A.OLのおしゃべりは長いのです。
姫初めで年を越し、正月休みも開けた朝、俺と映優梨と美澄実で朝食を取った後のこと。
「あれっ
発端は、美澄実が早朝出勤した後になって、
紫色の布で包まれた、映優梨お手製弁当の包みが置きっぱなしになってる。
最近では、俺と美澄実は映優梨にお弁当まで用意してもらってる。
せっかく映優梨が学校行く前に作ってくれた弁当を、忘れていくとはもったいない。
映優梨は弁当作るために、JK制服の上から白エプロンをつけた、家庭科みたいな格好してくれてるのに。
白ブラウスを盛り上げる巨乳と、はためく紺のプリーツスカートが白エプロンをヒラヒラ浮かせて、朝から爽やかな
料理姿だ。
「今日は仕方ないですね。お姉さんはどこかで昼食を済ませるでしょうし、これは冷蔵庫に…」
「待った、俺が届けるよ。美澄実さんに食べてもらうための、弁当だろう」
「本当ですか?でも、
「今日は、
「瞑司さん、そんなにまで…よろしくお願いしますね」
俺は映優梨から二人分の弁当を託された。軽く頭を下げて弁当を渡す仕草が、新妻っぽい。
朝から可愛いので、「行ってくるよ」とキスをほっぺたにすると、エプロンJKはパッと頬を赤く染めて、「瞑司さん、いきなりそんな…」と熱っぽくなった顔に手を当てる。
さて、いい顔見たし、働く美澄実の姿も拝みに行くか。
ワンルームマンションから映優梨の通う高校は近いが、代わりに美澄実の会社は電車でないと行けない距離だ。だから家を出る時間も、映優梨の方がゆっくりしていられる。
自分の通勤より、姪の通学事情を優先する美澄実が選んだ立地だからだ。
電車を待ちながら、ホームで麗緒瑠に電話する。
「ウチに代返して、講義聞いとけって?珍しくマジメな頼みだな?」
朝から張っている麗緒瑠の声は、まだ通勤ラッシュがやまない喧騒の中で電話しても、よく聞こえる。
逆に、俺の声もしっかり聴きとってくれてるみたいだ。
「1回抜かしても、大した問題じゃないかもしれない。でも美澄実さんと映優梨ちゃんが負い目感じそうだったしな」
「ウチもさ、講義はサークルついでに出る仲間に任せてんだよ。で、試験はメモを持ち寄って前日に集まって、一晩で詰め込む。だからあんま、アテにすんなよ?」
「スポーツは万能でも、勉強はそれほどじゃなかったか。そういや、スポーツ特待生だっけ。勉強ついてくの大変だろ?」
「みんなやってるだろ、これぐらい。瞑司はどうなんだよ?」
「俺は自分で聞いてメモっておけば、大体の内容は分かる。自分の頭に入ってなきゃ、どうしようもないだろ?」
「分かった分かった。瞑司はウチらより、賢いんだな。…ま、仲間からも、メモをかき集めておいてやるよ」
電話向こうの麗緒瑠が、少しムキになった気がした。
確かに俺は一人で勉強してきて、人に聞くのは初めてだ。
頼み方が悪くて、やる気をなくされても困る。
「ああ、よろしく。俺と違って、仲間が多いんだから、その人望に期待してるよ」
「何言ってんだよ、女の子でハーレム作っといて。瞑司も人望、あると思うぞ」
少し温かみのある言葉を最後に、電話が切れた。
勉強できないなりに頑張ってる麗緒瑠を、フォローしたつもりだったんだけどな…。
思いがけず、友達の少ない俺の方がフォローされてしまった。
大学の運動系サークルを掛け持ちし、高校の後輩から未だに慕われる麗緒瑠を、他の女子と一緒にハーレムに加えてるのは、ある意味麗緒瑠よりもすごいことかもしれないな。
満員電車に揉まれながら、俺はそんなふうに考えて、機嫌をよくした。
