おま〇こエルフ三姉妹 同棲生活はじめました♡ 作:お互いがお互いのために
生暖かい風が、公園を吹き抜けている。
肌がじっとりしてしまって、さっきから僕は、汗をぬぐってばかりいた。
こんな時は、家に引きこもってクーラー……と行きたいところだけど、そうは問屋が卸さない。
なぜって、僕たちは家を追い出されてしまったのだから……。
「あ〜〜〜〜〜! もうっ、どうしてこうなったのよ!」
ソフィは、脚を組み、腕を組み、頬をぷんすか膨らませて怒鳴った。
その右隣に僕。
そして僕とソフィを挟む位置には、さきほど帰ってきた(そして帰る家がなくなっていた)マリアとアーシャもいる。ソフィとは対照的にいくらか、うなだれてて可哀そうだった。
さきほど、僕たちは部屋から強制的に立ち退かされた。
原因は、僕ん家がやたらうるさく騒音――ほとんどはおまんこエッチする時の叫び声のはず――を発していたこと。
それから、単身でしか住んじゃゃいけない部屋なのに四人家族で暮らしてるから――だという。
もっとも、そういうルール違反をしたからと言って、すぐに嬌声……もとい強制立ち退きなんかには、普通ならないはずだ。
けど、僕たちは普通じゃなかったみたい。
大家さんに「なんど注意されてもしたがわ」ない。
しかも「警告文も訴状も全部無視し」た。
だからこんな目に遭うんだと、さっき執行官の人にお説教されてしまった。
けれどもちろん、僕はそんな事態になってたなんてぜんぜん知らなかった。
理由は簡単だ。僕が知らないうちに、握りつぶされていたんだ。
ソフィの手で……。
大家さんが注意しに来ても、ソフィはけんもほろろで追い返し。警告文や訴状が届いても、目にもくれずに破り捨てたのだという。
つまり、強制立ち退きという究極のとこまで行っちゃったのは、ぜんぶソフィのせいだってこと。
「あ〜、暑いわ! 全く、ふざけるんじゃないわよ! せっかくおまんこしてたのに、こんな猛暑の中に放りだすなんて……ねぇみんな、そう思うでしょ!?」
しかし、誰も答えなかった。
アーシャも、マリアでさえ、しーんと口を閉じている。
「え、ちょっとどうしたのあんた達?」
「ソフィ……反省してないな!?」
叱る。
と、ソフィはきっと目じりをつりあげた。
「し、してるわよっ……っさいわね! 文句つけてくるのがうざったいから、無視しただけでしょ!」
まったく悪びれる様子もない。うーん、これは悪い子だ……。
僕は無言でマリア、アーシャと目を合わせる。すると、二人ともこくんとうなずいた。
以心伝心ってやつか。
よし、やろう!
「え、ちょっと三人とも、何を?!」
じりじり、とソフィに近づいていく僕たち。両手を広げ、ソフィの逃げ場を封じ、そして――
「やめて、ごめんなさいっ! 反省してるっ、してるから、ゆるしっ――ひぃぃぃぃぃぃぃっ?!」
「ご、ごめん……なさい。私のせいで……うぅぅぅぅぅぅぅ~~っ!」
ソフィは、ぽつんと床に体育座りして、しゅんとしていた。
いま、僕らはネットカフェにいる。ひとまず二スペース借りたけど、いまは一スペースに四人集まる形だ。だって家族会議中だからね。
家を追い出されちゃったし、しばらくネットカフェ難民やって耐え忍ぶしかない……と、いうことになった。
でも僕は、不動産屋さんにかけあって、なるべく早く、次の部屋を探すつもりだ。
まさかネットカフェで夜を明かすことになるとは……大人な僕やマリア、自己責任なソフィはまだしも、ちっちゃいアーシャにはつらそうだな……これは、早く見つけてこないと。
「……ふぅ。ソフィ、これに懲りたら本当に反省してね?」
まったく、ソフィ今回はやらかしたな。ぐすぐすっ、としゃくりあげている。反省はしてるみたいだし、今回は赦してあげ――
「ってぇ、謝る訳ないでしょっ! 私は悪くないもの! ぜんぶっ、あいつらが悪いのよ、あいつら! 私はムカついたから追い返しただけ。なにか悪い!?」
キッとするどい視線でにらみつけてくるソフィ。
あ、あれ〜〜……? やっぱり、反省してない……?
