水曜日の放課後。僕はオタク仲間の小学生――未衣ちゃんの検便に付き合わされる形で、近くの公衆便所に連れ込まれていた。
「やれやれ、どうして僕が学校帰りに未衣ちゃんの検便に付き合わなくちゃならないのかなぁ」
「文句言わないの、せっかく久しぶりに未衣がウンチしてるところを見せてあげるんだから」
ギュム!
「それに、健二お兄さんは円香さんと七葉ちゃんのウンチを採ってあげたことがあるんでしょ? だったら未衣のウンチも採ってくれなきゃ不公平じゃない」
未衣ちゃんが気怠そうにしている僕のペニスを握ってから一段上の和式便器に跨り屈む。どうやら僕に拒否権はないということらしい。
「仕方ないなぁ。その代わり早く出してくれよ」
「へっへ~。未衣のお尻はもうウンチの準備が万端なのだっ!」
ブボオッ! ブブブッ!
未衣ちゃんは肛門を開いて大きなオナラをすると、そのまま一気に排便を開始した。
ムリムリムリッ………メリリッ! ムリムリメリメリ、ムリリッ!! ムリュリュ! ニチニチッ!
未衣ちゃんの小さなお尻から緩くて臭いウンチが次々とひり出される。
「……それじゃあ、お尻の下を失礼するよ」
僕はその官能的な光景に股間を膨らませながらもヘラと容器を手に採便する。
「どうかなお兄さん? 未衣、ウンチなら香子先生にも円香さんにも七葉ちゃんにも負けてないつもりだよ?」
プシャァァァァァァ…………
未衣ちゃんが放尿をしながら後ろを向いたままでそんなことを聞いてくる。
「どうだろうね。でも、それを決めるのは検査している医療関係のお偉いさんの方が適切だと思うんだけどな」
採便を済ませた僕は曖昧な返答で受け流しながら未衣ちゃんのお尻を拭いてやる。いつものことながら、排便直後というのもあって一拭き目はベットリ便の感触が生々しかった。
「ふーん、何か煮え切らない言い回しだよね」
「優柔不断でごめん。でも、勃つものはしっかり勃っているからそこだけは覚えといてね」
僕は謝りながら未衣ちゃんのお尻を愛撫とともに揉みしだく。おそらく、柔らかな触り心地という意味では未衣ちゃんが頭一つ分抜けていると考えて間違いないだろう。
「だったら未衣、これからは毎日でもお兄さんのお家にウンチしに行っちゃおうかな☆」
「おいおい、嬉しいけどペーパーがすぐなくなっちゃうからそれだけは勘弁してくれよ」
お尻を揉まれたからなのか、少し気を良くした未衣ちゃんと他愛もない話をしながら盛り上がる。そんな時、僕たちしかいないはずの個室の中に3人目の声が聞こえてきたのである――
「あなたたち、ちょっといいかしら?」
『?』
予期せぬ声に僕たちは思わず振り返る。するとそこには中学生ぐらいと思しきセミロングヘアーの少女が鋭い目をして立っていた。
「やだもう、未衣とお兄さんの愛の巣に入って来ないでよエッチ」
「誰かは知らないけど、人の幸せな空間に無断で割り込んでくるなんて随分と無粋な子だね」
僕たちは口々に初めて見かける少女の乱入に抗議する。
「…………」
しかし少女は僕たちの抗議など意にも介さずこんなことを切り出してきたのであった。
「ふん、エッチとでも無粋とでも何とでも言いなさい……その代わり、あなたたちには色々と協力してもらうわよ――」
それから大急ぎで家に帰った僕は、すぐに部屋で熟睡していたトイレの花子さんを揺すり起こして事の一大事を伝えた。
「起きてくれ花子さん! 大変なことがあったんだ!」
「んっ……何よ、人が気持ちよく寝ている時に……まさか、あなたの元気なオチンチンがしゃべり始めたの?」
「いや、それは確かにすごいだろうね……じゃなくて! 未衣ちゃんがっ! 未衣ちゃんが、さらわれちゃったんだよっ!」
「なんですって!?」
未衣ちゃんの名前を出した途端に花子さんの表情が急変する。それはまるで無垢な少女が凶悪な地縛霊へと変貌する、そんな感じだった。
「健二っ! 未衣ちゃんをさらったのが誰なのか、今すぐ教えなさい!!」
花子さんが声を荒げながら腕をつかんでくる。僕はそんな激しい剣幕の彼女に対して一つため息を吐くと、元凶である少女の名前を伝えた。
「闇子……そう、彼女は闇子と名乗っていた。見た感じ花子さんより少し年上で、霊体系の女の子に見えたんだけど……」
ギュム!
