今回は本番の前振り程度に。
二彩のおもてなしデート
「それで、
二番手の
「というか、ホテルまで待てなかったのかしら?私や
「私は、恥ずかしいですけど、
「ま、ウチも大会ハシゴを強行して、瞑司を振り回したから、お互い様な。ニ彩、夜からは瞑司が上になるんだから、デートでは好きなようにやってこいよ」
麗緒瑠は、ニ彩の小さな背中をポンと叩く。
「センパイに負けてられないなあ。め~じ兄ぃ、次の休日は二彩ちゃんが、デートで楽しませてあげるんだから!」
二彩が眩いウインクを送ってくる。
「二彩もノリノリだな。どこへでも付き合ってやるよ」
デート当日、駅前広場。二彩と最初の援助交際で出会った場所だ。
少し苛立たしげに足踏みをすると、物陰から二彩が小走りで出てきた。
「お待たせっ!」
「いや、俺も今来たところ」
ここで終わればカップルらしかったが、まだ話には裏がある。
「嘘だあ、15分くらい待ったでしょ?」
「ああ、言ってみただけだよ。待っててもらいたかったんだろ?」
「め~じ兄ぃ鋭い!もう少し焦らせばよかったかなあ?」
二彩は俺が焦れたタイミングで出てきて、からかうつもりだった。
俺はそんなことだろうと思って、わざと焦れったそうな素振りを見せて釣ったわけだ。
二彩は始まる前から、俺を自分のペースに乗せようとしてる。したたかな奴だ。
待ち時間より遅れて現れた二彩は、また新しいファッションだった。
襟元と袖口をフリルで飾り付けられた薄桃色チュニックは、肩口が開いて二彩の丸肩が大きく覗き、腰までふんわり覆っている。スカートのようになった腰の部分から伸びる脚は、 青いショートパンツと、白いオーバーニーソックスを履いて、ベージュのパンプスに、小さなつま先を収めている。
ゆったりしたチュニックでロリ体型をカバーしてるだけでなく、肩出しや太ももの絶対領域で、スリムボディをさりげなく露出している。
それに、ヌーディカラーな薄肌色のパンプスは、二彩の脚の小ささも合って、本当に裸足と錯覚させる。
フェミニンにして軽くセクシーという、絶妙なコーデだ。
「あっ、め~じ兄ぃ、肩や脚見てるでしょ?二彩ちゃんみたいにオシャレな女の子なら、気になっちゃうよね~」
「二彩の肌は綺麗だからな。ふわっとした服で隠すのがもったいないくらい」
「もー、二彩ちゃんは、肌が焼けやすいんだから、これでもサービスしてるんだよ?」
二彩はくりっとした目を半分伏せながら、ショートパンツの裾をわずかに摘み上げる。
ショートパンツの影がかかった足の付け根は、日の光に当たったことがないような透明感を垣間見せる。
二彩の甘いロリータボイスと大胆な振る舞いに、道行く人々が男女問わずに注目する。
俺ももう少し見ていたいくらいだが、せっかく二彩を独占するカップルデートだ。あまり衆目にさらすのも惜しい。
「ここは、前にも落ち合った場所だけど、まさかデートコースも同じじゃないよな?」
そこで二彩をほめて調子に乗らせるのはそこそこに、行き先を促す。
「もっちー。今日はオプションコースとかケチ言わないで、スペシャルに決めちゃうから!」
「…逆に言えば、俺にはオプションの選択権もないってことか……」
二彩には、援助交際で食事代、プレイ料金を引っ張られたり、映優梨に高いビキニを選んだりで、金を取られる印象が強い。
麗緒瑠には思ったより金がかからなかったが、今回はその浮いた分まで持ってかれると考えた方がいい。
「め~じ兄ぃ、こっちこっち、行こっ!」
二彩が俺の手を取って元気よく引っ張っていく姿は、まんま妹だ。
二彩の手を握り返すと掌に収まってしまい、握った手の中から引っ張られる不思議な感覚だ。
二彩に手を引かれて、ついたのはなぜかメイドカフェだった。
「お帰りなさいませ、二彩姫!へ~、今日は彼氏連れなんだ?」
表で呼び込みをしているJKらしいメイドさんが、二彩に気さくに挨拶してくる。えっ、知り合い?
