※この作品はR-18です。

幼馴染とらぶらぶ♡するだけの爛れた生活   作:ギミック

10 / 17
SMが信頼の証 後編

彼は私の手を引っ張りホテルに連れ込みます。

二人で顔を真っ赤にして受付します。

 

「年齢が確認できるものありますか?」

 

入れるわけないでしょうに。

 

 

 

なんだか妙な雰囲気になった私達は家に戻ります。

当然、彼の部屋です。普段はここで男女の情事を行っています。

 

「...」

 

私たちは無言です。無言で一点を見つめています。

言いたいことはわかっているんです。ただ、言ったほうが負ける気がして。

――どちらが手錠をかけるのか。

 

「紅葉、喉乾いた?」

 

「いえ、大丈夫です」

 

「いや、遠慮しないで」

 

「...では、お言葉に甘えて。ありがとうございます」

 

彼は、一旦部屋を出ます。

彼は無言が耐えられないのでしょう。時間稼ぎに出たようです。私はいつまでも黙っておく精神力がありますので、問題ありません。

ほんの数分後、扉が開きます。

 

「はい、どうぞ」

 

「どうも」

 

さて、仕切り直しです。

1分、2分、4分...おそらく16分が経ちました。

どちらも無言です。かなり時間の無駄です。

 

「紅葉」

 

彼が声を出しました。

 

「手錠、いる?」

 

ふふっ。

――私の勝ちです

 

「いえ、大丈夫です」

 

「いや、遠慮しないで」

 

あれ、さっきも同じ流れだったような。私、さっき何と答えましたっけ。

...ああ、そういうことですか。さっきは同じ流れで私が折れましたもんね。フリというやつです。負けを認めざるを得ません。

 

「...では、お言葉に甘えて。ありがとうございます」

 

うわぁ、いい笑顔ですこの男...。

 

手錠を左手に付けます、あとは右手...。

 

「...」

 

あれ、何でしょう。手が震えて上手くできません。

――どうして?

わかりません。一つわかっているのは、自分ではかけられない、ということだけです。

 

「紅葉...?」

 

「あの...出来ません」

 

「?...どういうこと?」

 

「...」

 

わかりませんわかりません。どうしてかけられないのでしょう。どうしてか、手錠をかけられないのです。

 

「じゃあ僕が紅葉にかけてあげる」

 

そう言って、彼は私に手錠をかけようと――

 

「っ!」

 

――手が逃げました。魚の様に思いっきりビクリとして逃げました。

 

「...えっと、紅葉?」

 

「...え、あ...すいません」

 

「いや、いいんだけど...大丈夫?」

 

「...あんまり大丈夫じゃないです」

 

ああ、この感情は恐怖。間違いありません。

本音をこぼします。

 

「怖い、です...」

 

「怖い?」

 

「手錠かけたら私、何も出来なくなるじゃないですか...」

 

「...うん」

 

「何されても抵抗出来ないんですよ」

 

「...そうかもね」

 

「殴られそうになっても、裸で外に出されても、手錠されたまま放置されても...」

 

「...わかった、やめよっか」

 

晴さんが諦めてくれました。でも何だか悲しそうです。

そうですよね。私は今、彼に「私の身体を預けるだけの信用はありません」と言ったも同義ですから。

 

「...誓ってくれますか?」

 

「え...?」

 

「優しく...優しくして...不安にさせないでください...怖がらせないで...?」

 

「...わかった」

 

「なら...良いですよ」

 

そう言って、私は自らに手錠をかけました。

――カチリッ

鈍い金属音がして、私の身体は彼のものとなります。

 

「どうぞ...?」

 

彼はその言葉を聞くと私を壁に追い詰めます。そして、冬にはコートが掛けてあるフックに私の手錠を固定して。

――完全にSMプレイですね、これ。

 

「紅葉...」

 

「晴さん...」

 