美澄実の会社受付で、届け物をしに来た知人と名乗ると、受付嬢は意外そうに目を丸くしながら、すぐ応接室に通してくれた。
美澄実の名前は、会社内でも信用が高いみたいだ。
それにしても、美澄実に俺のような若い男の知り合いがいたのは、知られてなかったらしいが。
待っていると、応接室のノックとともに、見知った美女が顔を出す。
「お待たせ致しました。秘書の
ドアから入って、条件反射のように折り目正しいお辞儀とあいさつを始めかけた美澄実は、客が俺と認識すると、驚いて素が出てしまう。
クールビューティーな社長秘書と、俺に見せるプライベートの女の顔は、やはりギャップがある。
「ほらこれ、お弁当。忘れてましたよ」
「それを届けにわざわざ…?」
「映優梨ちゃんの弁当を食べ損ねて、悔しい思いをしてるんじゃないかと思いましてね?」
「からかってるのかしら?でも助かったのは、本当ね。ありがとう」
知的な美貌を和らげて、柔らかい微笑を浮かべる美澄実。
彼女にしても、社員食堂のランチで妥協するより、映優梨のお手製弁当が食べたかったみたいだ。
俺と同意見だったな、と俺もフッと笑みを浮かべた。
そこに、開きっぱなしだったドアから、ひとりのご婦人が入ってきた。アラフォーくらいで、ダークブラウンに染めたショートヘアが、わずかにカールして頬のラインに重なっている、穏やかな貫禄の持ち主。
おいおい、社長秘書の美澄実の接客に割って入れるこの人はまさか…。
「社長!あの、私の客ですから、どうぞお構いなく…」
「これは失礼。
「いえ、それほどでも……」
俺との関係、その説明に困って言葉を濁す美澄実。
そりゃ、姪との交際を問い詰めたら逆にレイプされて、付き合うことになったなんて、言えないよな。
「おやまあ、言えないことなの?では君から説明してくれない?」
「気になりますか?美澄実さんのプライベートに踏み込むことになりますよ」
社長が俺のほうから聞き出そうとしてきたので、俺が変わって応対することに。
普段の美澄実なら、プライバシーを盾にして社員なりの権利を主張し、切り返すんだろうが……。
俺がお邪魔して、調子が狂ってしまってる。
俺が美澄実のキャリアを崩しかねない秘密を握ってしまってるからな……。
「深鏡君はね、社内のハラスメントやトラブルに真摯に対応しては、私にも知らせてくれる。社長秘書として、わが社の女房役をやってくれて、非常に助かっているわけね。だからこそ、放ってはおけない」
女房役と言われてしっくりくるのが、美澄実らしい。
映優梨と俺の関係に証拠を突き付けて迫ったみたいに、困った社員の問題解決にも動いてるに違いない。
美澄実本人は、姪っ娘の保護者でいよう、社長秘書でいようと、真面目さを通してきたのは、俺も知ってる所。
会社と映優梨に操立てて、面倒見てる女房みたいなのも頷ける。
だがしかし、俺は変わった美澄実も、知ってもらいたい。
「私は
「おや、私はてっきり、深鏡君の、噂のお相手かと。最近はクリスマスに正月と、よく休みをもらってるじゃないの」
「あっ、あれは姪と過ごすために…」
「今までは仕事の完遂を優先してた君が、ね?」
「いえ、それは…」
しどろもどろになって、額の汗をハンカチでぬぐう美澄実、ピンチ。
生半可な答えでは、勘のいい女社長は納得しなさそうだ。
「はい、そうですよ。美澄実さんとは、以前から交際させていただいてます」
「ええっ!ちょっと瞑司君!」
援護射撃にしては爆発力のありすぎる俺の爆弾発言に、美澄実が俺の方を振り向いて叫ぶ。
