---ヒナタ・サカグチ---
身体の中が暖かい、オーク共にやられていた筈なのに、心のモヤが晴れてい
く。こんな気持ち良い気分は初めてである。ここはどこだ?知らない部屋で、誰かの上で踊っていた…はい?誰の上?知らない男の上である。オークよりはましであるが…
股間に手を向けると、ツルツルであり、刺さっていた。私のアンダーヘアは?剃られたのか?こんなツルツルに剃れるものなのか?
「あの~、どなたですか?」
下にいる男に訊かれた。
◇
意識が混濁している彼の代わりに、彼の姉から事情を訊いた。どうやら、異世界での勇者召喚に巻き込まれたようだ。現在、オーク達にやられた箇所を治癒中らしいのだが、治癒が完全に終わらないと、アレが外れないらしい。で、アソコはツルツルの件は、修復したので、毛根がないらしいので、生えないそうだ。現状では…毛根を移植すれば生えるらしいが、結構大変らしい。
「リムル・テンペストに連絡してあるので、治りしだい、迎えにくるそうだ
よ」
「リムルと連絡が取れるのですか?」
「長兄が知り合いだからね」
リムルの知り合い?碌なモンじゃなさそうだ。あの悪そうな顔のスライムが脳裏に浮かぶ。
「治療が終われば、膜を修復して、処女になれますから、安心してください
ね」
って、安心?今もされているのに…膜が戻っても、感じた刺激は消えないだろう。
---神野翼---
目が覚めると、知らない部屋にいた。また、違う世界に召喚されたのか。無闇
に異界召喚しまくる神と対峙する先兵として、何度も異世界を渡り歩いてい
た。
「やぁ、起きたか?」
目の間に義父がいる。
「ここは」
「別の時間軸の現代日本だ。今、本名である鷲尾 ヤマトを名乗っている」
鷲尾 ヤマトって、大手アプリメーカーのイーグルテイルソフトの社長か?俺の勤めっていた会社の親会社ではないか…
「君のいた世界は、あの猿種族が、多種族のオスを殲滅し、文字通り猿の惑星になってしまったよ」
あの猿に乗っ取られたのか?
「そのおかげで敵の正体は判明したよ。神族でなくて悪気のない妖精共だ。ただ楽しめれば良いらしい。猿だけになると、展開がのぞめなくて、今回は猿の代わりに愚かね人間を駒にしたんだよ。猿じゃ魔法が使えないからね」
欲を満たしたい愚かな人間に、異世界召喚魔法を配ったという。そのせいで、色々な異世界の日本を中心に、神隠し…異世界召喚で消える者が続出しているそうだ。
「一つの世界からでなく、色々な世界からの召喚で、保護して戻そうにも、どこから拉致してきたのか、不明で…あいつら、戻す気ないから、拉致した世界の記録がなくて…知っている者なら返還出来るけど…」
困り顔の養父
「妖精って、神を倒せるのか?」
「ジャマな神々を異世界のゲームの中に強制転移する術を学んだらしい」
これって、ゼロス君の場合かぁ。
「アイツらバグみたいで、完全排除できていない。排除したと思っても、いつの間にか生まれているんだよ。発生の大元を叩けば、大丈夫だと思うけど、義弟共にまた行って来てな」
あの世界を、義父の管理するゲーム世界にオーバーレイアウトしたそうだ。システムのバグを排除中だという。
「冒険者ギルドは運営だ。そこから俺に連絡が取れる。まぁ、義弟も取れる
が」
---ツバサ--
開拓前の禁足地にもどってきた。ジュダとともに…冒険者ギルドを味方につけたおかげで、あの青汁は無尽蔵に手に入るようになっている。青汁製造の樽も初めから所持しているし。まずは一杯…あぁ~まずい!
「なんですか?その青汁は?」
不思議そうに見ているジュダ。
「俺の活力源だよ」
さてと、開拓をするか…まず、住処を出して…家の中を見回る。部屋には石像が何体もあるが…もしかして、アイツら石化したのか?石像ならオブジェクトして、俺のアイテムボックスに収納されるから。俺が戻ってきても、孤立しないように…
石化した身体を元に戻しtいく。
「ツバサくん!」
セイが抱きついて来た。濃厚な口づけと共に…
「うっ、げぇ~、臭いよ。青汁を飲んだの?」
頷く俺。
「感動の再会シーンが、気分がサイアクだよ」
だろうな
石から戻った者にジュダを紹介しいく。
現状いるのは、セイ、ユナ、マイル、ケーナ、隼人パーテイーなどなど。貴族の関係舎はいない。助けにいかないとまずい。前回よりも酷い目に遭っているかもしれない。
魔王クラスははどうした?ゼロス君、伯斗、サトゥーは放置したらまずいぞ。
『残りの者たちは、エリアごと、石化しているので安心。ツバサが接触すれ
ば、石化は解けるはずだよ』
と、義父の声。ジュダが受信機なのだろうか?俺からは発言出来ないみたい
だ。
「兄貴から、徐々にシステムを改修しますって」
やっぱり、ジュダが連絡係のようだ。
まず、発掘する為の入り口を作らないと。開墾にあきたら、ジュダとマイルプライドを連れて、マッピングと言うなのお散歩だな。前回のマップはリセットされている。
---ジュダ---
ツバサさんが開墾作業をしているので、役に立たない僕は、ギルドに戻った。まだ、二体修復しないとダメだ。一体は部分的に黒ずんでいるので、美白しよ
うと思う。なんで、こんな部分が黒ずむのだろうか?修復しながら、色素を操作する。
乳房が食いちぎられているので、(あくまで、ジュダ好みの)理想な形にな
ように修復していく。
『蘇ったヤツラも戻すのは、召喚すれば、そちらの世界へもどせるよ』
と、ナビの声。姉貴呼ばわりすると、後がうるさいので、ナビ呼びにしておこう。
「サモン ヒナタ、火織」
目の前に転移陣が現れ、ヒナタと火織が現れた。ヒナタは白いスーツにビキニアーマー。ビキニアーマーが下着代わりらしい。、火織は左右非対称のジージャンにジーパン姿。下着も半ケツ、ハミチチの左右非対称らしい。
「ヒナタは帰る?」
「いや、残るよ。私だけ帰るのフェアじゃない」
二人のギルド証をつくり、補修作業にもどった。補修作業を見つめる二人。興味深そうにみている。
「なぁ、下の毛の再生は難しいのか?」
火織に訊かれた。
「兄貴が言うには、快楽行為をするのに必要なだけだから、後でいいって。人体の滑りを行くする為のベアリングみたいな物だって言うんだよ」
僕の言葉に、顔を赤らめる二人。
「差すだけなら、問題ないけど、早急に必要かな?だったら、毛根再生を学ばないと」
「いや、急がない。左右非対称がしやすいだけだからなぁ」
苦笑いしている火織。