「ただいま、メイちゃん。ゲストルームって空いてる?」
「空いてるよ。それじゃ、カレは、先に案内するね」
「よろしくね~」
二彩は手を振ると、勝手に店の中に入っていってしまった。
「おいおい、どこ行くんだよ」
しかし俺はというと、メイドのメイちゃんにやんわりと両肩を捕まってしまった。
「は~い、ご主人様。お先にゲストルームまでご案内~」
メイちゃんは両肩をつかんだまま、背後から店の通路へと押してくる。
そうすると、ライトブラウンの毛先が頬をくすぐる上に、白いエプロンを持ち上げるふくらみが、むにゅっと背中から押し付けられてくる。
女の子の柔らかい部分で後ろから追い立てられると、どうにも足を止めていられない。
「あのさあ、俺はこの店の相場知らないから、ゲストルームとかだと持ち合わせが足りないかもしれないんだけど…」
遠まわしに事態の説明を求めるも、メイドは笑顔を崩さず全く進路誘導をやめなかった。
「二彩姫が後からいらっしゃいますから、その時に分かりますよ、王子様」
まずいな。このメイドは二彩と顔見知りのJKバイトなんだろうが、あざとく男をペースに巻き込むのは、二彩に通じるところがある。
マジでぼったくりコースなら、力ずくでも振り切るべきなんだろうが…この場ではそうも行かない。
このメイちゃんは店の顔として呼び込んでるだけあってか、店内を歩くだけでも熱い注目を集めている。
ここで実力行使しようものなら、羨ましそうに眺めてる客から、一挙に敵視されそうだ。
大人しく、奥のゲストルームまで案内されるしかなかった。
ゲストルームは、カラオケルームに似た設備になっていた。
注文用であろう電話が備え付けられ、簡易的なステージがあり、なぜか俺が通ってきたのと別に、もうひとつドアがある。
メイドがライブでもやるんだろうか?二彩が歌好きなのは知ってたが、メイドオタとは知らなかった。
──いや、二彩はそんな風に、なまっチョロくない。このメイちゃんや仲間に歌わせて、チャージ代を分捕り、後で山分けする気かもしれない。
いかにもありそうなデート商法ではないか。
いや、普通のデートなら、こういう店には来ないだろうけど、相手が女好きの俺だからな。
横にいるメイちゃんも、カチューシャでまとめてライトブラウンに染めたロングヘアや、背中に当たってるバストサイズなどから、レベルは高い。オシャレ好きな二彩の知り合いメイドだけのことはある。
俺なら陥落できると思ってるのかもしれないが、舐められたものだ。なんとしても踏み倒してやる。
俺がそうしてゲストルームについて推察してると、ステージ側のドアノブがカチャッと音を立てた。
いよいよお出ましか。何人も出てくるかもしれないが、料金は知らぬ存ぜぬで通してやるぞ。
そう腹をくくった俺の前に現れたメイドの顔を見て、俺は思考停止した。
マイクロサイズであろうメイド服に身を包んだのは、ぼったくりの首謀者と思われた二彩だった。
「は~い、美少女メイドの二彩ちゃんだよっ!」
俺は思わぬ展開に唖然となる。二彩は会計が終わるまで出てこないと思ってたのに。まさか、二彩のやりたかったことって。
「……えっ、二彩は、メイドにコスプレしたかっただけ?」
俺が混乱を整理しながら確認すると、二彩は口元をニーッと広げて、したり顔で話し出す。
「そうだよぉ。め~じ兄ぃが、考え過ぎてるのが面白くて、サプライズしてみたの。どう、似合う?」
