第40話(壱) 股間も濡れる賭けゴルフ
カランカランカラン……
「はぁ~~」
ボールが穴の中に落ちて行く音を耳にして、安堵の息を漏らす。風が吹くグリーンの上、僕はようやく3度目のパットで6番ホールを終えたのである。
「あらあら。ダブルボギーを連発しちゃうなんて、健二君ったら思った以上にニブいのね」
「……仕方ないですよ。本格的なゴルフなんて、ゲームソフトでしかやったことがないんだし」
笑顔とともに飛んでくる嫌味を、肩をすくめて受け流す。僕は今、隣に暮らすOL――留里さんの誘いを受けて、隣町のゴルフ場に来ていた。
「こんなの玉を穴の中に突っ込むだけのことなのに、どうして変なところに転がしちゃうかなぁ」
「誤解を招くような言い回しをせんで下さい」
卑猥な物言いをしながら、どこかニヤニヤとしている留里さんの隣に並び、7番ホールへと向かう。僕たちは別途料金となっていたキャディを雇わなかったので、互いに借りたクラブセットを肩に担いで緑の道を歩いていた。
「…………」
青ジャージの僕と相反するかのように、赤い半ズボンを穿いている留里さんのお尻が否応なく目に留まる。もちろん、上からはみ出している紐のような下着にも…………
「安心してちょうだい、穿いてるわよ……ゴルフ場らしく、グリーンカラーのTバックをね☆」
「ですよねぇ、流石は留里さんだ」
僕の視線をものともしない留里さんの対応に、思わず苦笑する――だけど、これは真剣勝負なのである。
「分かってるわよね、健二君」
「ええ。重々承知してますとも」
……実を言うと、僕たちはせっかくのゴルフが馴れ合いにならぬよう、ある物を賭けて勝負に臨んでいた。それは互いの『舌』である。
――この勝負、もし落としたら、その時は…………
敗者は跪(ひざまず)き、勝者の局部を向こう30分間、無条件で舌を這わせてなめ続けなければならない。
それが、今回僕らが実施している『賭けゴルフ』のルールだった。
「うふふ。私、今日のために剃毛して来たんだから、健二君にはしっかりご奉仕してもらうわよ」
「ぼ……僕だって、留里さんにしっかり根元まで吸ってもらうためにも、負けませんよ」
どうにか言葉で強がってはみるものの、現時点ですでに明確なほど差は開いていた。バーディー続きの留里さんと、パーがやっとの僕。このまま続けば、間違いなく僕は大敗を喫するだろう。
――いい加減、本腰を入れなくっちゃな……!
僕は緊張感とともに気合いを入れながら、次のフィールドへと足を進めていた。妙にムズムズする鼻を、少しばかり気にかけながら――
やって来た7番ホールは風が強く、打ち損じ一つで致命傷にもなりかねない、そんな危険なステージだった。
「さあ、今度は健二君が先攻よ。私のオマンマンをビクッとさせるような玉を、ここらで飛ばしてみなさいな」
「ええ、やってみせますとも」
留里さんに卑猥なエールを送られながら、セッティングされたボールに視線を集中させる。
――見てろよ留里さん、この一打目から奇跡の逆転劇を開始させてやる……!
神経を研ぎ澄ませながら、風が弱まるタイミングを見計らって打ち時をうかがう。やがて風がピタリとやんだその時、僕はクラブを大きく振り上げたのである。
――今だっ……!
渾身の力でボールめがけてクラブを振り下ろす――と同時に、ムズムズとしていた鼻が限界に到達する!
「ぶぇっくしょい!」
僕は大きなクシャミを飛ばし、それに伴い軌道がズレて、そのままボールをすくい上げてしまう――間違いなく打ち損じである。
「しまったっ……!」
ボールがすぐ近くにいた留里さんを強襲する。
「あっ……」
不運にも、彼女はその時、迫り来る速球を前にして反射的に口を開けてしまったのである……
――ガポオッ!