二人で見つめ合います。顔だけ見れば恋人でしょう。

ですが...側から見ると、完全にご主人様とメイドです。

彼の手が私の頬に触れます。くすぐったくて身を捩りますが逃げることはできません。

 

「可愛い...」

 

「そう、ですか?私には...情けない、姿にしか....見えませんが」」

 

「不安な顔してるのに真っ赤で...期待してる?」

 

「してません!」

 

思わず大声を出してしまいました。

確かに私は晴さんが大大大好きで彼に何をされても文句はありませんしむしろ晴さんがしてくれるなら喜んで受け入れますがだからと言って手錠をかけられたこの状況では不安の方が大きいというものです大体晴さんは恋人をこんな風にして楽しいのでしょうかもしそうなら神経を疑うというものですまあ私も満更ではありませんが。

一言で言うなら?そうですね...図星、ですかね。

 

「んっ....」

 

彼が私の唇を奪います。本当に、何も出来ず奪われました。強姦罪にあたりませんかね...。

 

「...ちゅっ....ん.......っっ....」

 

「もみ....ん...っじ....」

 

そう優しくされると私が責めてるみたいで何だか昂ります。

 

「っチュゥゥ....ペロっはむ...ちゅぅ〜〜〜」

 

彼の舌を咥えて吸うと、彼は嬉しそうです。

 

「ん....っ.....プハッ」

 

「プハッ...はぁ....はぁ...っ」

 

唇が離れていきます。いつもキスが長いので少し物足りないです。

もちろん、言葉にはしませんが。

 

「....っ....晴さん」

 

彼が私の胸に手をあてて、そのまま手を動かします。

――そんなに乱暴にしないで。優しくしてくれないと嫌です。

そんな思いは彼に届くことはありません。彼は私の蕩けきった顔を見て気分を良くしたのか、更に激しく胸を揉みしだきます。

 

「っはぁ....っ...ん、ぁ」

 

「気持ちいい?」

 

気持ち良さそうな声をあげてしまいました。恥ずかしいです。

 

「もう少し...やさしっぁん、くぅ....っ」

 

「でも、気持ち良さそうだよ?」

 

「っそれは...っ...そう、ですが...」

 

彼の手に少し力が入るだけでゾクゾクとして、恐怖を感じます。

均等な力で触って欲しいのですが、人間には不可能。私にはこの脅威に真正面からぶつかる以外の選択肢がありません。

 

「っぅぅ....っはぁ....」

 

「紅葉....もみじぃ....」

 

彼は私の名前を呼びながら顔を下に持って行き....。

 

「はむっ...ちゅっ....レロレロッチュゥゥ〜」

 

「っああん!ん、ぁん....ん〜〜っ!」

 

「ペロペロクチュッ.....プハッ!」

 

「〜っっはぁぁ....っはぁぁ.....っ.....ぁ...」

 

いきなり乳房を口に含み激しく舐りました。

唐突に与えられた感じたことのない、初めての感覚に戸惑いながらも身体から力が抜けていきます。

 

「...いい、よね」

 

「っ....はい」

 

彼の手が私の下半身に向かってきます。

私の胸を愛撫しながら指で弄り始めました。

そのまま私をネチネチと弄びます。

 

「ん...ぁ...いや、ぁあん!...」

 

執拗なまでにクリトリスを狙う指に、気を抜くと絶頂してしまいそうです。歯を食いしばり、ひたすら耐えます。

 

「ぐっ.....っ....っぁ....」

 

突如。指の動きを止めると指で右の乳房を弄り、舌で左の乳房を舐め始めました。

 

「....ん....ぁ....っ」

 

先ほどまでとは違うゆったりとした快感ですが、すでに昂り切った身体は、胸だけでも結構な危うさです。

流石に胸だけでイクことはありませんが、声が出そうなくらい気持ちいい...。

ふと、彼が唇を離して私を見つめていました。

 