だが話の途中で僕は花子さんに遮られるかのようにペニスを握られてしまう。
「……健二。未衣ちゃんをさらった奴は本当に闇子と名乗っていたのね?」
「ああ、本当だよ。その証拠に僕は彼女からこんな手紙を預かているんだ」
僕は胸ポケットからトイレで出会った少女――闇子さんから言付けられた手紙を取り出して花子さんに渡す。そこには彼女の直筆でハッキリとこう書かれていた。
私の永遠のライバル花子へ
あなたの大切な未衣ちゃんは検便のウンチともども私が預かったわよ。返してほしくば今夜8時までにスーパー『マルヒサ』跡地の地下駐車場に彼氏と一緒にいらっしゃい。
だけど……もしすっぽかしたり他の人間を連れて来たりしたら、未衣ちゃんの命はないものと思いなさい! ワーッハッハッハ! 闇子
「………………」
それを読んだ花子さんがさらなる憤怒の形相を見せる。……文章の稚拙さはさて置き、この穏やかではない内容を鑑みれば当然だろうけど。
「やってくれるわね、闇子の奴……未衣ちゃんを拉致しただけでは飽き足らず、健二をメッセンジャーに使ってこんなふざけた手紙をよこすなんて!!」
「花子さん、どうする?」
「行くに決まってるでしょ! もちろんあなたも同伴でね!!」
ギュム!!
野暮なことを聞いてしまった僕はまたしても花子さんにペニスを握られる。今度の力はいつもより格段に強く、大げさでなく玉が潰されてしまうかと思うほどだった。
「覚悟しておきなさい、闇子……健二と未衣ちゃんの見ている前で、たっぷりと辱めを与えてやるわっ!」
「ははは、は……」
花子さんの本気を目の当たりにして思わず乾いた笑い声が漏れてしまう。
ともあれ僕たちは軽い身支度を済ませると、早速未衣ちゃんを救い出すべく『マルヒサ』の跡地へと向かったのである。
「……じゃあ、闇子さんは一方的に花子さんをライバル視していたってこと?」
「そうよ。毎度毎度突っ掛かって来て、本当に迷惑だったんだから」
マルヒサへと向かう道中で、花子さんが闇子さんを巡る過去の因縁話を打ち明けてくれる。どうやら闇子さんは幾度となく花子さんに勝負を挑んでいて、その度にコテンパンに叩きのめされていたと言うのである。
「対戦成績は私の7勝1敗1引き分け。だけど1度負けたのは一方的な闇討ちをされただけに過ぎないし、引き分けたのだって『今日はこれぐらいで勘弁してやるわ』とか言われて途中で逃げられただけだし、実質ノーカンみたいなものかしらね」
「そ、そうだったんだ……」
先ほどの闇子さんの雰囲気を見る限り、決して弱い子ではないことぐらいは容易に想像がつく。だけどその闇子さんを7度も倒しているということは、やはり花子さんの力は尋常ではないと考えるべきなのだろう。
「それにしても、最近小規模スーパーの閉店が多くて寂しいものだわ。古くて小さいお店だからこそ、質素なトイレに屈んでウンチやオシッコをしている女の子を堪能出来る楽しみがあるというのにね」
向かっている場所がスーパーの跡地だからなのか、ふと花子さんがそんな話題を持ちかけてくる。
「それ花子さんの言う通りだよ。大体が洋式の温水便座なんて男子トイレと障害者用だけに設置していれば良いものを、何が悲しくて女子トイレの中に……」
そして、僕が全面的な同意とともに持論を展開しようとしていたその時だった。
「♪トンカラトン、トンカラトン……」
前方から変な歌声とともに自転車に乗った何かがやってくる。
「あれって……」
「ええ、間違いないわ」
見たところ、それは全身を包帯に包んだまま自転車で夜道を徘徊していることで有名な妖怪――トンカラトンで間違いなさそうだった。
「おい、お前ら。今から30秒以内にトンカラトンと100回言え」
僕たちの手前で自転車を止めたトンカラトンがそんなことを強要してくる。
「下らないわね……自分の名前をそんなに呼んで欲しければ、他の人をあたりなさい。あたしたちは急いでるんだから」
案の定、花子さんはそんな対応でけんもほろろに要求を突っぱねる。
「ほう……だったら今すぐにでもお前たちをコイツの錆にでもしてやろうか」
するとトンカラトンは自転車から降りてきて僕たちに背中の日本刀を突き付けてきたのである。
「ふん。まずは手始めに小僧のチン玉を掻っ切ってやろうかな……」
「おいおい、その前に銃刀法違反だろ……」
日本刀の先端がペニスの真ん前に向けられて、僕はおそるおそる口を開く。そんな中、この奇妙な状況を打開してくれたのは花子さんだった。
「健二のオチンチンに何をするつもりなのっ!」
「!?」
すぐさま念力で日本刀を奪い取り、その刃を自転車のタイヤへと突き刺してしまう。
「あぁっ、俺の自転車が!!」
「自転車だけじゃないわ、次はあなたよ!」
間髪を入れず花子さんが狼狽するトンカラトンをも念力で動かして、ブロック塀に頭を直撃させる。
ガゴオッ!!