何かが捻じ込まれるような、そんな気持ちの悪い音が耳に突き刺さる。
「る、留里さん……」
「ウ、ウ、ウゴ…………オウ~~、オウゥ~~」
留里さんがうめき声を上げながら、苦しそうに手をバタつかせる。どうやら、確認するまでもなく僕の一打が口の中に入り、喉につかえてしまったみたいである。
「ごめんなさい、今すぐ取り出しますから!」
僕はあわてて留里さんに駆け寄ると、すぐに彼女の口の中に手を突っ込んで詰まったボールを取り出そうとする――しかし。
「あれっ……?」
あろうことか、僕の指先が触れるや否や、ボールはそのまま留里さんの喉の奥へと落っこちてしまったのである…………
「け、健二君……まさか……?」
喉のつかえが取れ、口が聞けるようになった留里さんが、蒼白気味の笑顔を向けてくる。
「す、すみません……何と言いますか……たった一打と一押しで、本当に入っちゃったみたいです……」
「…………」
ギュム~~ッ!!
冗談で気を紛らわせようとしたものの、逆に留里さんの逆鱗に触れて思いきりペニスを握られる。
こうして『誤飲』という名の不測の事態が発生し、僕たちはゴルフどころではなくなってしまったのであった…………
「留里さん……その、まだですか?」
フェアウェイから少し離れた木々の中で、お尻を丸出しにして屈んでいる留里さんにおそるおそる声をかけてみる。
「まだに決まってるでしょ……ホント、どうしてゴルフ場に来てまで、こんなことをしなくちゃいけないのかしらね」
「面目ないです……」
僕は留里さんの前側に回り込み、深く頭を下げる。
――あ、本当に剃毛していて、ピンクのオマンマンが丸見えだ……
さり気なく留里さんの局部をチラ見したものの、今はそんなことを悠長に考えている場合ではない。
「その……今、ボールはどの辺りにいるような感じですか?」
「そうねぇ、ちょうど今しがた胃を抜けて、小腸の入り口に差し迫ったってとこかしら」
後ろめたさ混じりにボールの行方を聞いてみると、どうやら少しずつ出口に近づいてはいるみたいだった。
「とにかく……本当に、ごめんなさい!」
僕は改めて留里さんに深く頭を下げる。だけど、当の留里さんは既にそこまで怒っている様子ではなさそうだった。
「もういいわ、健二君。別に悪気があってやったわけじゃないんだし、健二君が初心者なのを知ってて誘った私にだって少しは非があると思うから」
「留里さん……」
「でもね」
ギュム。
留里さんが屈んだ体勢のまま、またしても僕のペニスを握ってくる。
「お姉さん、どうせなら健二君には反省の気持ちを、言葉じゃなくて行動で示してほしいと思っているの……協力してくれるわよね?」
「は、はぁ……」
ペニスを握る手に力を込められながら、僕は罪悪感と留里さんの雰囲気に気圧されて、二つ返事で承諾する。
「じゃあ、まずは後ろから、私のお腹を強めに押してくれないかしら?」
「は、はい」
僕は留里さんの背後に回ると、片膝を付いて、言われた通り彼女の腹部を左手でおさえてあげた。
「う~ん……ちょっと弱いかな。こう、むしろ圧迫するぐらいの力が欲しいんだけど」
「……こんな感じでしょうか?」
留里さんの指示に従って、おさえる手に渾身の力を込める。
「そうそう、そんな感じかな……だったら今度は、もう片方の手で私の肛門を刺激するように、ほじってもらえないかな」
「えっ!?」
突拍子もない申し出を受けて、思わず聞き返してしまう。しかし、留里さんは本気だった。
「健二君。誰が私の口の中に、ゴルフボールをホールインさせちゃったのかな?」
「それは……」
言われてしまうと元も子もないところを突かれ、返す言葉も見当たらない。
「……」
僕は意を決すると、留里さんの二つ目の指示に従うことにした。
「留里さん……責任が僕にあるとはいえ、やるからには本気でやらせてもらいますからね!」
ジュプッ!