「嘘は言ってないでしょう。噂になってるなら、はっきりさせた方がいい」
あくまで俺は、冷静に交際バレした社長秘書をなだめる。
実際は、映優梨に他の女の子とも付き合ってるわけだが、それはまた別の話。
「あのっ、社長、違うんです、これは…」
「いいのよ、照れなくても。彼、深鏡君の立場を考えてくれてるじゃないの」
「ですから…。~っ!瞑司君!」
説明に困って、涙目の美澄実。
女社長は、世話好きのオバさんみたいな笑い顔で、美澄実の肩をポンポン叩く。
「社内ではクールな深鏡君が、いい顔するようになったわ。ねえ君、卒業後はわが社に来ない?」
美澄実が感情的になる珍しい相手、俺に興味を持ったのか、社長自ら勧誘をかけてくる。
話に入ってきたことといい、年の割りに押しが強いな、この社長さん。
「ご冗談でも、もったいないお言葉です」
「君の考え次第では、あながち冗談でもなくなるわ」
軽く流そうとしたら、真面目な表情で、本回答を迫ってくる社長。
この女社長、人のよさそうなおばちゃんに見えて、人材を逃さない御仁だよな。
美人秘書をイメージモデルに使いつつ、その立場を守ってる辺り、会社を背負ってきた一女性として社会の酸いも甘いも知り尽くしてる感じがする。これは、美澄実も信頼できる社長だ。
「そうですね、社長の人となりを知ると、美澄実さんが働くこの会社にも興味がわいてきました」
「光栄ね。それに、深鏡君には、君がついてくれた方が、ためになりそう」
「社長!変に気をまわさなくて、結構ですから…。それに、社内で彼といるのは…」
「あら、わが社は社内恋愛自由なのは知ってるんじゃないの?これまで、痴情のもつれを一刀両断してきた深鏡君なら、心配してないわ」
「社内恋愛って、そんなつもりはないですからっ!」
「美澄実さん、会社では他人の恋愛の面倒見てるんだ。なら、俺が入社しても、しっかりしなくちゃあ」
「えっ、瞑司君本気なのっ!?」
他人の恋愛清算、正常化は手伝えても、自分の恋心となると、まるで初心な社長秘書。
眉をしかめて困ったような、緩みそうになる口元から嬉しい笑みがこぼれそうな、複雑な表情をしてる。
公私混同してしまわないか、クールな美貌が悩ましそう。正直、こんな秘書と一緒に働いてみたい。
映優梨に俺が通う大学への進学を勧めて、勉強を見ていた俺も20歳。
就職活動を考えなきゃならない頃合いだったが、一ついい進路が見えた。
美澄実と同じ職場で働く将来も、考えておこう。
その後も女社長が、美澄実の内助の功を絡めて、会社の話をしてくれた。
話好きのおばあちゃんみたいな、ゆったりした語り口だが、女手一つで会社を引っ張っていくのは、相当な苦労があったらしい。
会社が大きくなった頃に社内でトラブルが多発し、入社したばかりの美澄実が、自ら進んで面倒ごとの解決に力を尽くしてくれたらしい。そこを見込んで、社長秘書に抜擢されたとのこと。彼氏と別れて、両親のいない姪を抱え、当時から背負い込む性格だったのは、俺も頷けるところ。
来歴を聞いて驚いたのは、会社が20年以上続いていて、女社長がもう50歳過ぎてるということ。
会社のイメージモデルとして、20代で真面目そうな美貌の秘書、美澄実を押し出してるが、社長も会社の顔として十分通用する。美魔女か、この人は。
「あら、お話してたら、もうこんな時間。深鏡君、お昼休憩に入りなさいな」
「美澄実さん、一緒にお弁当食べましょう。いつもどこで食べてますか?」
「ここは社員食堂が広いから、みんなそちらで食べてるわ」