「ぶへらっ……!」
ブロック塀にヒビが入るほどの衝撃で頭を叩きつけられたトンカラトンはその一撃で完全にのびてしまっていた。
「さ、変な奴は放っておいて先行くわよ。こんなところで時間を無駄にしている場合じゃないんだから」
花子さんがまるで何事もなかったのように振る舞いながら先を急ぐ。
「う、うん……とりあえず、ありがとう」
僕はまだ状況に追いつけていなかったものの、花子さんにお礼を言うとその小さな背中の後に黙って続いたのであった。
『…………』
マルヒサの跡地に着いた僕たちの前に立ち塞がっていたのは顔の半分を火傷で失っていた美人女性だった。
「そこをどいてくれないか? 僕たちは地下駐車場に用があるんだ」
「……足、いるかしら?」
僕の言葉に耳を貸そうともせず、女性が変な質問を投げかけてくる。
――なるほど、つまりこの人は…………
その問いかけで僕は確信する。この女性は人に質問をしながら、答え次第で腕や足を奪い取ってしまうと言われている都市伝説の存在――カシマさんなのだと。
「いるに決まってるじゃないか。足を失ってしまったら不自由もいいところだ」
僕は無難な回答で最初の質問を切り抜ける。
「……腕はいるかしら?」
「必要に決まってるだろ、腕がなかったらどれだけ日常に差し支えが出るやら」
2つ目の質問も無難な回答で切り抜ける。しかし、本当の難問はこの次だったのである。
「……チンポはいるかしら?」
「愚問だね、そいつを失ってしまったら僕は本当に大変なことに……」
ギュム!
無難に切り抜けていたつもりだったのに、僕はカシマさんにペニスを握られてしまう。
「あなたのチンポ、欲しい……私の中に…………」
いつの間にか欲情していたカシマさんの手の中で、僕のペニスが潰れてしまいそうなぐらい握りしめられる。
「ちょっと待って。こんなことをされたら、僕……」
だがカシマさんのいけない情事もここまでだった。
「健二のオチンチンに何をするつもりなのっ!」
「!?」
それまで傍観していた花子さんが怒りとともに目を赤く光らせる。
「うっ! こ、これは……」
するとカシマさんの体が硬直して、彼女は身動きが取れなくなってしまったのである。
「人の彼氏に変なことをしようとした罰よ。しばらくそのまま反省してなさい……ほら、行くわよ健二」
花子さんがカシマさんには目もくれず、地下駐車場へと進んで行く。
「わ、分かった」
僕は少しだけカシマさんに同情しながら彼女に一礼すると、すぐさま花子さんの後に続いたのであった。
たどり着いた地下駐車場の内部は薄暗く、以前来た時と同様に小さな電灯の光がわずかに照らされているだけの不気味な場所だった。
「約束通り彼氏同伴で来てやったわよ闇子! さあ、とっとと出てらっしゃい!」
薄暗い空間の中で花子さんが声を響かせると、すぐに闇子さんから返事が戻ってくる。
「来たわね花子。だったらそのまま奥までいらっしゃい」
『…………』
僕たちは一旦顔を見合わせて頷き合うと、闇子さんの指示通りそのまま奥へと突き進む。そして最奥部まで足を運ぶと――そこには、先ほど会ったばかりの闇子さんが未衣ちゃんを引き連れて立っていたのである。
「まずは私の仲間たちを退けてここまで来れたことを褒めてあげるわ花子。それから健二君も伝達係お疲れさま」
僕たちはともに労いの言葉のようなものをかけられたものの、今はそんなことに一喜一憂している場合ではなく。