右手の人差し指と中指を、一度なめてから留里さんの肛門に挿入する。
「くっ……」
「あぁん!!」
留里さんが、まるで絶頂を迎えたかのような艶めかしい声を上げる。だが僕は、そんな声も気に留めず、留里さんの肛内で指を掻き回したのである。
「やだっ、やだっ! 健二君のオチンチンがお尻の中で暴れ回ってるみたいで私……私……!」
「悪いけど、出すべきものを出すまでは、ずっと続けさせてもらいますよ!」
気持ち良さそうな留里さんに便乗して、僕も指の動きを激しくさせる。もちろん、左手を使った腹部への圧迫も忘れずに。
「いやん、いやん……! こんなことされたら、私、本当に出ちゃうの、出ちゃいそうなのぉ……」
「早く出して下さい、ホールアウトしないと僕たちは帰れないんですから!」
語気を強めながら、互いに顔を寄せあってキスしそうな距離で言葉を交わし合う。やがて――――
「もうダメ、本当に出ちゃうの! だから……健二君、早く指を抜いて~~っ!!」
「はいっ!」
留里さんの魂の叫びとも言えるような絶叫に応じて、僕は肛内から二本の指を抜きだした。そして……
「う、産まれちゃうのぉ~~~~っ!!!」
――ブポオッ……!
留里さんは、轟くような大絶叫とともに、口内からホールインしたゴルフボールを、肛内からホールアウトさせたのであった…………
「……で、出ましたね、ようやく」
芝生の上に転げ落ちた、ところどころが茶色がかっているボールを見ながら僕は安堵の息を漏らす。だが、留里さんはそんな僕の声も届いていないかのように、恍惚とした表情を浮かべていた。
「はぁ~~」
プシャァァァァァァァ……
留里さんが惚(ほう)けたような声を出しながら放尿する。本当はマナー違反なのだろうけど、僕はあえて口には出さなかった。
――元をただせば、僕に責任があるわけだからな……
僕はポケットからティッシュを取り出すと、惚けたままの留里さんのお尻と局部を拭く。
「留里さん。今日は本当に、迷惑かけちゃいましたね。後始末を済ませたら、今日はもうお開きに……」
「……何を言ってるの? 健二君、まだホールは半分以上残っているのよ?」
「えっ……?」
撤収を考えていた最中、振り返った留里さんから予期せぬ言葉を受けて、思わず目を丸くする。
気が付くと、惚け眼まなこから一転、その目にはいつの間にやら精気が戻っていた。
「ふふっ、この程度の事故が怖くちゃゴルフなんてやってられないわ。だから、ついでに最後まで……ね?」
「…………はい!」
留里さんの申し出に、力強く返事をする。その時、僕は本当の意味で彼女に許されたのだと、確信をしたのであった。
こうして、僕たちは諸々の後始末を済ませると、ゲームを再開させ、18番ホールまで回りきって全コースを終了させた。
再開後もパーとボギーを繰り返す僕に対して、留里さんの方はバーディーだけでなくイーグルまで飛び出し、ついにはホールインワンまで記録して、結局勝負は彼女の圧勝に終わったのである――
試合後。僕たちはゴルフ場のトイレの個室(段差型和式)で、約束の罰ゲームを敢行しようとしていた。
「やっぱり……やらなきゃダメですか?」
「当たり前でしょ。健二君は全ホールで私に負けたのよ。オマンマンをなめるまでは、絶対に帰らせないんだから」
留里さんが僕の前でズボンとパンティを脱ぎ捨てて、フックに引っ掛ける。もはや彼女は準備万端である。
「……ま、約束ですからね」
僕は大きく深呼吸をすると、跪いて両手を留里さんのお尻に添えながら、約束通りその局部に舌を這わせた。
ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ……