秘書のお義姉さんの案内で、社員食堂に隣接するテラスに席を取る。
社員食堂といっても、広さはフードコート並みに充実していて、お弁当のために余裕で席が取れるぐらい。
メニューも充実してそうだが、俺達には映優梨が作った弁当がある。
開けてみれば、彩り豊かな具材が、整然と弁当箱に詰め込まれてる。
桜エビを散らして焼き上げた卵焼きは、フワフワな卵の中に、桜エビのパリパリした食感が。
タコさんウインナーは、程よい焼き加減でタコ足がカールし、かじれば香ばしい風味とプリッとした歯ごたえ。
輪切りにしたニンジンのグラッセは、黄色く焼き色のついた中心部に、バターの味がよく染みてる。
どれも旨くて、ご飯がよく進む。
ウサギの形に可愛く切ったリンゴは、塩水につけて瑞々しいまま変色しないようにしてある。
朝の通学前に作ったシンプルメニューながら、ほっと一息つける、安心するおいしさ。
そして、料理上手な女子高生が愛情をこめて作ってくれたのだから、清楚な制服エプロン姿を思い浮かべるだけで、美味しさが倍増しする。
「今日も美味いな、映優梨ちゃんの弁当。午後からの活力になる」
「瞑司君は今日休んでるでしょう。でも流石、いつ食べても美味しいわね」
弁当を味わいながら、俺たちは顔を見合わせて笑った。
テラスで弁当を開くと、他の社員が集まってきた。
27歳にして社長秘書として活躍する美澄実は、若い女子社員から人気が高い。
フォーマルスーツの社長秘書と対照的に、OLは白いブラウスにピンクのベスト、紺のスカートと色調明るめの制服。
今どきは会社の制服も可愛くないと、女子社員が来ないんだな。
女子社員の制服姿が可愛いのは、俺にとっても目の保養になる。
OLさんも、俺と美澄実の組み合わせに、大盛り上がり。
「へ~っ!美澄実さん、噂のカレシさん?」
「キミ、大学生の家庭教師なんだって?年いくつ?」
「20歳です。今は2回生ですね」
「7歳差カップルなんだ!」
「わっ、私はあなたたちから見れば、どうせ年増よ」
愛想良く答える俺と、気恥ずかしい美澄実。
「そうじゃなくて。いつの間にか若いツバメが舞い降りたのが、流石だなって」
「最近まで浮いた話全然なかったのに、フレッシュな大学生捕まえてるんだもの。見直しちゃった」
「今は就活中?やっぱりうちの会社入る予定?」
「そうですね~、社長さんの人柄や、社内の雰囲気もいいですし。何より美澄実さんいますし。入ったら皆さんの後輩ですね」
「わ~っ、後輩だって、可愛い!」
「お姉さんたちが、何でも教えてあげるからね」
「横取りしちゃ悪いよ、カレには美澄実さんが、手取り足取り教えるんだから、ね?」
「そっ、そうね…私が責任持つわ」
なんだかんだで、女子社員からは頼りにされつつも愛されている社長秘書は、俺が入ってきたら教育はしてくれるつもりだ。
俺が会社入りするって話で外堀を埋められ、ちょっとあきらめ気味に苦笑してる。
「ねえ、家での美澄実さんって、どんな感じ?」
「映優梨ちゃんの教育に熱心なもので、自分の趣味がない真面目な生活してますよ」
美澄実のハラハラした視線を横から快く感じながら、ただ、と付け加える。
「酔うと可愛い所を見せてくれましてね。歩けなくなって俺がホテルまで支えて行ったり。部屋で暑いからって、脱いで下着姿になってしまったりしますね」
「瞑司君、あなたまた余計なことをっ!」
「へ~っ、美澄実さん大胆!」
「今度の飲み会は、彼氏さんもつれて来て下さいね、美澄実さん!」