「そんなことはどうもいいからまずは未衣ちゃんを返してくれないか」
「そうだったわね……ほら、もう戻っていいわよ」
闇子さんは僕の要望をすんなり受け入れて未衣ちゃんを返してくれた。
「未衣ちゃん、大丈夫だった?」
「うん、未衣は何もされなかったから安心して!」
飛び込んで来た僕の腕の中で、未衣ちゃんはヒマワリのような笑顔を見せながら微笑んでいた。胸ポケットに入っていた検便袋が少しだけ臭かったりもしたけれど……
「ふん。あたしをおびき寄せるために利用したとはいえ、未衣ちゃんに一切危害を加えなかったことだけは感謝しておくわ……だけど! それであたしが手心を加えてあげると思ったら、大間違いよ!」
「望むところだわ! さあ、真剣勝負よ!」
花子さんが闇子さんへとファイティングポーズを向け、闇子さんも負けじと花子さんへと構えを取る。こうして、ここに通算10回目となる二人の戦いの幕が上がったのであった――――
「これでもくらいなさい!」
花子さんが念力を発動させて闇子さんを操ろうと試みる。しかし、闇子さんには通じていなかった。
「あら? 私を意のままに動かしたいのなら、これぐらいの魔力は必要ではないかしら?」
「きゃっ!」
片や闇子さんが発動させた念力は効果を発揮したらしく、花子さんは高々と釣り上げられる。
「はい落ちま~~す!」
闇子さんが右腕を振り下ろすと、花子さんは推定3メートルの高さから叩きつけられるように地面へと落とされてしまった。
「くっ、やるわね……」
「当然でしょ? あなたが人間の仲間たちとじゃれている間、私はずっと鍛錬を続けてきたのよ? いつまでも昔の私と一緒だとは思わないことねっ!」
「調子に乗るんじゃ……ないわよ!」
花子さんが目を赤く光らせて反撃に転じる。おそらく先ほどのカシマさんと同じように浴びてしまった闇子さんは金縛りに遭って動きを封じられるだろう、と思いきや――
「あっはっは、お笑い種だわ。まさかその程度の眼光でこの私が動けなくなるとでも思ったのかしら?」
「!」
あろうことか、闇子さんには全く効いていなかったのである。
「本物の鋭い眼光とは、こういうものではないかしら?」
今度は闇子さんの目が黒い光を放つ。
「くっ……!」
花子さんは両手で視界を塞ぎながらそれを回避すると、そのまま姿を消した…………
「やれやれ。どうやらあの便所花、私に勝てないと見るや敵前逃亡をしてしまったみたいね。全く、つまらない女だわ」
闇子さんが消えてしまった花子さんに呆れながら嘆息する。果たして、本当に花子さんは僕たちを差し置いて逃げてしまったのだろうか?
「未衣ちゃん、花子さんは……」
「しっ! お兄さん、花子さんは逃げてなんかいないから大丈夫だよ」
気を揉んでいた僕を未衣ちゃんが小声で安心させてくれる。
「えっ? じゃあ未衣ちゃん、もしかして」
「うん、未衣には見えてるよ。花子さんは今ちょうど闇子さんの背後に回り込んでいるところ」
僕には全く見えなかったものの、未衣ちゃんの視界にはハッキリと花子さんが見えているみたいだった。
「ほらほら、あなたたちももう用は済んだんだからさっさと帰りなさい。明日も学校があるんだから、支度を整えて……」
そして、既に勝負が終わったと油断していた闇子さんの注意が完全に僕たちへとそれていたその時――
「覚悟しなさい、ゴッデスフィンガー'97 (ナインティ―セブン)!!」
――ブスリッ……!