「私さきに寝るわ!」とか言って、自分一人だけ、とっとともう一つのスペースへ帰ろうとする。
こ、こいつ……! いつも通りとはいえ、生意気だなぁ……。
別に態度がよくないだけならいいけど、みんなに迷惑かけておいてこんな態度はさすがにダメじゃないか? 兄として、ちゃんとけじめをつけさせないと。
「ふふふっ」
僕はにやりと笑った。そして、マリアとアーシャに目配せする。
「な、なにその笑い? 気持ち悪――きゃっ、何!? 姉さん、アーシャ、何をっ……!」
「ソフィちゃん、悪く思わないでねっ」
「でねっ♪」
「離しなさいよーっ!」
よし、いいぞ……! マリアとアーシャに、ソフィの両肩を押さえてもらいつつ、僕はソフィの両腋へ、警告なしに手を突っ込んだ。指を、ごそごそと敏感なところにはい回らせる。
「くらえソフィ! こちょこちょこちょこちょー!」
「ひぃっ!? ンひゃぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っ……♡」
くすぐり奇襲攻撃を受けて、ソフィは甲高く笑い、叫んだ。
先ほどしたのと同じ、なかば拷問のようなくすぐり責め。
二回目とはいえ、ソフィは耐性のついた様子もなく、はげしく胸をそらして笑う。
「ひゃんっ、あははははははははははっ! ちょ、ちょっとっ、何すんのよ兄貴ぃっ!?」
当然、逃げ出そうとするソフィだったけど、マリアとアーシャがつかんでいるので逃げ出せない状態だ。
マリアは苦笑いで、アーシャは満面の笑みでそれに答えた。どっちにしろ、拘束してるのを解いたりはしない……。
おかげで、足の裏、脇の下、わき腹、お腹、おへそ、鎖骨のあたり……などなどをまんべんなく蹂躙できる。
ソフィは身をよじるけど、抜け出すことはできない。けっか、大笑いして、耳をつんざくような悲鳴をあげている。
……ちなみに、アーシャの魔法を発動してもらっているので、どれだけ叫ぼうと周囲に漏れることはないんだ。これで安心して、くすぐりの刑ができるぞ……!
「ひゃふっ、ひゃふっ、アハハハハハハハ! やめっ、やめなさっ……ふひぃぃぃンっ♡」
「こらソフィ! さっきの態度はちょっとひどいよ? ちゃんと二人に謝りなさい!」
「ふぁっ、あっ、アァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜ぅぅっ! ひはっ、ご、ごめっ……くすっクスクスクス、ンふふふっ! ごめん、なさいっ! 私が悪かったからゆるして――あっ、うひゃぁぁぁぁぁァァァァァっ♡」
別に意図はしてないけど、ときどきおっぱいに指が触れちゃったりして……なんだか妙な気分だ。
それは向こうも同じらしい。ソフィは、興奮してか肌を赤くしていた。
ほんの五分も経たない内に、ソフィは完全に音を上げた。荒い息を立て、大きな胸をゆさっと揺らして、手足をだらんと垂れ下がらせている。涙とよだれも、止まらなかった。
「はぁ、はぁァ……♡ ごめっ、ごめんなさいぃっ……♡ 私が、わるかったの……ファっ、はぅぅぅぅっゆるしてっ、くだしゃいぃぃぃ~~~~っ……♡」
(いろんな意味で)感じ入ったようで、ソフィは、半笑いのままなんども謝ったんだ。ふぅ、これで一件落着だね!