OLは際どい裏話にも食いつきがいい。キャーッ!と黄色い声を上げて、より突っ込んだ話をせがむ。
美澄実は恥ずかしがってるが、周囲のOLは親しみを感じて、むしろ好意的だ。
こうして俺は、エロ方面は伏せつつも、美澄実との交際秘話を話してテラスを盛り上げ、美人秘書がいじられる恥態を肴にしながら、ランチタイムを過ごすのだった。
午後を回って、美澄実が秘書の業務を終えるのを応接室で待ってると、廊下に美澄実のヒールの音が。
廊下に出てみると、やはりかばんを持った美澄実が歩いているところ。
「仕事終わってるじゃないですか。俺に知らせずに、どこ行くんですか?」
「更衣室にまで付いてこないで」
少し頬を染めた美澄実は素っ気なくスーツの背中を向けると、タイトスカートを張り上げたヒップを振りながら、立ち去っていく。
美澄実が着替えると知ったら、男は意識するに決まってるだろ……。今更ツンとしてみせたって、俺を追い払うことはできない。
更衣室なら来る途中に見つけておいた。
美澄実さんが乗ろうとしてるエレベーターがラッシュアワーな隙に、非常階段を通って先回りする。
女子更衣室の、故障中の立て付けの悪いロッカーに隠れる。
すぐに、大勢の女子社員が更衣室に入り込んできた。お目当ての美澄実もいる。
扉がきちんと閉まらないから、覗くために隙間が空いていてもOLたちは気にしない。
覗かれてるとも知らないOLたちが、気を緩めて制服を脱ぎ始める。
ベストを脱いだ白ブラウスの上からでも、色とりどりのランジェリーが透けて見えた。
さらにそのブラウスも遠慮なくはだけて、ブラだけの上半身をさらけ出す。あるいは汗ばんだグレーのスウェットや、キャミソールを着用してる女性もいる。
スカートのチャックも勢いよく下ろして、パンスト脚あるいは生足と、パンティを見せつける。
目の肥えた同僚から下着を観察される女子更衣室は、さながら女だらけのファッションチェック。
会社の制服はまだ清楚さを保っていても、下にはオシャレな下着をつけてる。
美澄実のプライベートに目を輝かせてた、黒髪をハーフアップにして、後ろ二つ結びにまとめた童顔OLは、布面積が小さくて剥がれてしまいそうな三角布を、細いゴムバンドでやっと身体に縛り付けてる、見た目よりも大人びた下着をつけてる。
顔の割に胸は大人サイズで、ふくらみから下着がずれてしまいそう。
隣のOLがゴムバンドを少し直すと、パチン!と音を立てて肌に戻る。
「いったぁ…」と小声でつぶやいてるのを見ると、結構きつめに食い込んでたらしい。
若い肌が反動でプルプル弾んでる。
パンストは薄いベージュ色だが、肌色と見分けのつかないヌーディーナチュラルなカラーリングが、かえって生脚に近い質感を出している。
生脚と極小パンティのセットにしか見えない。
さっき際どい話を頷きながら聞いてた、まつ毛エクステが濃い茶髪OLは、スケスケシースルーの過激な下着をつけてる。
ちょうど胸の谷間に、大きなほくろが一つあるのを見つけた。
そこらの男には見せない肌にあるホクロを見ると、深い仲でもないのに秘密を握った気になってしまう。
黒ストには、腰から膝、爪先にかけての脚線美をなぞるようにして、斑目模様があしらわれてる。
指でたどって、爪先から股間まで上り詰めたい衝動を抱かせるのだ。
美澄実の裏話にニヤニヤしてた、キラキラメイクの赤髪OLは、シルクの布地に黒レースで縁取られた、触り心地よさそうな下着。
レースの飾りが大きくて、シルク布が埋もれてしまい、妙に下着サイズが小さく見える。
