※この作品はR-18です。

習作及び短編集   作:もっち~!

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君と僕との漫遊記 part6

 

---湯田中---

 

また違う女性である。修復が間に合わない。どうすんだ?僕の手を

妹の夏美が握っていた。なんか、もう少し頑張れそうだ。

 

聞いた話では、男女の行為って、気持ち良いらしいが、只々疲れる

だけで、気持ちよさが分からない。こんな行為なのか?

 

ただ刺さっているだけで、精神力が奪われていく。

 

「ねぇ、誰が一番気持ち良かった?」

 

夏美に訊かれた。

 

「気持ちよさ?感じ無いよ」

 

「お兄ちゃんって、不感症?」

 

そうなのか?感じ無いって、ダメなのか?竿に意識を傾け、感じ取

ろうか。

 

◇

 

何日か経ち、相手が変わったようだ。包まれている感覚が違う。上

にいる女性が動いているのか、竿がしごかれているようだ。目を開

くと、竿は火織の谷間にいた。気持ち良いんだが、竿から体液を吸

い出されているようだ。はぁ~

 

「お兄ちゃん、元気になったね。じゃ、修復作業に戻ろうか」

 

夏美の声。そして、交わる相手が変わる。また、不感な作業に戻

る。今度は誰?

 

 

 

---ツバサ---

 

聖人な火織が現実世界へ向かい、アタルにヒールを掛けに行く。現

実世界では、ヤリっ放しでグロッキー状態だという。基本刺してい

るだけなので、アタルは男女の営みの感覚が分からないらしい。な

ので、火織が気持ちよさをフォローしながらヒールしているそうだ。

 

セイ達でも対処出来るまで、修復すると、コチラの世界で引き取る

そうだ。アイリス、カタリナは引き取り済みで、セイ達がヒールを

掛けて、治している。

 

後は、一般人だけか?いや、マインドヒールと浄化のの必要なプラ

イドがおくりだされたか。

 

拠点では、漸く砂出し作業に移った。取り出した砂は、アイリスが

いた国のお城に捨てている。

 

 

 

---メルリス・レゼ・アルメリア(アイリスの母親)---

 

娘のアイリスが、婚約者の王子主催のパーティー行き、その後消息

が不明となった。出席し息子に訊いても、見ていないと言う。お付

きの者はパーティー会場に入っていくの見ているのだが…

 

パーティーのあったホールへ行くと、夥しい血の跡があった。ここ

で何か遭ったのだろう。外部に漏れてはいけないことが…主催者の

王子が箝口令でも出したのか?

 

王子との面会を望むが拒否。これは何か遭ったのだろ。仲の良い皇

太后との面会は叶い、状況を訊いた。

 

「うちのアイリスに何をしたの?」

 

「何も訊いていないわ」

 

と、何が遭ったのかを知らないようだ。現場になったであろうホー

ルは掃除がなされ、あの血の跡はけされている。

 

「アイリスがパーティーから戻ってこないのよ!」

 

苦情を伝えるが…「訊いて置くわ」って、他人事である。王家が望

んで婚約したのだろうに…

 

◇

 

後日、王子の側近から連絡がきた。

 

『様々な罰の一環で婚約を破棄し、ブタに喰わせた』

 

と、それを裏付けるように、王子が新たな婚約を発表しているた。

 

様々な罰?アイリスが何をしたのよ!ブタに喰わせたって、どうい

うことだ?

 

 

息子を問い正すと、何があったのかようやく吐いた。アイリスによ

る王子の新しい恋人への嫌がらせが目に余り、婚約を解消し、罰と

して隷属の首輪を嵌めたオークとプレイを余興として行い、気づい

たら血だまりしか無かったという。

 

これって、公開死刑ではないか…王国の法で裁かれる事案である。

王子が勝手に行って良い処罰の域を超えている。

 

再度、王太后と面会し、訴えた。

 

が、この文書はジョークよ。王子がすることでは無いと、事実無根

であると。これ以上言うならば、王家への不敬罪にすると言う。こ

んな人間では無かった。王太后様は…

 

「じゃ、アイリスはどこにいるのですか?」

 

「婚約を破棄されて、会場から出て行ったそうよ」

 

婚約破棄のショックで命を絶ったのだろうと…話にならない。息子

の証言をジョークにする王太后。

 

怒りに震えながら王都邸へ戻ると…アイリスが知らない男性とい

た。

 

「お母様、死に戻りました」

 

と、娘が私に抱きついて来た。死に戻り?

 

「オークに心臓を喰われ、私は死にました。でも、人工心臓を移植

され、死に戻りしました」

 

「死に戻りって、どういうこと?人工心臓って、何?」

 

一緒にいた男性の話を聞く。話によると、隷属の首輪を嵌められた後に

オークに心臓を乳房ごと喰われて死に、そのオークに屍姦されたら

しい。そこで、助け出し、蘇生処置がなされたという。娘が胸をさ

らけ出すと、左の乳房に色が、他の部位と違っている。

 

「色々試してくれたけど、左の乳房の色と形が元にもどらなかった

の…」

 

確かに、左の乳房の形が右と違う。術師の方は一週間位つきっきり

で施術してくれたらしい。でも、ダメだったそうだ。

 

「この国で殺された彼女を、ウチの国に来て貰います」

 

男性が言う。確かに死んだ人間が生きていたら、マズいことになる

わね。

 

「どこの国?」

 

「新興国のトキオ共和国です。場所は禁足地にある禁忌の森です」

 

禁足地って、人間の住める場所でない。それに、ここから遠い。

 

「船で行くの??」

 

「転移術です。なので移動は一瞬です」

 

彼が指を鳴らすと、部屋の中だったのに、一瞬で森の中に…へ?

 

「目の前に見える屋敷に住んでいます」

 

 

 

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