※この作品はR-18です。

おま〇こエルフ三姉妹 同棲生活はじめました♡   作:お互いがお互いのために

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デートに出かけよう!

 そして、その次の休日――

 

 暑くなってきた町の中。

 

 僕はアーシャと二人きりで歩いていた。太陽がかなり照ってるのに、アーシャがぎゅぅぅぅぅ〜〜〜っ♡ と腕にしがみつくので、余計にあついっ。 

 

「わ〜いっ! えへへへへっ……♡ お兄ちゃんと、デートだぁっ♡」

「ちょっ、アーシャ、そんなにしがみついたら――」

 

 ぎゅぅ〜〜っ♡

 

 すりすりすり♡

 

 しがみつくだけでなく、さらにはほっぺたまで腕にこすりつけてくる。赤ちゃんのお肌みたいなほっぺがプニプニ当たって、なんだか心地いい……

 

 じゃなくって!

 

 僕はぶんぶん首を振った。いけないいけない、またアーシャのペースにのまれる所だった。

 

 そうだよ。今日は健全なデートをしに来たんじゃないか!

 

 がっとアーシャの肩をつかんで、引き離す。

 

「あ、アーシャ、そんなにひっついたら歩けないよ」

「え〜〜〜っ?」

 

アーシャはあからさまにぶーたれた。そんなへんな表情になっても、形の良い頬やあごの輪郭は崩れず、ようするに超絶美少女のままだ。さすがエルフ、どんな変顔をしてもかわいいなんて……。

 

「じゃあ、お兄ちゃんにおんぶしてもらうーっ♡」

「うぁっ!?」

 

 見惚れてたら、隙を突かれてしまった。アーシャは素早く僕の背後をとる。そして、どんっ、と背中に飛びついてくる。

 

 特に重くはないけど、一瞬の衝撃はけっこうすごい。「うっ」と肺がつぶれてしまった。あ、あれー?

 

 えへへえへへ、と笑いつつ、僕の背中に彼女が頬ずりするのが分かった。

 

 あれー? 僕の兄としての威厳どこへ……。

 

「こ、こらっ……あーしゃ!」

「ん〜〜〜〜〜っ♡」

 

 さらに、今度はおぶさったままで、アーシャは顔を僕のすぐ横にくっつけた。そして、顔どうしを擦り合わせてくる始末。

 

 ぷ、ぷにぷにして肌が吸い付くみたいで、気持ちはいいけど……なんだか、しょっぱなからアーシャの思い通りにされている気がする。はぁ……。

 

 アーシャは今や人気アイドル。普通にそのへんを歩いていたら……しかも、男と一緒に歩いていたら、かなりまずい立ち位置にいる。

 

 今は魔法を使っているから、身バレする事はない――とはいえ、周りの人から見て、とんでもなくかわいい「人間の」女の子に見えていることには、変わりなかった。

 

 そんなアーシャが、父親とも思えない微妙な若さの男にじゃれついているわけで。

 

 そんな光景は、みんなの目を引いたのかもしれない。通り過ぎる通行人からの視線が、すごい痛かった……。

 

 僕の胸に回してくるアーシャの腕を、トントントンと叩いて合図する。

 

「こ、こらこら。お兄ちゃんの言うこと聞かないと、お洋服やさん連れてってあげないよ?」

「――っ!?」

 

 僕がそう告げた瞬間、一瞬にしてアーシャは僕の背中から降りた。

 

 僕の横に並び、手をつないで普通に歩いている。

 

「ちょ、早っ……!?」

「ちょこペロッ♡」

 

 ――と、答えになってないような答えを返し、アーシャはぺろっと舌を出した。あざといな……。

 

「えへへ〜〜〜っ、お兄ちゃんとお手手つなぐのたのしーねぇっ♡ さっ、早くいこ? お洋服屋さんも楽しみだなぁ〜っ♪」

 

 ぶんぶんブランコのように手を振るアーシャ。まったく忙しいことだ。

 

「は、ハイハイ……楽しむのはいいけど、ちょっとは大人しくしてようね。お姫様?」

「は〜〜〜〜〜いっ♡」

 

 アーシャは、元気に片手を上げた。それはもう、小学生を通り越して幼稚園児みたいな仕草だった。

 

 

 ……で、なんで妹のアーシャと二人きりでデートしているかというと。

 

 それは簡単な話。ようは、アーシャを慰めるためなんだ。

 

 マリアはこの間、こんな風に語った。

 

「アーシャちゃんはね、君が亡くなった後……すごく寂しかったみたいなの。毎日アンアン涙を流して……もう、乾く暇もないくらいだったわ」

 

 ぐすっ、とマリアが鼻をすする。

 

 あの元気なアーシャが毎日泣くだなんて、想像もできなかった。

 

「そ、そんなに僕のことを……!」

「えぇ、そうなの……あ、でも」

 

 マリアはなにか思い出すように、ふっと天井を煽いだ。

 

「アンアン鳴いてたのも、おまんこ乾く暇がなかったのも、ぜんぶお兄ちゃんである君のことを想って、オナニーばかりするようになっちゃったからなのよ」

「……」

 

 お、おいっ。

 

 感動して損したよ。

 

「だからね。アーシャちゃん……君とたっぷり一緒にすごせば、寂しいのもなくなって、そのうち性欲も落ち着くんじゃないかしら?」

 

 

 と、マリアは語ったのだ。

  

 チョット疑問がないわけではないけど、他に手もない。

 

 だから、アーシャとデートすることにした――と、言う寸法だった。

 

「わぁっ、お洋服いっぱいだね〜っ、お兄ちゃん♡」

「う、うん……」

 

 そして訪れたのは、女の子向けの洋服店。

 

 なんとなく店中がカラフルできゃぴきゃぴしていて、僕みたいなのはすごく場違い感があった。

 

 じっさい、男性客はほとんどいない。いたとしてもカップルの片割れくらいか。なんか、さっきから、店員にマークされてる気がする。視線がびしびし刺さる……おいおいっ、僕は客だよ!?

 

 まぁ、これもアーシャのためだ。なんとか付き合うとしよう。

 

 そんなブルーな僕とは対照的に、アーシャはものすごく楽しそうだった。

 

「ねーねーお兄ちゃんっ、どっちがかわいいーっ?」

 

 僕をすごい勢いで引っ張っていったかと思うと、洋服をチョイスしはじめる。

 

 彼女がいま着ているのは、特に何の変哲もないTシャツとスカートという具合だ。

 

 いっきに家族が三人も増えて、お金に余裕がなかったし……適当に、古着屋で買ってきた服を着てもらっていたんだ。

 

 楽しそうなアーシャの姿に、僕はちょっとウルっとしてしまった。

 

 ……よし、いっぱい服買ってあげよう! 今日は、楽しんでもらうぞ!

 

 アーシャが試着したいという服を、両手で一気に抱える僕。我ながら気合が入っていた。

 

 ――そして、その服を全部、あやうく落っことしそうになる。

 

「うんっ♡ お兄ちゃんにも見て欲しいから……いっしょに、試着室はいってねっ♡」

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