飾りすぎると下着がおまけだが、おまけサイズの下着に胸や股間を守らせてるのが、妙に無防備に見えてしまう。
パンストは網目の粗いタイツを、ガーターベルトで釣り上げてる。
網パンストはなぜかお尻部分だけが丸く切り取られて、Tバックが食い込む尻がむき出しになってる。
尻穴は女子から見ても気になってしまうらしく、穴から手を突っ込まれてヒップの谷間部分をサワサワ撫でられてる。
俺もそれやってみたい。
男子禁制のファッションショーを、男の俺が隠れ見てるのだから、密やかな優越感がある。
狭いロッカー内には、脱いだ女性が放つ生々しい芳香が流れ込み、熱い息を荒げてしまう。
荒い息遣いが外に漏れてしまわないか気になるが、俺がハァハァしていても、女子社員たちはおしゃべりに夢中だ。
女性は脱ぎながら汗拭きや、制汗剤での匂い消しに気を配り、肌も露わな着替え途中でもおしゃべりをやめないので、お着替えタイムは男が単純計算するよりも長い。俺がその分じっくりと、あられもない姿を眺めてられるわけだが。
その中でも、美澄実のグラマラスな下着姿には、女性からも注目が集まる。
それも、いつものようなフルカップの無難な下着じゃない。
胸を覆うカップが丸くくり抜かれ、代わりに、 濃い藤色の紫陽花柄レースが、帯みたいに乳丘の頂上だけを隠している。
いわゆるオープンカップで、丸みを帯びた下乳が丸見えだ。
下乳が揺れないように、円状に残ったベルトが支えているが、Hカップサイズでは今にも揺れ落ちそう。
黒パンスト下に穿いたパンツの方も、最低限のデルタエリアを藤色のT字布がガードして、細いベルトに縁取られてるだけ。豊満なヒップがそれで覆い隠せるはずもなく、尻タブがほとんどTバックからはみ出して、尻の谷間に食い込んでしまってる。尻の上半分はパンツからはみ出して、黒ストに覆われているだけの生の尻割れが晒されてる。
「美澄実さん、新しい下着ですね」
「地味系は卒業ですか?オトナっぽくてセクシーですよ」
「これは、前に買った店で、店員に勧められて…」
「彼氏さん、興奮物ですよ」
「やめてよ、瞑司君には、見せようかどうか、迷ってるんだから…」
まさに今、俺が息を詰めて、下乳ラインや肌面積の広いブラ乳を舐めるように眺め回してるから、その意見は当たっている。お蔵入りとかしないで、俺の前でも脱いで見せてくれ、そのセクシー下着。
「あのカレシさんのためですかぁ?」
「瞑司君は関係ないでしょっ」
「隅に置けないな〜」
「美澄実さんが選んだにしては、意外と地味な男の子だよね。年の割には、落ち着いた感じっていうか」
「あの大学生クン、いい大学出だし、社長に気に入られてそうだし……将来有望じゃないですか?」
「瞑司君は、思ってるような男じゃないっていうか…」
そう、俺は人当たり良くしてるが、それほど善人でもない。
美澄実には選択権を与えず、襲い掛かったから、美澄実の好みかどうかなんて関係なかったし。
「分かる。まだ学生なのに、7歳上の社会人と付き合うなんて、タダの真面目クンじゃないよね」
「教え子の映優梨ちゃんは、ピチピチのJKでしょ?普通の男は、若い子に手つけそうじゃない?」
「いや、それは美澄実さんが許さないでしょ、ねえ?」
「えっええ、もちろんよ…」
笑い交じりに振ってきた同僚に、美澄実は苦笑しながら返すが、額には冷や汗が滲んでる。
実は両方に手を出してるんだが、惜しくもそこまでの発想は出てこない。
「やっぱり美澄実さんが、この悩殺ボディで誘ったんですか?」
