「曜っ、んっ、ちゅっ」
「はぁっ、櫂っ。ん、んんぅ――」
啄むようなキスから舌を入れていくようなキスへと切り替えていく。吐息が混じり合い、その響きがおれの身体を更に興奮させる。どれくらいキスをしていただろうか、気がつけば曜を床に押し倒していた。
「ん……」
唇を離して互いを見つめる。混じり合った唾液がおれと曜の唇に橋のように繋がっている。それがまた淫らでいて美しい。
「れるっ」
それに曜も気づいたのか、それを舌で舐め取ると、顔を赤らめて恥ずかしそうに微笑んだ。
「えへへ、これってなんだかえっちな感じするね」
「えっちなことしてるんだ、当然だろ」
「だね。ねぇ櫂。場所変えよ? 流石に床じゃちょっと……」
確かに床のままじゃ硬いよな。でもベッド以外の場所でそういう行為をするってのもまた興奮すると思うんだけど。
「櫂、何その『ここでやる方が更に興奮するかもな』って表情は」
「そんなピンポイントな表情をした覚えはないぞっ」
「ひゃっ」
ここは誕生日を迎えた曜に従うとしよう。お姫様抱っこで彼女を担いだ。
「も、もう、いきなりなんだから」
「悪い悪い、それじゃお詫びに……」
「あんっ」
胴体を抱えている右手を動かし、衣服越しに曜の乳房を軽く揉んだ。
「も、もーっ。櫂のスケべっ、やっ、んん……」
「スケべな身体してる曜が悪い。ん――」
「はっ、むっ――ちゅっ……」
おれの部屋へと運びながら胸への愛撫とキスの雨を降らせる。曜もそれに応えてくれる形でおれの首に腕をまわしてくれた。
部屋につくなり曜をベッドに押し倒し、その上に覆いかぶさった。
「櫂……」
物欲しそうにおれを見つめる曜に我慢が出来なくなったおれは、下半身の服を脱ぎ去った。
「わ、すごいね櫂……」
反り勃つモノを見て、曜が息を呑んだ。
「そう言う曜だって……」
「ひゃぁんっ」
ホットパンツを脱がし、ショーツの奥へと指を挿れると、そこは熱と湿気を帯びていた。
「もうすっごい濡れてるし、熱いぞ?」
「い、言わないでよばかぁ……」
恥ずかしそうに顔を手で覆う曜。こんな表情をする曜が愛おしい。その肢体を今すぐ味わいたい。おれは軽く曜の唇にキスをした。
「曜、おれもう我慢出来そうにない。その、いいか?」
「うん、いいよ。来て、櫂……」
ショーツを脱がし、熱く蕩けた曜の秘部におれはモノを押し挿れた。
「あ――っ、っつぅー―、はぁっ……」
秘部の熱さがモノを刺激して射精感を高める。ぐっと踏みとどまって曜の頬を撫でる。
「曜……、平気?」
「う、うん。もう、慣れたから……」
肩で息をする曜の表情がおれを唆らせる。そのまま少し速めに抽出をしてみる。
「はぁん! あっ、やっ、は、激しいっ、よぉっ!」
「激しいのがっ、好きなんだろ?」
「そ、そうだけどぉっ! あんっ!」
抽出と共に揺れる用の乳房。それがおれをまた興奮させる。片方の乳房を揉みしだき、もう一方の乳首にキスをした。
「ひゃうっ! そ、そんなにおっぱい、いじめちゃ、だめぇ! っん!」
「ホントに、やめてもいいのかっ?」
突然抽出と愛撫を止めてやると、曜は潤んだ瞳で訴えてきた。
「やめちゃっ、やだぁ……、もっと、もっとように、ちょうだっ、あぁっ!!」
その言葉を聞いた途端、おれはさっきよりも激しく抽出した。
「あんっ、激しっ! かいっ、かいっ!」
「曜っ、曜っ!」
「んっ、はむっ! れるっ……ちゅっ」
