※この作品はR-18です。

習作及び短編集   作:もっち~!

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原作:魔法科高校の劣等生

あらすじ

彼女いない歴イコール年齢…極ありきたりの平凡な男である。思えば、勉強、勉強の人生であった。気づけば、社会人になってまで勉強ばかりしている、そんな人生だった…そして俺は死んだ。所謂過労死である。良い大学に入り、良い企業に入り…良い部下、上司に恵まれ…だけど、俺には彼女がいなかった。

『性格、見た目が良すぎて、私には勿体ないわ。もっと良い女性と一緒になった方が良いと思います』

と、言われ続けた。そして、死の間際…ボッチであった。転生出来るなら、彼女が欲しいと願って、俺はその生涯に幕を下ろした。

斯くして俺は転生をした。転生した世界では才能に恵まれ、あらゆる魔法、魔術に精通し、ほぼ無尽蔵な魔力を以て、魔王を討伐した。弟子にも恵まれ、たくさんの弟子に見守られて、死の間際を迎えた。だけど、俺には彼女がいない。弟子同士のカップルが多数、俺の死の時を見守っている。

そう…俺は…女性に転生してしまったのだ。彼女が出来無い訳だ。今回も、転生できるなら彼女が欲しいと願って、俺はその生涯に幕を下ろした。

そして、俺は司波達也に転生した。

◇

そんな司波達也の彼女を作る物語です。


俺が司波達也である件若しくは魔法科高校のウィザードPart1

ここはどこだろうか。俺はベッドに寝ているようだ。転生したのか?股間に手を…うん、今回はオスとして生きているようだ。有るべき物は有った。一安心である。誰かが俺の手を握っている。柔らかい触感を感じる。これは、彼女が出来たってことか?手を握っている人物を見ると、可愛い女性であった。これは、今回こそ…

 

「あっ!お目覚めですね。お兄様」

 

妹だった…えっ!彼女じゃ無いの?ショックだ…こんな可愛い子なのに…

 

「お母様、お兄様がお目覚めです」

 

「達也…大丈夫?」

 

俺の名前は達也というのか。名前を呼ばれたことで、記憶が脳内にリロードされていく。俺の名前は司波達也…妹の名前は深雪、母親の名前は深夜。現代魔法師の家に生まれ、兵器としての改造手術を受けた。俺は、仮面●イダーになったのか?変身出来るのだろうか?

 

彼らの話によると、沖縄旅行中にアクシデントがあり、覚醒前の俺は何かをして、病院に運び込まれたようだ。その辺りの記憶が抜け落ちている。もしかすると、その時にこの身体の本来の魂が消え、俺の魂が宿った可能性がある。まぁ、男に転生したことだけを祝おう。

 

◇

 

沖縄旅行から東京へと帰ってきた。俺は妹と二人暮らしのようだ。母親はお付きのメイドと一緒に、小淵沢の叔母の屋敷に住んでいるそうだ。自分の部屋に籠もり、現代魔法師について調べてみたのだが、魔法使いとは別物で、どちらかと言うと超能力者に近いようだ。事象を改変させる力であり、事象を別物にすり替えることは出来無いようだ。火のない所に煙は立たないって感じである。俺の場合、前世の魔法スキル、魔術スキル、無尽蔵な魔力を引き継いでいるようだ。火のない所でも煙くらい立たせることが可能である。

 

で、本来の魔法は古式魔法と呼ばれ、先天的なスキルをBS魔法と呼ぶそうだ。司波達也という男は、『分解』と『再生』の先天的なスキルを持つBS魔法師であるようだ。尚、妹の深雪は現代魔法師のようだ。『分解』と『再生』か…中々エグいスキル持ちだな。魔法で『分解』は難しい。分子レベルで結合を解放しないといけない為、神レベルの魔法に値する。同様に、『再生』も魔法では難しい。肉体の再生の場合、『修復』辺りが使えるが、物に対しては効果が無いのだ。物の場合は『創造』という神レベルの魔法が匹敵すると思う。しかし、この司波達也は、その神レベルの魔法をスキルで持っているのだ。

 