「私がそんなことするわけないでしょっ!」
「じゃ、彼に口説かれたんだ。教え子の保護者ってのが、ちょっとヤバイ関係だよね」
「家庭教師に通ってたら、いつからか美澄実さんに会うのが目的になって……私、そういうの大好物!」
「ねえ、姪っ娘さんが家にいる中で、どんなふうに口説かれたんですか?」
「あ~もう、聞かないでっ!」
美澄実の歯切れが悪いのをいいことに、姦しいOLたちの妄想噂話は止まらない。
しかし美澄実が、俺とのなれそめを語れるはずがない。
顔を真っ赤にして語らない美澄実を見て、すごい殺し文句で落とされたんだ!と妄想を逞しくする女子社員たち。
俺が襲ってモノにしたと知ったら、盛り上がるだろうか、それとも引くだろうか。
同性から羞恥攻めにされてる美澄実の恥態を、俺はニヤニヤしながら盗み見る。
それにしても俺が見たことない下着、新しく買ってたのか。
口には出さなくても、下着を持ってないの気にしてたんだな。
「ふぅ…暖房が強すぎて、蒸れるわね」
なんと嬉しいことに、美澄実はブラを外して、ぶるるんっ!と振り子みたいに揺れるナマ爆乳をさらけ出す。そのまま、むっと匂い立ちそうな谷間を拭き始めた。
他のOLは、谷間に軽く汗拭きシートを挟んだり、ブラに指を差し込んで拭いたりできる。
しかし、美澄実の爆乳ブラにそんなスキはなく、無理に突っ込めば型崩れしてしまうので、どうしても外して直接拭かないといけない。
汗拭きのために脱いでしまう爆乳秘書えっちすぎるっ!
谷間を割り開くと、押しのけられた横乳が重々しく揺れる。横に流れた乳房を、腕ブラでそっと抱え上げる。
自ら片手をいっぱいに広げても、溢れてしまうフルボリューム爆乳。細い手首も深い谷間に挟まってしまいそう。
汗をかきやすい腋からも、横乳を寄せ上げて、腕を肩上まで伸ばして腋をフキフキする。
ただでさえデカい爆乳が寄せられると、ドンと飛び出しそうなロケット乳に変形して、谷間を埋めてしまう。体拭くにも、いちいちバストを動かさなきゃいけないのが、どうしようもなくドスケベボディだ。
片手に下乳を乗せ上げて、胸にもたれて汗蒸れした下乳の丸みを、掌で持ち上げるようにして、ぬぐい上げる。布で拭かれるごとに、柔らかそうに曲線をたわめる魅惑のバストライン。
ぐっと指で下乳が吊り上げられて、むにゅっと下から上に波打つ爆乳の姿態を、生唾を飲んで見つめる。
さらに上乳もプルンプルン揺れて不安定なので、下から支えながら、拭かないといけない。
鎖骨の下まで上乳の丸みがグイッと持ち上げられる。爆乳に弧を描くような皺が何本も走って、いかに柔軟に変形してるかが目に見える。爆寄せ乳のしわ寄せで、首元にまで線が浮かんでいる。持ち上げられたおっぱいが、鎖骨に触れてしまうほどだ。
片手ではすぐ爆乳肉があふれ落ちてしまうので、落ちる前に両手で交互に抱え上げる。
切れ長の目を伏せて胸を見つめ、慈しむようなリラックスした表情も相まって、自ら爆乳を抱きしめる美女という、どエロい構図。
大ボリュームの爆乳お手入れは、同性からもインパクトが強いらしく、騒がしいOLたちが黙っていない。
「暖房効きすぎても、冬に蒸れるとか、普通ないですよ」
「美澄実さんの胸、大きすぎでしょ!」
「あんっ!勝手に揉まないで!」
見ているだけでいられなくなった同僚の手が、ふるふるんっ、と横から爆乳を優しく揺らす。
慎重に拭いていた爆乳を不意に揉まれて、感じた声を上げる美澄実。
おいおいなんだ?女子更衣室ってのは、いつもこんなエロいことしてるのか!?