「イかないの?」

 

ど直球ですね。

 

「っ胸、だけで...イキませんよ...」

 

「本当に?」

 

「っ当たり前です!」

 

流石に乳房の愛撫だけで絶頂するほど女の子は甘くありません。

乙女は複雑なのです。

 

「――僕が言ってるのに?」

 

「ッ」

 

――心臓が飛び出そうでした。

いつもとガラリと変わった雰囲気を醸し出す彼は、私の知っている彼なのでしょうか。

 

「あ、の....晴さん」

 

「本当に乳首でイケないの?」

 

「...」

 

私は彼に対して恐怖を覚えました。

何もできないという状況下では、突然の豹変に恐怖するしかないのです。

 

「あの...あの!」

 

「――僕は紅葉のイキそうな顔が見たいんだけどなぁ」

 

「っ...そ、そんなの、見て...一体...」

 

「イかないの?」

 

「で、ですから無理っです!」

 

「イケるよね?」

 

「無理、むり!むりですから!本当にむり――」

 

「――うるさい」

 

「っっ」

 

私は怖くて怖くて、早くこの時間が終わって欲しいと切に願ってしまいました。

――身体が私の望みを受け入れたのでしょうか。

 

「んぁ....あ、あ...あっあっ」

 

「イクの?紅葉イクの?」

 

「ッッああああ!だめ...だめだめっだめっっ!」

 

「紅葉の顔見てたら、僕もイキそうだよ」

 

そんな余裕そうな顔でよくもまあほざけますね!

 

「〜〜ッッ!!!」

 

ビクビクと身体が痙攣します。ほんの一瞬の間に私は大した刺激もなく絶頂したのです。

乳首だけでイった私は、全身を駆け巡る快楽を受け入れながら。

 

「...紅葉?おーい、紅葉〜...?」

 

「....ッ....ぁ...」

 

――ジョワァァとパンツが水浸しになった瞬間、床に黄色の液体が垂れて行きます。

 

「はぁぁぁぁ♡....はぁ、ぁ♡....っぁぁぁ...ぁ♡」

 

音を立てながら床に落ちたり、太腿を伝いながら地面に静かに垂れたり。

 

「....っ.....っ」

 

10秒ほど続いたでしょうか。

床にアンモニア臭のする水溜りを作った私は、その真ん中で、手錠された腕を上に持っていった状態のまま。

意識を手放すのでした。

 

恐怖と快楽と開放感と羞恥と。

意識を飛ばせたのは僥倖だったでしょう。

 

 

 

後日談。

大したエッチもできず何だか悲しげな晴さんでしたが。

 

「私の方が怒りたいです」

 

というと、必死に謝っていました。

流石にこればかりは許せません。SMプレイは禁止です。

 

「SMプレイまでは行ってなかったような...」

 

黙ってください。さすがの私も怒りますよ?

 

 

手錠は私が持っています。もう晴さんにこの手錠を使わせるわけには行きません。

 

「買い物?どこ行きたいの?」

 

「ギャグボールって知ってます?」

 

「だから謝るって!SMプレイはもうしないから!」

 

最近では、晴さんを虐める道具を買いに行って困らせるのがマイブームです。

え?何だか下半身がもっこりしてる?

バレましたか。あれ以降、紙おむつを履いています。買うのは恥ずかしかったです。

...何故必要かですか?そんなの聞くまでもありませんよね。

 

 

買いに行った道具をどちらに使うかなんて、明白じゃないですか...♡




えっちなシーンを描くのが難しすぎて困り中です。
あと、ネタにも。あんまり単調にしたくないんですが...中々難しいです。
そういうわけでエッチシーンのプレイ内容を募集したいです。
あと、GWとか忙しい時は更新が止まってしまうのもあって、できれば活動報告をしたいな、とも思いましたので匿名投稿を外します。そこで要望を書いていただければお望みのプレイを描くかも...。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。