※この作品はR-18です。

幻想見聞録   作:コンコルド

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ラストの描写に注意!


~第五章 帰還~
第三十二項:帰路


 -博霊神社・境内-

 

「遅いわよっ!!」

 

「悪かったって。そんなに怒鳴らないでくれよ」

 

「あーあ、また始まったわ」

 

 博霊神社に帰ってきて早々に、龍牙は蓮子の怒鳴り声を当てつけられた。

 

「まあまあ、蓮子落ち着いて下さい」

 

「これが落ち着ける訳無いでしょう!さては、また龍牙とセックスでもしたんじゃ無いでしょうね!?」

 

「「言い方が直球過ぎる!!」」

 

 余りにどストレートな言い方に俺と文はつい突っ込んでしまった。

 

「あんた達うるさいわよ。揉め事なら神社の外でやって頂戴」

 

「そう言うお前は相変わらずの無愛想だぜ?」

 

「しかしあの2人、本当に仲が良いわね」

 

 霊夢、魔理沙、ルーミアは半ば蚊帳の外になりかけているが、誰一人気にしてはいない。良いことだ。

 

「ところで龍牙、1つ訊きたいのだけど」

 

 ふと、メリーが何かを思い出したかのように龍牙に話し掛けた。

 

「はいな?」

 

「私達って、帰れるのかしら」

 

「---あ」

 

「そう言えば、すっかり忘れていたわね・・・」

 

 色々あったために、本当に忘れていたのだ。

 

「帰る方法ならあるわ」

 

 そう言ったのは霊夢だった。

 

「本当!」

 

「ええ。この博霊神社はどちらかというと外の世界のものなの。それでいて、外の世界と幻想郷を行き来する為の言わば玄関口の様なものなのよ。紅い霧の異変の解決を手伝ってくれたお礼に、結界を緩めて道を繋いであげる」

 

「ありがとう霊夢。そうと決まれば準備しないと」

 

 龍牙は帰る支度の為に神社裏のストライカーに向かった。

 

「もうお別れか、色々楽しかったぜ蓮子」

 

「私達こそ、お世話になったわ。ありがとう魔理沙」

 

「外の世界がどうなっているかは分からないけど、身体には気をつけてねメリー」

 

「ええ、ありがとうルーミア」

 

 互いに挨拶が済むと、龍牙のストライカーがディーゼルエンジン独特の重低音をガラガラと鳴らしながら近付いた。

 

「蓮子、メリー、行くよ!」

 

「はーい」

 

「今行くわ」

 

 開放した後部ハッチから2人は乗車。ハッチが閉まりきるまで、魔理沙とルーミアに手を振り続けた。

 

「結界を緩めるわ。準備はいい?」

 

「勿論」

 

「それじゃあいくわよ!」

 

 霊夢は右手にしていたお祓い棒を上に上げて、2回前に向かって叩くように振る。すると鳥居の中が陽炎の様にうっすらと揺らぐ。

 

「これでよし。もう通れるわ」

 

「お世話になったね。今度来るときは差し入れを忘れない様にするよ」

 

「その言葉、忘れないでよ?」

 

「勿論さ。それじゃ、出発!」

 

 運転席のハッチを閉じ、アクセルを踏んで発進。鳥居の中に突っ込む。するとストライカーは強い光に呑まれ、そして姿を消した。

 

 

 

 -???・外の世界の博霊神社-

 

 鳥がさえずり、風が木の葉を鳴らす静かなこの場所に、突然強い光と轟々とした力強い音が辺りに響く。

 

 龍牙達の乗るストライカー装甲車が幻想郷から出て来たのだ。

 

「よし、どうやら成功したな。2人とも大丈夫?」

 

「平気よ。2人揃ってピンピンしてるわ」

 

「オッケー、それじゃあ帰るか」

 

 後部の2人が無事なのを確認した龍牙は再びストライカーを走らせた。

 

 

 

 -その頃、長野県内のある場所で-

 

『---繰り返しお伝えしますが、この数日間に14歳から16歳の年齢で、黒い短髪で少し細身の女性が突如音信不通になる、と言う事件が多発しています。警察は何者かによる組織的な誘拐事件と見て捜査本部を立ち上げ---』

 

「へへっ、お前等の事を言ってるぜぇ?」

 

 どこかも知れぬ、埃っぽくもじめじめした不愉快な空間。何処かにあるコンクリート製の廃墟に如何にも悪党と言わんばかりの男達と、手足を紐で縛られ、衣服を乱暴に破り裂かれ、体中に白く濁った粘液が無造作にかけられ、放心状態で横たわる複数の女性。そう、誘拐された若い女の子達だ。

 

 よく見れば、彼女達は口と秘部、肛門の3カ所からも白濁の粘液を垂れ流し、一部の女子はそれが赤く濁っていたりした。

 

「ったく、廃人になっちまったってのに、締まりだけは一級品だな」

 

「まあ、鬼塚さんが潰したあとだから、廃人になるのはしゃあねぇさ」

 

「そう言えば〝また〟泣き声が止んでるな」

 

「もう〝潰れた〟んじゃねぇの?」

 

 男達は、ある一点を見た。その先には鉄のドアが1つ。

 

 

 

「---ぁ・・・ぉぉ、ぉ」

 

「んだぁ?もう壊れちまったのか?情けねぇガキだな」

 

 そう言って、鬼塚は自らの分身を、女性の秘部から引き抜く。

 

 秘部からは、赤い筋の入った白濁液がたれ流れてきた。

 

 そう、今回の誘拐事件の元凶はこの鬼塚茂なのだ。

 

「あー・・・イライラするぜ。あんにゃろうさえいなけりゃあ今頃このガキじゃなく、天狗の嬢ちゃんを犯してたってのによぉ・・・ムカつくんだよッ!!」

 

「ガッッ!!?」

 

 たったいまレイプしていた女子の腹部を八つ当たりで思いっきり蹴飛ばす。

 

 その衝撃で秘部に残っていた白濁液が勢いよく噴き出す。そして余りのショックに白目をを剥いて気絶した。

 

「ぜってぇに許さねぇぞッ!!ぜってぇに許さねぇぇーーぞぉッッ!!!」

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