キスをしながら胸を愛撫する。曜もそれに応えるように嬌声をあげる。その声がおれを更に興奮させる。おれ達は、互いを高め合っていた。
そしてその高め合いも、終わりが見えてきた。
「曜っ、そろそろっー―」
「うんっ! ちょうだいっ! ようのたんじょうびにぃ、いっぱいのとくべつなプレゼントをっ!」
「くっー―!」
「あっ、あぁぁぁああ!!」
曜の一際甲高い声と共に曜の膣内がきゅっとおれのモノを刺激し、おれはその迸りを曜の中へと解き放った。
「あ、あぁぁ……、櫂のどくどくって……。あったかい……」
「ー―っ、はぁ……」
「櫂……、ぎゅって、して?」
「ん……」
おれは満足感をもって倒れ込むように彼女を抱きしめた。
「曜……んっ――」
「ちゅっ、えへへ……」
二人共裸のまま抱き合ってキスをし始めてどれくらい経ったであろう。ふとデジタル時計を見ると、零時を過ぎていた。
「あっ、日付……」
曜もそれに気づいたようでおれと顔を見合わせた。これで曜の誕生日はお終い。ここからは――
「櫂、たんじょうびおめでとっ! ちゅっ!」
おれの誕生日だ。曜はぎゅっとおれに身体を押し付けてくる。その柔らかさがおれの雄たる部分を再び刺激させる。
「これでまた、私と同い年になったね♪」
「ゆーてお前も日付が変わる直前に生まれたからそんなに変わらんだろ」
「それでも、大好きな人と同い年になれただけで嬉しいっ。ねね、櫂。櫂は誕生日に何が欲しい?」
「そうだな――」
「ふぇっ!?」
おれは応えだと言わんばかりに曜を抱きしめた。曜の素肌はぽっと熱を帯びた。
「曜が欲しい、かな?」
「か、櫂……。ヨーソロ~……」
恥ずかしそうに敬礼すると曜はそろそろとおれの腰辺りに移動して、モノを握った。おれよりも小さく、すべすべとした手の感触に軽く呻いた。
「おぉ、反応してるね。気持ちいいってこと?」
おれが頷くといたずらっ子の表情をする曜。
「さっきはいっぱい私のこといじめてくれたから、たっぷりいじめ返しちゃおー☆」
それそれ、と手でおれのモノを扱き出す。上下する手の感触に、下半身に快感が奔る。
「櫂……、気持ちよさそう……。れるっ――」
「っ!」
曜の舌がちろちろとモノを刺激する。その甘美な刺激に腰が浮き気味になるのを必死で堪える。
「あっ、もっと硬くなった……。気持ちいいんだぁ。んっちゅっ」
モノに降り注ぐキスに呼吸が荒くなる。そんなおれの反応を、曜は楽しんでいるみたいだった。
「声を我慢してる櫂、可愛いなぁ……。声、出してもいいんだよ?」
「……」
「強情なんだからぁ。それじゃあ――、はむっ」
「――っあっ!」
ぱくりと曜がおれのモノを咥えた。口の中の温かさに思わず声が漏れてしまった。
「櫂の可愛い声、頂きました♡ もっと出して? んんーーっ、んっ、じゅっ!」
「んっ……。あっ……」
顔を上下させておれのモノをフェラする曜。そんな幼馴染の姿を見て、呼吸が荒くなる。腰を動かしてしまいたくなる衝動を必死で抑えようとする。そんなおれを察したのか、ちゅぽっとモノを引き抜くとおれを見つめてきた。
「櫂、すっごく辛そうな顔してるね。そろそろ、出そう?」
「あぁ、もうおれっ……」
「じゃあ最後は、曜の中に出して?」
そう言うと曜はおれの上に跨がり、互いの性器をこすり合わせる。フェラで興奮したのか、曜のあそこはもうびっしょりと濡れていた。
「んっ、あっ、あぁーっ!!」
「うっ――」
