※この作品はR-18です。

習作及び短編集   作:もっち~!

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君と僕との漫遊記 part4

 

---ツバサ---

 

冒険者ギルド本部に向かう。現在、死の森と呼ばれるエリアの入り口にあるそうだ。ゲームでいう再奥部、進入禁止エリアにあるそうだ。まだ製作中ってことだ。死の森って、あの森かと思ったが、違うそうだ。あっちは禁忌の森と名称を変更したそうだ。禁忌の森、龍王国、魔王国があり、それらを囲むように死の森が設置してあり、その入り口辺りに、冒険者ギルド本部があった。

 

ここ冒険者ギルド本部より先のエリアはデスエリアとなり、NPCの強さも強くなりそうだ。ここからは、悪魔、天使、ドラゴンが頻繁にでてくるようになり、一番近い人間のエリアは、ゼロス君の住む街になそうだ。

 

記憶を頼りにゼロス君と出会った場所に向かう。オートマッピングは、マイルと、ジュダがつかえるようだ。

 

マップで猿を見つけると、速攻で撲滅していく。猿の惑星化はゴメンである。

 

捜索二日目、漸くゼロス君の石像を見つけ、石化を解除できた。そして、状況を彼に伝えた。

 

「そうですか。妖精と猿を見つけ次第、殲滅でいいんですね?」

 

「あと、異世界召喚持ちの殲滅だな。未だに聖女召喚などの異世界召喚が連発しているらし。召喚された者の保護も重要だ」

 

「先ずは拠点の設営だ。開墾して発掘作業をしよう」

 

ご近所である龍王国、魔王国には、俺、セイ、ジュダ、火織で向かい、お話し

合いで、不可侵条約を再確認してきた。トキオ共和国として…

 

国王は俺、王妃はセイ、王太子はジュダって、ことにして。

 

 

 

---ジュダ---

 

発掘作業は、ツバサさん達が担当し、僕はギルドのクエストをこなしつつ、ス

キルを増やしていく。

 

レベルは100を越えるとなくなり、後はスキル勝負になるようだ。ゲームシス

テム的にレベルは100でカンストだという。

 

プレイヤー達は闇落ちの行動を取ると、排除されるそうだ。プレイヤー達は、

ギルドの手足となり、プレイしないといけない。

 

プレイヤー達から見たら,僕達はNPCになる。なので、扱いはNPCと同じで、そこで問題が起きれば、プレイヤー達は排除されていく。大抵のプレイヤー達は、NPCに無理をやらせて、満悦に浸っている。女を無理矢理…天誅物である。目に余る行為をしたプレヤーは、その時点でデスゲームとなり、ログアウト出来なくなる。死ねば、魂は浄化され、天界の門を潜り、転生の順番待ちへと向かう。

 

「ジュダ、クエストだ。行方不明になった公爵令嬢を捜して欲しいそうだ。名前はカタリナ・クラエスだそうだ」

 

人捜しの依頼である。現地へ急ぐ。

 

いなくなった現場は、王立学園の中だそうだ。行方不明者は第三王子の婚約者で、依頼人は行方不明者の義弟だそうだ。

 

「キース・クラエスと申します。姉が消えて十日経つんですが、婚約者であ

る。ジオルド王子は、婚約破棄をして、新しい婚約者を据えました。怪しいです。」

 

と、いう。捜さずに婚約破棄とはこの王子が怪しい。もう既に死んでいると知って、新しい婚約者を手に入れたんだろうか?

 

強奪持ちのツバサを呼び出した。

 

「なんだって?!カタリナ・クラエスが行方知れずだと?」

 

ツバサさんは、前回の仲間だったそうだ。そのカタリナの行方が気になるようだ。

 

「【強奪】カタリナ・クラエス」

 

ツバサは引き寄せようとしたが、彼女は引き寄せられない。

 

「どこかに囚われているんだろう。マップに封印、結界のエリアはあるか?」

 

「無いですが、何かの魔導具があります」

 

と、僕より上位のマッピング能力を持つマイルさんが、指摘をした。その魔導具のある部屋へとキースと共に急ぐ。そこは王子の部屋で、近衛騎士が護っている。部屋にいれてくれない。

 

クラエス家として、文章で開示を要求するも拒否。何かあるようだ。

 

「じゃ、魔導具を強奪するか」

 

と、ツバサさん。クラエス家の屋敷で、強奪すると棺だった。

 

「これ、スリーピング・コフィンだ。中に安置した者を仮死状態にする呪いの魔導具だよ」

 

この中に彼女が?

 

棺の蓋を開けると、何かの液体にひたっている裸体の女性が一人安置されていた。

 

「姉です。カタリナです」

 

抱き付こうとしたキース。それを止めるツバサさん。

 

「待て、この液体が分からないから、触るな!」

 

棺、キースと主に、森の家転移して、調査していく。

 

「調査の結果、液体は冥界スライムの体液だ。触ると死ぬぞ」

 

冥界スライム、別名女性喰いである。媚薬の原料として使われるが、女性の体液をエサにして、吸収して生きる魔物である。男性、もしくは出来ない年齢の女性が触れると、ただ溶かして吸収するという劇物扱いの物質であった。

 

「ジュダ、触れよ」

 

え?ナビの声。触るな危険ではないのか?僕が触れると、浄化され、スライムの体液が塩になり散っていく。魔族なのか、このスライムは?

 

「セイも浄化してあげて、あと、火織もだ」

 

聖属性の浄化持ち全員で、浄化していく。と、棺の中には裸体の女性だけが残った。

 

 

次に、全身を検査して、欠損箇所を修復し、奴隷紋などの異物を排除してい

く。

 

「あとは、ジュダにまかした。内部から癒やしてやれ」

 

と、カタリナを連れて僕はログアウトすることになった。

 

 

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