花子さんが2本の人差し指を使った浣腸攻撃とともに闇子さんの背後から姿を現したのであった――
「ぐはっ……は、花子、あなたっ……」
「どうやらあたしを魔力だけの女だと思って侮っていたみたいね、闇子……悪いけど、私の指浣腸は奥までめり込む究極の打撃技なのよ!」
花子さんの指が闇子さんの肛門の奥の奥まで入り込む。それはスカート越しながらも相当にめり込んでいて、大腸まで行き届いているのかと錯覚するほどだった。
「す、すごい……これは足腰どころか全身にダメージを与えられそうな威力があるぞ……」
「うん……未衣もお姉ちゃんたちにイタズラで指浣腸することあるけど、あんな奥まで入れたりしないもん…………」
僕と未衣ちゃんは目の前の衝撃的な光景にただただ目を瞠る。
「く、悔しいけど今回ばかりは私の完敗だわ……」
闇子さんが負けを認めながらその場に崩れ落ちる。既に意識はなく、花子さんの一撃で彼女は完全に気を失っていた。
「これで任務終了といったところかしらね。全く、いつもながら世話の焼ける連中だわ」
「花子さん……」
勝ったとはいえ花子さんに笑顔はなく、その表情からは何か特別な心境のようなものがうかがえた。
「……健二も未衣ちゃんも、何をボサッとしているの? 早く帰るわよ」
「あ、ああ」「うん、でも……」
僕と未衣ちゃんは微妙な気分になりながら、帰ろうとする足をためらってしまう。
「…………」
すると僕たちの気持ちを察してくれたのか、花子さんはこう付け加えてくれたのである。
「健二。重くて迷惑かもしれないけど、闇子を抱えるのを頼んだわよ」
結局僕は闇子さんを抱きかかえながら、未衣ちゃんや花子さんと一緒に自宅へと帰還した。
帰り道では金縛りの解けたカシマさんと意識を戻したトンカラトンが非礼を詫びてくれた。
そして、僕の部屋で目を覚ました闇子さんは急にお風呂に入ると言い出して――
「全く。こんなに大勢で入るものだから、ただでさえ狭いお風呂が余計に狭くて窮屈で仕方がないわ」
「ふん。こっちこそ健二との大切なバスタイムにあなたの汚マンマンがチラついていて迷惑してるのよ」
「まあまあ。闇子さんも花子さんも可愛いオマンマンしてるんだから、お風呂ぐらい仲良く入ろうよ」
「…………」
気が付けば、狭い浴室の中で僕は3人の女の子に囲まれてハーレム状態と化していた。
――すごいな……未衣ちゃんも花子さんも闇子さんも、みんなツルツルだ…………
シャワーを浴びながら、僕はチラチラと彼女たちの局部を凝視する。前にも見たことのある未衣ちゃんと花子さんはともかく、まさか闇子さんのアソコも全くの無毛地帯になっていたとは。
「もう! 健二お兄さんったら、さっきからずっと未衣たちのオマンマンとお尻ばっかり見てるじゃない、エッチ!!」
そんな中、未衣ちゃんにしっかりと動向を指摘されてしまう。いや、僕だって男の子なんだからそれぐらいは仕方がないでしょう。
「健二ったら本当にいやらしいわね。これはそのモッコリオチンチンにお仕置きが必要かしら」
「そうね。そういうことなら私も協力するわよ花子」
どういうわけだか悪ノリする花子さんに、さっきまで険悪だったはずの闇子さんまでもが便乗する。ああ、これが女の連帯感なのか。
――困るね香子先生、とても……なんてね!
僕は意を決するとシャワーを止めて腰掛け椅子に座る。
「お仕置きって何だい? よく分からないから身をもって僕に教えてくれ」
僕は白々しくそんなことを言いながら、膨れ上がったペニスを彼女たちにアピールする。
「わーい! 久しぶりの生オチンチン、未衣しっかり頂いちゃうね!」
「ふふっ、95点ってところかしら……しっかり吟味してあげるから感謝しなさい」
「何よ、そんなオチンチンの一つや二つ簡単にイカせてやるんだから!」
彼女たちが僕のペニスに群がって、一斉に舌を使って愛撫する。その心地良さは絶品で、セックスにも劣らない快楽を僕にもたらしてくれた。
――良かった、色々あったけど誰も傷つかずに済んで……
腰が抜けそうな程の気持ち良さの中で、僕は元気に舌を動かす彼女たちの姿に安堵する。
4人で入った浴室は狭かったけれど、海よりも大きな愛と優しさがいつまでも満ちあふれていた。