再び侵入した曜の膣内は、再度おれを歓迎するかのように圧をかけてきた。柔らかく温かな感触がおれの射精感を高めてくる。歯を食いしばってその快楽に非がっていると、曜の両手がおれの腹部に当てられた。
「櫂はじっとしててね……、今度はっ私が櫂を気持ちよくしてあげるね。んっ、ふっ……」
そのまま曜は少し腰を持ち上げた。一部引き抜かれたおれのモノは曜の愛液を垂らしていた。そのいやらしい様をぽーっと見ていると、再び曜の腰が降ろされた。
「はぁっ……、これ、すっごくきもちいい……。櫂は、かいはきもち、いい?」
その返答とばかりに下から曜を突き上げた。
「あぁんっ! う、動かなくていいからぁ……。はっ、んっ!」
曜の上下運動が再開され、曜の淫らな声が部屋中に響く。それがおれを興奮させ、下半身に熱がこもる。
「ま、またおっきくなった……。ふふ、この体位だと、櫂の気持ちよさそうな顔がよく見えるよっ!」
嬉しそうに上下運動を早める曜。その激しい動きに曜の乳房がぶるんと揺れる。おれは彼女への反抗と、我慢の現界に、曜の腰を掴んだ。
「えっ、あっ、あぁ!! か、かい、急に動いちゃ、だめぇ! やんっ!」
曜からの動きが止まり、これ幸いとおれからのピストン運動へと切り替えていく。恥骨をぶつけていると、曜の膣内が狭まってきた。
「あっ! あんっ! ふぅっ……、か、かいっ! 私、もうっイクっ!」
「ああ、おれもだっ!」
「い、イクときはぁ、いっしょに、ね? ひゃぁん!」
それに応える形で抽出のスピードをあげていく。きゅうきゅうと締め上げられ、おれの視界の一部が白くなってきた。
「曜っ、曜! イク!」
「わたしも、わたしも、い、い、イク――っ!」
視界が真っ白になり、再び曜の中に迸りを解き放つ。二度目だと言うのに、量は先程よりも多かった。大量の射精に、曜の秘部だけでなく身体全体が痙攣していた。
「あ、ああぁぁぁ……。かいで、いっぱい……。誕生日なのに、いっぱいプレゼントされちゃった……」
そのまま力なくおれに倒れ込む曜。そんな彼女をおれは優しく抱きとめるのであった。
「盛り上がっちゃったね」
「ああ、ホントにな」
「櫂はさ、こんな誕生日でよかったの?」
裸で抱き合って二人で語り合う。身体には満ち足りた疲労感があった。そんな身体を動かして曜を抱きしめた。
「それこそ、おれは曜とこうして過ごせることが幸せなんだよ」
「そっか、そうなんだぁ……」
曜はくしゃっとした笑顔を見せてくれる。そんな彼女の頭を撫でる。
「それにまだ誕生日は始まったばかりなんだぞ。朝になったら朝ご飯作ってくれよ」
「うん、愛妻な朝食を作ってあげるねっ」
「エプロン着用で頼むな」
「うわ、櫂ったらマニアック……」
「いやいや渡辺くん、朝起きたら彼女がエプロン姿で味噌汁作ってるとか彼氏からしたらありがたすぎて昇天ものですよ?」
「そ、そーいうものなの?」
「そーいうものなのです」
「そっか。じゃあやってあげるね!」
曜はそう言っておれに抱きついた。
「ありがとな、曜。いい誕生日になりそうだ」
「なりそう、じゃなくてするんだよ! 私達二人で!」
ああ、と応えるとおれは抱きつき返した。今日はいい一日になりそうだ。
しれっと櫂の誕生日を設定付与しました。この為に主人公に設定を与えなかったのだよ(震え声)。
こんな感じで満足して頂けましたでしょうか? 今後もこういった内容の妄想を余裕があれば垂れ流していきたいです。が、優先するのは本編です。不定期な連載なのでよろしくお願いします。