「お~、感度良くなってる!」
「年下のカレシさんに揉ませてますか?」
「ええ、彼はその…よく揉んでくれる方だから」
「じゃ、もうちょっと、いいですよね」
「あっ、次は私も~」
「あなたたち、興奮しすぎっ…やぁめてっ…」
さしもの美澄実も、同性からのセクハラじみたスキンシップにはタジタジ。
あのOL、おっぱいの柔らかさが目に見えるエロい揉み方してるなぁ。
大人しいOLって顔して、夜はテクニシャンに違いない。
同性ですら、きゃあきゃあ黄色い声の上がる絡みなのだから、男の俺が見ていて興奮しないはずがない。
女だからって、俺が手に入れて開発したおっぱいをタダ揉みしやがって。
女子更衣室が男子禁制な理由が、一目瞭然でわかってしまう。
女同士だからって、ここまで戯れてたら、俺も勃起どころか、今すぐ割り込んで襲い掛かりたい気持ちを抑えるのに必死だ。
ロッカーに身を隠してるから、最後の一線を保ってるようなもの。
女子社員中でもトップサイズを誇る爆乳が、同性間でオモチャにされてから、ようやく解放される。
しかしブラを付け直そうとしても、自由を得た爆乳が、あふれかえる肉量で、ブラカップに収まってくれない。
「ホック、留めてくれない?」
困ったように背中へ助けを求める美澄実の流し目が妙に色っぽく、思わず手を上げたくなる。
「あ~やっぱり。貸してみ?」
「すご~い、こんなにブラ大きいんだ?」
一人では留めるのが難しいと知れ渡ってるようで、周囲も慣れたもの。
Hカップブラは、特注サイズだけに、ホックが3つもある。
OLが美澄実を取り囲み、前からブラをフィットさせて下乳を支え、後ろから背中にブラ紐を押し付けて、ホックをかみ合わせる。
やはり美澄実サイズだと、ブラは拘束具として、乳房を縛ってるようなもの。
同僚のOL複数人がかかりでブラ紐に縛られ、ホックを一つ留められるごとに、「ん…」とうなり声を上げる悩まし気な美女を見ると、同性からも襲われてるように錯覚してしまう。
実際やってるOLたちも、少なからず妖しい気分になってるみたいだ。
「美澄実さんのブラ付けるのって、なんかクセになっちゃうかも」
「何でもできそうな美澄実さんも、自分の背中には手が回らないってのが…なんかこういいよね」
「そんなの当り前よ。独りで何でもできないから、会社があるのよ」
「美澄実さん言う~」
そういえば、朝は映優梨につけてもらってるのかも。
それにしても、うらやまけしからん。
美澄実が早朝に着替える時に訪ねて、手伝ってやろうか。
さらに黒ストパンツにも手を入れて、尻ふきを手伝うOLもいる。藤色パンツの中を、小さな手がもぞもぞ蠢く。
お尻も背中側だから手伝う必要性はあるが……断りなくパンツに手を突っ込んでも、美澄実が騒がないのが役得だな。俺なら思いっきり騒がせながら、触りまくるけど。
美澄実が汗の手入れを終えて、着替え直すころには、俺はロッカーの中で着替えを覗いた充足感に満ちていた。もはやフォーマルスーツで澄ました社長秘書を見ても、ギリギリエロ下着の女としか見えない。
股間の方も怒張しきって、今すぐ生着替えをネタに、一発抜いてしまえるほどだが、それはもったいない。
意図せず俺を誘惑したそのエロボディ、あとでたっぷり弄んでやるからな。
美澄実の直属上司である社長は、美澄実の側にいても安心で、見た目華があるという設定で、50代美人女社長になりました。
見た目はまだまだ現役の美魔女社長ですが、言葉使いからおばあちゃんというのが分かります(笑)
瞑司も、美澄実が安心して働けそうな社長とみなしていて、女性としてはあまり意識してない模様。
その分今回は、OLの着替えに目移りしてました。
しっかり者の美澄実の年下彼氏だから、女子社員からは学生君扱い。
普通の男なら美澄実が姉さん女房やってそうですが、瞑司は美澄実の目と鼻の先でセクハラかます男ですから。
次回は、美澄実と夜のオフィスで残業です。