「留里さん……変な味がするけど、すごくドキドキします……」
「うふっ、何だか盛りの小犬みたい……健二君のエッチ☆」
留里さんが右手を僕の頭に添えて、飼い犬を手懐けるかのように撫でてくる。
僕はただ、それに応えるかのように、舌を這わせて延々と留里さんの局部をなめ続けていた。
第40話(弐) 七葉ちゃんの腸内クリーニング
昼休み。屋上で昼食メロンパンを食べ終えて横になっていると、クラスメートの七葉ちゃんが弁当を手に駆け寄ってきた。
「健二さん。今日も隣、良いですか?」
「構わないよ」
七葉ちゃんが、丁寧に僕の承諾を取り付けてから、隣に腰を落とす。ここ最近、昼食はずっとこのパターンである。
「まだ、クラスには馴染めてないの?」
「はい……ですが、ここでお昼を食べるのは、健二さんと一緒にいたいから、それだけです」
「そうなんだ……」
転校生である七葉ちゃんは、性格からなのか、未だクラスの中にはあまり溶け込めず、打ち解けているのは僕を含む数名の教師と同級生たちだけという状態だった。
「まぁ、辛い時は僕を頼れば良いよ、あまり力になれるとは言えないけどさ」
気休めながら、七葉ちゃんを安心させる言葉をかけてみる。
「……健二さんって頼もしいんですね☆」
キュッ。
すると、七葉ちゃんは自前の箸で、ズボン越しながら僕のペニスをつまみ上げたのである。
「な、七葉ちゃん?」
「うふふ。私、嬉しかったから、おチンポ様をつまんでしまいました」
七葉ちゃんがそのまま、その箸で弁当を食べ始める。僕は息を呑み、その光景をじっと見つめていた。
「……でも、そう言って下さるのならば、早速ながら健二さんに頼みたいことがあるんですけど、聞いて頂けますでしょうか」
ふと、七葉ちゃんが食べる手を途中で止め、僕の方を向いてそんなことを言ってくる。
「分かった、聞いてみよう。その代わり、極端な無理難題は勘弁してくれよ」
「いえ、そんなことではありません。ただ、その……今日の帰り、病院に寄るから健二さんに付き添いをお願いしたいんです」
何を頼まれるかと若干身構えていたものの、単なる付き添いと聞いて脱力する。もちろん、そのぐらいの頼みならば断わる理由など微塵もない。
「そんなことならお安い御用だよ。……で、病院ってことは、どこか具合が悪かったりするの?」
すると、七葉ちゃんは満面の笑みを携えて、僕に病名と本日の施術内容を打ち明けたのであった。
「はい。実は最近便秘続きなので、行きつけの病院で腸内洗浄をしてもらうんです☆」
放課後。僕は約束通り、七葉ちゃんの付き添いとして、彼女と一緒に通学路沿いの病院に寄った。
「こんにちは。春野七葉さんですね、お待ちしておりました。健二君も同伴なら、心強いですね」
中に入るなり、顔なじみの看護婦――有希代さんが、僕たちをにこやかに出迎えてくれる。
「こんにちは、有希代さん。今日はよろしくお願いします」
「有希代さん。僕も立ち会いはしますけど……七葉ちゃんのこと、頼みますよ」
僕たちは口々に挨拶をしながら、有希代さんに深く頭を下げる。
「それじゃあ、早速始めますので、二人とも診察室に来て下さい」
『はい』
僕たちは同時に返事をすると、先導する有希代さんの後に続いて診察室に直行する。どうやら、医師は今日も不在だったらしく、彼女が代行を務めているみたいだった。
「初めに確認しておきますけど……七葉さん、痔は持っていませんよね?」
有希代さんが七葉ちゃんに予め質問をする。確かに、肛門に管を入れるわけだから、痔持ちだと困難であることは想像に難くない。
「はい、お尻は常時健康体です☆」
