何もしたくないんだよ。と犬は答えた。
何もしない時なんて、無いんだよ。と蟻は言う
私は、何の為に生まれたのだろう。その問いを1度は考えたことが有るのではないか?
私は、幾度となく有る。それは授業中であったり、課題中、食事の時、趣味の時間。様々だ。何の為に、何故、どうして。そんな疑問、疑念。内側からふつふつ、湧いてくるもの。だが、それに惑わされてはいけない。その問いに答えられるのは神のみなのだから。
ーーー
この世界の人間は『最高種』『普通種』『劣悪種』に分けられている。因みに僕は『劣悪種』だ。この人間の種別は産まれで決まる。産まれた環境下で全てが決まるのだ。
最高種は最高の勉学、最高の生活、最高の友人に、最高の恋人、最高の職業。全て『最高のもの』が与えられる。
普通種は、普通の環境が与えられ、『普通のもの』に、なる。
劣悪種は、環境なんてものはない。スラム街だ。『劣悪なもの』しか与えられない。無論、医療も。だからこの劣悪種は、寿命が短い。風邪を拗らせ肺炎になんかなってみろ、すぐ死ぬ。そんな世界だ。
ただ、一つだけ違うものがある。それは劣悪種は、『異能力を持つ者が多い』というものだ。この事は、他の種は知らない。漏れないよう、組織を作っているのだ。さて、この世界のことは、少し理解してくれただろうか。
「ちょっと、待って。」
「?何だ。人間。」
黒い髪が、舞う。それは人間のものだ。人間が持つ、髪の毛だ。だが喋るそれは人間ではない。到底人間とは掛け離れる姿をしている。
「世界のことは理解はした。だけど僕その世界とは無縁なんだけれど。」
「そうか。だが人間の事など聞いていない。理解したかしてないかだけを聞いた。」
「それに人間。なんて言うなよ。僕は
「うるさい。取り敢えず聞け。お前は今からこの劣悪種になる。」
「は…?」
意味が分からないよ。と、言いたい。どう言うことだ。普通に生活していた、それだけなのに。何故?
「君は、選ばれたんだよ。最高種に。選ばれて、しまったんだ。」
「いや、意味分かんないからな!?」
「意味分からなくても行ってもらう。これは決定事項だ。」
なに、ちょ、!!と、言う前に、先ほどまでは白い空間だったのに、黒のぽつぽつが浮かび上がるそれは、扉の形になっていき。僕はそこに吸い込まれるように、世界を迷う。ぐるぐると、視界が揺れる。なんだろうか、こんな感覚、前にも味わった気がする。
白の世界が、反転した。
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うまく行くかな?行かなきゃダメだね。うまく、うまく事を運んで、さもなくばーーーー。
初めまして。れいにゃ。と申します。取り敢えず作品を書いてみようかな。と、ファンタジーを書こうと思ったのですが、そこまでファンタジーにならない。。。取り敢えず私は、見切り発車なこの作品を読んでくれる人が出てくることを信じてます。