね、
色々ね、色々。』
マメンナ
『いつ以来でしょうか?
こんなにゆっくり過ごすなんて。』
メイヤ
『ん~・・・、
記憶にあるなら、
ツッペリンが出来てからだから、
“3代目”の、誕生日翌日ぐらいだな。』
マメンナ
『・・・そうでした、
すぐさま、4代目、5代目の、
世継ぎ問題で、
家内戦争してたもんね、
あの頃が一番血なまぐさかったかな~。』
メイヤ
『そんな中、
3代目の孫が出来て、
4代目、5代目が相撃ち、
そして、そのまた孫が、
現、
“7代目臨時当主
・カタルスフィーニ”が産まれた、
濃厚な人生を過ごしてるじゃないか。』
マメンナ
『六代目様を飛ばしてるわよ。』
メイヤ
『ばーか、
あんたが一番辛いだろうが、
目の前で奪われた、
それを乗り越えていないだろう?』
マメンナ
『えぇ、
憎しみは今後、消える事も、
晴れる事もないわ、
“私が愛した人”
六代目様は、
どの当主様より、
“人種を分け隔てなく”
時折浮気もしてたけど、
結局メイドとして、
雇ってくれてたし、
私も愛してくれた、
六代目様と、私の子供、
六代目様が一緒に連れてっちゃったけど、
きっと、
待っていてくれてる筈よ。』
メイヤ
『名前、言わないの?』
マメンナ
『言えないわ、
今の現当主は、
カタルスフィーニお嬢様、
なら、迂闊に先代達の名前は出せない、
それに、ね。』
メイヤ
『フィニ、
覗いてるのバレバレだぞ?』
カタルスフィーニ
『メイヤ、
丁度通りかかったんだけど、
マメンナ、起きた?』
メイヤ
『おぅ、今さっきお粥食べたぞ。』
マメンナ
『私が、ですよ?』
カタルスフィーニ
『よかったぁ~、
もぅ聞いてよマメンナ!
ヌエったら、
魔人の如く学術の数式を、
私に叩き込んでくるんですの!!
おかげで、
頭から煙が吹いてしまいましたの!!』
メイヤ
『な、なぁ、
フィニ?その、
後ろに居るのって・・・。』
カタルスフィーニ
『うしろ?』
マメンナ
(へぇ、
ヌエ君って、こう言う気配も出せるのか、
このこなら、
あの“糞虫”を、
倒せる実力をつけるのかも)
ヌエ
『あ、メイヤ、
マメンナさんの身体拭いてね?
汗かいて、臭うと、
魔物が寄ってくるからね。』
マメンナ
『にっ!?臭いますかっ!?』
ヌエ
『僕は5歳だから、
効果がないですけど、
マメンナさん?
ご自分で言いましたよね?
催淫香が含まれているので、
できるだけ近寄らないように、と。』
マメンナ
『ぁ~///そうでしたね、
忘れてました、
それで?
騒がしかったけど、
なにかあったの?』
ヌエ
『エェ、副長ガ、僕ノ下着ヲ、
ナカナカ返シテクレナイノデ、
少シ苦労シマシタヨ、
大丈夫デスヨ?
働クニハ支障ガ無イ程度デスノデ、
明日モチャント働ケマスヨ。』
マメンナ
『そ、そうですか、
ただ、体調的に、不完全なので、
明日もお休みを頂けたら、と。』
ヌエ
『ハイ、大丈夫デスヨ、
メイヤサン?
チャント介抱シテ下サイネ?
サ、お嬢様?
“寝る前の追い込み”ヲ、
始メマスヨ?』
肩を掴まれプルプル震えながら。
カタルスフィーニ
『ハ、ハィ、ソウデシタネ。』
ヌエ
『ソレデハ。』
▽
メイヤ
『パねぇな、ヌエ。』
マメンナ
『えぇ、
5歳であの威圧感、
体力は、年齢が追いつけば問題ない、
実力はあの極大剣を、
誰よりも使いこなせている、
それに、
“爆発を魔法で再現”
これは、
大魔導師クラスの実力、
今後、どう化けるのかしらね。』
メイヤ
『あぁ、
どう化けるのかねぇ。』
(できたら、
敵に回したくはないねぇ)
買出し班メイド
『めいどちょ~、
たすけてぇ~。』
マメンナ
『んな゛っ!?
どれだけ買い込んだのですか!?』
結局、マメンナさんが、
メイドさん達の賄いと、
みんなの夜食を作ってくれた。
▽
ヌエ
『マメンナさんが
いつも使う金額だけを
渡した筈なのに、
どうして、
“プラス”に、
なって返ってくるんだ?』
ヌエ
『この世界の金銭感覚、
大丈夫なのか?』
作者
「色々ダメだと思える感じにしてます。」
ヌエ
『だったら、
わざわざ科学による改変を、
しなくていいだろうに。』
作者
「うんにゃ、
してもらうから。」
ヌエ
『なんでさ?』
作者
「若干、魔法アレルギーだから。」
ヌエ
『アレルギーって・・・。』