だがそれは、七葉ちゃんには無用の心配事みたいだった。
「では、下を全部脱いで、ベッドの上に横になっていて下さい」
「はーい」
七葉ちゃんがスカートとパンティを脱いで、言われるがまま診察用のベッドの上であお向けになる。その間、有希代さんはせっせと腸内洗浄の準備を整えていた。
「……やっぱり、便秘の原因って学校生活が影響してるんだろうね」
「はい、それは間違いないと思います」
さり気なく七葉ちゃんへと切り出した言葉に、予想通りの答えが返ってくる。
「大変だよね、色々と」
ぼっち気味だった過去の自分を思い出しながら、七葉ちゃんに同情の言葉を口にする。だけど、思いの外、七葉ちゃんは平気そうだった。
「大丈夫ですよ。健二さんがいれば、辛くなんてありません」
「嬉しいね。そこまで言われると、オマンマンを触りたくなっちゃうよ」
僕は昼休みのお返しと言わんばかりに、むき出しとなっていた七葉ちゃんの無毛な局部を愛撫する。
「やだ、健二さんのエッチ……私、感じちゃいますぅ」
「はいはい、お戯れはその辺りにして本番入りましょうね」
僕たちがじゃれているところに有希代さんがやって来て、お楽しみを中断させる。気が付くと、既に洗浄の準備は済んでいて、後は肛門に管を差し込むだけだった。
「えへへ。ちょっと怖くて何だかエッチですけど、お手柔らかにお願いしますね☆」
七葉ちゃんが上半身を起こし、股を広げてクパッと開脚する。
「良い心がけです。では、遠慮なく」
有希代さんの手で、洗浄用の管が七葉ちゃんの肛門に差し込まれる。それは、医療的行為ながら、どこか卑猥な光景だった。
「七葉ちゃん、大丈夫?」
「へ、平気です……この程度、健二さんのおチンポ様が入っていると思えば、屁でもありません……」
言葉とは裏腹に、七葉ちゃんはどこか苦しそうだった。
「はい、温水薬液を流しま~す」
有希代さんが業務的な声色で、洗浄装置のボタンを押す。すると、容器にたまっていた液が流れ出し、管を通じてどんどん七葉ちゃんの肛内へと注入されていく。
「んっ、んっ……んあぁっ!」
「――っ!」
本当に苦しそうな声を上げる七葉ちゃんを目の当たりにして、僕は思わず彼女の背後に回り込み、その両肩にそっと手を添えた。
「け、健二さん……」
「頑張って、七葉ちゃん。僕がついてるからね……」
陳腐な言葉を囁(ささや)いて、七葉ちゃんの気持ちを落ち着かせる。気休めにもならないかもしれないが、これが今の僕に出来る精一杯だった。
「さあ、今度はお腹のマッサージです!」
注入が終わり、有希代さんが嬉々とした表情でそんなことを告げてくる。
「……しっかり、やってもらいなよ」
「は、はい」
僕は肩に手を添えたまま、七葉ちゃんの体をそっと寝かせてあげる。程なくして、今度は有希代さんが彼女のお腹に手を添える。
「出したくなったら、マッサージ中でも遠慮なく出して下さいね!」
有希代さんが興奮気味に、力強い手付きで腹部マッサージを開始する。
「あん、あはん! あはんはん! そんなにされると、ウンチがいっぱい出ちゃいますぅ~~」
ビジュッ、ビジュッ! ビジュジュジュッツ! ビチビチッ、ビリリッ!!
よほど薬とマッサージが効いたのか、七葉ちゃんはすぐに通じが来たらしく、艶めかしい声を上げると、薬液ともども管を通じて床に置かれた洗面器の上に排便を開始した。
「うわわ……」
管を通じてひり出される細長い便たちに、興奮を覚えながらもどこか新鮮味を感じてしまう。腸内洗浄による脱糞というものは、かくも興味をそそられてしまうものなのか。
――これ、知り合いの女の子たちにもやってほしいものだな……もちろん、僕はしないけどね!