これは、心強い。俺の本来の魔法、魔術もあり、この世界での最強の座を手に出来るかもしれない…いや、最強の座よりも彼女が欲しいのが本音であるけ

ど…

 

後、現代魔法師はCADなる装置を使うようだ。術式補助演算機(Casting Assistant Device)の略称で、発動スピードのアップをするようだ。呪文詠唱せずに、無詠唱で発動する装置だな。って、現代魔法師は、呪文、魔方陣を覚えずに、CADに記憶させているようだ。チートアイテムってことか。まぁ、俺は無詠唱で魔法、魔術の行使が出来るから、問題は無いな。

 

「お兄様、今良いですか?」

 

「あぁ、大丈夫だ」

 

ドアから深雪が入って来た。この妹がクセ者である。顔が左右対称である。身体もそうなのか確かめたいが、未だに見る機会は無い。一緒にお風呂でも入れれば、見られるのだが…俺の理性の問題で、見るだけでは済まない気もするが…

 

「お加減はいかがですか?」

 

「まだ、記憶が錯綜している」

 

事故に遭う前の記憶が無い。きっと、前任の魂が持ち逃げしたのだろう。

 

「そうですか…」

 

心配そうに俺を見つめる深雪。押し倒したい気持ちを抑えつける俺の理性。

 

「すまないが、事故に遭う前のことを、教えてくれないか?」

 

「えぇ、喜んで」

 

嬉しそうに、俺に事故前のことを話してくれた深雪。この子、兄が大好きだったんだな。

 

◇

 

時は過ぎ、通称一高、国立魔法大学付属第一高等学校が入学した。納得が出来ない。なんで俺は二科生なんだ?筆記テストは満点だったのだが、現代魔法の発動スピードが遅い為、落ちこぼれのレッテルを貼られた。古式魔法なら発動スピードが速いんだけどな。目の前では、筆記、実技共に優秀な成績で入学した深雪が、新入生代表としてスピーチをしている。なんで、同学年なんだ?司波達也は小学校か中学校で落第したのか?それとも、深雪が飛び級なのか?深雪に年齢を訊くと同い年だった。誕生日が10ヶ月くらいしか離れていないんだけど…これはラノベでありがちの義理の妹かもしれない。いいなぁ。義理の妹を彼女に…

 

入学式が終わり、配属されたクラスの教室へと向かった。うん…好みの子がいるなぁ。と、見つめていると、その少女が近づいて来た。

 

「私、千葉エリカ。アンタは?」

 

「俺は司波達也だ。千葉と司波か。音が似ているな」

 

「あっ…そうだね」

 

スタイルは良さそうだ。この学校の制服、身体の線が出やすいため、酷い体型の女子がいないらしい。

 

「あぁ、俺は西城レオンハルトだ。レオと呼んでくれ」

 

ガタイの良い男子が割り込んで来た。

 

「私は柴田美月です。よろしくお願いします」

 

胸が目立つ女子も割り込んで来たが、俺の視線はエリカまっしぐらである。胸はデカ過ぎず、ちっぱい過ぎないのが良い。この司波達也という身体は、表情筋が壊れているようで、心で妄想しまくっていても、表情には出ないと言う利点があった。

 

待てよ…『分解』スキルがあるならば、透視とか出来無いだろうか?布地を視界から分解して消すとか。術式を弄り、早速発動してみた。おぉ~、エリカと美月の全裸姿が見えた。家に帰ったら深雪の全裸も見てみるか。

 

担任の先生が入って来て、学校内でのルールを説明した。先生の長々として説明が終わり、帰宅することにした。

 

「達也君、一緒に帰ろうよ」

 

エリカに誘われた。

 

「あぁ、いいぞ。そうだ、妹と待ち合わせしているんだ」

 

深雪にも一緒に帰ろうと言われていた。

 

「えっ?達也君って双子なの??」

 

「どうなんだろう?事故に遭ってね、幼い時の記憶が曖昧なんだよ」

 

事実を伝えた。双子では無いと思うけど…義理の妹の可能性は大である。そのことは誤魔化す方向である。

 

 

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