二彩はエプロンドレスの両裾を持ち上げて、アピールしてみせる。黒ニーソを吊り上げるガーターベルトが、太ももに食い込んでるのがチラリと見えた。
メイドのメイちゃんもメイド服や立ち振る舞いがよく似合ってたが、二彩のメイド姿は、メイちゃんよりも目を引く輝きがあった。
黒いロングドレスと白いエプロンを纏った露出の少ないスタイルだが、メイド服そのものがマイクロサイズのため、却って本人のスリムなスタイルが際立っている。
白フリルのヘッドバンドには、黒いネコ耳をちょこんと生やしている。ツインテールで髪をまとめてる二彩が、わざわざヘッドバンドつけるのもわがままなオシャレだし、ネコ耳はイメージぴったりだ。
そして、メイドにあるお姉さん的な母性とは違って、つぶらな瞳をくるくるさせてはしゃぐ、二彩の幼げな容貌。
スタンダードなメイちゃんを見た後だと、新鮮に映るロリメイドだ。
メイドのメイちゃんが、二彩を猫かわいがりするのも分かる愛らしさだ。
「いいコスプレだけど…高いんだろう?」
「だからあ、心配ないって。二彩ちゃんが払ってるもの」
「二彩が払った!?まさか」
「ホントだよ。はい、領収書」
本当に、二彩が支払った領収書を持っていた。俺が予想してたよりも高い。
しかし、領収書を出してしまえば、俺に払いを持たせることはできないはずだが……二彩が金を出してしまうなんて。
「どういう風の吹き回しだ?二彩がおごるなんて、今までデートした男が聞いたら泣くぞ?」
「いいもん。だって、め~じ兄ぃは、二彩ちゃんの、初めての男だから…」
二彩は突き合わせた人差し指をじっと見つめながら、子供の言い訳みたいにおずおずと口にした。
これはもちろん初デートって意味じゃないな。俺が、二彩の処女を奪ったことを言ってるのか。
「わーっ、二彩姫、よく言えました。お姫様の初めてをもらっちゃたんだよ、王子様は!」
メイドのメイちゃんが二彩の告白に盛り上がって、俺にリアクションを催促する。
しかし俺は正直、返事しにくい。
二彩の処女を奪ったのは、映優梨がいじめられた復讐で、二彩を竿姉妹の妹分にして、屈辱を与えてやろうとしたのが発端だ。映優梨と和解したとはいえ、二彩の中では、もういい思い出になってるのか?…でないと、こんな風にデートできないよな。
「相手が俺でよかったのか?俺は優しくしなかったけど」
だから、俺は質問で返すしかなかった。
「め~じ兄ぃは、二彩の中が狭くても…痛くて抵抗しても…最後までしてくれたよね。め~じ兄ぃじゃなきゃ、二彩はいつまでも子供だったんだよ?」
二彩は処女コンプレックス
まあ、男なら一度処女穴にチンコ突っこんで、途中でやめるわけないが。
「ご主人様は、こんな可愛いロリっ娘の初めてのお相手なんですよ、ねー!」
メイちゃんが後押しするのは、素敵な恋バナと思ってるからか。
二彩にすっかり思い出補正をかけられて、ペースに乗せられている気がするが、友達の前なら乗ってやるか。
それに、二彩の処女奪って、今も独占してる優越感は、やはり心地よい。
「それと、様付けしてるのは、メイドだからか?」
「だって、め~じ兄ぃ様は、お兄ちゃんでご主人様だもの」
媚びっ媚びに甘えた声色で、二彩は言い切る。確かに、二彩から兄呼びされると、くすぐったいし、ハーレムではご主人様だ。
それでも妹プレイで、メイド奉仕プレイ。属性欲張りすぎだろ…。
メイちゃんは、「すご〜い!」と拍手してる。本気なのか、付き合いがいいのか?