プシャァァァァァァァ………………
気持ち良さそうに放尿までしている七葉ちゃんを見ながら、僕は股間を熱くさせる……良い、実に良い、本当にすごく良い!
「これで一回目は終了です。次の準備をして来ますので、しばらく休んでいて下さい」
一通り出し切った七葉ちゃんに満足すると、有希代さんは液の補充をすべく、空の容器を手に奥の部屋と消えた。
「……お疲れ、七葉ちゃん。よく頑張ったね」
二人きりになった診察室で、僕は七葉ちゃんに労いの言葉をかける。
「…………」
ギュム。
七葉ちゃんはウットリとした顔をして、ペニスを握る形で僕の言葉に応じる。心なしか、その表情と素肌には、先ほど以上に色艶が灯っているかのように見えた。
――そうか。わずかばかりだけど、早速洗浄の効果が表れたのかもな…………
僕は洗面器に盛られた七葉ちゃんのウンチに一瞥をよこすと、宿便から少しずつ解放されている彼女を祝福する意味で、その体をそっと抱きしめてあげた。
「健二さん……好き…………」
腕の中、七葉ちゃんが小声で何かをつぶやく。よく聞こえなかったけど、きっと快楽と解放感の中で、何かうわ言でも口にしているのだろう。
「これからも、ずっと一緒だよ……」
「はい……」
僕たちは抱き合って、今後も変わらぬ絆を互いの体温の中で約束した。
「あらあら。ピスケス同士が絡み合うなんて、ここはいつから双魚宮になっちゃったのかしら……」
戻って来た有希代さんに冷やかされたけど、それさえも僕たちには輝かしいエールに他ならなかった――
それから、七葉ちゃんはもう2回洗浄を続け、病院で大量のウンチをひり出して腸内を清掃した。
しかし、まだ残便が眠っていたのか、帰り道の途中で猛烈な便意に襲われて、急きょ近くの公園に駆け込むことになってしまったのである……
ムリムリムリリッ! ブリブリッ、ビチャッ! メリメリメリ! ニチッ、ニチチッ!!
「はぅ~~……今日はウンチがドッサリですぅ~~」
男女共用の段差型和式トイレに跨り、七葉ちゃんがミドルサイズの美尻からたっぷりと排便する。
「全く……さっきあれだけ出したのに、どうしてこんなに出てくるかなぁ」
「さぁ、分かりません。きっと女の子のお腹の中は、秘密がいっぱいなんです」
ジョロジョロジョロジョロ…………
七葉ちゃんが可愛らしいことを口にしながら、これまた先ほどたくさん出したのが嘘のように放尿する。
「つまり、腸も膀胱も、一度では出し切れないほど溜まっていたってことだね」
「はい……ですが、これで完全にカラッポになりました☆」
ブウゥ~~~~ッ、ブブブブッ!!
七葉ちゃんが、残量切れを告げるかのような爆音の放屁をトイレ中に響かせる。
「臭いよ、七葉ちゃん……でも、すっかり気持ちが晴れやかになったみたいで、安心したよ」
「はい。臭いウンチと大きなオナラは健康の証です☆」
七葉ちゃんが振り返り、満面の笑顔を見せる。それは、宿便を全て腸内から追い出したことを証明する、今日見た中でも最高の笑顔だった。
「ほら、健二さん。いつまでもボサッとおチンポ様を勃たせてないで、早くお尻を拭いて下さいな」
「分かってるよ。何たって、『出し切って、お尻を拭き終えるまでが腸内洗浄』なんだからね」
僕は七葉ちゃんのお尻を撫でると、ペーパーを抜き取ってその美尻を拭いた。腸内洗浄に耐え、宿便との戦いに勝利した、美しくも勇ましい彼女を称えるかのように――