「ご主人様、二彩姫は、たまに臨時バイトすると、一日天下の人気メイドなんですよ」
やっぱ、二彩はコスプレ好きだな。美貌や愛嬌の高いロリメイドだから、人気も出るだろう。
マイクロサイズのメイド服も、そのためか。
それからは、ロリメイド二彩の独壇場だった。
二彩が歌って踊りまくると、スカートが浮いて、ガーターベルトの食い込む無垢な細ももが大胆な露出する。
メイド服のスカートは膝が隠れる長さなのに、わざわざ蹴り上げるステップを踏んで、スカートを揺さぶるのだ。
激しくジャンプして、スカートの内に空気を入れて、ふわりと浮かせる。スカートのレースで縁取りされた内襞まで見える。
思い切りハイキックすると、スカートの奥のリボン付きパンティまで晒された。
歌もメイド姿に合わせて、好き好きな女心を歌詞に乗せたアイドルソングを、甘いロリータボイスで歌い上げる。
アイドル級歌姫声で恋愛アピールされて、あからさまな求愛ダンスでセックスアピールされる。
選曲などのサポートに回ってるメイちゃんも、二彩のステージに見とれている。
俺は彼女以上に集中して、二彩の踊り姿に、いつまでも見入っていたかった。
踊り疲れた二彩が、スイーツやジュースを注文する。
それをメイドらしく、俺に食べさせてくれる。
「あ~んして、め~じ兄ぃ様」
自分は息を切らしているのに、笑顔で俺を優先する二彩の奉仕姿はいじらしい。
普段のワガママな二彩とは思えない。
「うん、美味しい」
俺が一口食べると、子供みたいに目を輝かせて喜ぶ。
今は、俺に媚びて喜ばせたいようで、ワガママのお返しをされてる気分で、胸がほっこりする。
「め~じ兄ぃ様ぁ~」
二彩は子猫みたいに膝に乗り、胸板に頭をすり寄せて甘えてくる。フワフワした猫っ毛ツインテが、胸元をくすぐる。
二彩の豊かなツインテごと頭を撫でてやると、安らいで喉を鳴らす。
歌声を響かせた喉を労わると、更に目を閉じて頭を預けてくれる。
すっきりした背中をさすっても、リラックスしてる。
純粋な少女みたいに身体を預けられると、もっと好きに触りたくなる。
脚に手を這わせて、ガーターベルトに締められたスベスベの細ももを触ってみる。
二彩はくすぐったそうに、矮躯をモゾモゾさせた。
そのままスカートの奥まで、手を伸ばす。
二彩がビクっと緊張する。メイちゃんはじっと固唾を呑んで、二彩が何されるかを興味津々で見守っている。
スカートの奥のガーターベルトを引っ張って、パチンとゴムを鳴らす。
ゴムの反動で、二彩の脚に微振動が走る。
「め~じ兄ぃ様、あまり強くしないで…」
「俺は兄でご主人様だろう?逆らったりして、いけないメイドだ」
二彩のパンティまで手を忍ばせて、リボン飾りをいじくり回す。
メイド姿で悪戯されて、二彩は脚をモジモジさせる。
「悪い娘は、ここでお仕置きして、分からせてやろうか?」
この部屋は防音が効いていて、唯一のギャラリーも、続きを期待してる。
「してぇ、め~じ兄ぃ様。奥の部屋に、メイド服以外のコスもあるから」
二彩は八重歯を零して、ニパッと笑った。
二彩はそのつもりで誘い込んだみたいだ。
歌とスイーツとコスプレが堪能できて、知り合いに自慢もできるこの部屋に。
「メイドのくせに、もう次のコスプレまで考えているのか。まずはその衣装で滅茶苦茶にしてやる」
メイドコスを試したい人用のゲストルームのつもりだったのに、瞑司が使うと、いかがわしい部屋に見えてくる不思議。
これから、ヤラしいことはしますが。